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富田林市文化芸術振興ビジョンを策定しました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年6月30日更新
<外部リンク>
今後10年間の富田林市の文化芸術振興の指針を定めました。
未来を担うすべての子どもたちに「シャワーのように文化芸術を体験」していただき、感受性を最大限に伸ばすことをめざしていきます。

富田林市文化芸術振興ビジョン

 

富田林市文化芸術振興ビジョン策定委員会

策定にあたり、本市文化芸術振興ビジョン策定委員会を設置し、専門的に文化芸術分野に関わっておられる方々にご意見をいただきながら進めてきました。策定経過については、下記リンクをご覧ください。​

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/53/84758.html

ふるさと富田林応援団アンバサダーのみなさんからのメッセージ

〇桂文之助さん
文化芸術の振興といいますとたいへん堅苦しく感じるものですが、文化的なもの、芸術的なものに常日頃から気軽に、誰でもが触れ合える環境を整えれば自ずから振興につながるのではないでしょうか。
特に小中学生といった早い時期から文化芸術に触れあえば、それからの人生は「文化芸術はいつも身近にあるもの」と思ってもらえると思います。その少年期、文化芸術に触れあう一番手っ取り早いのは読書ではないでしょうか。そのための施設が富田林でもっと充実すればよいなぁと思っています。
また、芸術鑑賞、各分野のワークショップなど体験型の教育にもご尽力いただければと思います。体験に勝る学習はないのではないでしょうか。私が生業をしております落語以外にも歌舞伎、能、狂言といった古典芸能も一見とっつきにくいものですが、そこは長年日本に根付き継続されてきたものだけあって、一度の体験でその奥深さ、面白さを理解してもらえるものと考えます。
よりよいまちづくりは素晴らしい人づくりから。若い世代への働きかけをお願いいたします。


〇中島健次さん
日本で一番本物の星空に近いプラネタリウムがある星空の町、富田林市を応援します。


〇阪本順治さん
母の故郷富田林をたずねると、幼い頃の記憶のままに、いまだ屋根瓦の連なりが眼に入ってくる。時刻によって、あるいは天候によって、その観え方は違ってくるのだが、どっしりとした印象は以前と変わらず美しいと想う。云い方をずらせば、路(みち)の美学だと想う。芸能芸術文化は路、すなわち路上から始まった。どこそこの路上に、音楽家がいる、またどこそこの路上に大道芸人がいる、日が暮れると、広場で映画が映しだされている、そんな光景を作りだせる土壌が富田林にはあると想う。路上こそ、祝祭にふさわしいのだ。これは、妄想だろうか。
芸能芸術文化を楽しみたいと想っても、やはり庶民にとっては衣食住の安定とその余裕が優先されるのだが、わざわざ出向かなくても、道すがら、通りすがりに触れられる、そんな土着的な文化を担う路が散在する富田林は、希有な地域だと想う。そもそも生活そのものが文化であるし、子づくりも、仕事も、買い物に行くことも、老いてゆくことも、そのひとの文化だ。歩いていることですら、表現だと想う。誰ひとり同じ歩き方をするひとはいないのだから。
是非、地べたの生活と密着させた文化形成を目指してほしいと想います。応援メッセージというより、私の直感です。すんません。


〇馬場菜穂子さん
「富田林文化芸術復興ビジョン」策定へのご尽力、心よりお礼申し上げます。本年度から10年の取り組み期間を見据えた長期的な計画内容に、とても期待を寄せています。
三つの基本方針のうちの「2 .市民が文化芸術をつなげる」において、文化芸術コーディーター養成講座開催や「 仮称 文化人派遣登録」の仕組みづくりの実現をとても楽しみにしています。文化芸術を生業にする自身の立場から、芸術家はその生涯を通して市民のみなさまや社会と関わっていくことがとても重要であると考えているからです。先日ドイツの地方放送局のテレビ番組で、ある動物保護施設の取り組みが紹介されていました。新しい飼い主を待つ猫たちに地域の有志の小学生が本を朗読する、という取り組みでした。施設のスタッフの方が説明するには 、「猫たちは今後人間と一緒に生活する。そのために人の声に慣れておかないといけない。また子供たちは、朗読によって読んで話す力が鍛えられる。」、のだそうです。スタッフの方々は猫たちにたくさん話しかけたり一緒に遊んであげたいけれど、他の業務があってなかなかできない。一方で、子供たちは猫たちとの時間をとても楽しんでいる様子でした。たまには朗読を中断して、遊び盛りの子猫たちと戯れることもあるようです。施設スタッフ、小学生、猫、三者みんなが喜びを享受できるアイデアを見て、すばらしいなと思いました。この例のように、一見全 く関係性を見いだせない者 または活動 をつなげ、みんながこの富田林市で喜びを享受できる取り組みが生まれていくことを願っています。その実現のためには、各関係者さまの理解と協力、そして幅広く柔軟なコーディネート能力が必須でしょう。建設的で体系的にまとめられた富田林文化芸術復興ビジョンからは、そうした道のりが成功することが伺えます。よりよいビジョンになることを、期待しています。


​メッセージいただき、ありがとうございました。

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