[若者会議]施策提案を実施しました
若者会議とは、若者が富田林に必要な施策や取組などについて検討・協議し、市とともにその実現を目指す取組です。
施策提案
5月の会議スタートから約5か月間に渡って検討してきた施策を市に報告するため、9月12日に施策提案を実施しました。
副会長からの挨拶
施策提案の実施にあたり、副会長の相原さんより、「若者の意見を反映できる場を設けてくださり、ありがとうございます。富田林のことがもっと好きになりました。また、委員の皆さんは、富田林市をもっとよくしたい!という気持ちを思い残すことなく伝えましょう!」と、会議に参加した感想や、施策提案に向けての意気込みが述べられました。
各部会からの発表
各部会から市長をはじめとする評価者に対して、プレゼンテーション方式で提案施策の報告を実施しました。
- みんなが集まるスペースで富田林愛を育む部会
小学校から大学まで、幅広い世代の若者や学校間の交流などを目的に、市内の様々なスペースを活用し、みんなでおそろいのTシャツを着て行うラジオ体操や、若者がおしゃべりやワークショップを行う青春テラス、お化け屋敷、誰でも楽しめるゆるスポーツなど、様々なイベントを1ヶ月間に集中して実施する「富田林遊び尽くせ月間」を開催します。
- みんなに知ってほしい!富田林の魅力を広げる部会
若者会議委員を中心とした10~20歳代の若者からなるグループを結成し、富田林をPRする新たなインスタグラムアカウントを開設します。リール(短尺動画)の作成・活用など、市の支援を受けながら、まちの魅力を積極的に発信します。また、富田林に関わる写真にハッシュタグを付けて投稿し、入賞者には景品(特産品など)を贈呈する、写真投稿キャンペーンを実施します。
- ワカモノのミライ☆開拓部会 (※検討中の施策に合わせて、部会名を変更しました)
中学生や高校生が無料で利用できる「ミライ・カフェ」を設置します。「ミライ・カフェ」では、学生ボランティアによる学習支援や、進路相談を目的とした様々な職種のプロが参加するワークショップ、クイズ大会などの交流会を実施します。また、「ミライ・カフェ」の運営を担うため、若者サポート委員を創設します。
- 演劇で地域を繋ぐ部会
地域交流・多世代交流を促進するため、公民館を拠点とした市民による演劇やミュージカルを開催します。参加者の募集にあたり技術的な選考などは実施せず、演劇の経験がなくても、誰もが参加する機会のある事業とします。演劇経験者をコーディネーターとして配置し、コーディネーターのアドバイスのもと、作品を完成させることで、今までになかった新たな繋がりを生み出します。
- TEAM_Brand_new_Tondabayashi
富田林に新たなブランドを創るため、ウォールアートを設置します。ウォールアートは、市の新たなシンボルや観光拠点として設置する常設型と、イベント等へ出張して人目に触れることで「富田林ウォールアート」の広告塔となる移動型(パネル式)の2種類を製作します。将来的には御朱印巡りのように複数のウォールアートを巡るウォーキングイベントや、寺内町などの既存の観光資源、店舗などと協力し、「新観光都市・富田林」としてまちを盛り上げていきます。
※5つの提案施策は実現の可否を含め、市で検討を進めています。
会長からの挨拶
無事施策提案が終了し、会長の槇野さんより、「事務局やメンター職員の皆さん、たくさん手助けをしていただき本当にありがとうございました。そして、評価者の皆さん、提案させていただいた施策には、至らない点もあるかと思いますが、委員の皆さんは最善を尽くしたと思いますので、ぜひ前向きに検討していただければと思います。」と、感謝と施策の実現に向けた期待の気持ちが述べられました。
講評
提案施策の報告を受け、市長、教育長からご講評をいただきました。
市長からは、「皆さんが、これから富田林のまちをどんどん盛り上げていこうと思ってくれていることに、本当に感謝致しております。長い間、ありがとうございました。これからも一緒に、まちのために頑張っていきましょう。」と、委員のみなさんに対する感謝の言葉を述べられ、教育長からは、「これからの行政を担っていくのは、パワーやハートだと感じました。この事業で出来た繋がりを今後も持ち続け、行政も一緒なって実現できれば、素晴らしいことだと思います。みなさんご苦労様でした。」と、ご講評を頂戴しました。
次回予告
今回提案された施策は、市において実現に向けた具体的な検討を進めます。検討の結果は、令和4年4月に実施する結果報告会において、委員の皆さんに報告します。
施策の提案は無事終了となりましたが、これからも、若者会議の活動は続きます。活動の内容は、随時お知らせしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
なお、これまでに行われた会議の様子は、富田林市若者会議のページをご覧ください。