岩手県大槌町と富田林市をつなぐ「奇跡の復興米」。
その苗は、東日本大震災で被災した岩手県大槌町でガレキの中から見つかった3株の稲穂を源流にもつものです。
震災直後から義援金や救援物資などを大槌町に送るなど、多くの方々の大槌町への復興支援の熱意が伝わり、大槌町で生き残った種籾を富田林市内で栽培しています。
2014年から行っている復興米の栽培には、市民の有志の方や関係者の方々、地域の小学生などが参加しています。
2015年には、JA大阪南が「復興米のバケツ稲栽培キット」を市立小学校全16校の5年生に贈り、1人1個のバケツで稲を育て、震災について考える機会にもなっています。
収穫したお米の一部は、大槌町に「里帰り」するとともに、富田林市農業祭において、おにぎりにして振る舞われます。