第37回平和を考える戦争展にご来場いただき、ありがとうございました!
富田林市では、毎年、戦争や核兵器のない平和な未来を願い、すばるホールにおきまして「平和を考える戦争展」を開催しています。
今年は、8月13日(金曜日)から15日(日曜日)までの3日間、富田林市市民会館にて開催しました。
コロナ禍、そして悪天候の中ではありましたが、沢山の方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
藤後さん、ご講演ありがとうございました!!
「戦争の悲惨さと平和への思い~満蒙開拓青少年義勇軍に参加して」
おはなし:本市在住 藤後 博巳 さん
市内小学生が描いた非核・平和ポスターを展示しました!!
(展示)中ホール
定例展示1【大阪大空襲・戦時下の富田林】
戦時下の大阪における空襲、そして本市における暮らしぶりや戦跡を取り上げ、展示やパネルにて紹介し、戦争の悲惨さや、生命・平和の尊さを伝えます。
「富田林の15年戦争年表」を設置し、また、市民の皆さまからお借りする戦時下の生活用品や遺品を現物だけではなく、キャプションとともに展示することで、当時の背景をより鮮明に感じていただけます。
定例展示2【ヒロシマ・ナガサキ】
原爆による被爆現物資料には、語り継いでいかなければならないその威力の恐ろしさや、平和の尊さを無言で訴えかける力があります。
長崎原爆資料館様より被災資料をお借りし、原爆被害の実相、そして、現在の世界の核兵器の保有状況などについて、写真や図表を用いて、分かりやすく説明します。
企画展示1【オリンピックと戦争】
オリンピックは「平和の祭典」とも呼ばれ、1994年リレハンメル五輪の時期には、国連総会で「オリンピック休戦」が採択され、この期間は世界中の戦争を休止するという理念が確立されています。
しかし、戦争が原因となって中止になった大会も存在しており、その大会に想いを持っていた当時の選手たちの夢は潰えることとなってしまいました。そこで、「希望を奪われた選手たち」と銘打ち、紹介コーナーを設けます。
また、華々しい活躍をしつつも、その後、戦争で命を失ったオリンピアンについても取り上げていきます。
企画展示2【満蒙開拓青少年義勇軍】
戦時中、10代の少年たちで結成され、国策で旧満州に送り込まれた満蒙開拓青少年義勇軍。
旧ソ連との国境の防衛に動員され、敗戦後の混乱の中で多くの命が失われた事実を取り上げます。
PEACE ORIZURU
東京オリンピック2020においては、公式にPEACE ORIZURUという活動を実施し、平和の象徴である折り鶴をつくることを通して、戦争のない世界を祈念します。
平和への思いを込めたメッセージと共にSNSに投稿。ハッシュタグを付けて投稿いただくことにより、より多くの方に見ていただくことが可能です。
その他
みんなで作るピースメッセージキャンパス
来場者の皆さまに平和への願いを書いていただくメッセージキャンパスを設置し、開催期間の3日間をかけて、来場者の思いがこもった一つの作品となります。
市内小学生が描いた非核・平和ポスター
市内小学5年生の児童の皆さんに描いていただいた、核兵器や戦争の恐ろしさ、そして平和の尊さを訴えるポスターを展示します。
未来へ続くピースロード(折り鶴コーナー)
来場者の皆さまに、折り鶴を折っていただけるスペースを設け、それと共に、思いを込めて折っていただいた折り鶴を入れていただける地球儀のオブジェも設置します。
絵本事業紹介
本市では、被爆者の体験や平和への思いを、中学生が聞き取り、絵本を制作する事業が、今年度からスタートしました。その概要・経過を紹介します。
(イベント)大会議室
平和記念講演会 15日(日曜日)14時~15時
終戦から76年という月日が経とうとしてる今、戦争経験者が年々少なくなってきており、戦争の悲惨さを風化させることなく後世に語り継いでいくことは、平和な世界を守り続ける上において、重要な意味を持っています。
今回は、かつて「満蒙開拓青少年義勇軍」として満洲に渡られ、現在は本市在住の藤後博巳様をお迎えし、現地での数々のご経験や、多くの命を奪う戦争の悲惨さ、そして平和への思いについて、お話をいただきます。
大会議室
14日(土曜日)
11時00分~
人形劇(人形劇団Zooっと)「どうぞのいす」「てんぐのはうちわ」
13時30分~
マジッククラブ スマイルによるマジックショー
14時00分~
富田林のローカルヒーロー 超新星スバルファイブ
14時45分~
シネマ「千と千尋の神隠し」
15日(日曜日)
10時00分~
シネマ「千と千尋の神隠し」
14時00分~
平和記念講演会「戦争の悲惨さと平和への思い~満蒙開拓青少年義勇軍に参加して」
市内在住戦争体験者による戦争体験談
おはなし:藤後 博巳 さん
新型コロナウイルス感染症予防対策について
戦争展の実施にあたっては、充分に感染症予防策を講じた上、新しい生活様式や、感染拡大防止ガイドラインに注意しながら開催いたします。
入場者の制限
「3密」を避けるため、入場制限を行う場合があります。
入場者名簿の記載のお願い
感染者が発生した場合に、感染者と接触した可能性を特定するため、来場時にお名前(ご家族やグループでご来場の時は代表の方お一人)・連絡先・人数の記載をお願いします。
なお、個人情報につきましては、必要のある場合のみ使用いたします。
咳エチケット等にご協力ください
会場内ではマスクの着用など咳エチケットにご協力ください
また、体調がすぐれない場合は、ご来場をご遠慮ください。
その他
室内のドアを定期的に開け換気します
展示品やショーケース、机・椅子等の備品など人が触れる可能性がある場所の定期的な消毒を行います。
運営側の取り組みとして、スタッフのマスク着用、手洗い、手指消毒、うがいの励行、当日の検温と健康チェックを実施します。
上記以外にも、会場にて改めて対応をお願いする場合があります。
来場者のみなさまには、ご不便をおかけしますが、何卒ご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。