第38回平和を考える戦争展にご来場いただき、ありがとうございました!
富田林市では、毎年、戦争や核兵器のない平和な未来を願い、すばるホールにおきまして「平和を考える戦争展」を開催しています。
今年は、8月12日(金曜日)から14日(日曜日)までの日程で開催をいたしました。
ご来場をいただいた皆さま、誠にありがとうございました!!
会場の様子
市内小学生が描いた非核・平和ポスターを展示しました!!
素晴らしい作品を描いていただいた児童の皆さん、本当にありがとうございました!
3階展示室
企画展示1【沖縄戦の記憶―動員された子どもたち 復帰50周年を迎えて】
沖縄が日本本土復帰をしてから今年で50周年を迎えます。「歴史的な節目の年」である今年の「平和を考える戦争展」におきまして、戦場となった沖縄の歴史、そして、戦後のアメリカ占領下から本土復帰に向けた流れを、パネルや実物で追っていきます。
企画展示2【テレジン収容所の幼い画家たち】
1941年から45年までに、約14万人ものユダヤ人が、チェコ共和国の首都・プラハの北にある町、「テレジン」のゲットー(強制居住地区)・収容所に送られ、その中には、15,000人もの子どもたちがいました。飢えや病気などが蔓延し、恐怖が支配する状況の中、子どもたちにとっては、芸術こそが、希望の光でした。ここでは、子どもたちの描いた数々の絵をパネルで紹介・解説します。また、段ボールで木を作り、ピースメッセージを葉っぱの形を模した紙に書いてそこにぶら下げてもらい、「テレジンの木」を作っていきます。
定例展示1【大阪大空襲・戦時下の富田林】
戦時下の大阪における空襲、そして本市における暮らしぶりや戦跡を取り上げ、展示やパネルにて紹介し、戦争の悲惨さや、生命・平和の尊さを伝えます。「富田林の15年戦争年表」を設置し、また、市民の皆さまからお借りする戦時下の生活用品や遺品を現物だけではなくキャプションとともに展示することで、当時の背景をより鮮明に感じていただけます。
定例展示2【ヒロシマ・ナガサキ原爆展】
原爆による被爆現物資料には、語り継いでいかなければならないその威力の恐ろしさや、平和の尊さを無言で訴えかける力があります。今回は、長崎原爆資料館様より被災資料をお借りし、原爆被害の実相、そして、現在の世界の核兵器の保有状況などについて、写真や図表、模型などを用いて、分かりやすく説明いたします。
4階銀河の間
平和記念講演会
戦後77年。戦争を知らない人が大半占めるようになった今、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを考えてもらうために、今年は企画展示にちなんだ講演を、講師をお招きして実施いたします。
「テレジン収容所の子どもたちが描いた絵」
8月13日(土曜日)午後2時~3時30分(予定)
講師/ 野村 路子さん(テレジンを語りつぐ会)
※講師は、リモート出演(Zoom)となります。
「沖縄県の本土復帰50周年記念講演~「異和共生社会を目指して」~」
8月14日(日曜日)午後2時~3時30分(予定)
講師/ 金城 馨さん(関西沖縄文庫 主宰)
銀河の間 イベントスケジュール
8月13日(土曜日)
10時10分~
『人形劇団Zooっと』
人形劇「おしょうさんとこぼうず」「かっぱときゅうり」
11時10分~
映画「パウ・パトロール ザ・ムービー」
14時00分~
平和記念講演会
「テレジン収容所の子どもたちが描いた絵」
8月14日(日曜日)
10時15分~
富田林のローカルヒーロー『スバルファイブショー』
10時35分~
『マジッククラブ スマイル』マジックショー
11時00分~
映画「パウ・パトロール ザ・ムービー」
14時00分~
平和記念講演会
「沖縄県の本土復帰50周年記念講演~「異和共生社会を目指して」~」
新型コロナウイルス感染症予防対策について
ご来場にあたっては、「手指消毒」「咳エチケット」などのご協力をお願いします。また混雑時は、入場を制限する場合があります。