本市では、「富田林市こどもの権利条例」の制定に向けた取り組みとして、たくさんのこどもたちから意見を聴くために、「こどもの権利ワークショップ」を実施しました。このワークショップでは、「こどもの権利かるた」を通じて、こどもの権利について楽しく学び、みんなで「こどもの権利」について考えました。
手法 | 日時 | 参加者 | 場所 | 内容 |
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募集型 |
令和6年11月17日(日曜日) |
高校生 (3名) |
Topic きらめき創造館 |
・「世界の子ども権利かるた」を活用し、遊びながら楽しく子どもの権利を学ぶ ・「一番気になったかるた」「友だちに伝えたいかるた」を考える ・「自分のオリジナルかるた」を作成 ・「しあわせに楽しく過ごす富田林市」について考える |
令和6年12月8日(日曜日) |
小学生 (5名) |
金剛連絡所 |
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令和6年12月8日(日曜日) |
中高生 (7名) |
金剛連絡所 | ||
アウトリーチ型 |
令和7年1月18日(土曜日) |
小学生 (33名) |
子ども食堂 | ・「世界の子ども権利かるた」を活用し、遊びながら楽しく子どもの権利を学ぶ ・「一番気になったかるた」「友だちに伝えたいかるた」または「一番心に残ったかるた」を考える ・「自分のオリジナルかるた」を作成 |
令和7年2月2日(日曜日) |
小学生 (24名) |
児童養護施設 |
「一番気になったかるた」で最も多かった権利は、「第24条 健康に生きる権利」(21件)、次いで、「第12条 意見を表明する権利」(18件)、「第28条 教育を受ける権利」(15件)でした。
「友だちに伝えたいかるた」で最も多かった権利は、「第12条 意見を表明する権利」(16件)です。次いで「第24条 健康に生きる権利」(11件)、「第2条 差別されない権利」、「第39条 心の傷から回復するためにケアを受ける権利」(各10件)でした。
「自分(オリジナル)のかるた」では、ワークショップをふまえて、こどもたちが日頃思っていること、感じていることを記載してもらいました。例をあげると、「意見は子どもにもたくさんあるから言わせてよ」「子どもも大人の話にはいりたい」「やめようよ 子どもの意見を無視するな」など「第12条 意見を表明する権利」につながると考えられる内容がみられました。
最も多かった「大事にしたい権利」は「こどもの居場所」(6件)です。次いで「こどもの安心」(5件)でした。
「理想のまち」については、「いつまでもみんなが笑顔な富田林」「みんなが心でつながっている富田林」「みんなが優しい町(まち)」「一人も悲しい思いをしている人がいない笑顔の町(まち)」「すべての人を取りこぼさない街(まち)にしよう」などの意見がありました。
参加してくれたこどもたちに、「こどもの権利ニュース」を発行して、意見をフィードバックしました。また、市内の小学校・中学校・高校にも配布し、取り組みを広く周知しました。
富田林市こどものけんりニュースVol.1 [PDFファイル/1.08MB]
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