富田林から広島へ ~市内小学生が平和を願って折った「折り鶴」
本市では、毎年8月に「平和を考える戦争展」を開催しています。
今年も8月7日から9日までの3日間で開催し、今年の企画の1つとして、市内小学生が平和を願って折っていいただいた折り鶴約5,000羽を千羽鶴にして展示しました。
その後、その千羽鶴を広島へ届け、平和記念公園内にある「原爆の子の像」へ捧げていただきました。
本市では、今後も次世代を担う子供たちに戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさを知っていただき、命の尊さや平和への思いを伝え広げていきたいと考えています。
「平和を考える戦争展」 ~市内小学生が平和を願って折った折り鶴~
今年7月、市内小学校において、折り鶴がどうして平和の象徴であるのか? また、佐々木禎子さんの一生や折り鶴へ込めた思いなどをお伝えし、小学生が1羽1羽に平和の願いをこめて、丁寧に折っていただきました。
平和の象徴 折り鶴 佐々木禎子さん [PDFファイル/303KB]
折っていただいた鶴を「千羽鶴」に束ねて、佐々木禎子さんの一生にスポットを当てた企画「サダコと折り鶴」とともに展示をし、佐々木禎子さんの思いや平和への願い、命の大切さを伝えました。
市内の16小学校の児童のみなさん、ありがとうございました。
富田林から広島へ ~届け 平和への願い~
平和を願う気持ちとプレートを添えて広島へ
「平和を考える戦争展」終了後、展示していました千羽鶴は、児童の平和を願う気持ちとプレートを添えて広島へ送りました。
広島へ無事に到着☆
無事に広島へ到着し、先日、「原爆の子の像」に捧げていただきました。
広島市からのメッセージ
この度は、平和への願いのこもった折り鶴を送っていただき、誠にありがとうございました。
広島市では、原爆で亡くなられた多くの方々の悲劇を繰り返さないために、核兵器のない平和な世界の実現に取り組んでいます。もちろん、これは広島市だけで成し得ることではなく、世界中の皆さんの賛同と協力を必要としており、コロナ禍の中にあっても多くの折り鶴をお寄せいただいた富田林市民及び児童の皆さんのお気持ちに敬意を表するとともに、改めて感謝申し上げます。
今後とも、さらに多くの折り鶴が広島に寄せられ、核兵器廃絶に向けた国際世論が高まっていくことを期待しています。
最後になりましたが、皆さんのますますの御健勝と御活躍をお祈り申し上げます。
広島市市民局国際平和推進部平和推進課