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感染症対策について(インフルエンザが流行しています)

印刷用ページを表示する掲載日:2025年1月27日更新
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インフルエンザの感染に注意しましょう

インフルエンザが流行しています。

 インフルエンザをはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」などが有効です。特に、高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、重症化するリスクが高まります。通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染症対策へのご協力をお願いします。

インフルエンザ対策

〈インフルエンザFAQ〉

Q1.インフルエンザがうつらないようにするにはどうすればいいの?

A1.外出から帰ったら手洗いを行い、手の表面から菌やウイルスを除去することが効果的です。また、予防接種をすることで、発症する可能性を減らし、重症化を防ぎます。

Q2.インフルエンザの症状は?

A2.38℃以上の発熱やせき、喉の痛み、全身の倦怠感が伴う場合は、インフルエンザに感染している可能性があります。上記の症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。インフルエンザの治療には、抗インフルエンザウイルス薬というものがあります。薬は医師が必要と認める場合にのみ処方されますので、処方されたら指示に従って服用 してください。症状がある間は水分の摂取も必要です。汗をかいたときや脱水症状の予防のためにもこ まめに水分を補給しましょう。

Q3.インフルエンザにかかったとき、特に気をつけることは?

A3.「他の人にうつさない」ことが大事です。同居する他の家族、特に重症になりやすいお年寄りなどにはなるべく接触しないよう心がけ、 できるだけ他の家族と離れて静養しましょう。感染予防のため、1時間に1回程度、短時間でも、部屋の換気を心がけましょう。せきが出るときは、マスクをつけましょう。家族が感染している人と接するときには念のためマスクを着用し、お世話の後はこまめに手を 洗いましょう。

感染症を予防するために

 感染した人の咳やくしゃみなどとともに、放出されたウイルスを吸入することで感染する感染症は数多くあります。

 感染を予防するには、日頃から身体の調子を整えて免疫力が低下しないようにすること、外出から帰ったら手洗いを行い、手の表面から菌やウイルスを除去することが効果的です。手洗いについては、食事の前やトイレのあと、帰宅時などは20秒から30秒かけて流れる水と石鹸で洗い、もし、石鹸がない場合でも同じくらい時間をかけて丁寧に洗いましょう。適切な手指消毒薬も使用しながら、十分な手洗いや消毒を心がけるようにしましょう。

 また、体調に不安があるときや発熱などの症状があるときには、無理をせず自宅で療養し、体調がよくなければ医療機関に連絡して受診しましょう。熱や咳、くしゃみといった症状があるときには、マスクを着用してください。また「咳エチケット」を日頃から習慣にしましょう。

咳エチケットとは 

  • マスクをしていないときに咳やくしゃみをする場合には、ティッシュで口と鼻を押さえ、顔を他の人には向けずに、できれば1メートル以上離れる。
  • 使ったティッシュは、すぐに蓋付きの廃棄箱などに捨てられる環境を準備する。
  • 咳をしている人にマスクの着用を促す。

発熱などの症状があり、医療機関の受診を検討している場合

​ まずは、お近くのクリニックなど地域の医療機関に事前に電話相談し、受診してください。お近くの医療機関がわからない場合には「救急安心センターおおさか」#7119、または、「市民向け病院案内ダイヤル」072(958)0119へ

受診に関して困ったとき 大阪府<外部リンク>

関連リンク集

感染症情報(厚生労働省)<外部リンク>

大阪府感染症対策情報​(大阪府)<外部リンク>

百日咳の増加が報告されています

大阪府内では2024年8月以降、百日咳の報告数が増加しています。(グラフは大阪府感染症情報センターより)

百日咳の感染者数グラフ

【概要】

百日咳は、百日咳菌による急性の気道感染症です。

潜伏期は通常5~10日で、かぜ 様症状で始まり(カタル期)、短い咳が連続して出て、息を吸うタイミングで「ヒューヒュー」という音がする百日咳特有の咳が出始めます(痙咳(けいがい)期)。新生児や乳児早期では、肺炎、脳症を合併することがあります。

【感染経路】

百日咳菌が含まれた飛沫を感染者の咳やくしゃみによって吸い込んだり、細菌が付着した物に接触したりすることで感染します。

【治療や予防】

マクロライド系抗菌薬が有効です。周囲へ感染を広げることを防ぐためにも、長引く咳の症状が見られた場合は、医療機関を受診するようにしましょう。

また、百日咳の予防には、ワクチン接種が有効で、乳幼児期に計4回の接種が定期接種とされています。

手洗いやうがいなど基本的な感染症予防の対策にも気をつけましょう。

 

海外に渡航される方へ

旅行中に注意すべきこと

 海外では、日本にはない病気がたくさんあります。海外旅行では、時差や気候の違いなどから、(自覚していなくても)様々なストレスを受けます。この結果、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなってしまいます。一生治療を続けなければならない病気もあります。無理のないスケジュールを心がけ、避けられる危険を避け、楽しい旅行にしましょう。
• 生水・氷・カットフルーツの入ったものを食べることは避けましょう。
• 食事は、十分に火の通った信頼できるものを食べましょう。
• 蚊・ダニに刺されないように、服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう。
• 動物は、狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスをもっていることがあります。また、ヒトコブラクダはMERSコロナウイルスを持っていることがあります。むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
• 薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生後悔することのない行動をとりましょう。
• 新型コロナウイルス感染症については、マスク着用、手指消毒、不特定多数との接触の回避、3密(密閉・密集・密接)のないようにこころがけてください。
• 咳や発熱、発疹など、なんらかの症状がある方との濃厚な接触は避けるようにしましょう。

帰国時・帰宅後に体調が悪くなったら

【帰国時】
 空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談を行っています。
 帰国時に発熱、咳、発疹、下痢などの症状があったり、具合が悪かったり、体調に不安がある場合や動物に咬まれた、蚊に刺されたなど渡航先での出来事で健康上心配なことがありましたら、検疫官までご相談ください。
【帰宅後】 
 感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中又は帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。
 その場合は、受診前に必ず医療機関に連絡し、症状のほか、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてから、医療機関の指示に従って受診してください。
 
厚生労働省検疫所ホームページ(FORTH)<外部リンク><外部リンク>

 

 

 

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