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2019親子平和の旅

印刷用ページを表示する掲載日:2019年8月26日更新
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本市では、若い人たちに戦争の悲惨さや核兵器の非人道性を伝え、非核平和の願いを広げることを目的に、毎年8月6日に開催される「広島平和記念式典」に親子を市民代表として派遣しています。

今年は、阪井智子さん・晴華さん(小5)親子が市民代表として参加され、昨年の「平和を考える戦争展」で市民のみなさんが平和への思いを託した折り鶴と市長からの平和メッセージを広島へ届けていただきました。

親子平和の旅 折り鶴贈呈 親子平和の旅 写真 親子平和の旅 折り鶴

「広島親子平和の旅に参加して」

阪井 智子さん

昭和20年8月6日、原爆の投下により広島の町が一瞬にして失われ、現在に至るまでの74年間、私達が想像する以上の大変な恐怖と、いくつもの苦難の道のりがあった事を、私達親子は今回の「親子平和の旅」で、あらためて学ばせて頂きました。

原爆犠牲者の遺品や被爆の惨状を示す写真など、約2万点の展示がされている広島平和記念資料館では、原爆が投下された「8時15分」で止まったままの時計や、火傷と負傷にあえぐ被爆者の写真など、どれも胸をえぐられる様な気持ちになり、戦争の愚かさや憎しみ、怒り、全ての感情が溢れ出てきました。私の近くでも、嗚咽をもらしながらご覧になっていた外国の方や、涙を拭いながらメモをとっている若い方など、皆さん様々な感情を抱いておられた様でした。

そして、平和への願いを込めて富田林市の皆さんが折られた千羽鶴は「原爆の子の像」の前にお届けさせて頂きました。この像は、被爆後、白血病の為12才で亡くなった佐々木禎子さんや、犠牲になった多くの子供達の死を悼んで、禎子さんの同級生達が募金を集めて建てられた像です。

禎子さんが死の直前まで生きる願いを託して折り続けた折鶴がモチーフとなり、正面V字型のデザインには「平和な空を鳥が飛んでいる姿」を表されています。

広島平和記念式典での広島市長の「平和宣言」の中に、“自国第一主義が台頭し、核兵器廃絶への動きも停滞しています。この様な世界情勢を皆さんはどう受け止めますか”と。また、“現状に背を向ける事なく、平和で持続可能な世界を実現していく為には『寛容』の心を持たなければいけません”とありました。

日本は唯一の被爆国として、原爆の恐怖、今なお多くの人達が心身共に苦しんでいる現状、そして犠牲となった人達の死を無駄にしない様に、平和の尊さを訴え続けていかなければいけないと思います。戦争を知らない私達ができる事は、戦争は過去の出来事として終わらせるのではなく、被爆地を訪れて原爆の恐ろしさを学び、又、被爆者の声を聞いて理不尽な戦争は何も生まれないという平和への強い願いを抱いてほしいと思います。私達1人1人の力は弱く、小さいかもわかりませんが、世界中の人達が相手を思いやる気持ちを持ち続ける事が、平和へとつながっていく道筋ではないかと思います。富田林市の平和を願う1人として、今私に出来る事から行動に移していこうと決意を込めて帰って参りました。

是非、皆様も機会がありましたら広島を訪れて頂ければと思います。この度、親子で貴重な体験をさせて頂きまして、大変にありがとうございました。

阪井 晴華さん(小5)

私は初めて広島の町を訪れました。

町の真ん中には広島電鉄が走り、いくつものきれいな川が流れ、緑が多く、とてもすばらしい町でした。また、道案内して下さった方はとても親切でていねいに教えていただきました。まさか74年前に原爆が投下された町とは思えないほど、町も人もあたたかい印象でした。

しかし、平和記念資料館を見学し、とても驚きました。ボロボロの血が付いた服や黒こげになった弁当箱、放射能で髪の毛が抜け落ちた姉弟の写真などが展示されていました。水が飲みたいと降ってきた放射能が混じった雨を飲んで亡くなった人もいたそうです。小さい赤ちゃんからお年よりの人まで、たった1発、たった数秒の原爆で、全てが失われてしまいました。まだまだやりたい事や楽しい事、夢をもっている人もたくさんいたはずなのに、全てがこわされてしまいました。原爆で生き残ったとしても、家族を失った悲しみやケガをした痛みで、今でも苦しんでいる人がたくさんいます。今でも心が泣いている人がたくさんいます。私はとても悲しい、悔しい、そして心がチクチク痛みが止まりませんでした。ニュースでは今でも核兵器を作っている国があり、国内で争いがあり、関係のない人達がたくさん亡くなっていると言っていました。このことは、原爆を投下された私達にとってはとても悲しい事です。「戦争なんて二度とおこしてはいけない。原爆なんて必要ない。暴力では何も解決しない」と、強く思います。戦争を知らない私ですが、こんなおそろしい経験をした広島での出来事を、多くの人に伝えていこうと思います。そして、世界中の人達が仲良く平和にくらせる未来がくることを祈っていきます。

みなさんの声を聞かせてください

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