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女性の健康づくり

印刷用ページを表示する掲載日:2025年11月25日更新
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女性だからこそ気にしたい健康のこと

女性の健康には女性ホルモンの動きが大きく関係しており、さまざまなライフステージ・ライフイベントによって心身の変化がみられます。
 
富田林市では、女性の健康に関わる事業を実施していますので、それらを活用しつつ、心身共に健やかに過ごしていきましょう。
 

1.女性の適正体重 〜太り過ぎ、やせ過ぎに注意!〜

健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間(=健康寿命)の延伸に向けた対策として、体重を定期的に測定し、適正体重を維持に向けて日頃から取り組むことが重要といわれています。

「太り過ぎ」によって、高血圧、糖尿病、脂質異常症など、いわゆるメタボリックシンドロームと言われる状態になり、その状態を放置するとやがて心筋梗塞や脳梗塞といった生命に関わる危険な病気を発症することが危惧されます。

また、「太り過ぎ」だけではなく、「やせ過ぎ」にも注意が必要です。

「やせ過ぎ」は栄養不足の結果とも言えます。体に必要な栄養が不足すると、「筋肉量の低下」、「骨量が低下して骨粗鬆症になる」、「卵巣の機能低下による不妊」等、カラダの様々なところで悪い影響が生じます。 また、「やせ過ぎ」の状態の女性が妊娠すると、産まれてくる赤ちゃんが2500g未満の低出生体重児になるリスクも高まります。

 自分自身の未来の健康、家族の健康のために、栄養不足にならない食生活とともに、適正体重の維持を心がけましょう。

BMI

健康相談や体重チェック記録表を体重管理や健康維持にお役立てください。

・管理栄養士・保健師による健康相談(要予約制 保健センター〔電話(28)5520〕)  

体重チェック記録表(左記よりダウンロードできます)

 

節目年の健康チェックも忘れずに!!

 無料!20・30歳代の検診

富田林市では職場等で健診を受ける機会のない20・30歳代の人にも健康づくりの一環として健診を実施しています。

若い時期から健診を受けることで、より早い段階から生活習慣の偏りに気づき、生活習慣を見直すことができます。

対象者:満20、25、30、35~39歳の人(各年齢で1回)※同年度内で1回
※この年度において満40歳に到達する人は対象外です。

内容等:問診、身体計測、血圧測定、血液検査、尿検査、診察、骨密度検査(満20、25、30、35歳の女性)

申し込み:以下の申し込みフォームもしくは保健センターへ電話にて申し込みください。確認後、受診券を送付します。

20・30歳代の健診の問診票発行申し込みフォーム<外部リンク><外部リンク>

実施場所:実施医療機関 [PDFファイル/187KB]

 

40歳以上の方も、1年に1回健康診断を受けましょう。詳しくはご加入の保険組合にお問い合わせください。

 

2.女性のがん予防

乳がん

乳がんは、世界的に増加傾向であり、日本では女性がかかるがんの第一位です。発症年齢のピークは40代以降で、痛みなどがなく進行することもあります。乳がんは、体の外から自分で触って異常を確かめること ができるがんです。乳がんのセルフチェックを、月に一度実施する習慣をつけましょう。また、定期的ながん検診を受けましょう。

乳がんセルフチェック [PDFファイル/640KB]

子宮頸がん

子宮頸がんの原因は、性交渉でHPV(ヒトパピローマウィルス)に感染することによると言われています。HPVは非常にありふれたウイルスで、一生のうちで80%の女性は、感染した経験をもっていると言われています。子宮頸がんは40代の女性に発症のピークがありますが、近年10代後半から20代という若い世代に子宮頸がんの発症率が増加しつつあります。若いうちから2年に1回子宮頸がん検診を受けましょう。

子宮体がん

子宮体がんは、「子宮内膜がん」とも言われ、子宮内膜に発生するがんです。不正出血や下腹部痛などの症状がきっかけで発見されることがあります。子宮頸がんとは異なり、更年期以降の女性に発生しやすいがんです。

がん検診を受けましょう 半日であなたを守ります!!

富田林市 女性のがん検診

電話申し込み  保健センター〔電話(28)5520〕へ

オンラインでもお申し込みが可能です。

乳がん・子宮がん検診 予約サイト<外部リンク>

胃がん・肺がん・大腸がん検診 予約サイト<外部リンク>

※上記の受診方法以外に、受診方法が複数あります。

※がん検診の種類によっては対象者に制限があります。

詳細は、富田林市おとなの検診(がん)を参照ください。

 

3.骨粗鬆症予防

骨粗鬆症とは、骨密度の低下や骨質の悪化によって骨の強度が低下して骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
成長期に増加した骨量は、女性は20歳頃に 最大量に達します。そこから年齢とともに骨量は徐々に減少していきますが、女性は特に閉経によって急激に骨量減少が進行するため、閉経前後より検診で自分の骨の状態を知り、生活を改善しましょう。

無料!富田林市骨密度検診

対象者:(1)満20、25、30、35歳の女性(各年齢で1回)

     (2)満40、45、50、55、60、65、70歳の女性(各年齢で1回)

内容等:問診、骨密度検査

実施期間:通年実施

申し込み・実施場所:(1)保健センターへ電話にて申し込みください。確認後、受診券を送付します。

          (2)直接実施医療機関へ

詳細は、富田林市おとなの健(検)診(がん以外)​​を参照ください。

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4.こころの健康

私たちは、ライフステージによって、進路のこと、仕事のこと、夫婦関係、妊娠、育児、介護問題など、様々なストレスと共に生活しています。これらのストレスは過剰に積み重なると、心身の不調の原因となることも心配されます。

女性は思春期、妊娠、出産、閉経、更年期といった節目に、女性ホルモンの影響を受けやすく、気分の浮き沈みや不安を感じたり、うつの症状が出る人もいます。女性は男性よりうつ病の患者数が多いという統計もあり、うつ病は珍しい病気ではなく、誰でもなり得る病と言えます。 

普段からストレスケアを意識した生活を送ること、困ったときには周囲に相談するなど、自身のこころの健康も大切にしましょう。

ストレスケア

 

5.歯の健康

女性ホルモンには、お口の中の菌を増殖させたり、歯肉炎を悪化させる作用があるため、女性は歯周病やむし歯などの歯のトラブルが起こりやすいと言われています。

ライフステージにおける「おくちケア」

・妊娠期

 妊娠すると女性ホルモンが大量に分泌されます。また、つわりによる生活の変化も生じやすいため、お口トラブルのリスクが一気に高まります。歯磨きが難しい場合もありますが、うがいを行う、だらだら食べをやめて食事時間を決めるなど、できる範囲でケアを行いましょう。

・更年期

 更年期は唾液の分泌量が減少します。唾液にはお口の中の菌や汚れを洗い流してくれる役割があるため、唾液量が減少すると歯周病やむし歯になる危険性が高まります。こまめに水分補給をしたり、鼻呼吸を習慣づけるなどの口腔内保湿のためのケアが必要となります。

・閉経後

 閉経後は骨のカルシウム量が減少し、骨粗鬆症になるリスクがあります。骨粗鬆症が進行すると、口の周りや顎の骨ももろく弱くなるため、骨粗鬆症を予防できる食生活や運動をしていきましょう。

定期的に歯科健診を受けましょう

女性はライフステージに応じた切れ目のない口腔ケアを行うことが必要です。そのきっかけづくりの一つとして市で実施している無料の歯科健診の受診も活用してください。

無料!富田林市歯科健診

成人歯科健診

対象者:満20、30、40、50、60、70歳の人(各年齢で1回)

内容等:問診、歯科健康診査、歯科保健指導

申し込み・実施場所:直接医療機関へ予約 

 詳細は、富田林市おとなの健(検)診(がん以外)​​を参照ください。

後期高齢者歯科健診

対象者:満75歳以上でかつ生活保護世帯など医療保険未加入者

内容等:問診、歯科健康診査、歯科保健指導

実施期間:通年実施

申し込み:保健センターへ申し込み(受診券を送付します) その後医療機関へ予約

 詳細は、富田林市おとなの健(検)診(がん以外)​​を参照ください。

 

6.プレコンセプションケア(プレコン)

 

「プレコンセプションケア(プレコン)」という言葉をご存知でしょうか?プレ(Pre)は「〜の前」、コンセプション(Conception)は「受胎・妊娠」で、“妊娠する前から”の健康づくりのことを言います。

若い世代の男女が、今のカラダの状態を知り、将来、妊娠・出産を希望したときにその選択ができるよう、正しい知識を身につけ、自分自身と家族の健康に役立てるものです。

プレコンセプションケアを実践することで、今、そして未来の自分の健康を守りましょう。

 

​・ おおさか性と健康の相談センター caran-coronカランコロン ホームページ

 「たいせつなこころとからだのために 〜知っておいてほしいプレコンセプションケアのこと〜<外部リンク>

・大阪府 ホームページ

 プレコンセプションについて<外部リンク>

・女性の健康を包括的に支援するため、厚生労働科学研究費補助金により研究班が作成し、情報発信を行っています。

    女性の健康推進室ヘルスケアラボ<外部リンク>

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