【鬼瓦】
屋根の棟の末端に付け、雨漏りの防止と飾りを兼ねた装飾瓦のことで、降りかかる厄災などから住まいや
家人を守るため睨みを効かせています。
昔は魔よけのため鬼面を使ったのでこのように呼ばれます。
【鍾馗】
町家の小屋根に祀られる魔よけの神様のことで、20cmぐらいの瓦製の鍾馗の人形が置いてあります。
これは、隣家の鬼瓦によって除けられた災いが自分の家に降りかからないように、また、近所の人に角を立てずに円滑な人間関係を保つよう、鬼をも負かしたという鍾馗さんを小屋根に据えられているもので、今も我々を見守っていてくれています。
アクセス 近鉄長野線 富田林駅から徒歩3分。