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おいしい水って、どんな水?

印刷用ページを表示する掲載日:2018年3月5日更新
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こんなときは?

おいしい水ってどういうものなのでしょう。

1985年に厚生省(現厚生労働省)の発案でつくられた「おいしい水研究会」によると、おいしい水の用件として以下の項目がまとめられています。

蒸発残留物 30~200mg/L 主にミネラルの含有量を示しています。 量が多いと苦味、渋みが増し、 適度に含まれるとこくのあるまろやかな味がします。
硬度 10~100mg/L ミネラルのなかで量的に多いカルシウムとマグネシウム の含有量を示しています。硬度の低い水はくせがなく、 高いと好き嫌いがでます。 カルシウムに比べてマグネシウムの多い水は苦味を増します。
遊離炭酸 3~30mg/L 溶け込んでいる炭酸分の量を示します。水にさわやかな味を与えるが、多いと刺激が強くなります。
過マンガン酸カリウム
消費量
3mg/L以下 有機物量を示します。多いと渋味をつけ、 多量に含まれると塩素の消費量に影響して水の味を損ないます。
臭気度 3以下 水源の状況により、さまざまなにおいがつくと不快な味がします。
残留塩素 0.4mg/L以下 水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味をまずくします。
水温 最高20℃以下 夏に水温が高くなると、あまりおいしくないと感じられます。 冷やすことによりおいしく飲めます。 体温より20~25℃低い10~15℃が適温といわれています。

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