くすのきくん: あれ、つつじちゃん、眠そうにしてるけどどうしたの?
つつじさん: ふぁ~。クラス委員会の準備をするのに大いそがしなの。月に1回しかないんだけど、たいへんなんだな。
くすのきくん: さすがクラス委員長。がんばってるね。
つつじさん: そういえば、富田林の市議会はいつ開かれてるの? 毎日?
くすのきくん: 議会は、3月・6月・9月・12月の年4回定期的に開かれる定例会(ていれいかい)と、必要に応じて開かれる臨時会(りんじかい)があって、決められた一定の活動期間中に、本会議(ほんかいぎ)や委員会(いいんかい)を開いて議案(ぎあん)や請願(せいがん)の審査などをしているよ。
つつじさん: 期間を決めて、集中して審査するっていうわけね。
くすのきくん: そのとおり。ただし、審査のために必要)な下調べをする期間とかは、ちゃんととってあるよ。
つつじさん: 「本会議」と「委員会」っていうのは?
くすのきくん: 本会議は、議案などを審査したり、議会の意思を決める会議で、原則として議員定数(ぎいんていすう)の半数以上の出席が必要なんだ。
つつじさん: ここで最終決定をするのね。
くすのきくん: 本会議で決める前に、何人かに分かれて詳しく細かい点まで話し合うのが「委員会(いいんかい)」。富田林市では専門の委員会として、総務文教(そうむぶんきょう)、建設厚生(けんせつこうせい)、予算決算(よさんけっさん)の3つの常任委員会(じょうにんいいんかい)があるよ。議員(ぎいん)はこの常任委員会(じょうにんいいんかい)の1つ以上に必ずメンバーとして入ることになっています。
つつじさん: 少ない人数で専門的に話し合いや調査をするのね。
くすのきくん: つつじちゃんもわかってきたね。