富田林病院建て替えに向けて大阪府済生会と協定を結びました
本市と社会福祉法人恩賜財団済生会支部大阪府済生会は平成29年2月8日、老朽化が進む富田林病院の建て替えに向け、多田市長、岡上大阪府済生会支部長(写真右)、宮崎富田林病院長(写真左)などが出席のもと、協定締結式において富田林市と大阪府済生会の間で協定書を締結しました。
協定書の主な内容
- 新病院については、開設者を済生会に移し、現地建て替えにより済生会で施工する。
- 新病院の建設(健診センターの改修費含む)及び初度備品に係る費用(概算額112億4,900万円)については、済生会と市で2分の1負担(市負担限度額56億円、建物は済生会の所有)、現病院施設の解体費は市負担とする。(市負担限度額7億円)
- 敷地については、無償貸与する。
- 開設時期は、平成31年度中に一部供用開始を目指す。
- 新病院については、一般急性期を基本に、引き続き公的病院としての機能を担う。(病床数は260床)
- その他
- 富田林病院の累積欠損金の処理については、済生会の責任とする。
- 富田林病院の運営資金として貸し付けている11億円については、方法は1年ごとの短期貸付とし、新病院完全開業の年度から、毎年度8千万円ずつ減額して貸し付ける。
- 新病院オープン後は、施設改修、医療機器購入については済生会負担とする。また、救急診療事業と患者送迎バス運行事業への補助については、継続する。
- 新病院への完全移転まで、旧病院施設の修繕費については、必要最小限の範囲内で、現行と同様に市が全額補助する。
- 市内居住者の分娩料は現行と同額とし、室料加算金については、更に軽減措置を講ずる。