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日本脳炎の定期予防接種

印刷用ページを表示する掲載日:2026年6月12日更新
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日本脳炎について

疾病について

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。日本脳炎ウイルスはヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内で増殖し、その血を吸った蚊(コガタアカイエカ)がヒトを刺した時に感染します。

日本脳炎の潜伏期は6~16日間とされます。突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害及びけいれんなどが主な症状です。意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。

一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。大部分は九州・沖縄地方、中国・四国地方と西日本で発生していて、北海道、東北地方における報告は非常にまれです。​

予防について

予防の中心は予防接種と蚊の対策です。

予防接種

ワクチンの定期接種が開始された1994年以降、患者数は年間10人以下と少なくなっており、ワクチンの効果が実証されています。実際、近年の日本脳炎確定患者の解析より、ほとんどの日本脳炎患者は予防接種を受けていなかったことが判明しています。

蚊の対策

一般に日本脳炎の感染リスクは、農村部で高く、都市部で低いと考えられます。しかし、コガタアカイエカは活動範囲が広いため、都市部であっても日本脳炎に感染するリスクはゼロではありません。
コガタアカイエカは日没後に活動が活発になるとされています。以下の点に注意して、ウイルスを持った蚊に刺されない工夫が必要です。

  • 夏季、なるべく夜間の外出を控える。
  • 戸外へ出かける必要があるときは、できる限り長袖・長ズボンを身につける。
  • 露出している皮膚(ひふ)へ虫除けスプレーなどを使用する。
  • 蚊が屋内に侵入しないように網戸を使用する。
  • 夜間の窓や戸の開閉を少なくする。
  • 蚊帳を利用する。

定期予防接種について

定期予防接種は、予防接種法に基づき実施する予防接種です。富田林市では、公費(無料)で受けられます。

こどもの予防接種は「A類疾病」に位置付けられ、対象者全員が受けるべき予防接種です。定期接種(A類疾病)の対象となっている病気は、皆さんが予防接種を受け免疫を持っているからこそ、感染者が少なく、感染が起こったとしても流行しない状態になっています。

接種回数及びスケジュールについて​

接種回数及びスケジュール
  定期接種対象者と接種回数 標準的な接種時期
1期初回1回目 生後6か月〜7歳6か月未満、3回接種 3歳(生後6か月から接種可)
1期初回2回目 1回目から4週間以上の間隔をあける(最短は1週間)。
1期追加 2回目から6か月以上の間隔をあける。
2期 9〜13歳未満、1回接種 9歳

※特例措置:平成19年4月1日までに生まれた人で、接種日において20歳未満であれば、1期・2期の不足分(4回に足りない回数)を定期接種として受けることができます。

定期予防接種を受けるまでの流れ

こどもの予防接種」をご確認ください。

​予防接種の副反応について

予防接種により軽い副反応がみられることがあります。また、極めてまれですが重い副反応が報告されています。

  • 軽い副反応:発熱、接種部位の局所反応(発赤、腫脹、硬結など)、じんましんなどがあります。これらの症状は特別な治療を必要とせず、普通は数日で自然に軽快します。
  • まれな重い副反応:アナフィラキシー(強いアレルギー反応)などがあります。​

健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、極めてまれではあるものの、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。副反応による健康被害をなくすことはできないことから、予防接種法において、医療費や年金などの給付が受けられる制度が設けられています。
​※ワクチン接種による健康被害であったかどうかを個別に審査し、ワクチンの接種による健康被害と認められた場合に給付をします。

詳細は「健康被害救済制度について」をご確認ください。

関連リンク集

日本脳炎ワクチン(厚生労働省)<外部リンク>」<外部リンク>

日本脳炎(JIHS 国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト)<外部リンク>」<外部リンク>

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