2025富田林市農業祭を開催しました
11月23日(祝日・日曜日)に「2025富田林市農業祭」を石川河川敷川西グラウンドで「富田林市防災フェア」と同時開催いたしました。当日は、快晴に恵まれた開催となりました。農業祭では、富田林産の新鮮な野菜や果物・花卉などの即売や、「富田林の海老芋」を使用した大鍋、岩手県大槌町「奇跡の復興米」を使用したおにぎりの配布を行いました。また来場者数は、約8,500人と過去最多の来場者数となりました。
「富田林の海老芋」大鍋
富田林市青少年指導員の方々のによる、富田林の海老芋を使用した大鍋が振る舞われました。配布開始前から長蛇の列ができており、大盛況となりました。100キログラムの海老芋と大量の野菜を使用して作られる大鍋は、平成17年からスタートしました。今回約1400人分もの海老芋汁が振る舞われました。
今年は青少年指導員の方に、前日の食材調理や当日の様子に密着し、インタビューさせていただきました。
「富田林の海老芋」大鍋ができるまで


前日に食材の皮剥きやカットを行い、当日の提供4時間以上前から大鍋を洗った後、300リットルもの水を沸かして調理をします。富田林市農業祭の名物とも言える大鍋は、美味しさと賑わいの裏側には、食材の仕込みから衛生管理、大規模調理の段取りまで数え切れないほどの苦労や青少年指導員さんの支えがあります。
青少年指導員 会長・副会長にインタビュー


Q1. 大鍋の調理にあたり、どのような思いで作られていますか?
A1. たくさんの方に、「美味しく」召し上がってもらえるように、という思いで調理しています。
Q2. 大鍋の調理にあたり、どのような点に苦労されていますか?
A2. 衛生面に対する注意や配布時間に間に合うよう仕上げることに苦労します。
Q3. 大鍋の調理にあたり、どのような時に喜びや、やりがいを感じますか?
A3. 皆様から「美味しかった」「ご馳走様でした」等の言葉をいただいたときに喜びを感じます。
Q4. 大鍋を通じて市民の方に伝えたいことはありますか?
A4. 毎年、たくさんの方が並んで召し上がってくださるので、ありがたいと感じています。大鍋は身近にある食材で作れます。規模は同じでなくてもイベントでの提供や、炊き出しが必要なときがあれば思い出して、チャレンジしてみて下さい。
「富田林の海老芋」品評会
富田林市海老芋振興協議会では、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録された「富田林の海老芋」の販売やパネル展示、品評会の催しを行いました。また、品評会に出された子芋の即売会も実施しました。
品評会 受賞者

○第1位 富田林市長賞
岡田 昌弘さん
○第2位 大阪南農業共同組合代表理事組合長賞
中筋 博行さん
○第3位 富田林市農業委員会会長賞
浅岡 弘二さん
○第4位 京都青果合同株式会社賞
パーソルエクセルアソシエイツ株式会社
「奇跡の復興米」
岩手県大槌町「奇跡の復興米」ブースでは、パネル展示に加えて復興米を使用したおにぎりの無料配布を実施しました。また今年は平野大槌町長にもお越しいただき、開会式にご登壇いただきました。

富田林市農業実行組合長会 白菜販売
富田林市農業実行組合長会による白菜の販売では、例年通り大盛況に終わりました。
販売された白菜は、1つ1つ収穫し、積み込みから会場への運搬、荷降ろしまですべて農業祭前日に行っています。これにより、新鮮な白菜を手にしていただくことができています。








