ロシア連邦によるウクライナ侵攻に抗議しました
ロシア連邦当局によるウクライナ侵攻への抗議
本市では、昭和59年12月「非核平和都市宣言」を行い、恒久平和と核兵器の廃絶を強く訴えてきたことから、ロシア連邦当局によるウクライナ侵攻に対して、市長は『ロシアによるウクライナ侵攻に強く抗議し、即時停戦とウクライナ領土からのロシア軍の撤退を求める』抗議を発表しました。
また、富田林市議会では、令和4年3月4日の本会議において、『ロシア連邦によるウクライナ侵略に断固抗議し、即時撤退を求める決議』を全会一致で議決しました。
本抗議書・決議書は、在日ロシア大使館に送付しました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する抗議文
市議会 決議書
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する市長メッセージ
令和4年2月24日、ロシア軍によるウクライナ侵攻が開始されました。
停戦協議も行われるなど推移を注視してきましたが、未だに軍事攻撃は継続しており、既に子どもを含む多数の市民の犠牲が生じています。また難民として近隣諸国に逃れる人々が100万人に上っています。
各種報道で、爆撃によって倒壊した家屋や街の姿、傷ついた子ども達や人々の姿に接し、胸が痛むとともに強い憤りを覚えています。
この度の軍事侵攻は、国連憲章に違反し、国際社会の平和と安全を破壊する暴挙です。
また過日、プーチン大統領が核兵器保有国であることを誇示し、核兵器使用を示唆するような報道がありました。これは、核兵器の廃絶を訴え続けている世界の被爆者の思い、ならびに非核平和都市を宣言している本市市民の総意をも踏みにじるものであり、強い憤りを感じています。
地球上に広島、長崎に続く、第三の戦争被爆地を生むことは絶対にあってはなりません。
富田林市も加盟している平和首長会議は、「一日も早い平和的解決にむけて外交努力を強く要請する」との声明を発表しています。
平和首長会議には、ロシア連邦で67都市、ウクライナで5都市が加盟しており、その目的は、加盟都市が緊密に連携して核兵器廃絶の意識高揚と市民の安全・安心・人権・環境を守ることを通じて世界恒久平和に寄与する、というものです。
平和を希求する富田林市民の代表として、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に強く抗議するとともに、平和的解決の前提である即時停戦とウクライナ領土からのロシア軍の撤退を求めます。
また本市においては、今後とも戦争と核兵器の無い平和と安全な社会の実現にむけた取り組みを進めてまいります。
市民の皆様のご理解とご協力をお願い申しあげます。
富田林市長 𠮷村 善美
市役所庁舎をウクライナ国旗の色にライトアップ
ウクライナへの軍事侵攻で犠牲となった方々への哀悼の意と、一日も早く平和が戻ることを願って、市役所庁舎をウクライナの国旗の色である青色と黄色にライトアップした様子です。