【若者会議】施策提案を実施しました
若者会議とは、若者が富田林に必要な施策や取組などについて検討・協議し、市とともにその実現を目指す取組です。
施策提案
6月の会議スタートから約4か月間に渡って検討してきた施策を市に報告するため、9月8日に施策提案を実施しました。
会長からの挨拶
施策提案の実施にあたり、会長の渡邊さんより、会議の感想や施策提案に向けての意気込みが述べられました。
各部会からの発表
各部会から市長をはじめとする評価者に対して、プレゼンテーション方式で提案施策の報告を実施しました。
- サードプレイス部会
新たに建設を予定している「(仮称)こども・子育てプラザ」の整備基本計画を策定するにあたり、若者の目線から、施設に欲しい部屋やイベントについて検討を行いました。
壁いっぱいに絵を描けるホワイトボードの設置や、災害時の避難用すべり台の設置など、若者の目線からこどもたちが楽しめる施設となるような提案があがりました。
- すくすく学ぼう!地場産給食の魅力を伝える部会
富田林市では学校給食の食材の一部に富田林産の野菜やお米を使用しています。こどもたちには給食を通して富田林産食材について興味関心を持ってもらえるようなPR企画の検討を行いました。
給食の試食会や食育の授業で活用できる動画の作成や教室に掲示する日めくりカレンダーの作成などの提案があがりました。
- Kid’s Rights Learning部会
令和8年に制定を予定している「富田林市こどもの権利条例」を当事者であるこどもたちに知ってもらうためのPR方法をこども若者の目線から検討を行いました。
権利条例に関するポスターや4コマ漫画のコンクール開催や、条例策定後には「富田林市こどもの権利条例」についての絵本の作成などの提案があがりました。
- 富田林エモ計画部会
富田林市の関係人口減少を食い止め、地元愛・郷土愛を感じてもらうためのイベント「夢灯祭(ゆめびさい)inとんだばやし」について検討を行いました。
市内高校が会場でブース出展を行い、来場者に富田林の魅力を感じてもらうことで、より、地元愛を持っていただき、関係人口の増加を見込んでいます。
※4つの提案施策は実現の可否を含め、市で検討を進めています。
感想・講評
施策提案終了後、第4期若者会議会長の渡邊さん、副会長の岸下さんより、「みんなと協力して、良いものを作り上げていく大切さ、一人ではできないことをみんなで乗り越えていくことの大事さを学んだ。」「この経験をこれからもいろんなところで活かしていきたい。」といった感想をお話しいただきました。
また、提案施策の報告を受けた評価者を代表して、市長・教育長より、
市長からは、「若者条例制定・若者会議をスタートして4期目の提案になりますが、どんどんバージョンアップし、前を向いて進んでいると思いました。富田林に住んでいる、住んでいない関係なく、富田林について考えてくれたこと、本当にうれしく思っています。」と、
教育長からは、「採用になった暁には、ぜひみなさんの力を貸してもらって実現していくところを経験していただけたらなと思います。この活動が、どんどん広がっていったら楽しい、いいまちになっていくと思いますので皆さんの若い力を富田林のためにこれからも使っていってほしいなと思っています。」と、それぞれご講評をいただきました。
次回予告
今回提案された施策は、市において実現に向けた具体的な検討を進めます。
次回は各担当課で検討した内容を、若者会議委員と確認する調整会議を開催いたします。
施策の提案は終了しましたが、これからも若者会議の活動は続きます。活動の内容は、随時お知らせしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
なお、これまでに行われた会議の様子は、富田林市若者会議のページをご覧ください。