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2022年親子平和の旅

印刷用ページを表示する掲載日:2022年8月22日更新
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本市では、若い人たちに戦争の悲惨さや核兵器の非人道性を伝え、非核平和の願いを広げることを目的に、毎年8月6日に開催される「広島平和記念式典」に、親子を市民代表として派遣する「親子平和の旅」を実施しています。

2021(令和3)年親子平和の旅

2022(令和4)年は、今村明香(あすか)さん・今村紗那さん(小5)親子が市民代表として参加され、昨年の「平和を考える戦争展で来場者が平和への思いを託した折り鶴と、市長からの平和メッセージを広島へ届けてくださいました。

広島で感じたことや、平和記念式典の様子などについて、市長に報告がありました。

原爆ドームの前で 折り鶴を捧げました 市長に報告

『親子平和の旅に参加して』

今村 紗那さん(小5)

私が親子平和の旅に応募したきっかけは、いろんな経験をしてみたかったし自分の知らない世界を知ってみたかったからです。

実際に行ってみて広島県に落ちたのは知っていたけど何市に落ちたのか、いつ落ちたのかなど最初は知らなかった広島のことがこの機会で知ることができました。

もし大阪に落ちていたらおばあちゃんもお母さんも私も産まれていないんだなと思うと大阪に落ちなくてよかったし産まれてこれたことをうれしく思います。しかしなぜ戦争(アメリカと日本)をしたのかは私ではなぜかまだ不思議です。でも、戦争はぜったいにしてはいけないことだと思いました。

一日目に行った平和記念資料館では原爆のおそろしさを学びました。平和だった広島の町に原爆が落ちてあっというまに町中が黒こげになった映像を見て原爆のい力のすごさがわかりました。リトル・ボーイ(爆弾)の大きさは長さ3m、重さ4トンだそうです。この爆弾が地上600mの上空で爆発し、広島の町をいっしゅんではかいしました。原爆によって家族が亡くなり、一人ぼっちになった子どもたちの写真もかざられていました。それを見てかわいそうだと思いました。ロシアとウクライナが今戦争しているのをニュースで見るけど戦争なんかしないで仲よくしたらいいのにと私は思います。

なので、もっと戦争のことを知って、周りの人に伝えていきたいです。


今村 明香さん

富田林市が募集していた「広島親子平和の旅」、応募しようと思ったきっかけは、娘が行ってみたいと行ったからです。

正直、戦争=怖いというイメージがあり、小学生の頃の平和登校日で見る映画や話は、とても苦手でした。でも、ロシアとウクライナの戦争が現実としてあり、身近に感じた為、娘にも戦争の恐しさを知ってもらい、今ある当たり前の日常が、とても幸せなものであることに気付いてほしいと思いました。

一日目は、原爆ドームをボランティアの方の説明を聞きながら歩き、原子爆弾が落ちた場所や、中学生の年齢から国のために働いていた事など今まで知らなかったことを知ることができました。平和記念資料館では、目を背けたくなるような写真や映像をたくさん目にしました。見れば見る程、胸が痛くなりましたが、平和を思う気持ちが以前よりも強くなりました。日本だけでなく、たくさんの国の人々にも訪れてほしい場所だと思います。

二日目は、平和記念式典に参列しました。そこで一番印象に残ったのは、広島市長がロシア文豪トルストイの言葉から引用した「他人の不幸の上の自分の幸福を築いてはならない。他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ」という部分です。例えロシアがウクライナに勝利したとしても、本当の幸せを掴む事はできないと思います。

今一度、全世界の人々が戦争について考え、核のない世界を作っていってほしいです。

私にできることは、戦争の悲惨さを身近な人に伝え、そして周りの人を大切にし、自分自身も大切に生きていくことだと思いました。

広島の平和に携わる方々、そしてこの機会を与えてくださった富田林市役所の皆様、本当にありがとうございました。

みなさんの声を聞かせてください

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