美具久留御魂神社は、平安時代の延長5年(927年)にまとめられた「延喜式神名帳」にその記載がありますが、「日本書記」には崇神天皇の用命で創建されたと言われる古い神社です。
また、和爾(わに)神社とも呼ばれたこともあり、朝鮮半島百済との関係もうかがえます。
本殿の背後には神奈備山と呼ばれる山そのものが御神体でもあるこの神社は、毎朝参拝者が絶えない地域の神として人々から崇敬されてきました。
年に2回、鳥居から二上山からの日の出を拝むことができ、「太陽の道」と呼ばれ、多くのカメラマンが日の出を待っています。
アクセス 近鉄長野線 富田林駅下車。西の方向へ徒歩約10分