性犯罪などの被害に遭わないために
性犯罪は、女性・男性にとって他人事ではありません。帰宅時を狙った性犯罪などに十分注意してください。性犯罪は、被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、その心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼします。
「自分だけは大丈夫。」、「住んでいる地域で、そんな犯罪は起きないだろう。」などと安易に考えてはいけません。「自分も被害に遭うかもしれない。」という警戒心を常にもち、日頃の行動で犯罪を未然に防止しましょう。
性犯罪の特徴
- 被害件数は、近年増加傾向にある。
- 被害者の年齢層は、10代、20代が7割以上を占める。
- 被害発生の時間帯は、夕方から深夜が多い。
- 被害の場所は、道路上、共同住宅などのエレベーター内、駐車場、駐輪場、階段などが多い。
詳しくは、性犯罪の発生状況(大阪府警察ウェブページ)<外部リンク>をご覧ください。
犯行の手口
- 帰宅途上の後をつけ、人目につかない場所で背後から襲いかかり、強引に人目につかない場所に引き摺り込む。
- オートロックが開いたタイミングで、住民もしくは訪問者を装い建物内に侵入し、エレベーター内や非常階段の陰で待ち伏せして襲う。
- 自宅の玄関を開錠した瞬間、突然室内へ押し込み、内側からドアを施錠する。
- 就寝中を狙い、施錠されていない玄関やベランダ、窓から侵入する。
- 地下駐車場や駐輪場などの陰に潜み、車に乗り込もうとするところを襲う。
被害に遭わないために
- 歩きスマホは禁物。常に警戒をおこたらず、周囲に注意する。時々、後ろを振り返る。
- 防犯ブザーを携帯し、すぐに鳴らせるように持って歩く。また、持っていることを見えるようにしておく。
- 見知らぬ人から道を聞かれるなどで話しかけられても、警戒をおこたらない。
- 帰りが遅くなったら、家族に迎えに来てもらう。
- 一人歩きはできるだけ避ける。やむを得ず一人歩きする場合も短い距離ですむよう、タクシーを自宅前までつけてもらうようにするなど工夫する。
- 玄関ドアや集合住宅のオートロック、エレベーターの開閉時には、周囲を確認し、第三者の気配がある場合は注意する。
- エレベーターでは、知らない人と二人きりになることはできるだけ避けるようにし、二人きりになってしまった場合は、ボタン付近に立ち、背を向けないようにする。また、最寄りの階で一旦降りるようにする。
- 郵便配達や宅配便業者、さらには地元警察を名乗る訪問者の場合も、安易に玄関を開けず十分確認してから開ける。
- 在宅時でも扉、窓など施錠。高層階の部屋の場合も、ベランダの窓は必ず施錠。季節を問わず施錠が望ましい。
- 密室(車内やカラオケルームなど)で知人(友人など)と二人きりの場合、万一に備えて身をかわすことができる距離感と立ち位置を保つ。
- 薬や飲み物を提供されても安易に飲まない。飲み物は、よそ見している間やトイレなどへ行っている間に睡眠薬などを入れられる場合があるので、注意が必要。
関連ページ
性犯罪の被害にあわないために(大阪府警察ウェブサイト)<外部リンク>
性犯罪・性暴力の被害にあったら(大阪府ホームページ)<外部リンク>
性犯罪関係の法改正
性犯罪に対する罰則は明確化・強化されています。詳しくは、性犯罪関係の法改正等 Q&A(法務省ウェブサイト)<外部リンク>をご覧ください。
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