令和6年能登半島地震に対する本市の取り組み状況など
令和6年1月1日に発生した、能登地方を震源とする最大震度7の地震により、石川県を中心に大きな被害が出ています。犠牲になられた方へ哀悼の意を表するとともに、被害を受けられた方に心よりお見舞い申し上げます。
富田林市では、令和6年能登半島地震で被災された地域の一日も早い復興のため、1月4日午前に、市長を本部長とする「富田林市支援対策本部」を設置し、下記の活動を行っておりますのでお知らせします。
- 富田林市支援対策本部について(2024年7月9日更新)
- 「令和6年能登半島地震災害義援金」の受付について(2024年7月9日更新)
- 人的支援について(2024年5月24日更新)
- 市営住宅の一時提供について(2024年1月24日更新)
- 救援物資・ボランティアについて(2024年1月24日更新)
- 石川県輪島市への救援物資の支援について(2024年1月25日更新)
本市では、「災害被災者に対する支援措置に関する要領」に基づき、被災地から本市に広域避難する方への支援を進めています。
支援内容は災害被災者に対する支援内容一覧 [PDFファイル/223KB]をご確認ください。
富田林市支援対策本部について
本市では、被災者に対し総合的な支援を的確かつ円滑に行うことを目的として「富田林市支援対策本部」を設置しています。
また、支援に際し迅速な意思決定を行うため、内部組織として「支援対策会議」を設置しています。
富田林市支援対策本部等設置要綱 [PDFファイル/126KB]
富田林市支援対策本部会議
- 第1回富田林市支援対策本部会議のまとめ(令和6年1月4日開催) [PDFファイル/358KB]
- 第2回富田林市支援対策本部会議のまとめ(令和6年1月10日開催) [PDFファイル/341KB]
- 第3回富田林市支援対策本部会議(書面開催)のまとめ(令和6年1月12日開催) [PDFファイル/209KB]
- 第4回富田林市支援対策本部会議のまとめ(令和6年2月1日開催)[PDFファイル/324KB]
- 第5回富田林市支援対策本部会議のまとめ(令和6年2月21日開催) [PDFファイル/458KB]
- 第6回富田林市支援対策本部会議のまとめ(令和6年7月8日開催) [PDFファイル/478KB]
↠写真は、第5回本部会議において、被災地へ派遣された職員による支援活動の報告を受けたときの様子です。
富田林市支援対策会議
第1回富田林市支援対策会議(令和6年1月24日実施) [PDFファイル/327KB]
「令和6年能登半島地震災害義援金」の受付について
本市では、被災地と現在も困難な状況にある方々に寄り添う思いを込め、市内公共施設18か所に募金箱を設置し、下記のとおり義援金の受付をいたしますので、皆さまのご理解ご協力をよろしくお願い申しあげます。
義援金名称
「令和6年能登半島地震災害義援金」
受付期間
令和6年12月27日(金曜日)まで
※延長される場合があります。
受付について
(1)口座振り込み
日本赤十字社ウェブサイト「令和6年能登半島地震災害義援金<外部リンク>」をご参照ください。
(2)現金での受付
富田林市役所 増進型地域福祉課22番窓口、金剛連絡所
※ただし、土・日・祝日・年末年始を除く、平日午前9時から午後5時30分までとなります。
募金箱設置場所一覧
※臨時休業日・営業時間などについては各施設にお問い合わせください。
問い合わせ先は、「市の主な施設」のページをご参照ください。
令和6年能登半島地震災害義援金街頭募金へのご協力ありがとうございました
甚大な被害に遭われた被災地の一日も早い復興と、現在も困難な状況にある方々に寄り添う思いを込め、1月8日(月曜日)にすばるホール、エコール・ロゼ、コノミヤ富田林店の3ヵ所において、富田林市と富田林市社会福祉協議会による街頭募金を実施し、合計475,898円の義援金が集まりました。
市民のみなさまの多大なるご支援と募金活動にご協力くださった各店舗のみなさまに心よりお礼申し上げます。なお、義援金は日本赤十字社を通じて被災地へお送りさせていただきます。
本市では、引き続き、災害義援金の受付を行っている他、市内公共施設18ヵ所に義援金募金箱を設置しておりますので、市民のみなさまのご協力をお願いいたします。
石川県大阪事務所に見舞金をお届けしました
1月12日(金曜日)、𠮷村市長が、石川県大阪事務所を訪問し、石川県の一日も早い復旧・復興対策に活用していただくよう石川県大阪事務所長に見舞金100万円をお渡ししました。
𠮷村市長は、富田林市民を代表して、被災された方々に心からお見舞いを申し上げ、輪島市への救援物資の搬送をはじめ、義援金の募金箱設置や、関西広域連合の枠組みの中での職員派遣準備、被災地から本市に避難して来られる方の受入準備をとっており、何か困ったことがあれば、お力になりますのでいつでもおっしゃって下さいと富田林市として支援していくことをお伝えしました。
「令和6年能登半島地震災害義援金」のご報告およびお礼について
被災地と現在も困難な状況にある方々に寄り添う思いを込め、本市にて受付している標記義援金につきまして、これまでに皆さまからお預かりした義援金総額は、以下のとおりです。
皆さまのご厚志に心より御礼申しあげます。ご協力いただいた義援金は、日本赤十字社を通じまして、被災地へお送りさせていただきます。引き続きご協力いただけますようお願い申しあげます。
総額 5,650,556円 (令和6年6月30日時点)
日本赤十字社富田林市地区長 富田林市長 𠮷村善美
義援金・救援金詐欺にご注意を!
市役所職員や「地震情報局」職員などを名乗り、一般家庭に義援金や救援金、見舞金を募る電話やファクスを送るなどし、高額な振込みを求める詐欺にご注意ください。
富田林市や日本赤十字社、中央共同募金会、社会福祉協議会等では電話やファクスでの義援金の振込みをお願いすることはありません。
災害に便乗した悪質商法にご注意を!
地震などの災害発生時には、災害に便乗した悪質商法の発生が予想されます。
家屋の耐震改修工事や修繕等、消費者の不安をあおり、不必要な工事や高額な料金を請求する手口があります。
悪質商法は災害発生地域だけが狙われるとは限りません。災害に便乗した悪質な商法には十分注意してください。
人的支援について
被災地への緊急消防援助隊の派遣
令和6年1月1日に発災した能登半島地震において、緊急消防援助隊大阪府大隊の一員として本市消防本部から職員を派遣し、現地での救出救助活動等を実施していましたが、消防庁長官からの通知により令和6年2月2日をもって緊急消防援助隊の被災地での活動が終了となり、本市でも解隊式を行いました。
本市においては1月1日からの1次派遣から8次派遣までの間、延べ27名の消防職員を被災地である石川県輪島市に派遣し救出救助活動等を実施しました。
派遣日時 | 派遣先 | 派遣隊および派遣人数 | 派遣先での主な活動 | |
---|---|---|---|---|
1次派遣 |
令和6年1月1日(月曜日) | 石川県輪島市 | 消火小隊 1隊4名 後方支援小隊 1名 |
人命救助活動等 |
2次派遣 |
令和6年1月5日(金曜日) | 石川県輪島市 | 消火小隊 1隊4名 後方支援小隊 1名 |
人命救助活動等 |
3次派遣 |
令和6年1月8日(月曜日) | 石川県輪島市 |
救助小隊 1名 |
人命救助活動等 |
4次派遣 |
令和6年1月12日(金曜日) | 石川県輪島市 | 消火小隊 2名 救急小隊 1名 |
人命救助活動等 |
5次派遣 |
令和6年1月16日(火曜日) | 石川県輪島市 |
救助小隊 1名 |
人命救助活動等 |
6次派遣 |
令和6年1月20日(土曜日) | 石川県輪島市 | 消火小隊 2名 救助小隊 1名 救急小隊 1名 |
人命検索活動、防火水槽補水作業、避難所巡視、救急搬送等 |
7次派遣 | 令和6年1月24日(水曜日) | 石川県輪島市 | 救急小隊 1名 | 救急搬送等 |
8次派遣 | 令和6年1月28日(日曜日) | 石川県輪島市 | 救急小隊 1名 | 救急搬送等 |
被災地における避難所運営支援について
大阪府、及び府内の市町村と連携し、輪島市内の避難所の運営支援を行うため、職員を派遣しました。
派遣期間 | 派遣先 | 派遣人数 |
派遣先での主な活動 |
|
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本市第1次部隊 |
令和6年2月1日(木曜日)から |
石川県輪島市 | 2名 | 避難所の運営支援等 |
本市第2次部隊 |
令和6年2月9日(金曜日)から |
石川県輪島市 | 2名 | 避難所の運営支援等 |
本市第3次部隊 |
令和6年2月25日(日曜日)から |
石川県輪島市 | 2名 | 避難所の運営支援等 |
本市第4次部隊 |
令和6年3月10日(日曜日)から |
石川県輪島市 | 2名 |
避難所の運営支援等 |
本市第5次部隊 |
令和6年3月28日(木曜日)から |
石川県輪島市 | 2名 | 避難所の運営支援等 |
本市第6次部隊 |
令和6年4月9日(火曜日)から |
石川県輪島市 | 1名 |
避難所等の運営支援 |
本市第7次部隊 |
令和6年5月25日(土曜日)から |
石川県輪島市 | 1名 | 避難所等の運営支援 |
第7次部隊(最終)派遣の際、支援のお礼として、現地の被災者の方から本市派遣職員に対し、輪島塗のお箸と能登産のお塩をいただきました。
応急給水支援活動について
富田林市上下水道部では、公益社団法人日本水道協会からの派遣要請を受け、応急給水支援隊として給水車両1台(2トンタンク車)と職員を派遣しました。
派遣期間 | 派遣先 | 派遣人数 |
派遣先での主な活動 |
|
---|---|---|---|---|
第1次部隊 |
令和6年2月10日(土曜日)から |
石川県鳳珠郡穴水町 | 2名 | 給水タンク車による被災者等への応急給水活動 |
第2次部隊 |
令和6年2月26日(月曜日)から |
石川県鳳珠郡穴水町 | 2名 | 給水タンク車による被災者等への応急給水活動 |
漏水調査支援活動について
富田林市上下水道部では、公益社団法人日本水道協会からの派遣要請を受け、令和6年3月17日(日曜日)から、漏水調査支援として作業車両1台(軽自動車)と職員2名を石川県へ派遣しました。
派遣期間 |
派遣先 | 派遣人数 | 派遣先での主な活動 | |
---|---|---|---|---|
第1次部隊 |
令和6年3月17日(日曜日)から |
石川県鳳珠郡能登町 | 2名 | 水道管の漏れを確認する漏水調査支援活動 |
公費解体申請受付対応等
富田林市では、環境省からの派遣要請を受け、令和6年8月19日(月曜日)から、災害対応に関する人的支援として職員2名を石川県へ派遣しました。
派遣期間 |
派遣先 | 派遣人数 | 派遣先での主な活動 | |
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第1次部隊 |
令和6年4月8日(月曜日)から |
石川県羽咋郡志賀町 | 2名 | 公費解体申請受付対応等 |
第2次部隊 |
令和6年8月19日(月曜日)から |
石川県珠洲市 | 2名 | 公費解体申請受付対応等 |
能登半島地震災害相談窓口の設置について
本庁2階市民相談窓口に「令和6年能登半島地震災害相談窓口」を設置しています。
被災地から広域避難される方への支援など、様々な相談を受け付けており、必要に応じ担当部署におつなぎしますので、ご利用ください。
個人住民税における雑損控除の特例について
詳しくは課税課のページをご覧ください。
市営住宅の一時提供について
富田林市では、令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災者の方に、以下のとおり市営住宅を一時的に提供します。
対象者
令和6年能登半島地震による倒壊、地震に伴う火災等により自ら居住する住宅に引き続き居住できなくなり、現に住宅に困窮している被災者の方
提供住戸
3戸
※現状有姿での引き渡しになります。
入居期間
原則3ケ月以内(最長9ケ月まで延長可)
使用料等
家賃等
家賃、共益費、駐車場使用料は無料です。
※駐車場は空きがある場合、1台限り使用可能です。
※敷金、保証金はありません。
光熱水費等
光熱水費、町会費、住宅組合費は自己負担となります(ただし、水道料金、下水道使用料等については無料です)。
申込方法
令和6年1月29日(月曜日)午前9時から、下記担当窓口で申し込みの受付を行います。
※提供戸数に限りがありますので、まずはメールまたは電話でお問い合わせください。なお、メールでお問い合わせいただく場合は、氏名、ご連絡先番号、お問い合わせ内容を記載ください。
富田林市産業まちづくり部住宅政策課(市役所4階)
窓口受付時間:平日・午前9時00分〜午後5時30分
電話番号:0721-25-1000(内線437)
メールアドレス:jyutaku@city.tondabayashi.lg.jp
水道料金、下水道使用料および浄化槽使用料について
富田林市では、令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災者の方に、以下のとおり水道料金、下水道使用料および浄化槽使用料を無料にします。
対象者
令和6年度能登半島地震により自らが居住する住宅に引き続き居住できなくなり、富田林市内に居住している方
期間
令和6年12月31日まで
申込方法
市役所地階お客様センター窓口で受付を行います(来るが困難な方は、下記までご連絡ください)。
水道お客様センター
電話番号:0721-20-6400
救援物資・ボランティアについて
現地でのボランティアについては、一部の市町村で受入が開始されました。詳細は石川県ホームページの特設サイトでご確認お願いします。
石川県ホームページ(災害ボランティア特設サイト)<外部リンク>
また、現時点では、個人の皆さんからの救援物資の受付はしていませんので、ご理解ください。ただし、企業や団体からの救援物資については、下記の石川県ホームページから申し込みをお願いします。
石川県ホームページ(救援物資)<外部リンク>
石川県輪島市へ救援物資の支援を行いました
令和6年1月1日に発生しました「令和6年能登半島地震」において、本市富田林寺内町と同じく、伝統的建造物群保存地区(輪島市黒島地区)を有する石川県輪島市へ直接ニーズをお伺いし、市の災害備蓄品などを救援物資として支援を行いました。
本市との間に、「災害時における支援物資の受入及び配送等に関する協定」を締結する佐川急便株式会社(富田林営業所)にもご協力をいただき、本日5日(金曜日)午後、輪島市に向け富田林市を出発し、2トントラックなど2台体制で、備蓄水(490ml:3840本)、ボックストイレ(100個)、その他生活用品等の救援物資をお届けしました。
また、輪島市に派遣されている大阪府職員が現地での必要物資のニーズを確認し、府下市町村が支援可能な物資を八尾市にある大阪府中部広域防災拠点に持ち寄り、府が取りまとめて輪島市へ届けることとなりました。本市は1月23日(火曜日)にニーズのあった、わりばし・使い捨てのお椀・下着・ゴミ袋などを届けました。