幼稚園の職員室横に小さなコンクリートでできた池があります。春、子どもたちは池の水が濁っていることに気付き、水を入れ替えることにしました。
バケツリレーをしてみんなで池の水を汲み出すと、中から20匹ものヤゴが!!!
ヤゴと子どもたちとの物語のはじまり、はじまり・・・・
幼稚園の池の水が汚れていたので、5歳児さんが池の水替えをしました(^^♪
バケツで池の水をすくっていくと、池の中から、なんと20匹のヤゴがでてきました!!
一体、ヤゴは何を食べているのだろう・・・と、図鑑で調べる子どもたち。
水の中にいるアカムシを食べているということを知った子どもたちは、池の水を完全にきれいにしてしまうとエサがなくなってしまうのではないか・・・と、敢えて少し汚れた水を残したままにしました。
ところが、池の水が濁っているため、中に住んでいるヤゴが見えません・・・
子どもたちは、もう一度、池の水をすくって綺麗にすることにしました!
今回は4歳児さんにも手伝ってもらい、全部の水を出して、池の中を綺麗にしましたよ!!
さあ、新しい水を入れていくよ!!
水を入れるのは、3歳児さんもお手伝い!!
幼稚園のみんなで、何回も何回も水を運んで池を満タンにします( *´艸`)
みんなの思いはヤゴのために!!
何とか池の水がいっぱいになり、ヤゴが泳ぐ姿も見えるようになりました(^^♪
3歳児さんも5歳児がつくった看板をみて「ヤゴがいますって書いてるの???」
5歳児は、「ヤゴがトンボになるときには、何か捕まるものがいるよ」と、隣の小学校まで、適当な長さの枝を探しに出かけました!!
「長い枝がなかなか見つからないな・・・」
ようやく数本見つけて、幼稚園に戻ってきたときには降園する時間!!
明日、池に枝を入れようね・・・
ところが、次の日は大雨!
とってきた枝を池に入れることはできませんでした・・・
翌日、登園してきてびっくり!!
保育室前のケースで飼育をしていたヤゴが1匹、トンボになっていました!!
捕まるところがなかったために、睡蓮の茎にとまって羽化したようで、トンボは水の中に落ちてしまっていました・・・
何とか水の中から救出しましたが、羽が縮れてうまく飛ぶことができません・・・
「大変!!!」「ヤゴの羽が4つになったら、トンボになるらしい!」「ほかのヤゴもトンボになる前に枝を入れてあげないといけない!!」「池の中にも枝を入れないと!!」
みんなで、ヤゴのための環境づくりを始めました!!
小学校で見つけた枝を池の中に入れますが・・・
あれ???沈まない・・・浮いてしまう!!!
枝は水の上をプカプカと浮いてしまいます・・・
さあ、どうしよう・・・
「そうや!!石にくくって、沈めたら??」
やってみよう!!
石と枝を紐でくくってみるけれど・・・うまくくくることができません・・・
「よし、ビニール袋にいれてみよう・・・」
ビニール袋に石と一緒に入れると、枝は立ちましたが・・・
「そーっと沈めるよ・・・・」
「わー水の中に入れると倒れちゃう・・・だめだ・・・」
「そうだ、いいこと思いついた!!」「籠の中に入れて沈めよう」
ということで、ようやく池の中に枝が立ちました(^_-)-☆
さてさて、ヤゴは無事にトンボになるのでしょうか・・・
すみれ組の保育室で飼育していたヤゴが、トンボに羽化しました(^^♪
みんなが見つけた枝をうまく登って、今度はきれいに羽を広げてトンボになっていましたよ!!
後日、ヤゴの絵をかきました(^^)/
思いを寄せていただけあって、足に毛のようなものをかいたり背中の小さな羽をかいたりしていましたよ!!
保育室で飼育しているヤゴがトンボになったので、池のヤゴはどうかな・・・と、様子を見に行くと、20匹いたはずのヤゴが7匹死んでしまいました・・・
「池をきれいにしたからアカムシがいなくて餌がなかったのかもしれない」「小さいのも死んでしまってかわいそう」と子どもたち。
大阪大谷大学の先生に池のことを教えてもらうことにしました
子どもたちが質問した内容は
・ヤゴが死んでしまうのをどうすればいいのか
・池の水がすぐに汚れてしまう
・生き物がたくさん住む池にるにはどうすればいいのか
先生は子どもたちの質問に丁寧に答えてくださいました。
ヤゴは泥の中に隠れていることが多いので、餌にもなる泥をそっと池に入れてあげるといいよ
ヤゴは暑いと死んでしまうので、池に陰ができるようにするといい
生き物がたくさん来るには、周りに土を置くといい。そうしたら、草や花が生えて、生き物もやってくるよ
ということでした。
保育室の飼育ケースの水と池の水の温度の違いを指で触って確かめてみました
「本当や!!温い!!」
大変!屋根をつくらなくちゃ!!さあ、どうやって作ればいいのかな?
みんなで、池を見ながら考えています・・・
その日は良いアイデアが浮かばなかったので、家に帰って考えてくることになりました・・・
【ヤゴのために池をきれいにする様子は こちら☞ ヤゴ救出大作戦!! 】
池の水が太陽の熱で温くなってしまうことを知った子どもたち。
ヤゴのために池に陰をつくることにしました。
おうちの人と一緒に考えてきた子どももいて、「傘をつけるといいかも」「木でつくってみる?」といくつかの意見が出てきました。
まずは、池に柱のようなものを立てて、屋根をつくることになったのですが・・・
「屋根ってこんな形!三角・・・四角いのもある」
竹で柱を考える子どもたち・・・
ひらめいた!!バッテンにして、上を結べばいい!!
いいやん(^^)/
横にも棒がいるね・・・
実際に池に設置しようとすると・・・
「アカン・・・池に棒が立たない・・・」
真ん中に集めてみるとどうかな・・・
立った!!!傘を乗せてみよう
陰ができてる!!!
みんなでアイデアを出し合うと思いが形になるんだね(^^♪
無事にヤゴがトンボになるといいね・・・
ヤゴのために!と水を入れ替えたり、棒を立てたりしてきましたが、今ある池では数日すると水が濁ってしまいます。
大学の先生にも来ていただき相談しましたが、この池では水が濁ってしまうのはどうすることもできないそうです・・・
そこで、子どもたちと相談して、幼稚園のツリーハウスの下に池を掘ろう!!ということになりました(^^)/
スコップを持って掘り始めましたよ!!
しばらく掘ると土の色が茶色になってきました。「土の色が変わってきた!!」と驚く子どもたち!!
そして、なんだか固くなってきました・・・
「わ~~!!大きい石!!!」「ブラキオサウルスの肩のところの骨じゃない?」「お宝だ!!!」
と、土の中から出てくる様々なものに驚きの声をあげながら、発見を楽しんでいました(^^♪
長~い木の根っこも出てきて、背比べをしましたよ(^_-)-☆
「ぼくよりも 高い!!」
まだまだ池になるまで時間がかかりそうですが、子どもたちは友達と一緒に様々な発見を楽しみながら池づくりに取り組んでいます!!
毎日少しずつ池を掘り続けている子どもたち。みんなで力をあわせて池を掘っています。
少しずつですが深くなってきています・・・
土の中から茶碗のようなものがでてきたり、瓦がでてきたり・・・
その都度、声をあげて喜んでいます!!
「なんか、ツルツルしていて寺内町のお茶碗みたい」
「これは、瓦かな?線も入っている・・・」と、さすが、富田林幼稚園の子どもたちですね(^^♪
そしてなんと( ゜Д゜)
昔のお金のようなものが出てきました!!
「わ!!!お金や!!!お金がでてきた!!!!」
「昔のお金や!!!」
よく見ると、開元通宝とかいています・・・
「これは、寺内町の人に聞いたらわかるかもしれない」と子どもたち。
綿の種を植えさせてもらった旧杉山家住宅の人に、聞きに行こうということになっています(^^♪
綿の生長も見に行きたいしね・・・
【旧杉山家住宅での綿の種まきの様子は こちら☞ 綿の種をまきました! 】
そこに、教育委員会の先生がやってきました!
子どもたちは、さっそくお金を見せて先生に聞きましたよ!!
「これは、昔のお金ですよ!!すごい物がでてきたね!!旧杉山家住宅の人に聞いてみるといいと思うよ」
と教えてもらい、子どもたちは大喜びでした(^_-)-☆
まだまだ土の中からいろいろな物が出てきそうです(子どもたちは『お宝』と呼んでいます)
緊急事態宣言が解除されたら、旧杉山家住宅へ出かけたいと思っています!!
いろいろな『お宝』発見で勢いがついた子どもたち。池づくりへの意欲が高まっています!!
4歳児さんも手伝って池を掘っています。
4歳児さんは土の中からでてきた土粘土で遊びました!!
土粘土に水を入れて少しこねて、いろいろな形をつくって楽しんでいます(#^^#)
水を混ぜてドロドロ~
よし、手形遊びをしよう!!と、土粘土を手につけて手形を押して遊び始めました・・・
え~い 足も!!!
いろいろな遊びへと広がっています(^^)/
いろいろなお宝が出てくることが楽しくて、給食の後も池を掘ることに夢中の5歳児。
池を掘っている場所はツリーハウスの下なので、木陰があり風も吹いて涼しいです・・・
池を掘りながら子どもたちは、「ここは陰になっていて涼しいなあ・・・」「ここなら傘はいらないね」と話していました(^^♪
ヤゴが住んでいたコンクリートのひょうたん池はとてもよく陽が当たるので水温が高くなってしまうということで、みんなで陰をつくったことを思い出したようです。
いい場所に池をつくったのかもしれませんね・・・
【ひょうたん池の様子は こちら☞ 池に陰をつくろう!! 】
【ツリーハウスの写真は こちら☞ お~いツリーハウスの上にのぼったよ 】
カエルの鳴き声を聞きながら、子どもたちは今日も池づくりに取り組んでいます(^^♪
3歳児さんもスコップを持って手伝い始めましたよ!!
池を掘っている途中で、塩ビパイプが出てきてしまって、一時中断していたのですが、パイプの場所を埋めて再び掘ることになりました!
「せっかく深くなったのに・・・」と残念そうな先生と子どもたち・・・
しかし、生き物が集まる池をつくりたい!!という思いは強く、「もう一回、みんなで掘ろうよ!!」
と、池づくりが再スタートしました(^_-)-☆
よ~し!掘るぞ!!みんなでがんばろう!!
今回は、先生と子どもたちだけではなく、おうちの人や地域の人も手伝ってくださり、夏休み前にはとても深くなりました!!
みんなの力を合わせるとすごいことができるんだね!!
2学期には、大学の先生や学生、ビオトープづくりのプロの方に来ていただき、仕上げる予定です(^^)/
楽しみですね・・・
池を掘っている途中で、土の中からでてきた瓦やお金(開元通宝)、瀬戸物・・・
子どもたちの疑問は「どうして、土の中からこんな物が出てくるのだろう???」ということでした。
「寺内町の人に聞いたら分かるかもしれない」「昔のことは寺内町の人なら分かると思う」
さすが、富田林幼稚園の子どもたちですね( *´艸`)
そこで教師が寺内町の旧杉山家住宅の人に尋ねてみましたが・・・
「幼稚園の歴史のことなら、市役所の文化財課の人のほうが詳しいと思います」という返事でした。
そうですよね・・・
でも、子どもたちは寺内町の人への思いが・・・
「では、場所を貸しますので、旧杉山家で昔の話を聞かれてはどうですか??」ということで、旧杉山家住宅に文化財課の方にきてもらって、そこで話を聞きました!
子どもたちの思いをつぶすことがないように…という温かい心遣いにとてもうれしく思いました(^^♪
当日、古い幼稚園の写真と出てきた瓦やお金、瀬戸物を持って、旧杉山家住宅へ!!
「どうして瓦が出てくるのかというと・・・昔の富田林幼稚園の園舎を壊すときに、屋根瓦を土の中に埋めたからです…」「瀬戸物が出てくるのも、昔の富田林幼稚園で使っていたものですよ」と子どもたちにも分かりやすく伝えてくださいました
瓦の実物を持ってきて、子どもたちに見せてくれました!真剣に見ています!!
「お金は本物の昔のお金です。1500年かえに中国から伝わってきたお金です。お金に穴が開いているのは、ひもを通して、財布代わりにして持ち運んでいたからですよ」と、教えていただきました。
幼稚園の土の中からこんな古いものが出てくるなんて…
富田林幼稚園は今年、107周年を迎えます。歴史ある幼稚園だからこのようなものが出てきたのでしょうね…
2学期、運動会を終えた子どもたち。いよいよ池づくりの再開です(^^♪
ヤゴや他の生き物が生息する池をつくろう!!ということで、池づくりをしている子どもたち。喜志幼稚園にもハート池というのがあって、2年前にみんなと同じように幼稚園の子どもたちが掘ったんだよ…という話を聞いて、ぜひ、喜志幼稚園のハート池を見てみたい!と、5歳児がスマイル号に乗って、出かけることになりました(^^♪
バスで10分ほどで、喜志幼稚園に到着!!
喜志幼稚園では、ハート池のことを知りたいという富田林幼稚園の子どもたちのために、ハート池をつくったときの写真をたくさん貼ってくれていました…
「そうか、こんな風に掘ったんやな」「大学の先生に来てもらってるのは富田林幼稚園も一緒!」などと言いながら見ていました(^_-)-☆
遊戯室に集まると、5歳児ほしぐみの子どもたちが待ってくれていました!
ほしぐみさんのお友達とペアを組んで、名前を教えあった後、『きしみっけ』カードを使って、ハート池周辺の自然物探しを楽しみました!!
園庭で、写真のものを見つけると、喜志幼稚園の子どもたちがシールを貼ってくれます。
全部見つけることができたお友達から、園庭で遊ばせてもらいました…
そのあとは、みんなでリレーをしましたよ!!
3人で1本の棒をもち、台風の目のようなリレー『バンブーリレー』も楽しみました!
短い時間ではありましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました!
富田林幼稚園でも池をつくっているという話を聞いて、「今度、池の写真を送ってよ!」と喜志幼稚園の子どもたち。「また、写真を送るね」「今度は富田林幼稚園にも遊びに来てね!」と約束を交わして帰ってきました(^^)/
また、会えるといいですね…
帰りに喜志幼稚園に生えていたヨウシュヤマゴボウとジュズダマ、オナモミの種を園長先生からいただきました(^^♪
富田林幼稚園でも遊びに使えるよう、さっそく植えましたよ!!
大阪大谷大学の学生や先生、ビオトープづくりの方に来ていただき、幼稚園の池づくりを手伝ってもらいました(^_-)-☆
池の前で学生さんと挨拶を交わし、今までの池づくりの経過を伝える子どもたち。今日はよろしくお願いします!!
「どんな池にしたいの?」という先生の質問に「(喜志幼稚園の)ハート池みたいな池にしたい」「メダカとかが泳いでいる池にしたいねん」と昨日見てきた喜志幼稚園の池を思い出す姿も見られました!
「でも、この石がね…」子どもたちは、池づくりをしていて困った問題に出くわしていました。今日は、そのことも尋ねてみようという話になっていたのです。
土の中からでてきた、大きな大きな石…
掘り出してしまおう!と、保護者の方も手伝ってくださったのですが、とてつもなく大きくて掘り出すことができず、どうしたものかと悩んでいました…
大学の先生に相談する子どもたちの様子です。
「前は、パイプみたいなのが出てきたから掘れなくなってしまって、そこは埋めて、少しずらして掘っていたんだけど、今度は大きな石が出てきて…」「○○君のパパが掘ってくれたんだけど、大きすぎて…」「今は、この石を階段みたいにして、池の中に入っているんだけど、このままだったら、池をつくるときのシートをかぶせられないし…」「どうしたらいいか分からないねん」
自分の言葉で一生懸命に伝える子どもたちの話を聞いて先生は、「この石はきっと、横にある小屋を建てるときに地面を固くするために埋めたものだと思う。この石は、土のずっと奥まで続いていて、掘り出すのは難しいと思うんだけど、掘り出さないで池をつくるためにはどうすればいいと思う??」と話してくれました。
子どもたちの頭にはパイプを埋めた時の記憶がよみがえってきたのでしょう…また、埋めてしまうことに抵抗があるのか『埋める』という答えを言いたくない子どもたちに、先生は「このままでは、池にシートをはることができないね。でも、この石を掘ることもできない。池をつくるためには、この石を埋めてしまう方がいいと思うんだ」と説明してくれました。
埋めることが決まり、子どもたちはバケツとスコップを持って周りの土を石の上にかぶせることになりました。
池の周りの土をお姉さんたちが鍬で柔らかくし、子どもたちはその土をバケツに入れて石の上にかぶせます。
学生さんも子どもたちのために一生懸命手伝ってくれました!!
子どもたちが土を運び、学生さんが水をかけながら足で踏み固めていきます。
「なんで、水を入れて踏むのかな???」と不思議そうに眺める子もいましたよ!
ようやく、大きな石は見えなくなりました!!
循環をさせるため、池の横に水路をつくっています。”かまぼこ”みたいに土を盛っていき、真ん中を削って水路にします。ここでビオトープづくりの先生から子どもたちに質問!「さて、水はどっちに流れるといいのかな???」「う~ん、池の方?」「正解!じゃあ、池の方に水が流れるには、どっちを低くして、どっちを高くすればいいのかな???」と、子どもたちが考えながらつくれるような投げかけがあり、「そっか、池の方を低く、こっちを高くすればいいんや!!」と気づく子どもたち。
池づくりをする中で子どもたちは様々な発見や気づきをしています。そんな中で思考力は育つのですね!!
今日は土を運んで、石の上にかぶせるという地道な作業でしたが、みんなで力を合わせて頑張っていました。
そして、たくさんの人に手伝ってもらって、今日の目的であった石を隠すというところまでできたので、充実感を味わえたのでしょう「楽しかった!!」と笑顔がみられましたよ(^◇^)
まだまだ、池づくりは続きます…学生さんや先生方も、また、手伝いにきてくださるそうですよ(^^)/
大学生や先生たちに教えてもらって、毎日少しずつ池づくりをすすめています!!
築山の土を削って、ふるいにかけます。
サラサラになった土を使って水路をつくります。
木槌でトントンして、固めていきますよ!(木槌は喜志幼稚園で借りました(^^)/)
役割分担をして、みんなで協力してつくっています(^^♪
池づくりのために石川の石を拾いに行くことになりました。
この間、交流をした喜志幼稚園のお友達もハート池の補修のために石を拾いに行くということを聞いて、それなら一緒に行こうよ!と石川で合流することにしましたよ!!
先に着いていた喜志幼稚園のお友達と合流!
お互いの顔と名前を憶えている子どももいましたよ(^^)/
「久しぶり!」「どこで石が拾えるの?」「どんな石を拾ったの?」と尋ねる子どもたち。
池に必要な石の大きさを確認した後、みんなで石拾いをしました(^^♪
自分で持つことができる重さにしようね…
どのくらいの大きさの石にしようかな…
大きな石は1個でも重いね…
喜志幼稚園のお友達に「富田林幼稚園に遊びに行ってもいい??」と聞かれ、「いいよ」と答える子どもたち。一足先に石を拾い終わった喜志幼稚園の子どもたちは、先に富田林幼稚園へ…
「また後で遊ぼうね!!」
喜志幼稚園の子どもたちを乗せたバスが戻ってくるまで石川で遊びましたよ(^_-)-☆
石投げに挑戦!!
水面をピョンピョン…と飛ばすことに挑戦する子や遠くまで飛ばすことに挑戦する子、投げた石が川底の石に当たって戻ってきたことに驚く子、石隠しゲームをして遊ぶ子…楽しい時間を過ごしました!!
お気に入りの石を持って、みんなで写真撮影!!
重い重い石を背中に背負って、ゆっくりと帰ってきましたよ!(^^)!
川には魚やサギがいました!
帰りのバスの中では、足にや体についているセンダングサ(ひっつきむし)の話題で持ち切り…
「ひっつきむし、ついてた!」「私は2匹もついてる」
ん???2匹???そこで先生が、「2匹か…エサは何を食べるんだろうね?」と意地悪な質問を…
すると「これは、本当の虫じゃないから、何も食べないよ」
さすが5歳児さん「これって、種に見える!!」「種なのかな??」「幼稚園で撒いてみたら芽がでるかも」と、みんなで体についている ひっつきむしを集めました。また、実験してみるそうですよ!
幼稚園に戻ってくると、「お帰り!一緒に鬼ごっこしよう!!」と、喜志幼稚園の子どもたちが集まってきました。「鬼を決めるから足を出して!!い・ろ・は・に…」もうすっかり友達です…
鬼ごっこ始め~!!!逃げろ~
また、お互いの池ができたころに会えるといいね(^_-)-☆
大阪大谷大学の先生と学生さん、参加型ビオトープづくり(bioa)の方に来ていただいて、みんなで池づくりをしました(^^♪
よろしくお願いします!!
みんなで水路のためにつくった山を掘っていくよ!!
「この真ん中の線のところを深く掘ってね」
水路と反対側にも小さな池をつくるよ
雪だるまの形の池にするから、頭みたいにしたい!!
「じゃあ、ここを掘ってね」
水路と池、二手に分かれて掘り始めるよ(^^)/
お兄ちゃんと先生は大きな池の壁をきれいに整えてくれています。
深くなってきたね(^_-)-☆
土が重い…二人で運ぼう!!
2時間くらいみんなで力を合わせて掘りました!!
これで、水路は水が流れそうだね!(^^)!
『この後、この池をどうすればいいと思う?』という先生の質問に、
「大きい池みたいにツルツルにきれいにしていく!」
「できたばっかりで柔らかいから固めていく!」
「水を入れた時に漏れてしまわないようにシートをはる!」
「水がこぼれないようにする!」と、自分たちで今後の作業について意見を出し合う子どもたち。次の活動への意欲へとつながっています(^_-)-☆
そして、先生からは『池の中にメダカを入れると、そのメダカは水の流れに逆らって泳ぐのだ』ということを教えてもらいました。
「なんで?じゃあメダカは、ここ(水路)を上っていくってこと??」と不思議そうな子どもたち。
そのためには、水路と池をつないでいる部分が細すぎると流れが急になってしまって、メダカが泳いで上ることができないということも教えてもらいましたよ!
「じゃあ、ここを太くしないとね…」次への見通しがたったようです(^^)/
今日の池づくりはここまで!
水路と池がこんな風になりました…
水路の一番上には水が溜まる場所ができ、少しクネクネと曲がったところもできました!
小さい池と大きい池になりました!
大きい池は、お兄ちゃんのおかげで、出ていた根っこが見えなくなり、壁がツルツルになりましたよ!
次は、12月に来てくださる予定です(^^)/
bioaの先生、大阪大谷大学の先生と学生さんに来ていただき、池づくりを楽しみました!
今日の作業は、水路の傾斜を調整することと築山の土を池の周辺に運ぶことでした。
役割を分担してそれぞれの場所で目的をもって活動していましたよ(^^♪
築山の土をバケツに入れて運びます…「う~ん!重いけど大丈夫!!」
水路の左右の淵の高さを合わせています。高いところは削って、低いところは土を足して…
bioaの先生に、板を使うと高さが合っているかわかるよ!と教えていただき、板を渡して調整しています。
まるで職人さんのようです(*^^)v
土を足した部分は木槌でたたいて固めます…
雪だるまの形の池にしよう…と、頭の部分には小さくて浅い池を掘りました!
大きな池と小さな池を水が行き来するように高さを調整しています。
大学生のお兄ちゃんの助手のようです!!
水路の傾斜がうまくいっているかチェックをします!
「何か転がるものはないかな???」という先生の投げかけに、「う~ん…ドングリは???」と、子どもたち。
保育室までドングリを取りに行って、上から転がしてみますが・・・
子どもたちが持ってきたドングリは、まん丸のものではなく、細長いドングリ…
転がらないよ!!!
またまた、保育室へ行き、今度はピンポン玉を持ってきました!
「転がしてみるよ!!」「あれ?ここで止まってしまうよ」と、何度試しても同じ場所で止まります。
ということは、ここをもっと掘らないといけないね!!!
うまく流れるように工夫する子どもたち。
掘った後は、しっかりと踏み固めてツルツルにしていきます…
「ツルツルになってきたよ!」
雪だるまの頭の部分もみんなで踏むよ!!ジャンプ!楽しい!!!
よし、これで(ピンポン玉が)転がるかな???
みんなでトンネル作ろうよ!!
わ~うまく池まで転がった!!!!
お迎えに来ていた小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんも手伝ってくれました(^^♪
次は、シートを敷いて仕上げていくそうです!
池の水が漏れないようにベントナイトシートをはる作業をしました!
大きな大きなロール状のベントナイトシートを池の大きさに合わせて切り、みんなで敷いていきます。
みんなで力を合わせて運ぶよ!!
池に敷いていきます…「もう少し右…もう少し下…」などと言いながら、みんなで協力して敷きました
シートとシートのつなぎめから水が漏れないように、今度は粉のベントナイトを使います。
bioaの先生に、ベントナイトを見せてもらいました。
「こんなにサラサラしているよ。これは、歯磨き粉やお化粧品に使われている粉だよ」と教えてもらいましたよ!
水を入れた紙コップの中にベントナイトを入れてみるよ!
さあ、どうなるかな…紙コップをひっくり返すと…
あれ??水がこぼれないよ!!!
ベントナイトは水を吸って粘土みたいになるんだよ!
これをシートのつなぎめに塗っておくと、水が漏れないよ!
先生に教えてもらいながら、シートとシートを合わせていきます…
シートの上からは再び土を入れます!5cmくらい土がかぶるようにするよと教えてもらいました
土をかぶせて踏んで…を繰り返します
5cmまでかぶるほどの土を運ぶのはとても大変!
そこへ、こすもす組の子どもたちが手伝いに来てくれましたよ(^^)/
みんなで土を運びます!!
水路側のベントナイトシートは土がかぶりました。
ようやくシートが見えなくなりました!みんなで、踏んで固めるよ!!!
今日の作業はここまで!
ヤシの実からつくられているヤシマットを池に敷く作業をしました(#^^#)
友達と協力して敷いています!上から土をかぶせて押さえていきます。
水路には石川で拾ってきた石を置いていきます…
まず、石の大きさを見て、大中小に分けていく作業です!
そして、上には大きな石、下へ行くほど小さな石を置いていきます…
先生からは、川も同じだということを教えてもらいました。
川の上流は大きな石があって、下へ行くほど丸く小さくなっていくこと、海に出るころにはどうなっているのかな???という質問に、子どもたちは「わかった!!!砂になるんや!!!」と答えていました。
池づくりを通して、さまざまなことを考え、気づく子どもたちの姿がみられましたよ(^^)/
大きな石から中くらいの石、そして、小さい石…
できた!!!
よ~し、水を入れてみよう!!
ホースを直接、池の中に沈めて水を入れると、池の下の土が舞い上がってしまうから、ビニールシートを敷いた上にホースを置いて、そ~っと水を入れるよ…
「池に水が入った!!」「雨の水の時には泥水やったけど、透明の水になっている!!」「これやったら、メダカとかも見えるね!!」と大喜びの子どもたち…
あとは、循環ポンプをセットすると完成です!
3学期になったら続きをしようね…
池にアメンボがやってきました(^_-)-☆
bioaの先生と大学の先生が来てくださり、池の水路に水を流しましたよ!!
ポンプで循環させるよ!
やった~!!水路に水が流れたよ!!!
さあ、池にメダカを入れようよ!
同じ市内の錦郡幼稚園から、たくさんのメダカをわけていただきました!
紙コップにうつして、一人ずつ池に放流することに!!
メダカって、上のほうの餌を食べるために目が高い位置についているから【メダカ】っていうんだよ
と教えてもらいました!
よくみてみると、本当に目が上向いてついていますね
メダカさんかわいい…
そ~っと池に流すよ…「わ~!!泳いだ!!」「元気でね!!!」
みんなでつくった池!大学の先生、bioaの先生と一緒に記念写真をとりました(^^)/
彼方幼稚園から、オタマジャクシをいただきました!
生まれたばかりのオタマジャクシって、細長いんですね…
春休み中に遊びにきていたすみれ組の子どもたちが池にオタマジャクシを放流しました!
卵もたくさんあるので、池でうまれるといいですね…
みんなの池物語は、これからも続きます…