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一中人権サークルが「文部科学大臣賞」受賞!!

印刷用ページを表示する掲載日:2024年2月27日更新
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令和6年2月10日に東京都渋谷区にあるSYDホールにて、「SYDボランティア奨励賞の贈呈式」が行われました。
全国から78通の申し込みがあり、その中で最高の賞である「文部科学大臣賞」を富田林市立第一中学校の人権サークルが受賞しました。

一中人権サークルは、みんなが安心して学校生活を送れるようにという思いで13年前に始まり、現在も活動が続いています。
今年度は1年生が「One Smile ~小さな幸せ 大きな笑顔~」、2年生が「SEO」、3年生が「UNITE」という名前で活動しています。


受賞するきっかけとなった活動は、
1. エコキャップ活動
ケニアにあるキベラスラムでマゴソスクールという支援活動をされている早川さんのお話を聞き、世界にはワクチンを打てずに亡くなっている子どもがいることを知りました。そんな子どもたちを何とかして救いたいと、ペットボトルキャップを回収し、ワクチンへと換える運動を約10年間続けてきました。今年度は合計で少しでも多くの子どもを救うために、一中校区の小学校や幼稚園へお願いに行き、約6万個、75人分のワクチンになりました。

2. 募金型自動販売機の設置
マゴソスクールには一日に一食の給食しか食べる物がない子どもがいることを知り、その給食を少しでも支援したいと募金型の自動販売機を設置しました。あくまで募金にこだわり、全商品を募金型とするのではなく、自動販売機の半分の商品を10円高く設定することで、自分で選んで10円募金できるようにしました。

3. 市長へ石碑移転のお願い
2024年4月に人権文化センターが移転する際に、地域の方が差別をなくしたいという思いで建てられた石碑が移転できないと聞き、石碑について調べ、市長へお願いに行きました。市長も丁寧に聞いてくださり、とてもやりがいを感じました。

4. フードドライブ
校区には食べる物に困っている方もいらっしゃることを知り、フードドライブへの協力をよびかけ、学校で取り組みました。

これらのボランティア活動が高く評価され、文部科学大臣賞を受賞することが出来ました。
人権サークルでは、「自分達にできることはとても小さいことかもしれないが、小さなやさしさや思いやりが『世界の誰か』を救う」「自分にもできる、身近なボランティアがしたい…」という思いで活動しています。
子どもたちは、1月1日の能登半島地震を受け、募金活動を実施しました。子どもたちが、必死に訴えかけたことで、多くの方が協力してくださり、たくさんの支援金を届けることができました。
これからもこの賞を受賞して終わりではなく、困っている方がいる限り、自分たちにできることを考えていきたいです。

 

富田林市立第一中学校

 

第18回「SYDボランティア奨励賞」贈呈式1

第18回「SYDボランティア奨励賞」贈呈式2

第18回「SYDボランティア奨励賞」贈呈式3

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