第41回平和を考える戦争展を開催します!
第41回平和を考える戦争展
今年は戦後80年という節目の年です。地域から戦争体験者が少なくなるなか、特に被爆体験者が10万人を下回ることが予想されており、過去の戦争体験を風化させることなく、次世代に伝えていくことが大切です。
この21世紀を戦争や核兵器のない真に「平和の世紀」とするため、戦争の悲惨さ、核兵器の恐怖、平和の大切さや命の尊さを、展示や講演を通してもう一度考え、具体的に何をしていくことが出来るのかを考える機会となるよう、今年度も「平和を考える戦争展」を開催します。
- 日程 令和7年8月8日(金曜日)〜10日(日曜日)
- 場所 すばるホール<外部リンク>
日程 | 3階展示室 | 2階小ホール |
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8月8日(金曜日) |
9時00分〜17時00分 |
なし |
8月9日(土曜日) |
10時30分〜15時00分 |
|
8月10日(日曜日) |
10時30分〜16時00分 |
3階展示室
平和を考える戦争展
企画展示
戦傷者~遺された身体で生きるということ~
入営から戦地での受傷・医療、内地での療養、社会復帰、そして現在まで。義肢や義眼などの実物資料も紹介し、戦傷者やその家族が体験された労苦を伝えます。
戦傷者とパラリンピック~社会復帰に向けて~
戦傷者の回復に端を発するパラリンピック。戦中・戦後、絵画や写真など、多彩な分野で活躍された髙橋春人氏のポスター作品や、戦傷者の練習風景を捉えた映像資料などを通して、戦傷者とパラリンピック、そして社会の歩みを振り返ります。
記憶の解凍~鮮やかによみがえる日々~
戦前・前後の白黒写真を、写真提供者との対話を通して、AI技術によりカラー化した「記憶の解凍」プロジェクトの取組を紹介します。あの日の色・温度・におい、そして人々の息遣いを感じてください。
定例展示
大阪大空襲・戦時下の富田林・市民の遺品
戦時下の生活用品や遺品などの現物資料や、富田林の15年戦争年表なども紹介し、大阪大空襲・戦時下の富田林を伝えます。
ヒロシマ・ナガサキ
長崎原爆資料館の資料やリトル・ボーイの模型などを展示し、広島と長崎の原爆被害の実相を伝えます。
小・中学生の作品展示
市内小学生の非核・平和ポスター
市内小学生が描いた、核兵器や戦争の恐ろしさ、平和の尊さを訴えるポスターを展示します。
市内中学生の被ばく体験絵本
被爆者の体験や平和への思いを、市内中学生が聞き取り、その光景を1冊の絵本として描く「被ばく体験絵本」について紹介します。
ワークショップ・参加型コーナー
広島・長崎へ届ける折り鶴コーナー
折り鶴は、平和への願いとともに、市民の代表(親子)に託し、現地へお届けします。
みんなの平和メッセージキャンバス
来場者の皆さまの平和への願いを込めた一つの作品を作ります。
遊んで平和を考える!こどもコーナー
魚つり、工作、クイズラリー、ガチャガチャなど、お子さまが楽しみながら平和について考えられるコーナーです。
2階小ホール
日程 | 時間 | 内容 |
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8月9日 (土曜日) |
10時30分~ |
ヒーローショー(超新星☆スバルファイブ) |
11時00分~ |
映画上映「 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」 |
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14時00分~ |
平和記念講演会 戦争体験者による講演 |
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8月10日 (日曜日) |
10時30分~ |
人形劇(人形劇団 Zooっと) |
11時30分~ |
マジックショー(マジッククラブ スマイル) |
|
14時00分~ |
DVD上映「つるにのって とも子の冒険」「戦後70年 忘れゆく戦争の記憶」 |
平和記念講演会 ※申込不要
今年は戦後80年という節目の年です。時が経つにつれ、戦争を体験した方の高齢化が進み、戦争の記憶が風化しつつあります。
今回の講演会では、戦争体験者をお招きし、戦時中に起こったことや暮らしぶり、爆撃・空襲体験などの貴重なお話をうかがいます。
※手話通訳、及び要約筆記を実施します。
夏休み子どもイベント ※申込不要
家族と一緒に楽しめる「夏休み子どもイベント」を開催します。戦争展とあわせて、ぜひ遊びにお越しください。
ヒーローショー
富田林あたりの地球を守る!「超新星☆スバルファイブ」によるヒーローショー
マジックショー
目の前で起こる不思議な現象にビックリ!「マジッククラブ スマイル」によるマジックショー
人形劇
「人形劇団 Zooっと」による「赤ずきんちゃん」「たこたこあがれ」の人形劇
映画上映「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」
部屋や空間の隅が大好きで、少しだけネガティブなすみっコたち。5年に1度訪れる青い大満月の夜、彼らが暮らす街に魔法使いの兄弟がやってくる。賑やかで楽しい夜を過ごすすみっコたちだったが…?(64分)
DVD上映「つるにのって とも子の冒険」
小学6年生のとも子は、夏休みに広島の原爆資料館を訪れ、原爆の破壊力と恐ろしさに圧倒されます。平和公園の少女の像の前で折り鶴を折って息を吹きかけると、不思議なことに像の少女が動き出しました。彼女の名前はサダコ。そして、サダコととも子の不思議な冒険が始まったのです。(30分)
DVD上映「戦後70年 忘れゆく戦争の記憶」
戦後70年を迎えるにあたって、戦争体験者(市民)の声を記録した映像です。当時の暮らしぶりや学校生活、学徒動員、空襲のすさまじさ…。(74分/2015年度 富田林市製作)