富田林市介護予防・自立支援5ヶ年計画
本市では、2020年4月末現在で市民の約3割が高齢者であり、団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年には高齢者の約4人に1人が要介護状態となることが見込まれています。また医療や介護にかかる費用の増加や、医療・介護の担い手が不足することも予測されています。そこで、高齢者の方が住み慣れた地域でいつまでも元気に生活するために、多くの関係機関と一緒にいろいろな視点から、課題解決に向けた取り組みを進めるための指針として、2020年4月に「富田林市介護予防・自立支援5ヶ年計画」を策定しました。
●計画書をダウンロードする
「富田林市介護予防・自立支援5ヶ年計画」 [PDFファイル/293KB]
●富田林市介護予防・自立支援5ヶ年計画の説明動画を視聴する
「富田林市介護予防・自立支援5ヶ年計画 説明動画」<外部リンク>
計画の3つの柱 「医療」「介護」「地域」
計画は、「医療」「介護」「地域」の3つの柱で構成し、地域住民の健康寿命の延伸、介護予防の促進に向けた取り組みを進めていきます。
医療
【広げよう、広めよう!健康意識と相談窓口】
健康に関する各種相談窓口を地域に設置し、誰でも気軽に相談できる体制をつくります
【医療専門職からつなげるフレイル予防】
運動や社会参加などフレイル(加齢による虚弱)の予防や病気とのつき合い方を医療専門職が個別に助言します
【健(検)診受診率向上と受診結果の活用】
健(検)診の受診状況や地域毎の健康課題などに応じて支援の体制をつくります
介護
【みんなで取り組む重度化予防】
介護を必要とする人の減少や、介護を必要とする人が悪化しないよう、また回復できるよう取り組みます
【介護の担い手が活躍できるシステムづくり】
仕事やボランティアなど様々な形で介護に携わる人を育成し、その人たちが活躍できる場所を整備します
【地域に開かれた介護施設を目指そう】
各地域の特性や、介護事業所が持つ強みや特長を活かし、地域と介護事業所が一緒に介護予防に取組める拠点を増やします
地域
【活用しよう!知って得する地域資源】
地域のサービスや制度などの情報を収集・発信・活用するための計画・実施・評価をうまく循環させます
【見つけよう!生きがい・やりがい・助け合い】
地域や企業と協力し、高齢者誰もが活躍できる仕組みをつくります
【みんなが主役!魅力ある「つながりの場」】
産(民間企業)、官(市)、学(教育機関)、医(医療機関)が各々の強みを活かして連携し、住民が参加しやすく継続できる介護予防に取り組みます