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B型肝炎の定期予防接種

印刷用ページを表示する掲載日:2026年6月15日更新
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B型肝炎について

疾病について

B型肝炎ウイルス感染によっておこる肝臓の病気で、B型肝炎ウイルスが血液や体液(唾液、涙、汗、尿など)を介して感染します。B型肝炎ウイルス持続感染者(キャリア)の分娩時の母子感染、父親や祖父母からの家族内感染、集団生活での感染などが報告されています。

一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。また、経過の違いから、急性肝炎と慢性肝炎があり、急性肝炎は稀に劇症化する場合もあることから注意が必要です。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。また、無症候性キャリアの場合は他の人に感染させる可能性もあります。特に乳幼児期の感染では、慢性化しやすいことが特徴です。

予防について

予防接種

感染する前にワクチンで抗体をつけておくと予防することができます。ワクチン接種による抗体獲得率は40歳までの接種では95%と報告されています。一方、予防接種を受けても、お子さんの体質や体調によって免疫ができないことがあります。また、ワクチン3回接種後の感染防御効果は20年以上続くと考えられています。

その他対策

血液・体液との接触を避けることが重要です。性的接触による感染については、コンドームの使用が有効です。母子感染については、妊婦の早期診断と母子感染対策が有効です。

定期予防接種について

定期予防接種は、予防接種法に基づき実施する予防接種です。富田林市では、公費(無料)で受けられます。

こどもの予防接種は「A類疾病」に位置付けられ、対象者全員が受けるべき予防接種です。定期接種(A類疾病)の対象となっている病気は、皆さんが予防接種を受け免疫を持っているからこそ、感染者が少なく、感染が起こったとしても流行しない状態になっています。

接種回数及びスケジュールについて​

接種回数及びスケジュール
  定期接種対象者と接種回数 標準的な接種時期
1回目 1歳未満で3回接種 生後2か月で1回
2回目 1回目の接種から4週以上の間隔をあける(生後3か月頃)
3回目 2回目の接種から16週以上の間隔をあける(生後7か月〜9か月頃)

※母子感染予防として、健康保険の給付によりB型肝炎ワクチンの接種を受けた人のスケジュールは上記と異なります。主治医の指示で接種をすすめてください。この場合、定期接種の対象者ではありません。

定期予防接種を受けるまでの流れ

こどもの予防接種」をご確認ください。

​予防接種の副反応について

予防接種により軽い副反応がみられることがあります。また、極めてまれですが重い副反応が報告されています。

  • 軽い副反応:発熱、接種部位の局所反応(疼痛、腫脹、硬結、熱感など)、倦怠感、頭痛・頭重感などがあります。これらの症状は特別な治療を必要とせず、普通は数日で自然に軽快します。
  • まれな重い副反応:アナフィラキシー(強いアレルギー反応)、ショック、急性散在性脳脊髄炎、ギラン・バレー症候群、視神経炎、脊髄炎、多発性硬化症、末梢神経障害などが報告されています。

健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、極めてまれではあるものの、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。副反応による健康被害をなくすことはできないことから、予防接種法において、医療費や年金などの給付が受けられる制度が設けられています。
​※ワクチン接種による健康被害であったかどうかを個別に審査し、ワクチンの接種による健康被害と認められた場合に給付をします。

詳細は「健康被害救済制度について」をご確認ください。

関連リンク集

B型肝炎ワクチン(厚生労働省)<外部リンク>」<外部リンク>

B型肝炎(JIHS 国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト)<外部リンク>」<外部リンク>

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