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令和7年度 にしこおり日記(毎日更新中)

印刷用ページを表示する掲載日:2025年4月30日更新
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2025年度も『にしこおり日記』をよろしくお願いいたします。

『にしこおり日記』は、3ヶ月を過ぎると鮮度に課題が出てきます。でも捨てるのはもったいないので、私がおいしくいただきます。よって読者のみなさんは、お早いめにご賞味くださいね。3ヶ月前の『にしこおり日記』を食べる前に読み返します。こどもたちの成長していく姿がよくわかります。一度(何度でも)お試しください。毎日読んでも、週末にまとめて読んでも、不定期に読んでも、『にしこおり日記』を読んで『にしこおりファミリー』になりましょう!

☆「毎日読んでいるんだけど、もう少し字を大きくしてもらえたら嬉しいなあ」という声にお応えします。今日からしばらく、この大きさでやってみます。さまざまなご意見・ご感想をお寄せください。『にしこおりファミリー』みんなで創ろう『にしこおり日記』☆  

 

4月30日(水曜日) 『あい』さんさん『にしこおり』

 昨日の続きから。昨日の降園時、最後にもう一度『ツバメ』の巣を見ると、親ツバメがいて、しっかり卵を抱いていました。よかったよかった! ということで、気持ちよく今朝を迎え、7時30分に登園しました。早速、ツバメの巣を見ましたが、親ツバメはお留守でした。このあたりのタイミングはよくわからないのですが、餌場と行き来しているのでしょうね。それから、園内の花及びビオトープ周りの水やりをしました。野菜については、あまり水をやらないほうがいいので、こどもたちの水やりのみにしていきますね。もちろん職員のバックアップ(管理等)は適宜やっていきます。8時30分、職員打ち合わせが終わると同時に、「おはようございます」こどもたちの元気な声が園庭に響きました。こちらも一気に元気が出てくる瞬間です。今日は保育参観とPTA総会があります。さわやかなお天気でよかったです。そら組(5歳児)では、竹馬をつくるのですが、最後のネジ締めに使う「工具をお持ちの方は持ってきてください」との呼びかけに、登園時に「いっぱい集めて持ってきました」と工具箱を抱えて来てくださった保護者の方がおられました。『にしこおり』は、このような支えあい、協力しあい、たくさんの『あい(=愛)』に包まれていることを強く感じました。今日の保育参観では、こどもたちの園での様子を観ていただくとともに、親子のふれあいの時間も設け、一緒に活動をしていただく予定です。なお、私は午後から出張が入っている関係で、この続きは明日の『にしこおり日記』でふれたいと思います。よろしくお願いします。 

4月29日(火曜日) 大丈夫なことも、心配なことも

 今日は祝日(昭和の日)のため、幼稚園はお休みです。ビオトープ池の水位、ツバメの巣、水道メーターなどを確認するため、9時30分に登園しました。昨日の雨のため、補水タンクは閉栓して降園しました。先程池の水位を見たところ、昨日の降園時と同じでした。ということは、自然に減った水量と降雨のために増えた水量が同程度だったということがわかります。この読みはなかなか難しいのですが、毎日変化する状況を観察することによって、精度を高めていっています。次に、ツバメの巣ですが、下から見ても親ツバメがいないことがわかりました。そこで、脚立の上に乗って、そっとスマホを差し入れ写真をとったところ、卵が5個ちゃんとありました。たぶん親は捕食にいったのかな?そのうち帰って来るでしょう。最後に水道メーターは、毎週1回、降園時に測り、翌日の登園時にも測り、その差を読み取るのですが、漏水がないかの確認もできますし、蛇口の閉め忘れなどが原因で差が生じることもあります。毎日、降園時には、すべての蛇口が閉まっているか確認していますが、これからも確実に点検して無駄がないようにしていきます。ここで、もう一度ツバメの巣を見に行きましたが、親ツバメはいませんでした。しばらく別のことをして、帰りに再度見ようと思います。

4月28日(月曜日) ナイス・タイミングあれこれ 

 今朝は、曇り空の中を7時35分に登園、早速両方の門を開け、ビオトープ滝の流れを確認し、川に沿って歩き、池に到着。「何だ?!」ここのところよく話題にする『ヤゴ』であることは、すぐに判ったのですが、めちゃくちゃ大きいのです。橋のたもとからよく観ると、「えっ!」まるで”親亀の上の子亀”のように、2匹の『ヤゴ』が上下に重なっていて、これが1匹のように見えていたのでした。続いて、左トイレの入口ドアに、これまた、なかなか大きな『ガ』がとまっていました。この『ガ』の模様がなんとも不思議なもので、思わず虫かごに入れてこどもたちの登園を待つことにしました。さらにすごいことは続きます。ビオトープ池の後側で、以前里山から頂いた『ノダケ』という名前の植物が、新芽を出して伸びて来ているのを見つけ、別の場所では『アザミ』が葉を広げているのを発見しました。もう朝から私は大興奮でした。そして、嬉しい話もありました。この前、大阪大谷大学の先生に『タケノコ』を頂き、こどもたちが立派な『タケノコ』の絵を描いたのですが、その時「食べたいなあ」という声も上がっていたのです。しかしながら、今回の『タケノコ』は、かなり育っていて食用には硬すぎるであろう事から、料理を断念したのでした。ところが、この話を聞かれた保護者の方が「親戚からもらったから」ということで、金曜日の夕方にわざわざ幼稚園まで『タケノコ』を親子で持ってきてくださったのです。更に、今朝『米ヌカ』も届けてくださいました。みなさんに助けてもらって、今年も『タケノコ』の絵を描くこともでき、『タケノコ』を料理して食べることもできるようになりました。ただただ感謝です。ありがとうございました。 で、今日の午前中は『サツマイモ』の苗をみんなで植えました。そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、昨年までの経験を生かして手際よく作業を進めていきました。ほし組(3歳児)は、はじめてのことなので職員やサポーターの学生さんに助けてもらいました。全部で60本の苗を畑に、そのうちの一部は園務員さんにお願いしてプランターに、それぞれ植えることができました。昨年は、一部焼けて枯れたり、消滅したりしたのですが、今年は十分注意しながらやっていきます。根が付き葉が茂りだしたらもう大丈夫なので、そこまでが勝負ですね。午後は雨が降ってきたので、午前中で作業を終えたことも良かったです。午後は、各部屋で過ごしました。そら・はな組前の水洗場が雨漏りしていることをこどもたちが知らせてくれたので、脚立を登り、とりあえずの応急措置をしました。「やったあ、止まってる。ありがとう!」こどもたちに喜んでもらうのが一番嬉しいですね。お天気になったら、大屋根の樋(とい)を点検してみます。そうそう『ツバメ』のこと、この日記にはわざと書いていなかったのですが、もともとあった巣に、入園式が終わったあたりから偵察に来ていました。やがて頻繁に来るようになって、1羽の『ツバメ』がじっとしていることが増えました。いつも階段下から見上げていたのですが、その1羽がいないときを見計らってカメラを入れると、何と卵が5つも産まれていました。先程の1羽は、親で卵を温めているのでしょう。と、ここまで安定したので、こどもたちに話をしたとのことそれを聞いて、私もこの日記にあげることにしました。

4月27日(日曜日) 毎日楽しい『にしこおり』

 今日も、昨日に引き続き13時登園。朝から職員が『サツマイモ』の苗を買って、園に届けてたと連絡があったので、これも見がてら来たような次第です。まずは、ビオトープ池は、ちょうどタンク一杯分がなくなったというところでした。少しずつ補水していたので、池の水位は増減なし。タンクに再び水を張る間に、職員室へ入り、先程の苗を見せてもらいました。今年も立派な苗が手に入ってよかったです。あとは、ビオトープ川両岸に散水して帰ります。今日も『マル虎』で楽しい一日が終わりますように!なお、明日は午前中に『サツマイモ』の苗を、みんなで植える予定です。午後からは雨の予報が出ていますので、できる限り給食(11時30分)前に作業を終えたいと考えています。明日も楽しみな『にしこおり』です。毎日ひとつチャレンジしよう! 

4月26日(土曜日) お休みも『発見、発見、大発見!!』

 土曜日で幼稚園はお休み。でも、気になる気になるで13時過ぎ登園。気になる1つめは、ビオトープの水量。やや減っていましたが、これは想定範囲内。で、補水を開始。もう1つの気になるは、この前2日に渡って次々に発見された『ヤゴ』(の抜け殻)。結局全部で9匹。いずれも池の水草に登りました。そのあと全く上がらなくなったので、何やらサインでも出して一斉に『トンボ』になったのかななんて思っておりました。更に2日間は全く上がらずで、「もう、今年は終了やな」と考えていたのですが・・・。「えっ」さっきほど池をぼやっと見ていたら、なにやらキラキラ光るものが目に入ってきました。「あっ」なんと『トンボ』が羽を広げ、ゆっくりと動いている状態でした。下には『ヤゴ』が。今朝、遅めに上がってきて、つい先程、羽化したのでしょう。慌ててスマホを取り出し、写真を、位置を変えて3枚撮ったところで、ふわっと風に乗り空中へ。しばらく漂い、プール前の大きなイチョウの木の上部に止まった(ように見えた)のでした。そこからは、もうわかりませんでした。職員室に入り、図鑑で調べたところ、私の見たものはおそらく『ギンヤンマ』のようです。自然の状態で羽化直後の『ギンヤンマ』が観れてラッキーでした。やはり、いろいろな時間に登園するのもいいものですね。  

4月25日(金曜日) 『地域のこどもは地域の幼・小で育つ』  

    今日は、曇り空の中にも涼しい風が吹く、爽やかな朝でした。そのためか、登園時に園庭を元気に走ってやってくる子が多かったです。これからしばらくは、このように体を動かすのにもいい季節となります。自由遊びの中にも、どんどん運動的な要素を取り入れていきます。さて、自由遊びのあと、そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、園庭で種まきの準備をしました。大きな入れ物に、昨日運んでいただいた土と肥料(油かす)を入れて、スコップで混ぜる作業からスタート。何が始まるのか興味津々のこどもたちです。昨年度は、土をいじることが苦手だったこどもも、1年間ですっかり慣れて、逆に友だちに教えている子もいました。混ぜ終わった土は、植木鉢やプランターに入れました。今日は、ここで一旦終了です。使った道具を倉庫に直すのもテキパキとできました。来週に、花の種を巻きます。はな組は『ミニヒマワリ』、そら組は『フウセンカズラ』 の予定です。花が咲き実がなるまで、しっかりと水やりをしながら観察して、たくさんの大発見をしてもらいたいものです。今日の給食には『野菜スープ』が出ました。具だくさんで体にはとてもいいのですが、こどもたちにとっては中々の難題なのです。さすがに「野菜いやや!」と言うこどもはもういませんが、何人かが困った表情をしていました。もっとも野菜が大好きというこどももいて、そのこどもたちの食べっぷりをみて、自分も食べようと意欲を湧き立てる苦手組もいました。『無言の励まし』も大事ですね。昼食後、お掃除を終えて、いいお天気になったので、園庭にて自由遊びパート2が始まりました。サッカー、リレー、総合遊具、砂場遊びとメンバーも変わりつつ、多くの遊びをしました。途中で、はな組の子が、自分でビオトープ掃除を開始「たいへんだあ、ドロだらけだあ!」川底の石をブラシでこすります。そら組からも応援に来てくれました。みるみる川底はきれいになっていきました。が、下流の池は、泥水で茶色に濁っていきました。「ちょっと来て!」私はこどもたちを池にあつめました。その次に私が言うまでもなく「うわあ、もうお掃除ストップ!」と、ひとりの子が言いました。こどもたちは、自分(たち)でちゃんと判断できるようにまで成長してきています。また、午後から錦郡小学校では授業参観が開催され、本園職員も一緒に参観させていただきました。途中で在園児の保護者の方(上のこどもさん(本園卒園ではない)が小学生)に会い「どうして先生が(来ているの)?」と尋ねられたとのことでした。幼稚園の先生が小学校に来ているのが不思議だったのでしょう。本園の卒園児の様子を観にいっただけでなく、小学校ではどのような授業や支援がなされているのかを研究し、幼稚園での教育に活かそうとする目的も兼ねての参加なのです。そして、これも『にしこおり幼・小一貫教育』だからこそできることなのです。『地域のこどもは、地域の幼・小で育つ』

4月24日(木曜日) 「くもりだったけど、いまは、はれ」

 今日の新聞の星座占い、私は『平凡だけど、何をやってもいい日』「どういうことや?」と思いながら登園しました。私にとっては、平凡という日は一日たりともないのですが・・・。朝の自由遊びが終わり、それぞれの部屋に。はな組(5歳児)では、さっそく『筍(たけのこ)』のスケッチです。昨日、大阪大谷大学の先生がお見えになり、本物の立派な『筍』を「教材に使ってください」と提供いただきました。実は昨年度、当時園児であった子のお宅の竹林に『筍』を掘りに行かせていただき、教材としてまた食材としてもたくさんの『筍』をいただいたのですが、その子もこの春卒園。今年度は『筍』を見るのは難しいなあと思っていたのです。何という幸運でしょう。おかげさまで今年度も、実物大の立派な『筍』がたくさん生えてきました。こどもたちが描いた『筍』を観てもらうことで、先生へのお礼としようと考えています。しばらくすると、校務員チームさんが、こどもたちが畑やプランターで使う「野菜・花の土」を運んできてくださいました。みんなでお出迎えして「土を運んでくれてありがとうございました」とお礼をいいました。更に先日、コップ入れの棚をきれいに塗り替えてくださったことにも触れ、「棚をきれいに塗り替えてくれてありがとうございました」と重ねてお礼を言いました。さっそく、この土の一部を使って、ほし組(3歳児)のこどもたちが『ホウセンカ』の種を蒔きました今後も各学年で、あるいは合同で、さまざまな花や野菜の種や苗を植える予定です。花が咲き、実がつくまで日に日に成長していく様子を、こどもたちと一緒に観察し、ともに感動していきたいと考えています。保護者のみなさんもぜひ観てくださいね。日々変化していく様子を観て癒やしのひとときをどうぞ。嬉しい事は続きます。『錦寿いきいきクラブ』(地域の老人クラブの名称です)会長さんよりお電話をいただきました。昨年度同様、「こどもたちとの交流会(年間3回)をやりましょう」ということで、さっそく日程調整をさせていただきました。実は、昨年10月に行った交流会の様子が、富田林市シニアクラブ連合会発行の広報紙『SC富田林』に取り上げられ、縦でも横でもない、地域における『ななめの人間関係』を構築していることが高く評価されました。他地域にもこのような交流が広がっていくことを期待しています。午後からは、学校薬剤師の先生に水質検査をしていただきました。水道水も水道設備も良好ということで、これからプールも含め水を多く使う季節を控え、安心して生活できます。また、あっぷるタイム(14時〜15時の無償延長保育)には、大阪大谷大学の先生(『筍』の先生とはまた違う先生)による『絵本の読み聞かせ』があり、こどもたちだけでなく職員も一緒に、楽しい時間を過ごすことができました。さて、そら組の『今日の当番』のこどもが、私のところへやってきました。今日は、盛りだくさんの一日だったので、お帰り間際の報告となったのです。「きょうは、しがつにじゅうよっかです。」「おてんきは、くもりだったけど、いまは、はれです。」「 (今日はもう終わりなので)あしたがんばることは、きゅうしょくをささっとたべることです。」今日もすてきな一日を過ごすことができました。

4月23日(水曜日) 教え込まずに考えさせる 〜『公立幼・小一貫教育』から〜

 今朝は、昨日夜から降った雨がまだ残り、登園時には長靴に傘というこどもたちの姿がみられました。また、同じく雨の影響もあってか、いつもより多少登園が遅くなっているようです。雨の日の風景もまたいいものです。自分の家から幼稚園までの景色も、雨ならではの美しさを感じながら来ているのでしょうね。「今日は歩いてきた、楽しかった!」そう話す、そら組(5歳児)の子もいました。親子でゆったりと朝のひとときを共有することで、親も子も心が潤います。これがお互いの気持ちの安定につながります。続きです。「何が楽しかった?」と尋ねると、「ママと一緒に歩いたから」そして「〇〇ちゃんの家からは、〇〇ちゃんと一緒に歩いて楽しかった」と教えてくれました。次は、ほし組(3歳児)のある男の子の話です。朝の準備を終えて「トイレに行ってきます」と私に教えてくれるので、「もうひとりでできるんだ!」と褒めました。にこっと微笑んでトイレに入っていきます。小便器を前に「ここには、バッタやカマキリはいないね」と言うので、「そうだね、園長先生もトイレでは見たこと無いねえ」と返しました。すると「ぼくの家のトイレにはバッタやカマキリいるよ!」と教えてくれました。「カマキリは、ギザギザがついていて、あれは痛いんだ!」「バッタは、(自分に向かって)跳ぶんだよ」と、ジェスチャーとともに話してくれました。「そうなんだ!いいなあ」お家のトイレには、本物がいるのか、ポスターか何かが貼ってあるのか、あえて尋ねませんでした。朝の自由遊びは、雨で園庭には出られないので、主に廊下で過ごしました。廊下には、トランポリン、輪っか、鉄棒、ハードル(高さ10cm程度)が並びます。自分の好きなものを繰り返しやる子、サーキットトレーニングよろしく順番にやっていく子、うまくいかなくて困っている子、「できた!」と喜んでいる子・・・。職員たちは、声をかけながら、ひとりひとりの様子を観察しています。そして、絶妙のタイミングでポイントのみ支援していきます。まずは、こどもたち自身が『考える』こと、これを大切にしています。決して『教え込まない』、これが鉄則です。教え込まれて育った子は、その時(幼児期)はうまくできても、小学校以降伸び悩む(自分自身で考えることができないため)。このことは、小学校の先生方から聞いているだけでなく、私達自身が小学校へ行き、授業参観や各種の交流に園児とともに参加し、小学生を観察する中で大いに実感しているのです。ここにも公立幼稚園と公立小学校ならではの『公立幼・小一貫教育』の意義と成果が表れています。 

4月22日(火曜日) こどもの世界は大人を越えて

 今朝は、そら組(5歳児)のこどもたちの登園が全体的に早かったです。特に行事やイベント事はないのですが、「早く幼稚園に行きたい」そういう気持ちが登園を早くさせているのでしょう。たいへん嬉しい事です。さて、早速ですが、昨日の『ヤゴ』の続きの話です。昨日の『ヤゴ』5匹は、すべて採って部屋等に持っていったのですが、今朝、ほぼ同じ場所に2匹の『ヤゴ』(抜け殻)があったのです。昨日の経緯を知っているそら組のこどもたちに「池にまたまた・・・」と伝えると、「『ヤゴ』かっ?!」と、一目散に池までダッシュしていきました。今日は、ほし組(3歳児)のこどもたちに紹介してくれました。また、昨日「『ヤゴ』見たことがない」と話されていたお母さんに、お迎えの時に見せてあげようと用意している子もいました。午前中、まずは自由遊び。先程紹介した登園の早かったそら組のこどもたちを先頭に、朝の用意をしてどんどん園庭に出てきます。ほし組(3歳児)のこどもたち、時計はまだ読めなくても、感覚的に早く用意をすればその分早くいっぱい遊べるということを掴みはじめているようです。ここは競争ではないのですが、まさに競うようにといった感じで走っていきます。一方、砂場でクッキングを楽しむこどもたちも今日はいつもより多かったです。「めっちゃおいしそうやろ!」得意げに仲間に見せているのは『オムライス』かな?と思っていると、「プリンの出来上がり!」ときた。言わなくてよかったと胸をなでおろすのでした。こどもたちにはこどもたちの世界があって、この世界に入り込んでいる時には特に、大人の感覚を遥かに越えています。だから、おとな(私達職員も)は、まずは、こどもたちが話したり、やったりすることをひたすら観察するべきなのですね。先におとながやったり(手伝うのではなく大人が自分自身でやってしまう)、断定したり(「こうやで」)、否定したり(「違うよ」「ダメ」)しては絶対にいけないのです。「まだ小さいから無理」なんて言って全部大人が先回りしてやっておきながら、ある日突然「何でできないの!」なんて言い出す。これでは、こどもはどうしていいのかわからなくなるんですよね。私達大人は、失敗体験を繰り返しながら、やがてくる成功体験に大きな喜びを感じるこどもと一緒に喜んでやればいいのです。『毎日ひとつチャレンジしよう!』という、本園の今年度のキャッチフレーズ、こどもだけなく我々大人にも当てはめてみましょうよ。毎日が面白くなりますよ。もうひとつ話題を。給食が終わり、食器類を小学校の給食室まで戻しにいく時です。はな組(4歳児)のこどもたちが、担当職員と一緒に私を見ています。「園長先生が、給食を運んでくれているね。何て言ったらいいかな?」担当職員がこどもたちに尋ねます。さあ、こどもたちはどう言ったでしょうか? 私は「ありがとう」だろうなあと思っていました。で、実際はというと「よろしくお願いします!」でした。どちらであっても嬉しさは変わらないのですが、やはり午後も、大人の想像を軽く越えられたのでした。 

4月21日(月曜日) 『ヤゴ』に学ぶこどもたちに学ぶ

 とてもさわやかで気持ちのいい朝を迎えました。朝のルーティーン(北門を開け、総合遊具の後ろのフェンス沿いを歩き、南門を開けて、ビオトープ滝から川に沿って歩いてビオトープ池に行き、水位を確かめる)を済ませます。今日も、水位はほぼ変わらずいい感じです。と、ここで「発見!、発見!、大発見!!」です。池の真ん中の草に、『ヤゴ』が5匹も上がってきていました。おそらく、深夜から早朝に上がって、背中を破って『トンボ』になって、飛び立ったのでしょう。5匹とも背中が破れているので、無事に生まれたという証拠ですね。さて、こどもたち、誰が一番に気づくかな「おはようございます。まだ誰も来ていない。やったあ、いちばんだあ!!」はな組(4歳児)が、とても喜びながら登園してきました。今日も、どんなドラマが待っているかな?  楽しみな週明けです。朝の自由遊びが終わり、部屋に戻ろうとする時、はな組のこどもたちが池にやってきました。担当の先生がうまく誘導してくれたのですが、なかなか気が付かないようでした。私が「何か草についてるよ」と言ったのですが「メダカが泳いでいるなあ」という反応でした。確かに暖かくなって、前まではすぐに逃げていた『メダカ』が、人の気配を感じても、ゆったり優雅に泳いでいるのです。その様子も観て欲しいのですが、「そうやなあ、メダカたくさんいるねえ。」と言いながら、「他にも、草に何かくっついているんだけど見つけられるかなあ」と付け足しました。しばらく探していると、ひとりの子が「あった!何か茶色のヤツある!」と、喜んで叫びました。それを聞いた別の子が寄ってきて、最初の子が指差すところを見つめました。「えっ、めっちゃ大きい『アリ』だあ!」と、驚きながら言いました。びっくりしたのは、実は私です。確かに、大きめの『ヤゴ』は、めっちゃ大きな『アリ』に見えるのです。でも、これまで何度となく『ヤゴ』を観てきましたが、これが『アリ』に似ているという気付きには至りませんでした。午後には、そら組(5歳児)のこどもたちが、『ヤゴ』のうわさを聞きつけて池に集合。「おったあ、これは『ヤゴ』やな」「背中が割れてるから、もう飛んでいったな」「『ヤゴ』は『トンボ』の赤ちゃんやねん」と、もうさすがはそら組でした。中には「この大きさは『シオカラ(トンボ)やな』とみんなに教える子もいました。そのあと「採りたいなあ」と話をしている子に、「池にはまらないように採るにはどうしたらいいかな?」と尋ねると、しばらく考えた後に「そうや、網や!」と網置き場にダッシュ。取ってきた網を伸ばして、見事『ヤゴ』を採りました。そして、そのままの状態で、はな組のこどもたちに見せにいきました。もう、なんという優しさ、思いやりでしょうか。こどもたちのおかげで、また一つ、自然を楽しみ、こどもたちから学ぶことができました。本当にこどもたちの発想はすごいです。これも、日頃からさまざまな形で自然に親しむ、本園ならではの環境教育の賜物と言えるでしょう。降園時に、ある保護者の方にこの話をすると「『ヤゴ』って見たことがない」とのことでした。今からでも全然遅くありませんよ。こどもたちと一緒に、次の『ヤゴ』を大発見してくださいね。こどもたち、きっと喜びますよ。(まだこどもたちが見つけていない『ヤゴ』(の抜け殻)がありますよ)

4月20日(日曜日) さすがに池の水も

 昨日の最高気温は28℃、さすがにビオトープの水位も心配になり、10時に登園しました。思っていたほど減っていなくて、ひと安心。今日は、曇りの一日となるようなので、また、昨日同様、少量の水を補水し続けるように栓を設定して、11時までには降園するようにします。

4月19日(土曜日) ビオトープの補水も順調です

 10時15分に登園。もう夏?と思うような強い日差し。そして日陰(職員室前)の気温ですら25℃。今日の目的は、ビオトープの池の補水方法改良作戦(=常時、少量の水を補水し続ける)の具合を確認することです。結果は大成功!ほとんど昨日と変わらない水位を保っていました。これで、2週連続うまくいきましたので、しばらくはこの方法でやっていきます。また、園庭全体の緑も濃くなってきました。「こんなところに!」小さな花も咲いていますよ。一度ゆっくりご覧ください。明日も、時間は未定ですが登園予定です。

4月18日(金曜日) 自然とともに〜里山(奥の谷)への遠足〜

 今日は、そら組(5歳児)はな組(4歳児)で、彼方地区にある里山(奥の谷)に行きます。朝8時の段階でもう19℃あり、最高気温は26℃となる予報です。昨年も行ってこどもたちもよく知っているところではありますが、体調等十分に注意しながら、春の自然を満喫したいと思います。また、山の上の展望広場で、おにぎり弁当をいただきます。保護者のみなさんに作っていただいた、愛情たっぷりのお弁当、こちらも楽しみにしているこどもたちです。ほし組(3歳児)は、次回から参加する予定します。今日は、幼稚園で過ごします。昨日の続きで、遊びながら『ならびっこ』練習もする予定です。また園内の畑の様子を観察します。「おはようございます!」元気な声が園庭から響いてきました。やっぱり楽しみにしていたようで、いつも以上にテンションが高いようです。9時前にバスが到着、早めにきて頂いているのですが、こどもたちは「もうバス来た!」と準備を急ぎ出しました。もちろん待ってくれているのですが、『5分前行動』をして万全を期していくことはとても大事。「いつも待ってもらえる」と勘違いしないようにしていきます。今日はお休みもなく、全員元気に出発ほし組は、バスを見送ってくれました。中には、バスに乗って一緒にいきたいなあという様子の子もいました。まずは滝谷不動尊の駐車場で下車し、トイレをお借りしました。そこからは、奥の谷のベース基地まで歩きます。道中、散策や観察もして、約30分で到着しました。さっそくお世話になるお二人の方にご挨拶。行程を打ち合わせして、いよいよ見晴らし台に向かってレッツゴー! まずは、『ミツバチ小屋』をめざします。ここは5分もしないうちに到着。ミツバチがこの小屋に蜜を運んで、巣をつくることを教えていただき、横にある『標本小屋』から、里山で採集した昆虫類(トンボや蝶、カブトムシ等)の標本を出してくださり、こどもたちと一緒に観察しました。こどもたちは「これ、幼稚園でも見たなあ」「家の近くにいたよ」と、自分の経験を披露してくれました。数をかぞえたり、「これ、捕まえてみたいなあ」なんて語りあってもいました。私にも、特別の感動がありました。実は昨年6月、本園のビオトープに、黄金に輝く『ミヤマアカネ』という名前のトンボが飛んできました。2〜3日、池の周辺にいたのですが、まもなくいなくなりました。図鑑等で調べると、この『ミヤマアカネ』は、山の麓で生まれ、夏になると避暑?のため、山の中腹等涼しいところで過ごし、秋になると再び麓に降りてくるという行動をとるとのこと、そして、そのときには黄金色から赤茶色になっているとのこと、大阪府では準絶滅心配種で、南河内や泉南地区でわずかに見られることなどがわかってきました。で、ひょっとしたら奥の谷でも見られるのではないかと、管理されている方に写真を見せて聞いてみたのですが、「見たこと無いなあ」とのことでした。そして、先程の標本をくまなく探していると、何と10年前の8月に、一個体のみ採集されているのを発見しました。「10年前には、確実にここに涼みに来たのだ!」と、とても嬉しくなりました。昨年、私が幼稚園で見つけた個体も、この奥の谷にきっとやってきたはずだと、確証は無いものの強く思いました。ここからは、元気百倍で、見晴らし台までいきました。お弁当を食べる前に、腐葉土を採集させていただきました。栄養満点の山土をひとりひとり袋に入れて運びました。まとめて、大きな袋に入れて、幼稚園まで持ち帰りました。その後、お弁当とおやつを食べ、しばらくは、見える範疇で自由に遊びました。木にロープが釣り上げられていて、振り子のようにぶら下がって、上手に遊ぶ子もいました。下山は違うルートを通りました。途中できれいな竹林があり、たけのこも上がっていましたが、『イノシシ』が掘り返すらしく、あちこちにたけのこの皮や大きな穴ができていました。また、この里山には、『シカ』もいるそうです。『シカ』は早朝に鳴き声をあげるそうですが、その姿を観た人はいないとのことでした。で、もとのベース基地に戻り、もう一度ご挨拶をして、帰路に付きました。お世話頂いた方に「錦郡幼稚園のこどもたちは礼儀正しいなあ」 「ビオトープでしっかり学んでいるので、大人でも知らない植物の名前や生態もよく知っていて驚きました」とお褒めの言葉をいただき、とてもうれしそうなこどもたちでした。もちろん今日は、こどもたちが楽しみながら学んだのですが、私自身もとても楽しく学びの多い一日を過ごさせてもらいました。やっぱり自然は、人間の成長になくてはならないもので、これからも幼稚園の内外の自然とどんどん触れ合っていきます。時にはお洗濯もたいへんだと思いますが、こどもたちのために応援よろしくお願いします。

4月17日(木曜日) 少人数だからこその楽しい『れんげ摘み』

 今日は、待ちに待った『れんげ摘み』に行きました。今日のために、幼稚園の隣りの田んぼを提供してくださったご近所の方、本当にお世話になりありがとうございました田んぼの土の栄養価を高めるために、秋に種まきをして、春に花が咲いた後にすき込まれるとのことですが、せっかくなのでと、こどもたちのために『れんげ摘み』の場を貸してくださっているのです。こどもたちには「めっちゃ遠いで。しんどいでえ!」と、少し脅して?みました。ほし組(3歳児)のこどもたちの中には、「(遠くても)いけるで!」という子もいれば、口には出しませんが、いけるかなと少し不安げな表情を見せる子もいました。そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、昨年までのことを思い出して、「めっちゃ近いでえ」「すぐやでえ」と、自分だけでなく、ほし組のこどもたちをも励ましていました。正門(南門)から出発。30秒後には「ここでーす」と到着もちろん全員元気です。最初に私が周りを歩いて、ぬかるんでいないところを遊んでいい範囲と決めました。職員がこどもたちに説明をしてくれて、いざ『れんげ摘み』開始!毎年のことなのですが、『れんげ摘み』の他に、網を持ってちょうちょうを追いかける子、しゃがんでれんげの花を観察している子、更にはれんげの中を走って、迷路を作っている子(迷路を作ろうという意思はないが、結果としてれんげ畑の中に迷路ができたのです)、かごの中に入れられたちょうちょうを見つめている子・・・、みんなそれぞれのスタンスで楽しんでいます。ほし組のこどもたちは、最初こそ戸惑っていましたが、そら組はな組のこどもたちがやっていることを見て、すぐにまねっこを始めました。ここでも、そら組はな組のこどもたちは『小さな先生』です。優しく手を引いてれんげの多いところに連れていってあげたり、一緒にちょうちょうを追いかけていったりと大活躍です。人数は決して多いとはいえませんが、大人数では、こういうひとりひとりの姿をゆっくり観ることはできません少人数だからこそ、こども同士の関わりもたくさんあるし、職員も多様な角度から、こどもたちの育ちを確かめることもでき、漏れ落ちることもないのです。今日も、公立幼稚園のこどもたちは、地域の自然の中で、人生の土台を創ることができました。

4月16日(水曜日) 教えてあげるね

 少しひやっとしてはいますが、とてもいいお天気で朝から気持ちよく過ごしていました。朝の自由遊びの時、はな組(4歳児)のある子が、ほし組(3歳児)のある子を連れて、「園長先生〜っ」と連呼しながら私のところに向かって走ってきます。「ケガでもしたかな?」と考えながら待っていると、到着するやいなや「何してるの?」と聞かれました。ほっとするとともに、「そうや、秘密のものを見せてあげよう」と、腐葉土入れの奥へ誘導しました。そこには昨年度、里山から頂いて移植した植物があって、『フキ』と『ゼンマイ』は見事に定着して、しかも大きく育っていたのです。『フキ』の葉の大きさと『ゼンマイ』の渦巻の不思議さに、2人は驚いていました。就学前の施設で、『フキ』や『ゼンマイ』が自生してところなんてまず無いでしょう。コンクリートで固められ、植物どころか土の園庭すら無い(ラバー等が敷かれている園庭はある)施設が多く見受けられますが、これでは、豊かな感性や命を大切にする心は育たないのです。再び腐葉土入れのところに戻ってくると、「そうだ、教えてあげる!ここにはダンゴムシがたくさんいるんだよね。」と、はな組の子が言いました。「いやだ、ダンゴムシいや!」とほし組の子が叫びます。「大丈夫だよ!」と私。さて、腐葉土入れ(腐葉土を創るための箱)のサイドドアをそっと開けると、無数のダンゴムシがいました。はな組さんが自分の手のひらに乗せて歩かせているのを見て、自分もやりたいけれど少しこわいなあという複雑な表情を見せるほし組さん。手のひらを開けさせて、そっとダンゴムシを乗せてあげるはな組さん、乗せてもらった瞬間に、渾身の力で手を振り払うほし組さん。「あっ」ダンゴムシは地面に落ちてどこにいったかわからなくなってしまいました。さて、どうしたか?「探そう」2人は一生けん命辺りを見つめています。ダンゴムシはすぐに見つかりました。「マル、マル」ほし組さんが指をさしてつぶやきます。そうです、ダンゴムシは身を守るために丸まっていたのです。「大丈夫、指で取れるよ」はな組さんの応援に、今度は自分から手を出し、「マル」と言いながらつまみ上げるほし組さん。もとのところへ戻してあげました。「見ててね」私が2人に声をかけ、3人で見つめていると、ダンゴムシはもとの姿に戻って土の中に慌てて戻っていくのでした。「元気になってよかったね」はな組さんが笑顔で言うと、ほし組さんもニッコリとうなずくのでした。まさに幼稚園の自然がこどもたちの心をも育んでいるのですね。

4月15日(火曜日) かっこいいチャレンジャー

 『毎日ひとつチャレンジしよう!』という、錦郡幼稚園今年度のキャッチフレーズ。今日の私は、『砂場耕し』にチャレンジです。放っておくと、だんだん固くなってしまい、しまいにはスコップすら入らなくなってしまうこともある砂場。シャベルを手に掘り返していきます。これまでは週イチペースで、一度に全面やっていましたが、次の日腰が痛くてたまりません。そこで、一回で半面を行い、次の日以降に残り半面をすることにしました。昨日その半面を行ったので、今日は残りの半面を耕しました。「腰が・・・」となる前に、半面終了となりました。我ながらうまく考えたと今日も自画自賛(笑)です。自分で自分を褒めるというのもいいものですよ。さて今日は、ほし組(3歳児)のある子のチャレンジを紹介します。三輪車を車庫から押してきて、いよいよ乗車。さあ、発車となったのですが、これが前に進まない!「あっち、あっち」友だちがいるところに行きたいのですが方向が違うので、一度降りて力ずくで三輪車の向きを変えようとしました。ものすごく手伝って欲しそうなのですが、あえて「もうちょっとやで、頑張れ!」と声の応援のみとしました。やがて苦労しながらも腕の力だけでみごと向きを変えました。「あっぱれ!」です。さて、もう一度乗車し、足を踏ん張るのですが、やはり進みません。だんだんイライラしてきているのが手にとるようにわかるのですが、まだ応援のみです。やがて、足を突っ張るようにしだしたので、これはもう進まないなあと判断し、そっと足に手を添えて前側に力がかかるようにアシストしました。するとどうでしょう、前に進み出しました。そして左右交互に足を出していくと進むということも自然とつかんだようです。彼は満面の笑みで「やったあ!できた!!」ということを表現していました。この子にとっては、「今日のチャレンジをするぞ」という意識はなかったと思われますが、こうした小さいけれどすごい体験を重ねていくことが、幼稚園の時期にはものすごく大事です。逆に成功体験、それもすべてをお膳立てしていたら、当然成功するような体験ばかり重ねていけば、それが当たり前になって、自分からチャレンジしなくなりますあと少しできっかけをつかめるような場面では、特に手出し無用です。手出し口出しするのではなく、応援しながら見守っていきましょう。こどもたちは、無限の力と可能性を持っている。

4月14日(月曜日) こどもってすごいなあ

 雨が上がって気持ちよく7時30分に登園しました。真っ先にビオトープ池を見に行きました。「よっしゃ、バッチリや!」 水位は、標準時をキープしていました。タンク内には少しだけ水が残っていた状態でした。これからどんどん気温が上がってきて、水草も伸びてきますし、自然蒸発もします。水の減りが早まっていくので、この作戦が有効になることでしょう。自画自賛です(笑) 週明けの今日、こどもたちの様子が心配でしたが、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)は全員元気に登園してくれました。そら組(5歳児)は体調のすぐれない子が複数いて欠席となってしまいました。こちらも早く良くなって登園してくれることを祈っています。今朝は、ほし組のこどもたちの朝の準備の様子を観察しておりました。最初に靴を脱いで、棚に直し、上履きを出して履くという作業ですが、大半のこどもが自分の力だけでやっていたことにびっくりしました。きっと家庭でも自分でさせておられるのでしょう。ずっと履かせていたのでは、いつまで経っても自分でできないし、こどもにとっては親がやるのが当然と思ってしまいますよね。時間がかかるかもしれませんが、ここは自分だけの力でできることを増やしていくためにも、極力手を貸さないようにしましょう。「幼稚園ではできるのに、家ではどうしてできないの?」こう思われることがあるでしょう。おそらく、幼稚園では先生たちにいいところをみせようとしていたり、手伝ってくれないなら自分でやるしかないかと考えたりしているのでしょう。こどもたちは、そうやって自分の持てる力を伸ばしていくことができます。手伝うことだけが支援ではなく、見守る、自分でチャレンジする機会を与えることも素晴らしい支援方法ですね。朝の自由遊びでは、ほし組は、『砂場遊び』『ビオトープ遊び』に大きく別れていました。私は、ビオトープ周りを掃除しながら、『ビオトープ遊び』を観ていたのですが、「何してるの?」と聞かれて、枯れ草処理と『カラスノエンドウ』を引き抜いていたのですが、説明するのが難しく、思わず「ゴミ拾いだよ」と答えました。すると、魚用の網で浮いている水草や枯れ葉をすくい、「はい、ゴミ」と持ってきて、ゴミ箱代わりのバケツに入れてくれるではありませんか。これこそが自然に対する愛情表現なのですよね。入園してまだわずかですが、もうこんなすてきな光景を観せてくれたのです。時間が来て、こどもたちが部屋に帰っていったあとも、私は、しばらく園庭に残って先程の余韻に浸っていたのでした。そら組・はな組は今日から午後保育開始で、給食も始まりました。給食の様子やメニュー等については、このHPの新着情報『令和7年度 給食の様子』をクリックして、ご覧ください。今日はさっそく「給食いややなあ」とつぶやいているこどもがいて、先生が「何か嫌いなものがあるの?」と尋ねてくれたのです。やがて判りました給食そのものが嫌なのではなくて、『給食を食べる=午後保育がある=帰るのが遅くなる』これが嫌だったようです。約半月の春休みを経て、家での生活に慣れてしまい、幼稚園のリズムになかなか戻らない、無理からぬ状況だというわけでした。これも少しずつもとに戻るでしょう。それが証拠に、午後も園庭で友だちと一緒にしっかり遊んでいましたものね。こどもって柔軟だなあとあらためて感じたのでした。

4月13日(日曜日) 実験大成功!日曜日の『にしこおり』

 今日は満を持して15時30分に登園しました。実は昨日の降園時、ある実験を試みたのです。それは、ビオトープの補水タンクの栓をほんの少しだけ開けておくことでした。平日は、降園時までに補水をして、タンクの栓を閉めています。翌朝の状況に応じて、更に補水の有無を決めます。土日は、来れるときは平日と同じようにしているのですが、急に来れなくなることもあり、翌々日には危機一髪てなこともありました。じゃあ、ずっと開栓していればいいのではとなるのですが、本日のように雨が降ると、タンクに流れ込んだ園舎の雨水がすべて池に入ってしまうので、池があふれかえるなんてことになってしまいます。そこで、タンクの栓をほんの少しだけ開けてみました。少しずつ補水され、雨が降っても、タンクの容量を超えると上から溢れ出るので、池には影響がありません。さて、雨が降る中、見に来たのですが、いつものベストな水位をキープしていて、実験は大成功!でした。明日の朝まで、この状態(ほんの少しだけ開栓)を続けてみます。うまくいくようなら、土日急に登園できなくなっても大丈夫でしょう。でも、来るかも? 大好きな『にしこおり』ですからね。なお、明日から4・5歳児は給食が始まります。給食のメニューや様子などは、新着情報『令和7年度 給食の様子』にて、ご覧ください。給食のある日は、毎日更新する予定です。

4月12日(土曜日) 天気も応援、土曜日の『にしこおり』 

 今日はとてもいい天気、そして土曜日のお休みとなっています。朝から用事を済ませ、昼食後の13時に登園しました。ビオトープ池の補水をしながら、職員室にて事務処理をしています。14時からマル虎の試合が始まったので、携帯ラジオで聴きながら作業を進めています。園庭の緑も、『にしこおり』の開幕に見事間に合わせてくれました。『縁の下の力持ち』といいますが、お二人の園務員さんが、寒い中整備をしてくださり、春休みは私も及ばずながらではありますが、枯れ草処理をやりました。里山と同じで、何もしないと荒れてしまう自然ですが、適度に手を入れることによって、春の美しい姿を見せてくれています。今年度の錦郡幼稚園キャッチフレーズ『毎日ひとつチャレンジしよう!』 さっそく保護者のみなさんが、依頼翌日の『諸経費一日で全員集める』をみごと達成していただきました。「やったあ、とてもありがたい!」職員一同大喜びです。あらためて感謝いたします。

4月11日(金曜日) 一緒に遊ぼうね

 開幕第2日め、どうしても気にかかるのが、ほし組(3歳児)今日も9人、元気に登園してくれてまずはひと安心。そして、今日からは本格的に幼稚園での生活が始まりました。とは言ってもいきなり何でもできちゃうわけではありませんよね。外遊びは、自分の好きな遊びをしていたのですが、仲間がやっている遊びを見て、そちらに行ってまねっこしたり、三輪車が進まず困っていたり、総合遊具に登ってはみたものの動けなくなってしまったり・・・。そうやって、困った経験を積むのがとても大切なんですよね。安全面に考慮しながらも、まずはどんな動きをするか見守っていきます。しばらくするとはな組(4歳児)ほし組(5歳児)のこどもたちも園庭へほし組のこどもたちが困っている様子を見て、「こうやったらいいよ」と優しく教えてあげたり、助けてあげたりと、先輩としてかっこいい姿を見せてくれました。そのあと、ほし組は、園内めぐりをしました。担任の先生に、いろいろな場所に連れていってもらい、その場所の使い方や気をつけることを教えてもらいました。はな・そら組は、裏の畑に行って、野菜などの様子をみたあと、ブロッコリーの大きな株を抜いて、みんなで運びました。キャベツも収穫しましたよ。私は、園庭で草引きをしながら、先程書いた園庭でのこどもたちの様子を見ていました。こどもたちの元気な明るい声が園庭に響くと、心から幸せな気持ちになりますね。そして、今日の『大発見』は、腐葉土入れの『大発見』。箱の側面(スライドドア)をそっと上げると、前は枯れ草だったところに土が落ちて来ていて、そこに『ダンゴムシ』が大量発生していました。こうなってくると、虫が栄養満点のフンを出して、一気にいい土ができるのですね。秋にはフカフカの、植物にやさしい土ができます。楽しみにしておいてくださいね。今日もおかえりは、園庭で行いました。今日から、そら組のお当番にこどもが司会をやっていきます。さて、来週から、はな組・そら組のこどもたちは、午後保育が始まります。同時に給食も開始します。ほし組のこどもたちは、4月中は午前保育で11時30分降園です。それぞれよろしくお願いします。

4月10日(木曜日) 始業式〜チャレンジスタート〜

 さあ、2025年度「にしこおり」幼稚園開幕です。8時30分には、最初のこどもが元気に登園。「おはようございます!」さすがは、そら組(5歳児)、自分から挨拶をしてくれました。春休み16日間とはいえ、一回り大きく立派になったような気がします。いや、大きくなったのですね。そのあとは続々と登園が続き、9時前には、体調を崩してお休みとなった子以外、全員揃いました。早く良くなって本当に全員揃うことを祈っています。ほし組(3歳児)のこどもたちは、保護者の方と泣いて離れられないのではと想像していましたが、誰一人泣かず、中には「バイバイ」とあっさり?部屋に入っていく子もいるなど、いい意味で驚かされ、とても頼もしく見えました。ここには、いちご組(2歳児広場)の時の経験が生かされています。親子分離(送り迎えのみしてもらって、自分たちだけで過ごす)で、たくましくなっているのです。ただし、始業式は全く初めての経験ですから、椅子(ほし組のみ)にじっと座っていることは難しかったです。それでも、一日めとしては素晴らしい姿を見せてくれました。はな組(4歳児)そら組(5歳児)のこどもたちが、はじめに園歌(幼稚園の歌)を歌ってくれたのですが、これがまた実に元気よく大きな声で歌ってくれました。これにも驚きました。同時に成長したなあと嬉しくなりました。今日は園庭でお帰りの挨拶をしたのですが、そのときも自分たちでさっと並べて、姿勢良くしっかりと話を聞いていましたほし組(3歳児)の保護者のみなさん、お子さんは一年(二年)経つと、あのような姿に成長するのですよ。本当に楽しみですね。はな組そら組の保護者のみなさん、ほし組のこどもたちの姿を見て、ご自分のお子さんの一年(二年)前の姿を思い出されたのではないでしょうか、そしてあらためて今日のお子さんの姿に、大きな成長を感じられたのではないでしょうか。これからの一年間、いろいろなことが起きるでしょう。当然、いつもうまくいくとは限らないですが、だからこそ、一緒に考え、悩み、そして楽しみながら過ごしていきましょう。最後に、今年度の錦郡幼稚園のキャッチフレーズは、『毎日ひとつチャレンジしよう!』(Every Day One Challenge) です。こどももおとなも元気にチャレンジしていきましょう。あらためて一年間よろしくお願いいたします。

4月9日(水曜日) 幸せの星輝いて(春休み第16日/16日間)

 毎朝、朝食をとりながら朝刊に目を通します。そして、必ず今日の占いの欄を見ます。今日の私は『幸せの星輝いて・・・』でした。いいことあるかもと思いながら登園しました。今日は入園式です。まずは全員元気に出席してくれることを祈って、式場の最終確認、園庭のブラシかけをしました。9時30分、最初の入園児が来てくれました。早速、園庭の総合遊具で遊び始めました。出だし好調です。その後も登園が続き、見事全員が揃いました。もうこの時点で、『幸せの星輝いて・・・』でした。10時入園式が始まりました。始まる前は自分の席に座っていてくれたこどもたちでしたが、始まるや否や、これから何があるのか読めない雰囲気に後ろの保護者の方のところへ数人がいきました。でも、私は驚きました。全員自席には座っていないだろう、ひょっとしたら泣き叫んで外へ出る子もいるのではと思っていたのですが、自席もしくは保護者席でじっとしているのです。素晴らしい! そして、もう一つ気づきました。『幸せの星(ほし)組輝いて・・・』そうです。新入園児のクラス名は、星(ほし)組なのです。もう完璧です! 式そのものは30分程度で終了し、こどもたちは、ほし組の部屋にいきました。保護者のみなさんには、式場にて園からの連絡を聞いていただきました。こどもたちの様子を見に、一足先に下に降りました。ここでも驚きが。なんと全員いすに座って担任の先生の話を聞いているのです。ある意味、場所は違うけれど保護者の方が幼稚園の中にいるという安心感があるのでしょうね。いちご組(2歳児広場)に来ていた経験も生かされていることでしょう。お天気にも恵まれて、まさに『幸せの星輝いて』の一日となりました。

4月8日(火曜日) やっぱりいいな(春休み第15日/16日間)

 登園途中、車がすごく混んでいました。春の交通安全運動週間が始まったこともあって、みなさん運転も慎重です。そして、「そうか、学校は今日からスタートや!」たくさんの人が見守り活動をしてくださっていて、その中を笑顔のこどもたちが歩いていきます。こちらまで思わず微笑んでしまう光景でした。街にこどもの姿があるってやっぱりいいな。幼稚園は、入園式が9日で始業式が10日なので、今日8日はまだ春休み。そして、正式には明日までが春休み期間なのです。今日は朝から入園式リハーサル、式場点検をしました。昼食後、職員は、花かごづくり(水やりをしていきいきとした姿を保つため、わざと午後にまわしてくれました)や明日以降の配布物等の準備等、私はもう一度園庭の最終確認をおこなう予定です。明日の入園式、ほし組(3歳児)全員が元気に来てくれることが何よりも嬉しいことです。待ってるよ!

4月7日(月曜日) 集団を創る意義(春休み第14日/16日間)

 爽やかな朝を迎えました。池のポンプも順調です。滝の周りには水しぶきが跳んでいます。滝そのものではなくて、鳥が水浴びをしているようです。朝早くにしていたり、夕方にしていたりしますが、鳥たちにとっても『にしこおり』は、私達人間同様に住みよいところなのでしょうね。朝イチに総合遊具の下の小石拾いの続きをしました。なかなか完璧とはいきませんが、毎日少しずつやっていこうと計画しています。その後、お隣りの方にお願いにあがりました。「畑の上の土手に生えている『つくし』を土ごといただけないでしょうか?」「なんぼでも採っていってや!」早速、シャベルとバケツを持って現場へ。3ヶ所から、群生していた『つくし』の株を頂戴し、園庭のビオトープ池裏側に移植しました。今年はもうすぐ枯れることでしょうが、来年度も同じように生えてくることを想像すると楽しい気持ちになりました。一本でも見つけると嬉しいものですが、たくさん固まっていると美しさや力強さといったものも兼ね備えた姿となりますね。こどもたちが集団で遊んでいる様子もこれと同じです。集団を創ることの大切さをひしひしと感じました。これからも、いろいろなところに目を向けていきます。

4月6日(日曜日) 勘違いしそうな(春休み第13日/16日間)

 今日は、朝から花粉(症)がひどく、なんとか買い物には出たものの、くしゃみ・鼻水、そして涙が止まらず、昼食を挟んで『マル虎』が始まるとすぐに寝てしまったようで、起きるともう終盤でした。そのまま観たい気持ちと幼稚園へ登園せねばという気持ちが拮抗しましたが、やはりここは後者を優先し、15時45分登園しました。園庭はとても暖かく(もう暑さすら)感じました。もう夏が来たのかと勘違いしそうです。ビオトープのポンプも順調で、水の減り分の補水を始めました。岸辺にいた『メダカ』が、人間の気配を感じて池の中央へ、そして少し潜っていきました。どこにいけば安全か、生き物は人間よりよく知っていますね。こんなことも、こどもたちの発見につながっていけばいいなあと開幕を楽しみにしている、春休み最後の日曜日です。今日は、補水が終わったら降園します。

4月5日(土曜日) 温かな心重ねて(春休み第12日/16日間)

 朝からラインが鳴りました。「今日の水やりやビオトープの事はお任せを」職員からでした。午後から行こうと考えていてありがたい連絡でした。「甘えます」と返信。しばらくするとまたラインが鳴りました。先程の続きかなと思っていると、別の職員からでした。「幼稚園に来たら、ビオトープのポンプのホースが抜けていて、川の上流は干上がっています」「とりあえず接続し、池を満水にしておきます」とのことでした。みなさんありがとう。こういう温かな心が錦郡幼稚園を創ってくれるのですよね。本当に嬉しかったです。で、私はというと、13時過ぎに登園しました。で、ちょうど降園しようとしていた職員とバトンタッチしました。水やりやビオトープのことはやってくれていたので、もう一つ気になっていたことに着手しました。それは先日の総合遊具の修繕跡に出てきた小石です。遊具の下や周りに浮いてきた小石を、そのままにしておくとケガのもとになりますので、なんとか入園式前日までにやっておかなければならなかったことなのです。先程の職員のアシストのおかげで、これに集中して作業すること約1時間、ほぼ除去を終えることができました。あとは、今夜雨が降ってもう少し浮いてくるであろう砂利を取り除けば大丈夫。私の勝手な予想では、今夜雨が降って、明日か明後日に作業できればベスト、雨がなければ水を撒いてからの作業となりますが、さてどうなるでしょうか。いずれにしてもこどもたちの安全が一番ですからね。このあと片付けをして降園する予定です。

4月4日(金曜日) 間に合いました(春休み第11日/16日間)

 今日は、登園前から嫌な予感がありました。というのは、昨日夕方の降園前に、ビオトープ池のポンプがものすごい音を立てていたのです。ドロかなと思い、引き上げて裏蓋をはずして中を見たのですが、ほんの少ししかドロ等はなく、プロペラも普通に回っているのです。では、あの音はどこから? わかりました!モーターが焼けているようです。とりあえず元に戻して、明日もう一度見ようと帰ったのでした。で、今朝、登園してビオトープ川に突進すると・・・。何と、流れが枯れて、所々に水溜まりがある状態でした。「生き物、やばい!」迷いなく、先に購入していた新しいポンプに付け替え、約15分後に循環開始。一気に滝から水が流れました。メダカは下流に避難していて無事、タニシやエビもなんとかセーフ、いつものビオトープが帰ってきました。いつ止まったかは不明ですが、一晩しんどい思いをさせた生き物に謝りました。さて、今日は小学校の入学式で、式終了後、本園の卒園児と保護者のみなさんが園に集まることになっているようです。綺麗になった総合遊具にびっくりするかな? また、私も先程のポンプ入れ替えのあと、フルパワーで園庭整備をして、美しい園庭で過ごしてもらおうと心を込めて手入れしました。気づいてくれるかな? で、ビオトープ池のポンプが新しくなっていることまで発見してくれたらとてもうれしいな。なんとか間に合いました。と、ここまで書いていると、錦郡小学校組がやってきました。そのあとすぐに東条小学校組も来てくれました。少し離れた伏山台小学校組、寺池台小学校組もそのうち来てくれるでしょう。曇っていた空が明るくなって、こどもたちの小学校入学を祝ってくれています。ついこの前同様、園庭を元気に走り回っています。おっと、ツバメが飛んできました。みんなで楽しく『にしこおり』で生きています。 

4月3日(木曜日) 気になる幼稚園(春休み第10日/16日間)

 今日は、朝から総合遊具修繕の後始末、コピー機の修理と各業者のみなさんが来てくださいました。どちらも無事に元通りになりました。ありがとうございました。昼過ぎに出張から帰ってくると、新5歳児のこどもたちとそのきょうだい、また保護者のみなさんが来ていて、綺麗になった総合遊具に一番乗りで遊んでいました。新年度になり、そして春休みも終盤にさしかかり、天気のよさもあって集まったのだろうなあと考えていましたが、どうも先生方の動向が気になるようで、それが来園目的のメインテーマだったようでした。いずれにせよ『今日も行きたい幼稚園』いいじゃない! 

4月2日(水曜日) ぼちぼちいこか(春休み第9日/16日間)

 『こどもたちの安全と職員の健康を守る』これも私の大切な役割の一つです。こどもたちよりひと足先に職員が登園しているのですが、朝から職員会議、途中からは各保育室の開幕準備と大忙し。「ぼちぼちいこか」「作業、気をつけてな」と、可能な限る声をかけています。でも、一方で少しでも早く準備したい、これもやらなあれもやらな・・・と焦る気持ちもよくわかります。また、経験を積めば積むほど、年度当初の準備の大切さもわかってくるのですよね。ここでやって置かないと、年度途中ではなかなか変えることが出来ないということもよく知っているわけです。なので、ついつい気が入ってしまう。と解説者のように語っているのですが、自分自身がみごとにその渦の中にいるのです。なので、もう一度自分自身にも語りかけます。「ぼちぼちいこか」と・・・。 

4月1日(火曜日) 一年度間の計は(春休み第8日/16日間)

 新しい年度が始まりました。こどもたちの入園・登園を待ち兼ねるように、色とりどりの花が園庭狭しと咲き誇っています。また、ツバメが今年度の『にしこおり』の開幕を知らせるかのように、遊戯室へ上がる階段の天井にある巣を偵察?に往来する姿を観ることが出来ます。昨年度より続いた総合遊具も、綺麗にペイントが施され、輝きを増してきています。そして我々職員も新体制でスタートを切りました。職種によって、実際の出勤(=登園) 開始日が異なるので、全員揃うのはもう少し先になりますが、現状でできることから一年度間の計画を立て出しました。『じっくり考えすばやく動く』ことを大切にしていきます。

2025(令和7)年度 引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

 

2024(令和6)年度 ご愛読いただきありがとうございました。

3月31日(月曜日) 終わりよければ(春休み第7日/16日間)

 今日は、2024(令和6)年度の最終日。そんな日にふさわしく、朝からいい天気です。8時現在外気温は6℃です。やや冷たさが残っていますが、それでもやっぱり気持ちのいい朝ですね。今日は、一年度間の最終日なのですが、私はやはり園庭整備から始めます。最終日もいつもどおり『晴耕雨読』といったところです。また『日々是好日』という言葉どおり、自分から素敵な一日となるように日々生活することを心がけています。で、たまたま今日が一年度間の最終日。でも、いい日で終わっていきたいですね。あらためて、今年度も『にしこおり日記』をお読みいただき、ありがとうございました。『にしこおりファミリー』のみなさんには、新年度も引き続きご愛読くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

3月30日(日曜日) 気持ちが逸れて(春休み第6日/16日間)

 昨日は、13時30分に登園予定で動いていたのですが、雨がぱらついてきたことと、プロ野球の中継が始まったことで私がめげてしまい、結局、来れなかった(来なかった)のでした。(3月31日に記載)

3月29日(土曜日) いいお天気です(春休み第5日/16日間) 

 いいお天気の土曜日となりました。今日は15時15分の登園です。家の中は少し肌寒かったですが、外に出ているとちょうどいい感じです。来て驚いたのは、昨夕満水となっていたビオトープ池が、今日は「ちょっと少ないです」というこどもたちの声が聞こえてきそうな感じで、ポンプからの送水パイプが見えている状態でした。今、補水をしながら、この日記を書いていますが、補水タンク一杯分いるかも?といったところです。この調子では、夏休み同様、土曜日・日曜日とも来る必要がありそうです。でも日々刻々と変化するビオトープを見るのはとても楽しく、来る価値十分なのです。 

3月28日(金曜日) じっと辛抱して(春休み第4日/16日間)

 朝は、少しお休みを頂いて、荷物を運んでから9時30分に登園。今日は雨のため、遊具工事はお休みとのこと。私は一昨日から続けていたシュレッダーの修理に取り掛かり、正午になってようやく状況が判ってきました。シュレッダーの中枢、そう裁断歯をこまめに掃除しないといけないのです。当たり前のことなんだけど、機械は整備(掃除)してやらないとね。で、雨もあがったようなので、午後からは、ビオトープ周辺を整備(掃除)する予定です。これも当たり前のことなんですね。雨も辛抱、修理も整備も辛抱、他のことでも辛抱、じっと辛抱の一日です。でも、この辛抱もまた楽しいんですよ!さて、週末からはまた寒さが戻るとのこと、みなさん体調には十分ご注意くださいね。   

3月27日(木曜日) こんな時にこそ(春休み第3日/16日間)

 朝は昨日同様7時40分登園。ビオトープの水は、約2cmの減でしたので、補水をして定位に戻しました。今日も引き続き業者さんに来ていただき、遊具にペンキ塗装してくださいました。昨日帰りには、めったに見られない『真っ白な遊具』(下地としてすべて白く塗られました)となっていました。今日は、上段部分が鮮やかな黄色に上塗りが進められています。園庭には入れませんが、外からなら問題ないので、時間が許せばめったに見られない遊具を眺めに来てくださいね。職員室では、きりがつかない片付けをやっています。私も花粉や黄砂に負けずに外で作業したいのですが、まずは中を片付けないととピッチを上げてやっています。14時前にわずかに雨が降りましたが止みました。ただし、このあともう一雨あって、夜にはややしっかりめに降るようです。先程の職員室の片付けを一旦止めて、園庭に出ようかと思案しています。春休みといっても(春休みの方が)やることが多くなりますね。 

3月26日(水曜日) あまりの暑さに(春休み第2日/16日間)

 朝はニュースを見すぎて7時40分登園。ビオトープの水は、一夜で約3cm減していましたので、すぐに補水しました。昨日に引き続き、業者さんが到着、すぐに作業にかかられました。程なく、今日のゆったりクラブに参加する3人が登園です。私は、外に出ようとしたのですが、もうすでに暑く、また花粉と黄砂がひどいようなので、職員室内の書類の片付けと処分(裁断)をすることにしました。ところが、すぐにシュレッダーの調子が悪くなり、裁断はストップ。そのまま捨てても問題のないものについて、ダンボールに詰める作業をしました。一段落後、先程のシュレッダーの紙詰まりと格闘です。気がつけば正午を回っており、途中で昼食となりました。ゆったりクラブのこどもたちは、先に昼食をすましていて、時々元気な歌声が聞こえてきます。業者さんは今日も終日、明日も終日で作業を進めてくださいます。明後日が雨の予報なので、明日中に終えられるよう作業を急ぐとのことでした。本当にありがとうございます。今日もいろいろなところで開幕準備をしていきます。

3月25日(火曜日) 開幕をめざして(春休み第1日/16日間)

 朝はいつもどおり7時30分登園。ビオトープの水を確認してから、職員室を解錠し、室内準備。ここまではいつもと同じ。課業中は、各部屋を解錠するのですが、春休み中は、各担当で必要に応じて開けることにしています。8時過ぎ、総合遊具の修繕に業者さんが到着。昨日の午後からも行って頂いていて、今日は終日作業の予定です。こどもたちの安全面を考え、無理をお願いして、終業式を待って取り掛かっていただいています。多い時は6人の方が作業に関わって頂いています。新年度の開幕(4月10日(木曜日)始業式)には、美しくなった総合遊具で、思いっきり遊んでくださいね。職員は、今年度のまとめや片付けなど、課業日同様フル回転です。今日の預かり保育(ゆったりクラブ)は、2名です。天気がいいので、朝からは園庭(主に砂場)で遊びました。昼食後は、部屋の中でお腹休めをし、そのまま室内で過ごしました。

3月24日(月曜日) 美しい締めくくり(3学期終業式)

 連日のドキドキでした。今日は3学期の終業式の日です。まずは全員元気に出席してくれるか、次にいい天気かどうか結果はどちらも花まる!! 終業式は、みんなで園歌を歌ってスタート、私からは、(1)そら組(5歳児)修了証書授与式に、在園児代表で出席してくれたはな組(4歳児)のこどもたちに、「しっかりと見送ってくれてありがとう」(2)4月からそれぞれそら組(5歳児)、はな組(4歳児)として、新しい仲間(ほし組・3歳児)を迎えることへの心構え「優しく教えてあげてね」(3)次に幼稚園に来るのは、4月10日(木曜日)、それまではお休み。この間に怪我や病気をしないように!「早寝・早起き・朝ごはん、おやつは少し、全員元気で4月10日に集まろう!」 の3つのお話をしました。後は、園長代理から補足をしてもらって、最後にすてきなプレゼントがありました。職員によるピアノ連弾演奏です。「美しい!」こどもたちから大きな拍手とともに、声が挙がりました。「うまい」「上手」「すごい」こんな感想が出るだろうと思っていた私は、この「美しい!」に驚くとともに、こどもたちの『美』に対する感覚に感心しました。

3月23日(日曜日)

 昨日から気になっていたビオトープ池の水量、9時30分登園で一目散に池にいきました。何とギリギリセーフでした。今日もし来なかったらおそらく干上がっていたことでしょう。よかったです。早速、タンクを開栓しました。今日は、やや多めに水を張って帰ることにします。もう、職員室前の気温計は20℃を指しています。暖かいのはいいのですが、花粉が辛いです。かかった者しかわからない?この気持ち。ここ10年で一番飛散量が多いと言われていて、それを聞くとなおさら辛いです・・・。

3月22日(土曜日) 

 巣立ちの日を終えて、ほっと一息。朝から家族の送迎、昼からはスーパーへ買い物、一度家に戻って、彼岸の墓参りに富田林市内2ヶ所を周り、感謝の気持ちを伝えました。  

3月21日(金曜日) 見事な巣立ち

 今朝は、金剛葛城の峰々が春霞のベールに覆われ幻想的な風景を醸し出しています。8時現在、外気温7℃職員室前気温は早くも2ケタの10℃陽の光が園庭に注いでいます。令和6年度修了証書授与式に向けて、天気上々です。あとは、そら組(5歳児)のこどもたちの、元気な、そして最後の登園を待つばかりです。9時30分、全員元気に登園してくれました。この時点で、もう大成功!! そして・・・式は、何と言ってもこどもたちがすばらしかった。本当に立派に成長した姿を見せてくれました。ただただそれだけです。小学校へ行かれても『にしこおりファミリー』として応援していきますね。では、「さようなら」ではなくて「またあした」

3月20日(木曜日) 

 今日は『春分の日』でお休みです。9時30分登園、早速ビオトープ池の水の補充にかかりました。園庭は昨日整備していい状態になりましたので、今日はビオトープ川と池の最終掃除をして、明日の5歳児修了証書授与式を迎えたいと思います。私流の、こどもたちの巣立ちにあたっての餞(はなむけ)といったところです。

3月19日(水曜日) 14番めの月と『なごり雪』

 昨夜、予報通り雨風が強くなりました。その後雨の音が止んだので、どれくらい降ったのかなと外を見ると、雪が降っているではありませんか。それも、風が収まるにつれ、積もってきました今朝、起きてすぐ外を見ると、地面にも屋根にも少し雪が残っていましたが、どんどん融けて、屋根からは水滴がポタポタ落ちていました。7時35分登園、外気温・職員室前温度ともに4℃でした。園庭(ビオトープ川岸)には、少し雪が残っていて、近所の屋根には私の自宅周辺よりは多くの雪が乗っていました。桜の花が咲いているのに雪とは・・・。『なごり雪』ってこういうことかなんて感じましたね。金剛山はふもとの方まで白くなっています。山頂のライブカメラを見るとかなりの雪で、「今季一番の積雪かも」とつぶやかれていました。さて、今日はいよいよ、そら組(5歳児)修了式に向けた最後の練習日です。金曜日の本番を満月(=15番めの月)とすると、今日は14番めの月の日ということになります。私は、行事や取組の前日が一番楽しみです。もちろん本番も楽しいのですが、本番は終わった瞬間にまさにもう終わりです。月でいうと明日からは欠けていくのですね。でも、前日は「さあ、明日は本番だ!」という大きな高揚感と「明日は大丈夫かな」という少しの心配が入り乱れた状態で、月でいうと、明日はいよいよ満月ということになるのですね。さて、その練習ですが、細かいことを言ったらキリがないのだけれど、とにかく雰囲気がとてもよかったなあ。修了証書をもらったあとに、ひとりひとりが幼稚園での思い出(楽しかったこと、嬉しかったことなど)を語るのですが、ひとりひとり心に残ったシーンが違うのですよね。これがまたいいんですよ。そして、他のこどもたちがそれを聞いて、発表した子に思いを寄せる、共有しているんだなあというのもじわっと伝わってくるのです。これもまたいいんです。さて、21日(金曜日)の本番、天気は晴れ、最高気温も15℃との予報です。輝かしい巣立ちの日にふさわしい、春のよき天気となりますように・・・。

3月18日(火曜日) 三寒四温(2) 

 昨日よりはましになりましたが、やはり寒い朝でした。けれども、とてもいいお天気になり、気温もどんどん上がっていきましたね。昨日の帰り、金剛山が真っ白になっていましたが、谷間を残して雪はすっかり融けてしまったようです。さて、今日は、そら組(5歳児)の修了式練習を、最初から最後まで全部見せてもらいました。先週金曜日に「まだまだいける」と語っていたこどもたちでしたが、今日、練習を終わって「完璧か?」と尋ねると「まだいける」と即答でした。ということで、明日の練習(これが最後の練習)がまたまた楽しみになりました。練習後には、そら組が園庭に出て、『色つきおにごっこ』を楽しんでいました。私は、朝イチとこの時間帯で、園庭整備をしました。程よく土が湿っていて、細かな砂利も取れやすかったです。13時過ぎ、園庭では『ゆったりクラブ』のこどもたちが遊んでいます。とても暖かいです。今日の夕刻から風雨が強まるということですが、全く信じられないくらいです。13時30分、錦郡小学校に式花を借りにいきました。アレンジ花と鉢花をたくさん貸していただきました。飾り付けをして本園の修了式に、まさに華を添えさせていただきますね。そうそう『発見、発見、大発見!』の答えを発表しましょう。1つめは、桜の花です。腐葉土入れの後方に以前『さくらんぼの木』がありました。残念ながら枯れてしまったので、チームさんに昨年切ってもらったのですが、この木の『ひこばえ』が大きくなり、腐葉土入れのすぐ後ろで花が咲いたのです。2つめは、カエルです。石の下で冬眠していたようで、先週の暖かさに目覚めたところを私に発見されたのです。ところが、ここ数日の寒さで、また違うところに潜り込んだようです。木曜日からは本格的に暖かくなるようなので、また出てくることでしょう。今度は誰が見つけてくれるかな? これも楽しみです。 

3月17日(月曜日) 三寒四温

 久しぶりの朝の寒さ冷たさでした。外気温は6℃でしたが、風のせいもあってかもっと冷たい感じがしました。天気予報では一日曇りとなっていますが、果たしてどうでしょうか。8時になって日がさしてきて、園庭が黄金色に輝いています。雨のせいで水気を含んでいる園庭の土は、日が当たると見事に光って見えます。まるで土そのものが光っているようです。これはこれで美しい光景ですね。さて、早速ですが、過日の春の『発見、発見、大発見!』の続きです。1つめの『木を見てね』ですが、園庭には多くの木があるので、もう少し場所を絞りましょう。『腐葉土入れ』のあたりの木をよく見てね。春がありますよ! 2つめの『目覚めましたね』これは難しかったようです。ある動物が冬眠から覚めて動き出しました。さて、ビオトープの石の下から出てきたこれは、いったい何だったのでしょう。そして、また寒さが戻って、もしかしたらもう一度石の下へ入って再度冬眠に入ったのかもしれません。自然は本当に不思議なものですね。今日も午前保育でした。寒いのだけれども雨ではないので、外に出て遊びました体を動かすって、子どもたちだけじゃなくて大人にとっても、本当に大事なことだと思います。私、最近どうも体が重いなあと感じていたのですが、これどうも運動(というより作業を通じての歩行)不足だなあと思い、今日は園庭にて土の部分のブラシかけ、ビオトープ川底掃除と川岸枯れ草刈り等を行いました。するとどうでしょう、体が軽くなってきたではありませんか! こどもたちは外遊びの後、遊戯室にて修了式の練習をしていました。きれいな歌声が聞こえてくるについて、私の体も、そして心も軽くなっていきました。さらにこのあと、はな組(4歳児)のこどもたちから、私の似顔絵?!が描かれた、かわいいペン立てをいただきました。「先生たちのお部屋(=職員室)の園長先生の机の上に置いて、大事に使わせてもらうね」と伝えました。先程の運動不足は、こどもたちも同じようで、11時30分の降園後も、園庭でこどもたちがにぎやかに遊んでいました保護者のみなさんは寒さに耐えて?こどもたちを見守っておられました。ビオトープ川を渡って、『ビオトープ看板』を間近に観ておられる方たちもおられました。園内では『ゆったりクラブ』のこどもたち4人が、「手を合わせて、いただきます!」と、お弁当を食べ始めました。午後からは、事務処理と修了式に向けた作業に、一生けん命動きます。この寒さに負けないように・・・。

3月16日(日曜日)

 9時30分登園。ビオトープ池の水の補水のため雨水タンク開栓。雨と低温の影響もあってか、思っていたほど水位の低下は見られないので、10分程度で閉栓しました。10時、日差しが園庭に降り注ぐ。今日は一日雨の予報であったのだが・・・。完成した『ビオトープ看板』が、輝いている。また一つ、『にしこおり』に名物ができた! そして、また違った角度から、ビオトープを眺めてもらえるきっかけも生まれた。本当によかったなあ・・・。さあ、11時までには降園するよう動きます。

3月15日(土曜日)

 朝から家族の送迎、午後はスーパーに買い物、のんびりと過ごさせていただきました。

3月14日(金曜日) 毎日、いろんな春が・・・

 今日も、いいお天気ということで、こどもたちも私もウキウキしています。来週は雨が多いということで、できるだけ『外遊び』を楽しみます。恒例の朝の『外遊び』、やはり今日も早いなあ! 園庭一番乗りは、そら組(5歳児)のこどもで、8時45分でした。次々に外に出てきて、9時30分まで遊びました今日も『ドッチボール』をしました。私も負けずに、ビオトープ岸辺の枯れ草刈り、刈った後を見ると、もう岸辺には草や苔が生え(映え)、春が訪れています。9時30分からは、遊戯室に上がって、そら組修了式の練習をみんなでしました。私はそのまま園庭に残って、作業を続けました。歌はもちろん、みんなで言葉を言うところも、しっかり息の合った、元気な声が外まで聞こえてきました。途中で、作業を中断して、遊戯室を覗きにいきました。ほんの少しですが、こどもたちに緊張が走ったのがわかりましたが、そのまま練習は続けられました。終了後、感想をもとめられましたので、「いいなあ、いい感じやなあ!」「だけど、もうこれで精一杯の限界かな?」と尋ねてみました。ひとりの子が「まだいける」と言ったのを皮切りに、数人が前向きな言葉を発しました。そこで、もう一度ひとりずつ聞いてみました。「まだいける」「まだまだいける」「もっといける」「まだまだできる」「もっともっとやれる」・・・このやる気がとても大事で、とても嬉しかったです。私は、下に降りて、作業を続けました。こどもたちはもうしばらく練習をして、そら組が一足先に自分たちの部屋に戻ってきました。部屋では『坊主めくり』が始まりました。しばらくすると「園長先生や!」と言う声が・・・。おそらく『坊さん』が出たのでしょうね。後で「さっき『坊主めくり』やってた時、何か「園長先生や!」って聞こえたような気がしたんだけど?」と尋ねると、無言で目が泳いでいる子もいました。「違うか、気のせいかなあ」とつぶやくと、ほっとした顔になりました。「そんなん、言うてないでえ」とうまくごまかせるぐらいになって欲しい、そんな気もしました。次は、『ビオトープの引継ぎ』をしました。これまでそら組がやってきたことを、はな組(4歳児)ほし組(3歳児)に伝えていきます。まず一つめは、池の水の補水方法についてです。池の真ん中のポンプのパイプが見えていれば補水し、見えていなければ補水しないでいい、補水は雨水タンクの水を使って行い、水栓コックを横にすること、などを上手に伝えることができました。二つめは、『クローバー抜き』についてです。岸辺に生えるクローバーは外来種で、すぐに地表を覆ってしまうほど繁殖力が強いため、早いうちに除去する必要があります。ただ、こどもたちは、小さければ小さいほど、どれがクローバーの葉なのか判断しにくいため、最初のうちは職員が教えます。慣れてくると、子どもたちも抜くコツを掴んでいきます。また、葉をいくらとっても、地下茎が残っているとすぐに生えてくるので、根っこごと抜くのがポイントです。いずれにせよ、こうやって大きい子が小さい子に伝えていくことで、ビオトープも含む『にしこおりの自然環境』は守られ育んでいかれることは確かです。今日も午前中保育のため、午後からは『ゆったりクラブ』のこどもたちが、園庭遊びをしました。そこに4月から3歳児として入園する子が遊びにきました。すると、はな組のひとりの子が、「一緒に遊ぼう!」と声をかけ、三輪車に乗せてあげたり、総合遊具の遊び方を教えてあげたりして、楽しい時間を過ごさせてあげましたこういう優しさを持っている子がたくさん育ってきている、これも錦郡幼稚園の特色の一つなのです。今、15時を少し周りました。お茶を飲んで、再度『園庭遊び』を楽しみに、私は外に出るとしましょう・・・。

3月13日(木曜日) 春の『発見、発見、大発見!』

 今日は、朝の時点でもう外気温は13℃となっていました。「絶好の外遊び日和!」私の胸は高まります。もちろん、こどもたちは園庭にて外遊びを大いに楽しみ、私は園庭にてビオトープ整備を大いに楽しむわけですね。職員打ち合わせまでの時間で、園長代理がピアノの練習をしていました。それを気持ちよく聴きながら、ビオトープ池の整備をしました。心も体も軽やかで、作業もはかどりました。さて、今日も朝早くから登園したこどもたちは、朝の準備をササッとやって、一目散に外へ出ていきます。これも毎日の習慣というやつで、確実に早く準備ができるようになって来ています。早く来て早く準備すると早く、長く遊べる。このことを身を持って理解できているというわけです。朝の自由遊びが終わるのは、全員同じ時刻なので、早く来て長く遊びましょう!とくに今日からは午前保育で11時30分降園となっていますから、余計に朝の時間を大切にしましょうね。さて、自由遊びが終わって、そら組(5歳児)はな組(4歳児)は遊戯室にて5歳児修了式の練習をしました。その間、ほし組(3歳児)は、自由遊びの続きをしていました。また、今日はチームさんが来てくれて、『ビオトープ看板』を設置してくださいました。せっかくの機会ですので、こどもたちも集まって、少しお手伝いをしました。こどもたちがひとりひとり、自分の好きな生き物を、約10cm四方の木の板に描き、それを看板に飾り付けしたものを、チームさんが丁寧に取り付けてくださいました。とても可愛いそしてすてきな看板が完成しました。この看板には、なんと檜皮(ひのきの皮)を使った屋根もついています。地域のみなさんもぜひ見に来てさいね。さらに今日は『発見、発見、大発見!』が2つもありました。これは、今のところ私だけが見つけているようです。もうしばらく、黙っていようと思います。こどもたち、保護者、職員・・・。さあ、誰が最初に気づくでしょうか? 1つのヒントは「木を見てね」、もうひとつのヒントは「目覚めましたね」、さあよく見てよく観て、見つけてね。私は、昼食をはさみ、午後もビオトープ整備をしました。池の周りは、草の芽吹きがわかるように枯れ草を刈りましたきれいな苔も、思いのほかしっかりと乗っていて、初冬の仕込みが効いたことをひとり喜んでいましたこれも『発見、発見、大発見!』でした。

3月12日(水曜日) 春を迎えて

 またまた昨夜から天気予報は二転三転でした。『雨のち曇り』『曇』『晴時々曇』など、見る度に変わっていきました。朝起きたら、窓の外が明るい!「いけるんちゃうん」と外を見ると、路面は乾き、日の光がすでに届いていました。もうルンルン気分で、登園しました。今日は、久々のいい天気で、朝から全員で外遊びをしました。ドッチボールを楽しんだ後、「大事なお話があるので、ベンチを用意してください!」と職員から声がかかりました。こどもたちの様子を観ていました。さっとベンチのところへ行って黙々と運び始める子、それを見て一緒に動き出す子、その様子を見つめる子、・・・。そんな中に、何もせず先に座ろうとしている子もいました。日々一緒に生活をしていても、ひとりひとりの動き方は違います。各ご家庭でのこどもたちへの接し方の違いが、こんなところにも表れています。何事も先回りして、「準備できたよ、さあどうぞ」となっていないでしょうか? 極端に言えば、ペットになっていないでしょうか? 逆に、家庭でさまざまな事を「一緒にやってみようか」「さあ、ひとりでできるかな」と声をかけてもらいながら、自分からどんどん進んでやるようになっている子は、当然、幼稚園での生活でも、自ら気がついて、率先して行動していくようになっていきます。人間として『生きる力』を育てることが、保護者のみならず我々職員、地域、すべての大人の役割であり責任でもあるのですね。不透明な世の中だからこそ、『生きる力』は必要不可欠です。話は変わって、こどもたちが園庭で遊んでいる様子を観ながら、私は東側の枯れ草を刈りました。滑り台の後ろ辺りです。今、この日記を職員室で書きながら、その場所を見ていると「すっきりしたなあ」と、今日も自画自賛。修了式までに、外周りをきれいにして春を迎えたいと考えています。今日は、今年度最後の『いちご組』(2歳児広場)もありました。年度当初は少なかった人数も、どんどん増えていき最終的には9人になりました。この子たちが3歳児として入園するまで、もう1ヶ月を切りました。どんなドラマを一緒に創り、楽しみたいと思っています。今日は、11時30分降園。預かり保育を希望されている方もないという、年度内で保護者の方全員が揃う最後の日となりました。こどもたちも全員園庭に出て、みんなで終わりの会をしました。まずは、先程の大事な話を、保護者のみなさんにも説明しました。その後、今年度PTA役員のみなさんに感謝状を贈呈させていただきました。また保護者のみなさんからもPTA役員のみなさんにお礼がありました。みんなで「さようなら」をした後、多くのこどもたちと保護者の方が園庭で遊んでいましたが、正午になって雨が降り出したタイミングで全員降園となりました。

3月11日(火曜日) 雨の影響は意外にも?!

 昨夜の天気予報では、今日の富田林市は『曇り一時雨』となっていました。まずは、昨日の南側フェンスのつる除去をひとり喜んでいました。「よく、除去しておいたことだ!」自画自賛です。また私は、夜寝るのが早く?(私の中では全然早くないのですが)、22時には夢の中でした。どうやらその後すぐに雨が降り出したらしく、今朝起きて、玄関の鍵を開けると、意外にも地面はしっかりと濡れていて、雨も降り続いていたのにびっくりです。慌てて携帯で天気予報を見ると、昨夜の予報がなかったかのように、『雨のち曇り』に変わっているではありませんか!「文明の利器、恐るべし」再び驚きました。7時20分登園、外気温も職員室前も8℃なので本当は寒くないはずなのですが、日がさしていないと体感温度は低いのでしょうか、寒く感じてしまいました。一度荷物を置いて、再び通用門(北門)に戻りました。門の外にある水道メーターを確認するためです。毎週月曜日の降園時と翌火曜日の登園時にメーターを読み取り、その差を計算することで、水漏れの有無を予測していくのですが、なんと、今朝はその差が0(ゼロ)だったのですよ!これって、当たり前だと思われたでしょうね。夜間、誰もいなくて当然水道を使っていないのですから。ところが、どうしても1〜2リットルの差は出てくるものらしいのですよ。それが、今日は0(ゼロ)喜ぶべきことなのですが、意外なことなのでほんの少し気味悪くも感じています。さて、朝から小降りですが雨は断続的に続きました。なので、外遊びはできません。それでも、そら組(5歳児)のお部屋では、マットを床に敷いて『大相撲にしこおり場所』が始まりました。そして、遊戯室では3学年合同で『5歳児修了式』の一部分を練習しました。ただ、この『外遊びができない=体を動かせない』が、この後意外なところで 影響を及ぼすことになりました。それは、給食の時間のことでした。今日の給食は、今年度最後、さらにそら組さんにとっては幼稚園最後の給食ということで、楽しく、おいしく、しっかりと食べて、完食完売でいけたらと考えていました。メニューは『五目ラーメン』『豚キムチ』『フルーツミックス』と大人気のもの揃い踏みです。配膳段階から、こどもたちは大喜び、大いに期待が持てました。おかわりもできるように考えて配膳してもらったのですが、最初おかわりは誰ひとり来ずでした。初めて園内放送で『おかわりのご案内』をしたところ、たくさんのこどもたちが、おかわりに並んでくれました!「これで今日も完食完売やなあ」と思っていたのですが、その後再びピタッと止まってしまい、結局、各個人は完食してくれたのですが、『五目ラーメン』の麺と『豚キムチ』が、少しずつですが残ってしまいました。ここで気が付きました。そう、意外にも、雨で外遊びができず運動不足でお腹が空かなかったということだったのです。なお、私も職員もおかわりしたのですが、スッカラカンにすることはできませんでした。午後からは、市立学校園全体の校園務員チームさんが来てくださいました。今日は、新しい『ビオトープ看板』を設置する場所に、看板支柱を埋めるための基礎土台を作っていただきました。完成が楽しみですね。乞うご期待! 

3月10日(月曜日) 『にしこおり』は綺麗です!

 今日も一日晴天とのこと。しかも昨日よりも気温が上がるということで、朝からテンションも上がります。7時20分登園、外気温4℃職員室前5℃ですが、先程書いたように日中に期待して寒さも吹っ飛ばせる勢いです。今日は、お別れ会とみんなで会食という一日の予定なのですが、明日以降の天気を考えて、私の方は前々から気になっていた、南側フェンスの『リュウキュウアサガオ』のつるを除去することにしました。9時過ぎから11時まで、2時間の作業できれいに除去できました。園務員さんからも「すっきりしましたね!」と声をかけていただき、またまたテンションが上がりました。そのあとは、ビオトープ池の裏側の枯れ草刈りをしました。この場所の一部分に、『コケ(苔)』の繁殖をめざして、小さなコケを並べています。雨が降った日以外は、水をかけて常に湿った状態にしています。コケはあと2ヶ所、ビオトープ滝のところと池の左岸にも、それぞれ置いています。こちらは自然に水が当たりますので、特段何もしていません。ただ3ヶ所ともほぼ日陰となる場所にはしています。夏を越えてくれたらいいのですが・・・。道端で採ってきたものにしては、とても綺麗ですよ。何種類か混ざっているのですが、そのうちの1種は、抹茶のような鮮やかな緑色です。ぜひご覧くださいね。お別れ会からは、綺麗な歌声が聞こえてきます。歌が終わると、遊戯室から降りてきて外に出て、みんなでドッジボール大会がはじまりました。私は今度は、ビオトーブ川の掃除を開始しました。川底の石にも薄くですが『コケ』が乗っていて、また水草がところどころに芽生えてきています。これらをうまく避けてドロを下流へと流していきました。30分ほどの作業で、川底からとても綺麗な石畳が浮かび上がってきました。2〜3日で、石は再び薄く泥をかぶった状態になるのですが、その度に掃除すると、石のコケが剥がれてしまうので、半月に一度くらいのペースでやるようにしています。「会食の用意ができました!」と声をかけていただき、遊戯室に行きました。こどもたちも職員も、笑顔で会食をいただきました。なお、今日の会食メニューは、『給食の様子』に掲載していますので、覗いてみてくださいね。私は一足先に下に降りて、先程の川掃除の続きを少ししました。もう一度軽く掃除をすることで、石の隙間に残っていたドロは、ほとんど無くすことができるからです。その後は、園庭整備をしました。とても暖かくなってきたので、午後は汗が出てきました。15時帰りのこどもたちも、いつも以上にたくさん残って、園庭で遊んでいました。16時帰りのこどもたちと一緒に帰ったあと、園庭は静かになりました。やはり晴天の日、園庭にこどもたちの声が響き渡るのはとても綺麗だなあ!

3月9日(日曜日)

 今朝も、昨日同様『雛めぐり』があるので、8時に家を出て8時15分に登園しました。今日の時間割は、9時まで『ビオトープ補水及び清掃』9時〜10時『園庭整備』10時〜11時『にしこおり日記執筆』『事務処理』11時〜12時は『ゆとり(できていないことがあれば、それを行う)』という流れにしました。『園庭整備』の途中で、お隣りの方から声がかかり「いつも熱心やなあ!」と言っていただきました。「ありがとうございます。いい天気回りなので。」と言うと、「そうやねえ、お天気やと気持ちいいねえ!」と返してくださりました。本当に気持ちがいいですね。そう、『メダカ』も湧いてきていました。でも、まだまだ動き回るといった感じではありません。あの冷たい水の中でじっと耐えてきたのですから、体力も相当使ったんじゃないかな?しばらくはそっと見守っていきましょう。

3月8日(土曜日)

 今朝は、8時45分出発で美原区まで家族を送っていき、帰ってきてすぐに河南町のスーパーまで買い物に行き、11時過ぎに帰ってきて、ほっと一息です。今日と明日は、我が家の近所の地域で『雛めぐり』が開催され、多くの方が街歩きを楽しまれます。通行止めではないのですが、なかなか車の往来は難しく、11時を過ぎるとほぼ困難になるので、急いで用事を済ませた次第です。このあと、家族は地域を一周して、昼食もとってくると出かけましたが、私はもう家にいることにしました。そろそろ花粉も気になって・・・。

3月7日(金曜日) 心も体も踊らせて

 久しぶりの青空の中を気持ちよく7時30分に登園しました。やはりお天気は大事ですね。心も体も踊りますから。職員打ち合わせのあと、そら組(5歳児)の部屋に行きました。実は、毎朝各部屋を解錠して回っているのですが、そら組の部屋に、こどもたちが描いた自画像があって、それぞれ誰のものか、こどもたちの前で私が当ててみせるという企画を考え、今朝実行しにいったのです。「これは〇〇ちゃん」「こっちは〇〇くん」・・・。全員分を発表しました。「すごいっつ!」こどもたちの驚く姿を楽しみに待っていました。ところが「違うでえ!」の連発結局ひとりしか当てることができずガッカリでした。こどもたちに解説してもらうと、ひとりひとり自身の特徴をうまく捉えていて、「なるほど!」と私が驚いてばかりでした。続いて、朝一番の役目は、園庭整備。雨の影響でまだ少し柔らかいところはありましたが、これくらいが逆に整備しやすくなっています。石粒も浮いていたり、ブラシをかけると動いてくれたりして、とても見つけやすくなるためです。この整備を約1時間しました。園内では、3月の『お誕生会』が行われました。今月生まれはひとりで、全員から祝福を受けたようで、まさに独り占めでしたね。そして、今日は『いちご組』(2歳児広場)の開催日、お弁当もちで13時まで一緒に遊びました一年間で仲間もどんどん増え、ひとりひとりも成長しましたね。4月からは、ほし組ですが、もう幼稚園の生活にも慣れてきているので、滑り出しもスムーズにいくことでしょう。もちろん慌てずゆっくりと楽しんでいきましょう。私の方は、お誕生会の後の、そら組(5歳児)の修了証書授与式の練習に参加しました。昨日から練習が始まったのですが、練習2日めにして早くもポイントをつかんでいて、上々の滑り出しでした。当然初めてのことですので、戸惑いや不安も持っていることでしょうが、細かな点はさておき、まずは堂々とできればと考えています。そら組の保護者やご家族のみなさん、当日をお楽しみに。給食は、この間連日続いている、『小学校6年生給食人気ランキング』で第一位のメニューで、今日はパン部門の第一位、切目入りコッペパンを使った、照り焼きチキンサンドが出ました。こどもたちはもちろん大喜びで、いつもにも増してペースも早く完売完食となりました。14時からの『あっぷるタイム』金曜日の担当は私、今日は前半読み聞かせ、後半園庭あそびをしました。読み聞かせでは、初登場『あわぶくのしょうたい』、この間繰り返し読んでいる『もうじきたべられるぼく』の2冊を読みました。こどもたちが絵本の世界に入り込んでいる姿を観れるようになってきました。心も体も踊ったようで、少しは私の技術も進歩したのかな?!。園庭あそびでは、おにごっこ、サッカーで楽しんでいました。

3月6日(木曜日) 裏方さん登場(こどもたちの楽しみを裏で創造する)

 昨日からドキドキしていた今日の天気ですが、薄日もさしてきて、それほど寒さもないという、いい感じとなってきました。ドキドキというのは、『お別れ遠足』が過日の予定でしたが、雨のため今日に延期していて、今日がダメなら今年度は中止という瀬戸際だったからです。であらためて、今日は『お別れ遠足』で、徒歩で錦織公園へ行きます。給食の関係で午前中で帰ってくるのですが、登園してきたこどもたちの元気な声と笑顔が、遠足を楽しみにしていたこと、今日いけるとわかってほっとしたことなどを物語っています。8時45分までの登園でしたが、全員遅刻・欠席なし、予定通り9時に出発正門(南門)から出て早くも省エネモードに。大谷大阪大学の正面左の坂を登らずに裏道にてショートカットです。私はその姿を見送って、10時に来られるお客さまを待つことを兼ねてのお留守番です。10時までは事務処理等を行いました。10時少し前に、大谷学園の学園長先生が訪ねてきてくださいました大阪大谷大学の先生方や学生のみなさんと、本園のこどもたちや職員が、さまざまな交流を行ってきたことに対してのお礼と意見交換といったところでした。私どもの方こそ、多大なご支援やご協力をいただいていることを重ねてお礼申し上げるとともに、来年度も引き続き、また新しい取組も含めて交流していただかせて欲しいとお願いし、快くお受けいただきました。その後は、11時に錦織公園入口にほし組(3歳児)のこどもたちを迎えに行き、車にて一足先に帰ってきました。同時にはな組(4歳児)とそら組(5歳児)は、公園入口を徒歩で出発、11時30分に帰ってきました。行きと同じく正門(南門)から帰ってきたはな組そら組のこどもたち、部屋まで踊っているかのごとく軽やかに走っていましたどの子もニコニコ笑顔です。あとで職員に聞いたところによると、遊具はまだ濡れていたので、手分けしてすべて拭いたとのこと。こどもたちの遊びのための配慮に感謝です。また、梅林散策では、梅の香やさまざまな品種の花を楽しんだそうです。今年は梅の開花が遅れているとの情報を聞いていたのですが、錦織公園では、私たちの遠足に間に合わせてくれたようです。錦郡幼稚園だけに?!・・・。さて、帰園後はすぐに給食となりました。今日のメインメニューは『小学校6年生給食人気ランキング(ごはんの部)』で第一位となった『ピビンパ』、しかしながら白米の量はいつもより多めです。でも、遠足でしっかり遊び、歩いたこどもたち、もちろん完売完食でした。他のメニューもすべてスッカラカンの完売完食でした。14時からの『あっぷるタイム』(預かり保育)では、早速先程の大阪大谷大学との交流の一環として、大学の先生による『読み聞かせ出前講座』がありました。毎回、にしこおり幼稚園のこどもたちをことを思い浮かべ、タイムリーな絵本をたくさん持ってきていただき、すてきな世界へとこどもたちをいざなってくださっています。こどもたちも、「次はいつ?」「今日はどんな本かな?」と楽しみにしています。あっ、今日は朝の気温計測忘れてました。これも裏方の役目のひとつなのにね。 

3月5日(水曜日) ええでぇ!『にしこおり』 

 今朝は、7時40分現在で外気温8℃職員室前9℃のスタートでした。そして今日は朝から大賑わいでした。PTAの保護者のみなさんによる、文集『Tomato』の印刷・製本、ベルマーク回収・整理、そしてPTA会計監査と、何かとお忙しい中、多くの方に集まっていただき園内所狭しと活動してくださっていました。今の世の中、SNSが普及したことも相まって、人と人とが直接コミュニケーションをとることが減ってきていますが、保護者のみなさんの今日の様子を観させていただくと、『にしこおり』は大丈夫だと実感しました。作業の合間に、こどもたちのことを中心に、さまざまな話題が出されていて、互いに共感されていました。そんな姿に、少しだけ?人生の先輩として、安心もしましたよ。さらに今日は、子育て支援の一環としての意味も持つ『にこにこ広場』(0〜2歳児の親子広場)が開催されました。ある子が「ちゅんちゅん2こ、いるよ!」と言いながらきてくれました。ちょうどビオトープの川べりで、2羽の小鳥が遊んでいたのでした。自然とともにある『にしこおり』幼稚園ならではの光景ですね。そして、この広場でも、本園職員や支援ボランティアのみなさんと保護者のみなさんとの対話があり、子育てについての心配ごとなどもお互いに共有しています。「働いているから、幼稚園には入れない(保育園・こども園に入るしかない)」ということも時々出されるのですが、就労時間帯に預かり保育(最長17時まで)を利用すれば、幼稚園でも大丈夫だということを説明させていただき、安心して入園してもらっています。そして、ひとりでも多くの方が『にしこおりファミリー 』として、一緒に過ごせることを楽しみにしています。 

3月4日(火曜日) 『〇〇っ』が続く一日

 今朝は、外気温4℃職員室前6℃で、7時30分登園でした。寒さが戻ってしまいましたね昨日は『モヤっとした一日』というタイトルで、ご機嫌を伺いましたが(何か落語みたいですが、その『モヤっ』がわかりました!! 同じ思いの方もおられるのではないでしょうか。そう、花粉ですわ。いろいろな『モヤっ』が重なってはいたのですが、どうやら、これ(花粉)がもっとも大きい『モヤっ』だったようです。それがわかると不思議なもので、どこか『スキっ』とした気分になってきました。長いトンネルを抜けた(たった一日でしたが)ような、どこか『ホっ』した気持ちになっています。でも、今日は一日中、雨のようで、しかも午後は本降りらしい。それを聞くと、また『モヤっ』となってしまいますね。なかなか『スカっ』とした一日はやってこないのかもしれません。「おはようございます!」今日は一番に登園してきた子が、いつも以上に大きな声でごあいさつ。一番が気持ちよく『スカっ』としたのでしょうね。こういう時の一番はいいですね。同じような気持ちにもなりたくて、私も一番に登園して『スカっ』としています。なんや、毎日『スカっ』としてるやん!と言われそうですね。さて、本日は『ひろみ先生の英語あそび』が行われました。今年度最終回の今日は、あいにくの雨ではありましたが、約半数の保護者の方の参観がありました。前にも書きましたが、講師のひろみ先生は地域の方で、錦郡幼稚園のこどもたちと一緒に英語を使って遊ぼうという企画で開催して頂いています。そう、「できる」か「できない」かではなく、「あそぶ」か「あそばない」かなのです。ということで、今日も、身体を使ってあそびました。給食の時間となりました。配膳のとき「にんじんチップスや!」こどもたちのヒソヒソ声 が聞こえてきました。こどもたちの人気の一品なのです。『給食の様子』に、作り方を載せていますので、ぜひご家庭でも試してみてくださいね。午後になって雨は上がりました。朝の天気予報からは降雨は前にずれたようで、午前中にやや強く降りましたね。それで雨雲は通り過ぎたようで、今(14時半)は、少しずつですが明るくなってきたような気がします。そして、7日(金曜日)あたりが寒さの底で、そこからはいよいよ春がやってくるようです。『ヤっタっ!』

3月3日(月曜日) モヤっとした一日

 楽しみにしていたお別れ遠足ですが、あいにくの降雨のため延期となりました。今日は園内にて一日過ごします。またお弁当も園内にていただきます。なお、給食は事前に止めていますので、今日はありません。さて、今日から寒さが戻っていくということで、せっかく暖かくなってビオトープにも新芽が吹き始めるかと楽しみにしていたのに残念です。しかしながら、土曜日にとてもいいことがありました。15時過ぎに帰ろうとして、最後にビオトープ池を覗くと、『メダカ』がゆっくりと泳いでいるではありませんか!この前から、動かないでじっとしている『メダカ』2匹は確認できていたのですが、土曜日は動いていました。更に、しばらくすると、湧き上がるかのごとく水面近くに次々と『メダカ』が現れました。とても感動したのですが、それぞれが泳いでいるので正確な数はわからなかったです。ざっと10数匹いたかな。氷も張ったりして、ずっと冷たかった水の中で、がまん?していたのでしょう。水槽等で温度管理をして飼っているのと違って、自然の中で生きていてやはり強いのでしょうね。さて、今日は11時を回ってようやく朝からやっていた預かり保育の会計処理の一部が一段落しました。これまで毎日預かり保育費(利用料)を集めさせていただいていましたが、2月より月末一括で集める方法に切り替わりました。初めてのことなので、ものすごく緊張しています。というのも、これまではその日毎に処理できていましたので間違いは生じませんし、月末日にはその月分の全額が揃い会計処理ができるのですが、これからは1ヶ月分の利用状況をもとに月末に請求書を発行し、保護者の方に利用日数と合計金額を確認してもらった上で、お金を持ってきていただくということになりました。万が一、この時に認識違いが生じますと、お互いに利用状況を再度点検しなければなりません。さらに、全員分の利用料が揃うのにも日数がかかりますし、それまでの間、ずっと私の緊張状態が続くことになってしまうのです。というわけで、保護者のみなさんには、請求書が届きましたらすぐ確認を頂いて、できるだけ早く利用料を納入いただきますよう、切にお願いいたします。また、保護者のみなさんは、どちらの方法がよりベターなのでしょうか?ご感想を聞かせてくださいね。遊戯室では、跳び縄が始まりました。こどもたちの足音がここちよく下の職員室に響いています。外でできないのが辛いですが、いいリズムに、ほっとした気持ちになりました。お昼になりました。今日は遊戯室に全員集合して『おにぎり弁当』を一緒に食べました。一緒にお弁当を食べるのは、今年度これが最後でした。私は、留守番を兼ねて職員室にて昼食をとりましたが、どうもモヤっとしたままでした。午後になって雨は上がったのですが、園庭は湿ったままなので、外に出ることはできずに14時を迎えました。今日は天気も、私の気持ちも、モヤっとしたまま一日が終わってしまいました。 

3月2日(日曜日)

 午前中は買い物、午後は家でのんびりしていました。

3月1日(土曜日)

 いよいよ今年度の最後、3月に入りました。今日は13時20分に登園。日差しもしっかり、とても暖かい『にしこおり』です。今日は、ビオトープ池の補水、園庭整備の他に、『生活発表会(劇ごっこ)保護者感想集』をつくるために、保護者のみなさんからお出しいただいた感想を、活字に起こす作業をします。昨日までに、ほし組(3歳児)そら組(5歳児)については、すべてのご家庭からお出しいただき、打ち込みも完了していますので、あとは、はな組(4歳児)の感想文が出揃うのを待つばかり。できるかぎり早く発行したいので、はな組でまだの方は、早急に出していただきますよう、ご協力よろしくお願いいたします。

2月28日(金曜日) 『にしこおり』幼稚園の名前が変わります?! 

 月末の今日は、なかなか忙しく、遅い時間の配信となってしまいました。ごめんなさい。朝から振り返りますと、7時30分、外気温8℃職員室前10℃の中で登園。さすがに寒さはありませんでしたが、基本曇りで時折雨がぱらつく朝でした。午前中は、主に各部屋で活動していましたが、途中園庭に出る時に、外からこどもたちの会話が聞こえてきました。「『にしこおり』幼稚園、今日から『にしこおりかき(柿)』幼稚園にしようか?」「『にしこおりかき(柿)たろう』幼稚園でもいいなあ!」、職員室で事務仕事をしていた私は、思わず目をぱちくりしました。でも、やっぱり嬉しかったですよ。こどもたちの中に、過日の生活発表会で演じた『かきたろう』の劇が、心から楽しくて、幼稚園の名称を変えようかという話にまで発展するのですからね。それも園庭にある『にしこおり柿』(前にも書きましたが、単に本園にある柿の木だからではなくて、品種名が『にしこおり柿』)、日頃の生活で経験したことを基に創作された劇だからこそなのですよね。正式名称は私たちだけでは変えれないけれど、呼び名として『にしこおりかき』幼稚園、『にしこおりかきたろう』幼稚園、採用を考えていいかもですね。さて、給食の時間です。今日は、給食初登場?であろう『豆乳プリン』がありました。プリンはいいけど、カラメルが苦手という子もいたらしいのですが、食べてみて「これはいける!」と、ニコニコ笑顔でした。また、「『豆乳プリン』おかわり!」と来てくれた子もいたのですが、さすがにひとり1個なので、おかわりはできませんでした。でも、他のメニューも含めて、本日も完食完売でした。残さい率集計が楽しみです。2月もよく食べてくれたので、きっといい結果となるでしょう。なんせ6ヶ月間連続で市立10幼稚園中、最も残さい率が低い、つまり首位!という、『にしこおりっ子』たちですからね!14時から15時のあっぷるタイム、本日担当の私は、前半読み聞かせ(本日は『ライオンのくにのネズミ』(書店員が選ぶ絵本新人賞2024大賞受賞作)、後半は園庭で自由遊びとしましたが、後半途中で雨が降り出し、雨雲レーダーによると10分後にやや強い雨となっていたので、ここで各部屋に一旦戻りました。これが大正解!部屋に入るや否や、パタパタパタパタと雨脚が強くなりました。間一髪、濡れなくてよかったです。さて、明日からいよいよ3月、3学期(=0学期)も終わりです。進学・進級に向けての準備もしっかりやっていきましょう。私たち職員も最後まで応援し続けますよ!

2月27日(木曜日) そら組(5歳児)、遠征?に行く

 今朝は、7時20分に登園しました。外気温は3℃、職員室前は5℃となっていました。ただ昨日よりも天気はよく、昼間は気温も上がるということで気持ちが乗ってきました。昨日出来なかった園庭整備を、職員朝礼までしました。この時にもう汗が出てくる程でしたので、上着を脱いで作業しておりました。今日は、そら組(5歳児)が伏山台小学校見学、帰りにはスーパーに寄ってお別れ会のおやつ等を買い物に行きます。そのこともあってか、いつも以上に登園が早く8時45分には全員が揃っている状況でした。バスは予定よりも早く来てくださったので、9時15分に出発することができました。錦郡小学校とは常に連携・交流しているのですが、他の小学校とはなかなか交流がなかったようでした。今年度は、「卒園児が入学する小学校(錦郡小学校は除く)に一回ずつでも、そら組全員で行こう」という企画を立てました。1学期には東条小学校、2学期には寺池台小学校、そして3学期は、本日、伏山台小学校に行かせていただき、校舎めぐり、教室や図書室での活動、運動場の遊具遊びなどを行ってきました。各小学校の先生方、貴重な時間を割いていただきありがとうございましたこどもたちもお互いが入学する小学校のことを知れて嬉しそうでしたし、私たちも今どきの小学校を知るいい機会にもなりました。小学校の先生方にも「事前に錦郡幼稚園のこどもたちの様子が判ってよかったです」と言っていただけ、幼小お互いに意味のある訪問となりました。4つの小学校に分かれていくのは寂しくもありますが、それぞれの小学校で「錦郡幼稚園からきました」と、胸を張って自信を持って生活していってほしいものです。また、今日は『いちご組』(2歳児親子分離広場)がありました。今日は9時30分から13時まで、お弁当を持って来てもらって過ごしました。すっかり慣れた様子で、在園児と見間違うくらい溶け込で遊んでいました。 

2月26日(水曜日) 皆さんに支えられる幼稚園

 今朝は、7時30分現在、外気温6℃職員室前7℃としのぎ易くなっています。「だいぶましですなあ」幼稚園のお隣りの方と朝のご挨拶を兼ねてしばし談笑。今日もゆったりとした気分で一日がスタートしました。『ピコりん』も、職員室前に出してやると、いつもはしばらく巣箱から首だけ出して様子を伺っているのですが、今朝は日光浴?をしていました。とは言っても、曇り空で雲の隙間から、某水産会社の缶詰のマークのように、放射線状に日がさしているといった状況で、暖かさを感じるまではありませんでしたが・・・。さて、今日はたくさんのメニューがあります。とは言っても給食の話ではなくて、園内外の取組等の話。午前中には『にこにこ広場』(0〜2歳児親子広場)、『PTA役員引継会』、私の方は『第二・第三中学校区校園長会』で出張です。午後からは、『電気工事』(昨日の続き)『遊具点検』(専門業者さんによる)、私の方は『幼稚園管理職研修』でこれまた出張となっています。さまざまなところで、さまざまな方によって、錦郡幼稚園を支えていただいています。午前と午後の出張の間に、各活動は順調に進んたとの事、本当にありがとうございます。また何よりも、連休明けの今日も、みんな元気に過ごせたのが一番よかったです。  

2月25日(火曜日・代休)

 今日は、22日(土曜日)の生活発表会(劇ごっこ)の代休日で、幼稚園はお休みです。私の方は、8時に登園。平日(幼稚園がある日)と違って時間が遅いので、見守り活動をされている大人の方に応援いただきながら小学生が登校していく姿を見ることもできました。ほんの少しですが、園舎の屋根には雪が残っています。また、屋根からの雪解け水で、ビオトープの補水タンクが一杯になっています。すごいものですね。今日は9時から電気工事があります。園庭の配線の状態を見てもらうため、園児の安全確保という意味からも、業者さんにご無理を言って、代休日である今日にしていただきました。また、午後には市の研修(説明)会もあり、こちらにも出席させていただきます。今日も一日動きます。よろしくお願いします。幼稚園のお友だち、明日からもみんなで元気に過ごしましょうね。 

2月24日(月曜日・振替休日)

 今朝は白銀の世界。昨夜からの雪がしっかりと積もっています。今日も美原への家族送迎です。30分前に車に行き、雪を解かしながら、車の掃除もやっちゃいました。平尾峠を越えられるか心配していたのですが、路面は雪(氷)どころか、濡れた跡すら無い状態でした。美原から309号線バイパスを南下しました。外環状線との合流地点を右折したところから、私の自宅周辺と変わらない雪景色となりました。幼稚園に着いて、ビオトープの雪景色がとても美しく、思わず写真を撮りました。少し事務処理をしてから、家に帰ります。そうそう、知り合いから電話が入り「ビオトープがんばってるなあ!」と言うので、「何で知ってるの?」と尋ねると、「『にしこおり日記』毎日読んでるでえ」と笑いながら応じてくれました。とても嬉しくまた励みにもなりました。ありがとうございます

2月23日(日曜日・祝日)

 今日は朝から美原まで家族を送り、帰ってきて買い物に行き、家で昼食をとってから、すばるホールに出かけました。『富田林和太鼓まつり』(岩手県大槌町支援事業)を観るためです。実は数日前、錦郡幼稚園に、今回の催しを主催された実行委員会の委員長さんが訪ねてきてくださいました。前任の小学校で、地域の方として公私ともにお世話になった方で、今回の趣旨を教えてくださいました。人とのつながり、ご縁を感じずにはいられませんでした。私は「喜んで行かせてもらいます!」と2つ返事をしたのです。さて、行ってびっくり!大ホールは満席となり、市長さんも来ておられました。全9チームがそれぞれの特色を活かし、素敵な演奏や演舞を披露されたのですが、中でも最後の合同演奏『春風』は、圧巻でありました。あっという間の2時間超でした。ありがとうございました。

2月22日(土曜日) 丸儲けの大成功!生活発表会(劇ごっこ)

 今日は生活発表会(劇ごっこ)当日です。こどもたちが全員元気に出席し、劇でそれぞれの成長を表現しきりました。後日、保護者のみなさんの感想を取りまとめて紹介しますね。こどもは育つ、おとなは学ぶ。これからも『にしこおりファミリー』として、一緒に楽しんでいきましょう。また、明日じゃなかった、また、水曜日に元気に集まりましょう。

2月21日(金曜日)  さあ、やってみよう!(明日は生活発表会、復習の日です)

 朝から嬉しいことがありました。家を出て、駐車場へと向かう道で、以前勤めていた小学校(私の母校でもあります)で、一緒に生活していた子と出会いました。実は彼とは同じ町会で、言ってみれば赤ちゃんの時から知っているのですが、あらためて大きくなったなあと思いました。指折り数えて、もう20歳やなあと。私より先に「おはようございます」、にっこり微笑み、元気に挨拶してくれました。私は嬉しいのと同時に思わず背筋を伸ばしました。年に2、3回かな、こうして出くわすのですが、会うたびに大きく立派になっているような気がします。車に乗り、旧国道170号線を南下します。対向車の屋根に雪が積もっています。途中、彼方(錦織から石川を挟んで東側)方向を見ると、ここにも雪が。お寺の本堂や塔も真っ白に浮かび上がっています。直線距離にして1km程度で、これほど違うかと驚きながら登園しました。7時30分現在、外気温2℃職員室前4℃で、それほどの寒さは感じませんでした。「氷ないなあ」「生き物いるかなあ」登園してきたほし組(3歳児)の親子がビオトープ池を覗きながら話しています。とても微笑ましく、大切な時間でした。今日は、いよいよ劇ごっこ最終練習です。ほし組(3歳児)はな組(4歳児)の練習では、遊戯室から大きな声や楽しい歌が聞こえてきます。私も園庭整備に力とともにリズムが入りました。途中、そら組(5歳児)の当番のこどもが、園庭にいる私のところに来て「園長先生、劇ごっこ見に来てください」と伝えてくれました。「おもしろかったらいくよ」と私が少し意地悪く言うと「おもしろいよ!」と言うので、「よっしゃ、それじゃあいくよ!」と応じました。職員室前から遊戯室へ行こうとしていると、先組が練習を終わって降りてきました。とてもいい顔をして「園長先生、誰の声が一番聞こえてた?」と聞いてきます。「みんな、大きな声だから誰が一番かわからないなあ。みんな一番やなあ」と言うと、「〇〇(自分の名前)くん、一番大きかったでえ」と付け加えてきました。「みんな一番やから〇〇くんも一番やなあ」とさらに言うと、「よっしゃあ!」と雄叫びを上げていました。それを見ていた周りのこどもたちもニコニコしていました。なんか温かくていいなあ。さて、そら組の練習が始まりました。全く初めて観たのですが、想像していた5倍、いや10倍よかったですよ。「おもしろいところもいっぱいあったし、話がしっかりと伝わってきました。明日の本番も楽しみにしています」「自分たちが楽しんで演じているのが一番いいことやね」と伝えました。実は、園だより3月号の巻頭言は、一昨日に書き終えています。本番を観ずに、劇ごっこのことを書いています。うまく伝えられないのですが、日々の練習が本番、本番は復習といったところだと、常々私は思っています。そういう意味でも、明日は全員参加できた時点(出来栄えより)で、丸儲けの大成功!なのです。では、また明日

2月20日(木曜日) さあ、笑って!(生活発表会まであと2日)

 今朝は、気になることがあって外気温ー1℃の中を7時20分登園「やっぱり!」北門の鍵が開きません。昨夜からの冷え込みで、霜が凍って門全体についています。さらに鍵穴も同じく凍っていて鍵そのものが入りません。「困ったなあ」しばらく考えて、「そうだ!」鍵を何度か軽く叩いてみました。そして鍵穴に鍵を差し込むことに成功。鍵を回して・・・。「あれ?」鍵は回ったのですが、フック棒が外れません。「しゃあないなあ」意を決して手のひらで包み込みながら上下させると・・・。「カチャ」ようやく開きました。時間にすればほんの数分でしたが、自然の脅威を体感したのでした。「これは氷ができているぞ!」ビオトープ池まで駆け足です。が、本当に薄い氷がところどころにあるのみで、それもすぐになくなってしまいました。太陽のエネルギーって本当にすごいものですね。「こどもたち、がっかりするだろうなあ」と思いながら職員室へ。気温計はわずかに2℃、鍵を開けてまずはエアコンを入れました。こどもたちが登園してきました。やはり池を見ながら「(氷が)ないなあ」とがっかりしているこどもがいました。自然はなかなか気まぐれ?ですね。園庭の土が凍っていたのでしょう。じわじわと水が浮いてきました。太陽は相変わらず照りつけ、水はどんどん蒸発していきます。わずか30分ほどで、水は見えなくなりました。9時40分、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)が遊戯室にて練習開始、そら組(5歳児)がお客さん役になってくれました。続いて役者とお客さんが入れ替わって、そら組が演じました。そら組の劇の途中には、ほし組はな組のこどもたちがすごく笑った場面があったようです。そら組のこどもたちの自信に繋がることでしょう。私は変わらず園庭整備に外に出ていました。少しやわらかくなった園庭の土からは、小さな石の粒が取り除きやすくなっていて、随分作業がはかどりました。なお今日の給食の時間は、『分け入っても 分け入っても 白いとうふ』『分け入っても 分け入っても 白いごはん』でした。(詳しくは『給食の様子』を覗いてください) 本日は午後から出張が入っていますので、ここまでとさせていただきます。

2月19日(水曜日) さあ、意気込んで!(生活発表会まであと3日)

 今朝は、外気温2℃、職員室前4℃でしたが、時間が立つにつれて体感温度が下がっているのかどんどん冷たくなってきています。昨夕また夜に雨が降りましたが、金剛山ではやはり雪だった模様で、今朝は7合目付近からでしょうか、谷すじが白くなっています。そして山頂付近は雲に覆われて見えなくなっています。「おはようございます!」職員室の中からでも聞こえる大きく元気な声がしました。8時35分、登園ラッシュです。園庭から保育室へ、小走りのこどもたちが、競争しているかのごとく入ってきました。いつも微笑ましい姿を見せてもらっています。そら組(5歳児)のこどもたちが、絵本バックを持って、図書室(ほし組(3歳児)に併設)へ向かっています。今日水曜日は、絵本返却の日で、先週金曜日に借りて帰った絵本をもとに戻しにいくためです。8時50分、朝の用意を終えて早くも園庭に出たはな組(4歳児)とほし組(3歳児)の2人は、鬼ごっこを始めました。8時55分、そら組(5歳児)は、劇ごっこ練習のため、遊戯室へとあがりました。9時20分からの練習開始予定でしたが、ちょっとでもたくさん練習しようという意気込みが感じられました。練習している間に、ほんの少しだけ扉の外から練習風景を覗かせてもらいました。めちゃめちゃイケてる! 安心して、園庭整備を再会しました。10時半ごろから、ものすごくいい天気になり、園庭整備も進みました。同時に金剛山を見ると、今季最大の範囲に雪が積もっていると思わせる情景でした。ほし組(3歳児)はな組(4歳児)合同チームは、後半遊戯室で練習をしていました。こちらも覗きにいこうと思っていたのですが、気がつくと終わっていました。明日は、覗かせてもらおうと考えています。お昼過ぎに金剛山のライブカメラを見ると、山頂には多くの積雪があり、気温はー5.5℃となっていました。小学生の頃に、耐寒訓練(冬山登山)で金剛山にのぼりましたが、お弁当がカチカチに凍っていて困ったことを思い出しました。なお、本日は通常の水曜日(午前保育)ですので、11時30分降園でしたが、天気もいいので多くのこどもたちが園庭開放で残っていました。その間に職員は、遊戯室の飾り付けや会場準備を行ってくれました。 

2月18日(火曜日) さあ、つながって!(生活発表会まであと4日) 

 今朝の『にしこおり』、7時20分現在で外気温1℃、職員室前4℃となっていますが、太陽が煌々と輝いていてとてもすがすがしい気分になっております。今日はあまり気温が上がらないという予報ですが、天気であればいいかなと思っています。またビオトープ池には、氷はありませんが、ビオトープ滝には、小さな氷柱ができております。さあ、こどもたち発見することができるでしょうか?それまでに解けてしまうでしょうか? 朝一番の楽しみになりそうです。今日は生活発表会の予行で、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)の合同チームは本番通りの時間帯で進行しますので、8時45分までに登園することとなっています。時間に余裕を持ってきてくださいね。さて、登園が始まりました。いつもより早い登園でしたが、みんな元気に来てくれました。8時45分、全員登園完了!こどもたちもお家の人もよくがんばってくれました。早くきてくれていた子が、南門近くの枯れ葉の上にできていた氷を見つけ、喜びながら保育室に運んでいました。また他のこどもたちがビオトープ滝の氷柱と数珠玉のような氷の粒に触れ「冷たい!」と驚いておりました今日も自然がいっぱいの『にしこおり』ですね。遠くに出かけなくても、身近なしかも園内でこうした体験ができるのは、本当に貴重なことで、日常からこどもの感性が研ぎ澄まされていくのです。予定通り9時20分から、遊戯室でほし組・はな組合同チームの劇練習(予行)が始まりました。一方、そら組(5歳児)は、錦郡小学校で開催される体験入学会に向けて出発、私も同行しました。小学校に到着後、1年生と幼稚園保育園児とで混合班を編成し、1年生のリードで昔遊びを楽しみました。コマ回し、福笑い、あやとり、かるた、けん玉、お手玉の各コーナーを順に回りました。本園卒園の1年生は、各班のリーダーとして、説明や模範試技をするなど大活躍「錦郡幼稚園出身のこどもたち、日頃からとても積極的に発言したり、活発に動いたりしてくれていてすばらしいです」教頭先生にお褒めの言葉をいただき嬉しいかぎりでした。また、そら組のこどもたちも日頃から交流させていただいているので、1年生とは顔なじみ。昔遊びもとまどうことなく1年生と一緒に楽しんでいました。後半は、地域の方たちが演じられる人形劇を見させていただきました。今年度もやはり、錦郡幼稚園と錦郡小学校との強い絆、連携の成果をまざまざと実感できた体験入学会となりました。また、今後も日頃からの交流も含め、さらに連携を充実させ、地域に選ばれ支えられる公立幼稚園・公立小学校としての役割を果たしていかなければと強く感じました。同時に来年度3歳児として、今日現在、9名のこどもたちを迎えることができたのも、保護者のみなさまに『公立小学校へ行くなら、錦郡幼稚園へ』という選択の大きな意味をご理解いただいたからこそだと考えております。給食を挟んで、午後はそら組(5歳児)が遊戯室にて劇ごっこ練習(予行 )を行いました。毎年のことですが、私は練習を見ないことにしています。というのも、ケガや病気のために本番に参加できなくなってしまい、本人はもちろん保護者のみなさんをがっかりさせたくないので、園庭整備(ケガ予防)や各種清掃(特に感染性の病気予防)に専念させていただいていることと、こどもたちと職員とで1つの劇を創りあげていくこと、つながっていくことを楽しんで欲しいという想いからです。 

2月17日(月曜日) さあ、楽しんで!(生活発表会までラスト1週間)

 今日はやや曇り空で一日がスタートしました。外気温6℃、職員室前8℃という感じで、思いのほか寒さはましです。ただし、今夕から一気に冷え、明日以降は寒さが戻るようですので、こどもたちそして大人も、お互いに健康面には充分気をつけましょう週末には生活発表会(劇ごっこ)も控えていますので、その点も考慮の程よろしくお願いします。午前中は、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)チームが先番、そら組(5歳児)チームが後番で、遊戯室にて劇の練習でした。週明けはどうしてもテンションが下がることが多いのですが、今日は、よく声も出ていましたし、挿入歌も盛り上がっていました。週末に向かって楽しんでいきましょう!明日は、本番を想定しての予行です。時間も本番通りにやりますので、ほし組・はな組は8時45分までに登園となっています。こういう時には、こどもたちのやる気とともに保護者のみなさんの協力が不可欠となります。よろしくお願いします。私は、一昨日の水道工事で埋め戻された箇所の締め固め及び表面の整地を行いました。給食前には完成し、もとのようにこどもたちが通れるようになりました。実は、この工事を担当してくださったのが地元錦織の方で、「錦郡幼稚園は、最初、今の錦郡小学校の学童クラブがある場所で開園された」「現在の錦郡幼稚園の場所は、かつて地域の方の田畑だった」等、本園の歴史を教えていただきました。また一緒に仕事をしてくださった職人さんは、私の出身小・中学校の先輩にあたり、ご親戚のお宅が私の自宅の数軒隣りであったこともあって、昔話に花が咲きました。さらに、この方のこどもさんやお孫さんは、かつて私が勤めていた学校で児童・生徒として、私もともに生活していたことがわかり、一段と盛り上がりました。『人の縁』ってものすごいものだと、強く感じましたさて、給食の時間となりました。給食と言えば、本園は富田林市立幼稚園(10園)の中で一番給食をよく食べる(残さいが少ない)幼稚園で、副菜(おかず)に限っていえば、なんと近々の6ヶ月連続で残さい率が最も低く、この1月期にはついに1ヶ月通算で残さい率0%(全日みんなで完食)を達成したのです。当然ながら、好き嫌いも減り、体力はもちろん気力も充実してきました。朝ごはんもしっかり食べてきているこどもは、さらにその傾向が強いです。よく食べよく遊び『食は偉大』なり!ですね。ちなみに本日は、『ごはん』が配膳の段階で完売となったのをはじめ、おかわりも含めて、全品完売完食でした。16時前から一気に冷え込んできました。15時から園庭開放で遊んでいたこどもたちも寒そうですので、早めに切り上げるよう呼びかけました。

2月16日(日曜日)

 今日は、午前中に買い物に出かけた以外は、家でのんびり過ごしました。

2月15日(土曜日)

 今日は8時10分に登園。このあと8時30分から漏水止めの工事が始まりますので、鍵を開けて待機しています。今日もいい天気で、ひょっとしたら外出予定のこどもたちもいるかもしれませんが、『にしこおりっ子』は来週末に生活発表会(劇ごっこ)が控えていますので、無理をせずしっかり体調管理してあげてください。なお、このあとシステムが停止されますので、以降の追加記述はできません。よろしくお願いします。(このあと工事は16時過ぎに完了しました。水道は今までどおり使用できますが、補修のために掘ったところを土を入れてあるのですが、まだ地面が柔らかいので17日(月曜日)の午前中は、その箇所を迂回して通ることにします)  

2月14日(金曜日) 『にしこおりっ子』の気づきかた 

 今朝は7時30分に登園しました。外気温0℃、職員室前は3℃でした。今日は寒さが戻り、ビオトープ池にも氷が張っています。これを楽しみにして登園するこどもたち(後ほど登場します)もいます。日の出とともに、空はどんどん青くなっていきます。久しぶりの雲ひとつない快晴の日になりそうですね。気持ちいいなあ。話は変わりますが、昨日、いつもお世話になっている自然環境団体(NPO)の方が来られて、『トグサ』(竹のこどものようなものです)を少し分けて欲しいということで、ビオトープ池の周辺の『トクサ』を少し掘り起こしました。お話を伺うと、吹田市江坂の方で新しくビオトープを作られるとのことで、そこに『トグサ』を移植したいとのこと。『にしこおり』幼稚園から、どんどん自然が広がっていくという夢のあるプロジェクト、もちろん喜んでおすそ分けさせていただきました。完成したら見学にいかせてもらおうと思っています。今日はそら組(5歳児)が遊戯室練習先番です。その間、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)は園庭へ『アイスボーイズ』(最近、氷にハマっている(落ちているのではありません)男子チーム)たちが、「今日は(池に)氷がないなあ」と残念そうに話しているので、「えっ、あるでしょ!」と声をあげました。見に行くとやはりありませんでした。「朝早くにはいっぱいあったんやけどなあ。何でやろか?」というと、ひとりの子が「天気がいいから?」と自信なさげに言いました。「そう、大正解!!」とわざと大きな声で私が言うと「やったあ!」と喜んでくれました。こうやって気づいていくこと、この気づきに寄り添っていくことって大事やなあと改めて思いました。話を続けようと「実は、このビオトープのどこかにまだ氷あるねんけどなあ」と伝えると、こどもたちの大捜索が始まり、しばらくすると「あったあ!」と弾んだ声がしてきました。なんとほし組(3歳児)の子が、ビオトープ滝で見つけましたここは昼過ぎまで日陰になっていて氷が残っていることが多いということを以前から知っていて、今朝もしっかり凍っていたのでまだあるだろうと推測で問題を出したのでした。3歳児が見つけるとは思わなかったのですが、考えてみると気づきに年齢は関係ないですよね。また言葉で言えなくても、指で示したり、その場所へ連れて行ってくれるなど、他の方法で伝えてもいいわけですものね。今日もまた『発見!発見!大発見!!』でした。さて今日の給食は、あっという間の完売完食!詳しくは『令和6年度 今日の給食』を覗いてくださいね。続いて今日の『あっぷるタイム』担当は私で、同じ作家が書いた2冊の絵本を読み聞かせしてから、2冊の相違点を探してみようという、ちょっと高度なことに挑戦したのですが、本に書いてあることだけではなく、内容から読み取れることに気づいて発表してくれる子もいました。まるで小学校の2、3年の『国語』を学んでいるような感覚になりました。『にしこおりっ子』やっぱりすごい力を持っていますよ!お天気がとてもいいので、残りの時間は園庭で自由遊びを楽しみました。私はひょんなことから、はな組のこどもとサッカーをすることになりました。それほど激しい動きではありませんでしたが、日頃の運動不足を少しは解消できたようでした。またここでも、こどもの成長ってすごいなあと感じさせられました。 

2月13日(木曜日) 朝の自然がいい

 今朝は7時20分に登園しました。外気温7℃、職員室前は8℃でした。今日は暖かいとまではいきませんが、あまり寒さは感じません。しかし、日中ほとんど温度は上がらないとのことですから、逆に昼間に寒さを感じるかもしれませんね。そうそう、昨日のタイトル『日替わりヒーロー』、こどもたちだけではありませんでした。昨日夕方、市役所の方が水漏れの疑いの件で来てくださいました。まずは外周のフェンス沿いに見ていただいたのですが問題なし。次に、水栓(蛇口)のあるところをすべて見てくださいました。見た目には異常なし。最後に水の流れを聞く器具(聴診器のようなもの)を、蛇口付近や見えている水道管にあてていかれると・・・。はな組前の流しにある水道管から「サーッ」という音が、この器具を通じて聞こえてきたとのことで、私も聞かせていただきました。確かに「サーッ」という音がしました。流し(コンクリート製)の下のどこかで、水道管にヒビが入っていることが予測されます。ここからは、業者さんにお願いするしかないということで、手配していただくことになりました。市役所の担当課のみなさん、本当にありがとうございましたみなさんも『にしこおり』幼稚園を陰で支えていただく『日替わりヒーロー』です! 8時10分、先程少し日がさしていたのですがまた曇ってきました。でも、雲は東へ流れているので天気は良くなっていくのでしょうね。最近は、朝の自然(天気、気温、ビオトープの氷、山、鳥、草花・・・)がいいですねえ。毎朝違った様子を見せてくれるのがとても面白いのです。私だけでなくこどもたちの気持ちも落ち着きますね。さて、こどもたちは今日も午前中は劇の練習でした。今日は、どちらのチーム(そら組(5歳児)チームとはな組(4歳児)ほし組(3歳児)合同チーム)も元気な歌声とともに、みんなでセリフをいう場面でも、声が揃い出しましたよ。園庭にいても、歌詞やセリフがよく聞こえてきました。途中でちょっと覗きにいこうかと考えましたが、お楽しみにとっておくことにして、来週前半に一度観せてもらおうと思っています。日中は、予報どおり気温が上がらず、ほんの一瞬ですが雪も降りました。15時前に、ようやく日がさしてきました。15時降園のこどもたちが何組か残って園庭開放を楽しんでいます。16時までですが、天候次第では帰るようにしてもらおうと思っています。今日の最低気温は朝ではなくて、深夜に観測されるそうです。明日の朝にかけて冷え込むという予報です。風邪などひかないように気をつけましょう。

2月12日(水曜日) 日替わりヒーロー

 今朝は、7時10分に登園しました。外気温は−1℃、職員室前の気温計は2℃となっていました。今日から週末に向かって気温が少しずつあがっていくとの予報ですが、果たしてどうでしょうか? 池には薄く氷が張っていますが、こどもたちの登園まで残っているかな、早く来た人は見れるかもという状況です。私は、朝の準備を先にやって、7時30分に北門前の水道メーターの検針をしました。 毎日すべての蛇口の締め忘れ(ポタポタも)がないか確認して降園するのですが、ひょっとすると、別の原因でわずかに水漏れが起きているかもと感じさせる数値となっていました。市役所担当課に連絡して見に来ていただく手配をします。8時10分、ぼんやりと朝日が見えていたのですが、東の空に雲が押し寄せてきていて、あたりは先程より暗く(とはいっても見えなくなってきたという程ではありませんが)なってきました。今日の劇ごっこ遊戯室練習は、そら組(5歳児)が先、はな組(4歳児)ほし組(3歳児)が後です。そら組の練習が終わって、1階に降りてきた時に質問してみました。「今日の練習は、(1)バッチリ(2)もうちょっと(3)まだまだ さてどれでしたか?」どの子も「(3)まだまだ」でしたが、最後に答えてくれた子は「(2)もうちょっと」でした。後で職員に「(2)もうちょっと」の子のことを聞いたところ「すごく伸びてきましたよ!」ということでした。自信がついてきて、(3)ではなく(2)まできたのでしょうね。また「(3)まだまだ」のこどもたちも、更に練習を重ねていけばできるという気持ちを持っての「(3)まだまだ」であったことがわかりました。はな組ほし組の練習の時間、私は園庭にいたのですが、歌はもちろんセリフも聴こえてくるようになってきました。今日はお休みのこどもたちがいて、複数で演じるところをひとりでやらなければならない場面があったそうですが、立派にやりきったそうです。「しっかりやっていましたよ!」ケガの功名といってはなんですが、こんな時こそ成長のチャンスなんですよね。日替わりでヒーローが生まれる『にしこおり』幼稚園、すごいです。11時30分降園、園庭では何組かの親子が園庭開放で楽しんでいましたが、12時頃雨が降ってきました。明日からの生活、劇ごっこの練習も続きます。体調を崩してはいけないので、帰宅するよう声をかけました。

2月11日(火曜日)

 今日は祝日『建国記念の日』で、幼稚園はお休みです。16時に登園しました。休日にもかかわらず、生活発表会の準備で職員が登園してくれていました。聞けば、午前中はご家庭で作業を行い、午後は登園して引き続き準備をしておられるとのこと。本当に頭がさがります。もちろん、他の職員もそれぞれに動いてくれています。みんな『にしこおりっ子』が大好きで、『にしこおり幼稚園』になくてはならない、ありがたくて、心強い存在なのです。私は、17時に毎週1回行っている水道メーターの検針を行って帰る予定です。明日の朝7時30分に再度検針をし、前日との値の差をもって、夜間水道を使用していない状態での状況(漏水等起こっていないか)を確認するためです。帰るまでは、ビオトープ池の水量確認と補水、園庭のトンボ(デッキブラシ)かけをする予定です。明日は水曜日で午前中保育ですので、少しでも早く登園して、いっぱい遊びましょう!

2月10日(月曜日)   てんきでげんき  

 今朝は7時に車に乗り込みました。フロントガラスには霜が降り凍っていました。外気温は0℃と私史上初の低さとなりました。エアコンをフロントに入れて待つこと10分ようやくすべてとけて出発7時20分、『にしこおり』到着。車を止めると同時に、強烈な朝日に照らされながら門を開け園庭へ。ビオトープの川岸を歩き、靴の下から伝わる霜柱の感触を確かめながら職員室前へ。気温計は3℃となっていました。『朝気温が低い日はいいお天気になる』今日はこれが当たる感じがします。各部屋を開け、『ピコりん』のゲージに日をあてます。しばらくすると、巣箱から顔だけ出して、辺りを見渡しています。他のことをして、もう一度見ると、やはりまだまだ寒いのか、顔を隠して巣箱の中に入っていました。職員室にてエアコンをつけ、この日記を書いているのですが、私も足元が冷たいのと手がかじかんでいるのとで、なかなかキーがうまく打てなくて苦戦しています。8時30分、今日のトップ登園は、はな組(4歳児)のこどもです。「やったあ、一番や!」よほど嬉しかったのでしょう。大はしゃぎです。朝の用意もさっさとやって、園庭へと飛び出していきました。とても元気で今日はやるぞっていう気持ちが体ににじみ出ています。その姿を眺めていると、私もものすごくやる気になってきました。天気はものすごく良くなってきて「今日は外で作業やな」自分の段取りを組みました。久しぶりにみんなそろっての『どんぐり体操』『マラソン』です。劇の練習時間に合わせてクラスごとにやっていましたが、今日は一斉に『元気っ子タイム』となりました。体力がついてきて、マラソンもリズムがよくなって、スピードも上がってきました。今日の劇ごっこ、遊戯室での練習は、ほし組(3歳児)そら組(4歳児)が先、そら組(5歳児)が後でした。遊戯室での練習もですが、各保育室での練習も波に乗ってきているようです。途中でトイレに行くときも、劇で歌う歌を口ずさんでいたり、セリフや動作を真似てみたりと楽しんでいます。あっという間に給食です。今日の給食の様子は、『令和6年度 給食の様子』を覗いてみてくださいね。たくましい食べっぷりでしたよ。午後は一転してとても静かになりました。各クラスでは劇に使う道具などを作っていました。最後にみんな揃っての『保健指導』、今日は『だいじなからだ』をテーマに話を聞きました。   

2月9日(日曜日)

 今日は9時30分に登園。久しぶりの快晴、しかも風がなく、暖かさすら感じています。氷は全くありません。職員室前の温度計も6℃をさしています。この『にしこおり日記』を書いた後は、幼稚園のお隣りの、いつもお世話になっている方のところへ行って、少しお話をしようと思っています。その後は、ビオトープの掃除をして、そのまま天気がよければウッドデッキで、お茶でも入れて読書でもしようかと。では、また明日。

2月8日(土曜日)

 今日は登園しておりません。ただ天気予報では富田林市の最低気温が−3℃となっておりましたので、朝の氷のできはさぞかしすごかったのでしょうね。ちょっと残念です。朝から用事があって美原方面に行きました。帰りに平尾峠を越えてきたのですが、ここから見える金剛葛城の山並みは、なかなかの趣がありました。日頃、錦織で眺めているのも、もちろんすばらしいのですが、この時は、金剛山頂付近は雲に覆われ、その下は、樹氷なのかチェッカーフラッグかのごとく、白黒まだら模様になっていました。これがよかったです。家に戻って昼食をとり、いつものスーパーに買い物に行き、帰ってきてからは読書を楽しみました。(2月9日記載)

2月7日(金曜日) 自然の恵みとこどもたちの成長

 今朝は天気予報に反して、意外と寒さを感じません風がそれほどないせいかもしれません。朝の準備をしたあと、すぐに園庭に出て、デッキブラシで整備しました。約20分で園庭を一周することができました。生活発表会(劇ごっこ)が迫ってきているので、ここで大きなケガをさせては大変です。いつも以上に磨きをかけました。もちろん外でも元気に遊んで欲しいです。と、ここまで書いたところで、金剛山が見えなくなってしまいました。今日はここまでまだ日の光を見ていない、ということは職員室前の温度計で正確な温度が計れます。ちょっと待ってね。8時40分現在、気温は4℃でした。「おはようございます!」はな組(4歳児)のある子がいつも以上に元気な声で挨拶をしています。ちょっと待ってね。お部屋に確かめに行ってきました。やっぱりその子でした。「100点ですね!」「やったあ!」。また、はな組で一番早く登園した子にも「100点ですね!」「やったあ!」、ちょうど登園してきて自分から先に「おはようございます!」と挨拶してくれた子にも「100点ですね!」「やったあ!」。いずれも100点の笑顔で応じてくれました朝からとても気分がよかったです。みんなの気持ちに呼応するかのように、8時50分、日の光が降り注ぎました。朝の用意ができたこどもたちは、早くも園庭に出て、昨日用意した水を入れたタライを教室前に運んできて、早速氷を取り出していました。昨朝ほどの冷え込みはなかったようで、ビオトープ池にもプラスチックカップにも、本当い薄い氷が張っただけでした。自然の微妙な変化、不思議さをこどもたちは感じ取ったようでした。外では、インターンシップで来ている大阪大谷大学の学生さんとこどもたちが鬼ごっこをしています。9時になりました。自然と親しみ、体力もついて、今日も『早起きは三文の得』でしたね。今日は『誕生会』、そら組(5歳児)の子が2月生まれで、みんなでお祝いをしました。そのあと、遊戯室にてそら組が先、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)が後で、劇ごっこの練習をしました。そして、給食。毎日の給食メニューと食べっぷりの様子は、『令和6年度 給食の様子』を覗いてください。この『にしこおり日記』同様、毎日載せていますよ。午後になっても、いいお天気で明るい空が広がっています。そうそう、最近『スズメ』が集団で、通用門(北門)前の電線に止まっていて、時々園庭や畑に降りて来ています。昔は何ら珍しくもなかったのですが、近頃は激減していました。それが最近になって再び増えているようです。これもビオトープのおかげかもと、勝手に想像しているのですがどうでしょうか?今日から明日にかけて、またまた雪の予報です。人間もですが、ビオトープ池のメダカも寒いのか、池の底に潜んでいるようで姿が見えません。心配な週末です。

2月6日(木曜日) 『早起きは三文の得』

 今朝は期待を持って、いつもより早い7時10分に登園しました。門を開ける瞬間に東の空がパッと明るくなりました。朝日が登りました今年の元旦には、水越峠(金剛山と葛城山の間の峠)から右の金剛山側での日の出でしたが、今朝は、水越峠から左の葛城山側での日の出でした。一ヶ月の間に、日の出の位置は峠越えをしたのですね。日の出の位置は、少しずつ変わる。身を持って理解できました。本日1つめの『早起きは三文の得』でした。続いて、職員室前の温度計へ。7時20分で何と2℃でした。9時前からしばらくの間は、この温度計に直接日が当たります。今9時30分ですが、温度は10℃をさしていますが、日光のせいなので正確な温度ではありません。もう少し太陽が高くなると、温度計は再び日陰となり、温度計の温度は低くなります。当たり前のことですが不思議ですね。本日2つめの『早起きは三文の得』でした。そして、本日3つめの『早起きは三文の得』は、天然氷昨日こどもたちが水を入れた食品トレーや卵パックをビオトープ池の周辺に置きました。さて、今朝は・・・。何と見事に凍っていました。それも表面だけでなく、下まですべて凍っていました。中でも、池の上にかかっている一本橋に置かれたプラスチックのカップは、太いろうそくを思わせるようなすごいものでした。一般道路でも橋上は特に凍結しやすいというのと同じ現象ですね。また、池の水も昨日同様凍っていたのですが、今日は、水位が減少するごとに氷の階段ができていました。それも円形階段なのです。写真を撮ってみたのですが、やはり実物の美しさは出ませんでした。氷を取り巻く空気の冷たさが写真では表現できないのです。登園してきたこどもたちは「氷できてる!」と、それはそれは大喜びで、早速上から触ったり、容器から取り出したり、地面に投げて強さ対決をしたりと、今日も観察も含めて『氷遊び』を楽しみました。さて、今日も劇ごっこの練習は続いています。ほし組(3歳児)はな組(4歳児)はこどもたちからセリフや動きのアイデアがたくさん出てきて、劇に幅が出てきているようです。一方そら組(5歳児)は、じっくり考えながら練習を進めているようです。それぞれ、こどもたち自身が楽しく演じられること、これが一番のポイントで、到達できるように支援・応援していくのが私たち職員も含めての大人の役割ですね。ということで、早く登園するといろいろなことが見えてくるのがわかった日でした。(明日の朝も、早めに登園しようっと) 

2月5日(水曜日) 『氷遊び』は続く

 いよいよ今季最も冷たい朝を迎えましたね。7時20分の段階で車の外気温は1℃、7時30分登園、職員室前の温度計は3℃となっていました。すぐに、ビオトープ滝、川を上流から下流に向かって見ていきます。最後に池、見事に氷が張っていました。池の中でも、川の河口付近は水の流れがあるので、氷は見られません。そして、氷は水面に平らに張っているのではなく、起伏が見られます。これは、水の流れや風の影響だと思われます。今日も自然は美しく不思議です。寒い朝の日は、気温が上がると言われていますが、今日は最高気温もそれほど高くはないでしょう。ただ、日がさして明るくなってきた『にしこおり』は、とても気持ちがいいですよ。朝の準備ができた子から園庭に出て『氷遊び』が始まりました。ビオトープ池の氷を見て「きれい!」と叫ぶ子、「池の半分は氷があって、もう半分は氷がない」と説く子、「はまったらやばいなあ」と冷静に語る子などなど、たかが氷されど氷でした。そら組(5歳児)のこどもたちが、草花の水やり用に水をためているバケツの中に分厚い氷を見つけました。それを取り出して、「こっちはツルツル、池の氷はザラザラ」と言いました。「発見、発見、大発見!」でした。さらに驚いたのは、ほし組(3歳児)のこどもでした。「バケツの氷と池の氷の厚みが違う」こと、「池のポンプの音がいつもより小さい」こと、さらには、「池の水がいつもよりきれい(澄んでいる)」であること、次々に話してくれました。他のこどもたちと着眼点が異なっていてとても興味深かったです。日頃から自然と親しみ、さまざまな体験をしてきている子だからこそですね。『自然は学びのワンダーランド』実感です。さて、明日も『氷遊び』がしたいこどもたちは、食品トレーや玉子パックなどに水を入れ、ビオトープ池の周りに置きました。さて、期待通り明日の朝に氷が張っているかどうか、こどもたちも私も楽しみです。  

2月4日(火曜日) 先手必勝?!

 今週半ばから寒波がやってくるという予報が前倒しになったようで、今朝から厳しい寒さとなるとのことでした。最低気温大阪で2℃ということでしたが、これは大阪市内のことで、錦織では、おそらく0℃前後になったのではないでしょうか。今日は7時10分に登園、ゆっくりと朝の準備を行いました。まず、職員室を開け、室内にある各種機器の電源を入れ、ポットに水を入れてお湯を沸かします。その後、各部屋の出入口及び窓を開けて換気をします。また、最近は先にビオトープも含め園庭の状態を職員室に入る前に確認しています。毎朝のルーティーンですが、いつも同じ順番でやっているので、途中で何かあるとリズムが崩れ、思いのほか時間がかかったりします。さて、今日は錦郡小学校5年生から招待を受け、そら組(5歳児)はな組(4歳児)が出かけます。一緒に跳び縄で交流する予定です。その間、ほし組(3歳児)は幼稚園にてお留守番をして過ごすので、寂しがるかなあと思っていたら、「やったあ、いっぱい遊べる!」と、むしろ喜んでいました。10時半頃には日がさしてきて、園庭が暖かい雰囲気になりました。しかし相変わらず風が強くて、体感温度は朝と変わらないようです。まもなく、そら組はな組が小学校から帰ってきました。「楽しかった!」5年生のお姉さんお兄さんと一緒に跳び縄をして大満足でした。特にそら組は、4月から1年生となって、6年生(今の5年生)ときょうだい学年として何かとお世話になることになっているので、入学前から顔見知りとなっておけるのは安心ですね。少し劇ごっこの練習をして給食になりました。今日のメニューのひとつ『ポテトカップグラタン』、配膳してからでは遅いので、あらかじめ少ないめがいいという子ども用に、半分に切ったものも用意してもらったのですが、結局はみんなもともとの1個を選択していました。これも含めて今日も完食完売です。『黒糖パン』もいつもどおり好評でした。午後は帰る用意を先にしてから、全員で園庭に出て自由遊びを楽しみました。ところどころ青空も見え、太陽がしっかりと園庭を照らしてくれていたので、あまり寒さは感じませんでした。14時降園のこどもたちが帰ったあと、15時までの『あっぷるタイム』引き続き16時か17時までの『ゆったりクラブ』となるのですが、最近は『あっぷるタイム』を終え、16時までの園庭開放で遊んで帰るというパターンが多いようですね。

2月3日(月曜日) 感じるということ

 今日は『立春』、暦の上では春がやってきたのですが、まだまだ寒さが続いています。今週半ばには、『第一級の寒波』がやってくるということもあり、「いややなあ」と職員とも話していました。寒いのはもちろんですが、洗濯物は乾かないし、水道も凍るし、車の運転も危険だし・・・あまりいいことはなさそう?。でも、私、冬の朝の凛とした空気が大好きなのです。『如月、寒さもまた楽し』(2月の園だより参照)、ビオトープ池が凍ったり、滝には氷柱ができたり、この前みたいに雪合戦ができたりと自然の恵みに驚いたり、遊んだりすることもできちゃう。美しさを感じることもできるしね。楽しみにもなりますね。さて、今朝の金剛山は、中腹から上に小さな雲がたくさん、煙がたなびいているようにも見えました。やがて山頂付近には大きな雲の流れができて、よく見ると山頂を越えて東(奈良県側)に進んでいます。おひさまは今日も見れないのでしょうか。今日は『げんきっこ』タイムを、全員で行いました。久しぶりのこども、体調がいまいちのこどももいますので、それぞれのペースでやっています。終了後、休憩を挟んで、遊戯室では、本日の先番(ほし組(3歳児)はな組(4歳児))のこどもたちによる劇の練習が始まりました。そら組(5歳児)は、本日は後番なので、まずは保育室で練習し、後ほど遊戯室にて練習となります。職員室にいると、遊戯室での動きがよくわかります。「タタタタタッ」ひとりで、「ダダダダダッ」何人かで走っていたり、「ドンドン」今度は何人かでジャンプしたり、上からの音で、どのような動きをしたかおよそわかるのです。これがとても楽しいのです。毎年そうなのですが、できるだけ練習風景は見ないようにして、このように想像することで、私自身が本番への気持ちを高めています最初はバラバラだった音が、心地よいリズムに変わってきます。こどもたちの成長が音でも確かめられます。10時を越えて少し明るくなってきました。気温はさておき、『立春』ってこういうことなのだなあと感じています。劇中歌を歌いながら、先組が1階に降りてきました。これだけでもう、こどもたちが劇の練習に気分が乗っていることがわかりますね。給食になりました。今日は『節分献立』ということで、『けんちん汁』『いわしのカリカリフライ』『柚子和え』と、節分にちなんだ副菜が並びました。『いわしのカリカリフライ』は、体に優しい米油で揚げられています。富田林市の給食では、揚げ物や炒めものなどに、この米油が使われています。午後には、晴れ間も顔を覗かせてくれました。しばらくの間でしたが、外遊びを楽しみました。 

2月2日(日曜日) 

 今日は『錦郡小学校区防災訓練及び大声大会』です。みんなで錦郡小学校に集まりましょう『大声大会』は当日申込も可能ですので、事前に申し込んでいない方もぜひ参加してください。なお、参加については年齢を問いません。豪華賞品も用意してお待ちしています。7時20分に登園、車を置いて徒歩にて錦郡小学校へ向かいます。8時にスタッフ集合となっていますので、7時45分には幼稚園を出たいと思います。では、錦郡小学校で会いましょう! 9時10分開始だけど、途中からの参加も大歓迎です。(『大声大会』の開始時間は、早まりそうです。11時頃にスタートするかも?)  さて、会場へ。前日に準備は終わっていたので最終確認をして、予定通り9時10分より開会式、町総代会会長、市長より、それぞれ挨拶を頂いた後、市より能登半島地震の被災地の様子や、救援活動についてスライドを上映しながら解説していただきました。そのあと、班別に防災関連のブースを回り、説明を聞いたり、実際に体験したりしました。予定より少し早く『大声大会』が始まりました。事前申し込み20名と当日申し込み30数名で、50人を越える参加者があり、応援者も多数あって大いに盛り上がりました。表彰式のあと、全体の閉会式を経て、炊き出しがありました。『にしこおり』幼稚園のこどもたちも、ご家族と一緒に参加していて、はな組(4歳児)のこどもが『大声大会』にも出場しました。

2月1日(土曜日)

 2月になりました。初日の今日は朝から曇りの予報でしたが、10時頃から日がさして、青空となりました。買い物を済ませ昼食もとって、12時10分に登園しました。いつも間にか本当に曇りになってしまいました。今日は13時から、明日の『錦郡小学校区防災訓練及び大声大会』の準備のため、錦郡小学校へ行きます。校区交流会議のメンバーの一員として、この『大声大会』の方の運営に当たっているためです。明日は8時40分から受付、9時10分から開会式、9時40分から防災訓練開始となっていて、『大声大会』は11時55分開始の予定です。時間は多少前後するかもしれませんので、余裕を持ってお越しください。では、小学校へ行ってきます。

1月31日(金曜日) 『豆まき』と『豆拾い』

 月末の今朝は、寒さこそ変わりませんでしたが、白いものはありませんでした。「来週中頃に今シーズン最大の寒波がやってきます」と天気予報がラジオから流れてきました。余計に今日の昼間には日差しが出て、こどもたちが園庭で楽しく遊べるかと期待して登園しました。今年は『節分』が2月2日の日曜日となっているので、本日は『にしこおり』の節分として、『豆まき』をしました。給食後、そうじをしてから園庭へ。こどもたちは鬼のかぶとや角を頭につけ、折り紙で作った豆を入れたマスを持って集まりました。「では、豆まきをします」「『おには外、ふくは内』と掛け声を言いましょう。」すると、園舎の奥から大きな声がしてきました。「出たっ!」本物の鬼がやってきたではありませんか。先程までの勢いはどこへやら、少しずつ後ずさり。あるいは、つかず離れずうまく回り込んでじわじわ逃げています。そんな中、はな組(4歳児)の一人の子が、意外?にも勇気を出して戦いを挑んでいたのは驚きでした。そして「成長したなあ」と感じました。3歳児の頃は、なかなかうまく表現できず、小さなことでもすぐに涙を浮かべていた子が、ここまでたくましくなってきたか! 14時から15時の『あっぷるタイム』前半は、『おなかのなかにおにがいる』という絵本の読み聞かせをしました。こどもたちのおなかの中におにがいて、ひとりの子が「おにはうち、おにはうち」と言ってしまったからさあ大変。他の子のお腹の中のおにが、すべてこの子のお腹の中に再集合してしまうという、なかなかおもしろい本です。後半は「豆まき」ならぬ「豆ひろい」をしました。これは昨年度、「豆まき」をしたあとにこどもたちが部屋に入るや否や、カラスの群れが園庭に降りてきて、豆を食べ歩くという恐ろしい光景を見たことの教訓からです。その教訓として、今年度は『豆拾い大会』をしました。ひとりひとり小さなバケツを持って、豆(きれいなままのものもあれば、割れてしまっているものもある)を拾い集め、その量で優勝者を決めるというものです。約10分で園庭からはすっかり豆がなくなりました。そしてそら組(5歳児)のこどもが優勝となりました。優勝者を告げると、喜びのウイニングランが始まり、その子もみんなも大笑いでした。楽しいひとときを終え、15時降園のこどもは帰る用意をしに各部屋に、15時からの『あっぷるタイム』に残るこどもは遊戯室へあがりました。するとどうでしょう、園庭を振り返るともうカラスが3羽、園庭を突っついておりました。来年度の『豆まき』の掛け声は「カラス〜そと!」にしようかなあ。 

1月30日(木曜日) 『パン、パン』『タッ、タッ』

 今朝は、ワイパーに氷の粒が、屋根の上には薄っすらと雪?が積もっていました。でも、外気温は4℃でした。ここしばらくは3℃が続いていたので、たった1℃だけですが、すごく嬉しくなりました。登園して園庭に入ってから空を眺めると、かなり強い西風が上空に吹いているようで、東の空にどんどん雲が流されていきます。それにつれて西側からどんどん青空が広がっていきました。またまた気持ちも晴れてきます。「さあ、今日も一日楽しむぞ!」心の中で叫びました。早速うれしいことがありました。そら組(5歳児)のこどもたちが、声掛けをすることなく、自分たちで池の水位を確認し、水の補充をしてくれました。さらに私に報告がありませんでした。これが嬉しいのですよね。そうそう報告はもはや要らないんですよ。自分たちだけでできるようになったことがとてもすばらしい! さて、生活発表会に向けての練習で、遊戯室を使う時間割が決まりました。先に練習する時は9時20分から、後に練習する時は10時20分から、それぞれ1時間です。先の学年は登園後、9時20分までに朝の準備をして畑の確認、自由遊び等を済ます必要があるので、早めに登園してもらうよう保護者の方にも依頼しています。今日は、先番がほし組(3歳児)・そら組(4歳児)だったので、『げんきっこ』タイムは、そら組(5歳児)のみで園庭を独占して行いました。今日は、マラソンのリズム(同じスピードで走る)について考えてもらうため、いつもどおり音楽を流しているのに加え、私の方で手拍子を打ってみました。「パン、パン、パン、パン・・・」曲にあわせて一定のリズムで手を叩くと、それに呼応するように「タッ、タッ、タッ、タッ・・・」と足音が響きます。ほんの少し音を意識するだけで、リズミカルな走りになります。しばらくこれを続けようと思います。慣れてきたら、最後は少しスピードアップしていけるように手拍子のテンポもあげますね。給食は『まぜまぜゼリー』が大人気で、おかわり競争になったのですが、ラッキーなことがあり、さらにたくさん食べることができました。また今日は、前回(はな組)に引き続き、ほし・そら組の保護者のみなさんの給食参観及び給食試食会がありました。(『令和6年度 給食の様子』の本日分を参照) 14時降園のこどもたちが帰り、『あっぷるタイム』のこどもたちが遊戯室にあがりました。15時までの1時間が勝負です。この『にしこおり日記』を書き、園庭に感謝(「今日も一日、大きなケガもなくこどもたちを守ってくれてありがとう」)しながら一日の締めのブラッシングをします。15時降園のこどもたちは最大16時まで園庭開放で遊び、『ゆったりクラブ』で16時降園のこどもたちと一緒に帰ります。16時からもできるのですが、さすがに寒さには勝てず、室内で事務仕事等をして過ごします。

1月29日(水曜日) かえるのうたが・・・

 今朝は車に乗り込む時、フロントガラスにゆるゆるシャーベット状のみぞれが乗っていました。ワイパー1回で見事に落ちました。気持ちよかったです。旧国道の川西駅前付近では、東・南・西の空が見渡せます。今日は東が濃い灰色、南が薄い灰色、西が薄い青色となっていました。一日として全く同じ空は無い、これがまた面白いです。登園して朝の準備を終え、職員室に戻ります。ここは毎日同じ動きですが、保育室の表情はこれまた毎日違うのですね。新しい作品や掲示物があったりすると、思わず立ち止まって見とれてしまいます。8時15分職員朝礼が始まりました。今日の動きをみんなで確認します。「今日も一日よろしくお願いします」司会の職員が締めくくると、担任は保育室へ、その他の職員は園庭へ。それぞれこどもたちの登園を出迎えます金剛山は南から少しずつ消えていきます。もちろんなくなるわけではなくて、おそらく吹雪になっているのでしょう。全く見えなくなった状態から数分後、今度はふもとから顔を出してきて、徐々に山頂付近まで見えるようになりました。これはたぶん上昇気流が発生したからでしょう。こどもたちの登園が始まりました。「かえるのうたが、きこえてくるよ〜」元気な声が聞こえてきます。どうしてこの歌かな?と思って、歌っていた子に尋ねてみました。「かえるを発見したから」とか「ビオトープで冬眠しているから」とかいう答えを期待していたのですが、「う〜ん」と考え込んでいました。どうやら偶然思いついたようです。でも、これでいいんですよね。いつも意味があるとは限らないし、最初から意味がなくても全く構わないのですよね。さて、今日は『にこにこ広場』(0〜2歳の親子広場)がありました。寒いので出足がもう一つで、心配していたのですが、最終的には8組の親子が来てくれました。今日は鬼の面を作っています『にこにこ広場』は月1回を基本に開催していて、いつも楽しい時間を過ごしています。今日はもう一つ『マット先生の英語あそび』もありました。ALTのマット先生は、市立幼稚園を巡回して、こどもたちと英語を使って遊んでくれています。先に、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)のこどもたちと楽しい時間を過ごしたあと、職員室に戻って来られた時に、「錦郡(幼稚園)のこどもたちは、最後まで集中力を切らさないですね。本当にすごいです。そして元気で積極的に活動してくれます。学校の授業みたいですよ。」と力説されました。聞いていた私は、思わず胸を張りました。「そう、自慢のこどもたちです!」 次いでそら組(5歳児)での活動が始まり、楽しい音楽が聞こえてきました。終了後「これでバッチリ小学校に行っても大丈夫!」マット先生が語っておられました。今日は水曜日で午前保育です。11時30分の降園後、『にこにこ広場』に来ていた子と在園児が一緒に遊ぶ姿もみられました。『にしこおりっ子』の未来は明るいなあ。 

1月28日(火曜日) 本日一日、フル回転につき・・・

 今朝は、東の空は曇っていたものの、天空は青く澄んでいて、西からの風が雲を追い払っているようです。やや期待を持って登園しました。朝の準備に園内を1周してから自席に戻ると同時に、明るい日差しが足元に届いてきました。職員室前の『ピコりん』も、巣箱から顔を覗かせ、日光浴を楽しんでいるようです。お互いにいい時間を過ごしています。こどもたちも寒い中ですが、元気に登園してきました。今日は、初任者研修の一環で、中学校の先生が本園で「一日先生」として生活されました。中学校と幼稚園では、多くの違いがあること、けれども大切にしていることは同じであること等々、はな組(4歳児)の保育参観や研究保育を通じて学ばれました。中学校での生活のどこかに活かせてもらえればいいなと思いました。今日は事務処理と2月の園だより作成に時間がかかってしまい、気がつけば17時を回っていました。もう一度戸締まりを確認してから降園します。今日はこれにて筆止め!

1月27日(月曜日) 頭も心も身体も柔軟に

 今朝も、車での外気温は3℃、職員室前は5℃とここ最近と変わらない気温ですが、曇り空のためかもっと低く感じます。また、昨夜から早朝にかけて風が吹いたのか、ビオトープ川には、『グミ』を中心に落葉が漂っています。「グミの葉が飛ぶなんて珍しいなあ」こんなことを感じながら、グミの木の下に行ってみて、はたと気が付きました。「北風か!」そうです、グミの木は、ビオトープの北側にあるのです。逆に言うと、ビオトープは、グミの木の南側にあるのです。だから南側に飛んでいるということは、本格的に北風が吹いたのですね。本当に自然って、いろいろなことを学べるスーパースターです。今日は、この落葉拾いから始めようと思います。さて、今日は午前中に『ひろみ先生の英語あそび』がありました。2ヶ月に1回程度、地域の方がボランティアで行ってくださいます。またこれはPTAさんが主催してくださっているので、保護者のみなさんは自由に参観いただけます。今日も多くの保護者の方が来られていて、一緒に楽しんでおられました。タイトルどおり『英語であそぶ』のです。覚えるとかじゃなくて、英語を使って身体を動かし、心を揺らしながらあそぶ、これがいいですねえ。さて私の方は、その間に、先程の『グミ』の落葉拾いを終え、園庭整備と粒石拾いを行いました。デッキブラシを使って、トンボがけをすると小さな粒石がところどころに出てきます。ほぼ毎日やってきたので、最近では速くできるようにもなりました。そして、甲子園球場とはいきませんが、とてもいい感触の土になってきました。遊びやすくてケガも防げるという一石二鳥気を抜かず引き続きやっていきますね。そら組(5歳児)が園庭で『元気っ子』タイム、マラソンフォームもさまになってきて、長い時間でもペースが変わらなくなってきました。継続してやっていくことで体力もついてきました。今日の給食は、園全体でごはんも含めて完食!でした。まずは副菜をすべて平らげようということでやってきて、副菜については心配なくなってきました。次に、ごはんも完食しようとしているのですが、どうしてもごはんが残ってしまうのです。今日は最初の配膳がうまく行ったのか、全体としてお茶碗1杯程度残り、少しづつおかわりにきてくれて、最終お茶碗半分強を私がおかわりして、ごはんも完食となりました。これも自然と続いていくといいなあと感じています。午後には、全員で園庭に出て遊びました。「ドッチボールしよう!」という職員の呼びかけに、『そら組全員』『はな組(4歳児)1人&職員』で対戦しました。私は草刈りをしながら、ドッチボールに参加していないこどもたちの様子を見ていました。すると、違う遊びをしながらも、ものすごくドッチボールに気を取られている子たち(やりたいけどちょっと心配?)、全然気にせず他の遊びに熱中している子たち(その遊びの方が楽しい、それともドッチボールが苦手、怖い?)など、さまざまな姿を目にすることができました。しばらくして、ドッチボールが苦手だろうと思われた数人のこどもたちが、意を決した(やる気>不安)ようにドッチボールに参加しました。あらためてこどもの心って柔軟でいいなあと感じました。 

1月26日(日曜日)

 今日もいい天気で、午前中に買い物を済ませ、昼食をとってから自宅を出発、13時15分に登園しました。ビオトープ池の水位は4cm減となっていて、やはり2日間まるごと空けてしまうとやばい感じですね。引き続き土日どちらかは来るようにします。職員室よりも園庭の方があたたかい『にしこおりの休日』でした。

1月25日(土曜日)

 いいお天気の一日となりました。午前中は自宅でのんびり、午後は大阪梅田へ出かけました。実は、大学時代の研究室(ゼミ)の同窓会があったのでした。和歌山県、兵庫県、京都府、そして私も含めて大阪府から9名集まりました。おおよそ2年に1度のスパンで開催しようとなっており、今回は大阪府(私も含めて)が当番幹事となりました。17時開宴予定でしたが、10分前に全員揃い、5分前には会が開始されました。「社会人として約束時間は守らんと」さすがですね!食事をしながらそれぞれの近況報告、みんな元気にはしているものの、足腰を中心に衰えは否めなくなっているようでした。また「人生で今が一番重たい!」と豪語?する人を筆頭に、みんな大きく?なっていました。今回参加できなかった人たちからのメッセージ紹介、また大学の卒業式当日の写真を焼き増しして持ってきてくれた人がいて、お互いの40年前の姿を懐かしんで見ていました。学生時代のエピソードも多々出てきましたね。あっという間の2時間半が過ぎ、再会を祈念してお開きとなりました。みなさんは学校時代の同窓会等参加されていますか?今やライン等でいつでも繋がっていると言われそうですが、やはり直接顔を合わすことで懐かしさや楽しさが倍増しますよ。機会があればぜひ参加してみてくださいね!

1月24日(金曜日)  『遊びながら学ぶ』

 今朝も、薄雲のベールが掛かった太陽が東の空に昇りました。車の外気温は昨日と同じく3℃、職員室前の気温計は昨日より1℃下がって5℃でした。いずれにしても変わらぬ寒さですね。ビオトープの池の水位は、このところ一日で2cm程度の減にとどまっていて、タンクからの補水は、タンク全容量の3割程度で済んでいます。自然の状況に近くするため、できるだけ補水なしでいきたいところですが、自然の川のように流れてくる水がない(ポンプによる循環)ので、最低限の補水は仕方ありません。8時45分、園庭が明るくなり、ビオトープ川がキラキラと輝き出しました。『にしこおり』では、心と体に効く自然環境を大切にしていますが、朝が一番、環境の変化に気づきやすいので、朝登園して準備できたこどもから、どんどん園庭に出て遊びながら自然に触れるようにしています。今日も『遊びながら学ぶ』ことでしょう。『元気っ子』タイム、今日は最初から参加しましたが、どんぐり体操は膝に来るものがあるので一部パスです。マラソンはしっかりやりました。こどもたちの腕の振り方が日に日によくなって来ています。また、かけっこと違い、速く走ることよりも最後まで同じペースで走ることに重点を置いています。ここでも腕の振りが安定してくると同時にリズムよく走ることができてきました。終了後、はな組(4歳児)ほし組(3歳児)がそのまま園庭に残って縄跳びをしたあと、縄を腰に半分入れ『しっぽとり』をしました。2チームに分かれていざ開始、白熱したゲームは、「取るのも、逃げるのも上手になってきたね!」と担任が言うとおり、4対4の引き分けとなりました。遊びながら運動、数字、言葉などなどたくさん学んでいますね。今日の給食では、はな組(4歳児)の保護者のみなさんの給食参観及び給食試食会でした。給食試食会では、保護者のみなさんの小学校時代の給食の様子、今の給食との違いも話題にのぼりました。感想文を依頼しましたので、後日紹介させていただきますね。なお、ほし組(3歳児)そら組(5歳児)は合同で、30日(木曜日)に給食参観及び給食試食会を行います。

1月23日(木曜日) 学びも笑いもご一緒に

 今朝は、ほのぼのとした空で、朝日も眩しくなく、思わず夕日と勘違いしそうな感じでした。車が示す外気温は3℃でしたが、幼稚園に来て職員室前の気温計を見ると6℃となっていました。日は当たっていないけれど、やはり職員室前が園舎に囲まれていることが原因かと思います。そら組(5歳児)のこどもたちとビオトープ池の水位を確認しました。昨日、こどもたちと一緒に基準位置(ポンプのホースのてっぺん)に水位をあわせました。これを「ピッタリ!」と呼んでいます。一日たって今朝は「少ない!」。ということは、「水は増えたのかな?減ったのかな?」と聞くと「減った!」と元気に答えてくれました。「そう、減っているね」、では「減った水はどこにいったのかな?」と尋ねました。「うーん」とみんなで考えて、最後は「わからない」となりました。「いいねえ!質問をしっかり聞けて、考えられて、わからないと言えたことが、とてもえらいね。」そう、ここでは答えは出なくても充分なのです。聞く、考える、言えることがすばらしいのです。ここで終わってもいいのですが、せっかくなので少し欲張ってみました。それは、池や川、海から水が蒸発して上昇して雲になって、そこから雨が降るということを出来るだけ噛み砕いて話したのです。すると「わかった!」という声のあと「藻や草が池の水を吸った」「土のところ(岸辺)が濡れているからここも水を吸ってるんや」と、今度は答えが出てきました。こうして今日も自然から学んでいるのですね。一度職員室に戻り事務作業をしている内に、園庭では『元気っ子』タイムが始まっていました。外に出ていった時に、ちょうど『どんぐり体操』のまっただ中で、両手を上にしてゆらゆらしていたので、大げさに同じ格好をして歩いていくと、こどもたちから笑いが起こりました。『箸が転げても笑う』ではありませんが、小さなことでも面白いのでしょうね。あまりやると笑って体操にならないので、そのまま後ろに回り込みました。その後は、こどもたちと一緒に園庭のトラック線に沿ってマラソンをしました。なお、今日は第二中学校区の市立幼小中の教員が集まっての研修会が開催されるので、全員14時降園となっています。市立ならではの幼小中連携で、こどもたちを12年間に渡って育んでいくために必要なものですので、ご理解ご協力よろしくお願いします

1月22日(水曜日) 4月に向けて晴れがいい

 朝の支度をしながら、テレビの天気予報を見ていると、神戸の朝焼けがライブ中継されていて、紫から橙へのグラデーションがものすごく美しかったです。『にしこおり』はどうかなといつもよりピッチを上げて準備、出発しました。駐車場に行ってビックリ!車はフロントガラス一面に霜が降り、凍っていました。車に乗り込んでエアコンをつけ解凍するまで待った後、発車。あたりはもう明るくなって、川西駅前を通過する頃には、水越峠の上に太陽が昇っていたのでした。当然、紫も橙もありません、ガッカリでした。それでも、やはり晴れがいいですね。というのも、今日は『いちご組』(2歳児広場)と並行して『入園説明会』が行われるので、余計に晴れて欲しかったのです。雨だと小さい子も保護者も大変ですものね。よかったよかった!! 予定していた9時30分には、現時点での入園希望9組のみなさん全員が揃いました。保護者のみなさんは『入園説明会』を遊戯室で、こどもたちは『いちご組』をほし組保育室で、それぞれ行いました。保護者のみなさんには、入園にあたっての説明や諸連絡を聞いていただいた後、来年度PTA役員選出をしていただきました。この後、こどもたちが遊戯室に上がってきて親子一緒に、業者さんによる制服採寸をしていただきました。「すぐに大きくなるので大きめがいいかな」こどもたちの成長していく姿を想像しながらの情景を微笑しく見させていただきました。今日は水曜日で午前中保育です。預かり保育の希望もなかったので、幼稚園は一気に静まり返りました。午後はビオトープの掃除と園庭整備を、時間をかけて丁寧に行いたいと思います。

1月21日(火曜日) 想像するのもおもしろい

 東の空全体が白く輝いています。日が昇ってからも黄色くならず、白金のようです。山々は薄っすらと見えます。毎日違った光景を見せてくれるのもまた楽しいです。職員室前に『ピコりん』のゲージを置くのですが、日が当たって気持ち良さそうにしています。ビオトープの川や池の水も、昨日に続いて澄んでいてとても美しいです。ここにも日があたりキラキラと光っています。これもまた綺麗です。私たち人間だけではなく、すべての生き物も含む自然にとって『太陽』は大切で、ありがたいものですね。今日も『元気っ子』タイムは、園庭で行いました。この時間で市役所に行かなければならず、私は残念ながら参加できませんでした帰ってきてから、園庭でひとりマラソンをしましたが、やはり気持ちが乗らないですね。こどもたちと一緒にやっている方が、はるかに楽しいです。その後は、各部屋で過ごしていました。2月の生活発表会(劇ごっこ)に向けた動きもスタートしています。今年度は、錦郡幼稚園がこれまで大切にしてきたことに加え、新しい展開も担任団は考えてくれているようです。毎日様子を報告したいところですが、やはりこどもたちと各家庭内でやりとりして応援していただき、当日見ていただいたほうが、はるかに感動されるでしょうから、時々ぼやっと『にしこおり』日記に書くことにしますね。今日は、ビオトープ池の底にある落葉や藻をとりました日の光が池の底まで充分に届いていて、取りやすかったです。同時に『メダカ』が池の一番深いところで、じっとしている姿も観察することができました。水は相当冷たいはずですが、小さい体で一生けん命耐えているのですね。ものすごく感動しました。今日の給食のメインは『焼き鳥どんぶり』でした。配膳時は、焼き鳥とごはんが別々になっていました。ごはんの上に焼き鳥をのせて『焼き鳥どんぶり』として食べる子、別々に食べていって最後に少しのせて食べる子、最後まで別々に食べる子、さまざまでした。きっとそれぞれのご家庭での食べ方なのでしょうね。これについては全く構いません。要はしっかりと食べることができればいいのです。午後は保健指導がありました。今日は市立幼稚園付の守る教諭に来ていただき、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)は合同で『早寝・早起き・朝ごはん』について、そら組(5歳児)は『歯』について、それぞれ楽しみながら教えてもらいました。いずれも何故大事にしないといけないのかというところにポイントを置いて話をしていただきました。今日一日の、それぞれの場面をゆっくりと想像していただくのも、また一興かと思いました。

1月20日(月曜日) 鬼はやさしい、思い込みは怖い

 昨夜からの雨もあがりましたが、雲の隙間に薄っすらと青色が除くもののどんよりした空模様の朝でした。7時40分に登園、北門(通用門)を開けると、園庭中央に続く一本の足跡。ネコではなさそうで、イタチ?アライグマ?テン? 職員であれやこれやと想像して盛り上がりました。さあ、こどもたちは登園時に気づくかどうか楽しみです。「ビオトープの水は多いです」ビオトープ隊長が教えてくれました。「どうして多いと思う?」と尋ねると「雨が降ったからだな!」と答えてくれました。バッチリです。「池の水はきれいでしたか、きれいじゃなかったですか?」と追加して聞くと「うーん、見てなかったなあ」とつぶやき、自分からもう一度池を見に行ってくれました。実は、今日のように雨上がりでしかも冷えている朝、池は底まで透き通って見えるのですよね。自然と付き合っているといろいろなことがわかってきます。ビオトープは、多くのことを学ばせてくれます。さて、今日の『元気っ子』タイム、園庭がややぬかるんでいるので、遊戯室で行うことにしました。9時10分、2階遊戯室に集合。どんぐり体操も行いましたが、真下の職員室にいると、上からの足音だけで、どんぐりを拾っている様子がよくわかりました。マラソンは園庭で行うほどの距離はでませんがやっていました。少しずつでも毎日体を動かすことに意味があるんですよね。9時30分、下に降りてきました。全員元気な一日が始まりました。もうすぐ節分ということで、鬼のお面づくりを始めました。鬼の顔をどうするか構想を練っています。鬼だからやっぱり怖い顔かな、それともやさしい顔にしようかな、いろいろな顔が並ぶのが楽しみです。給食では、配膳がうまくいって、副菜が最初から完売(おかわりはなし)、ごはんのみおかわり可能となったのですが、「ごはん好きだからごはん(のおかわり)だけでもいいねん!」と嬉しそうに何人かがおかわりしてくれました。そして思い込みは怖いもの、『豚の生姜・・・』さてなんでしょう?そう『豚の生姜』とくれば『豚の生姜焼き』ですよね。ところが、食缶を開けてビックリ、あのタレで光った豚ではなく、豚じゃがが入っていたのです。「あれ、今日はメニュー変更かな?」と、もう一度メニュー表を確認しました。そこには『豚の生姜煮』と書かれていたのです。本当に思い込みは怖いですね。午後は、大阪大谷大学から先生と学生さん6名が来園され、劇を見せてくれました。みなさん1回生で、学外で演じるのは今日が初めて(初演)ということでしたが、さすがは現代っ子、なかなか楽しく堂々と演じておられました。終演後、園児たちと感想のやり取りをしましたが、園児たちも学生さんも「楽しかった」「おもしろかった」ということで、お互いにメリットがありました。鬼退治のあと鬼と仲良くなって、鬼は『鬼のパンツ』をみんなにプレゼントしてくれました。

1月19日(日曜日)

 今日もいい天気です。今日は9時30分に登園しました。どこに出かけられるのか、国道309号線の東行き(河南町方面)の車が混んでいました。ひょっとしたら金剛山?それとも奈良県へ越えていかれるのかな? 一方、大阪大谷大学では大学入学共通テストが行われていて、10時スタートなのか、ぞくぞくと受験生が正面右側のスロープを登っていかれました。見ていて、こちらも身が引き締まる思いでした。心の中で「がんばってね!」といいました。共通テストなので、必ずしも大阪大谷大学に入学されるとは限らないのですが、ひよっとしたら、このうちのなかから、『にしこおり』幼稚園との交流で園児たちと触れ合ってくれる学生さんとして登場してくれるのかと考えると、すごく楽しみでもあります。今日は、池の水が少し減っているのでしっかりと補充をしてから帰ります。10時45分降園を予定しています。

1月18日(土曜日)

 奇跡のようないいお天気の一日でしたね。あまりの天気のよさに家にいるのももったいない、けれども遠出もできない。少し考えて、旧国道170号線の本屋まで家から歩いていきました。15分間の散歩、少し体が温まってきたところで本屋さんに到着。10時前でしたが、結構な人がいました。約1時間でしたが、久しぶりに本の世界にどっぷり浸かり、気にかかった3冊を購入しました。復路は少しルートを変えてまた散歩で帰宅。昼食後は買い物に出て、帰ってから、2時間読書しました。(1月19日に記載)   

1月17日(金曜日) 30年前の今日を振り返りながら 

 相変わらず今朝も冷たいですね。30年前の今日も寒く冷たい朝でした。今日は、本園でも地震から火災が発生したとの想定で避難訓練をしたあと、阪神・淡路大震災が発生した当時の街の様子を撮影した写真をもとに話をしました。最初、地震発生を表すサイレンが鳴ると、各部屋で姿勢を低くし、頭を手で覆ってダンゴムシになりました。そのあと、火災が発生しているとの知らせに、ハンカチで口を多い、防災ずきん(兼座布団)をかぶって園庭に出ました。園庭で園長代理からの話を聞いている様子は、大半がしっかりと体を向け口元を見つめているのですが、黙ってはいるが違う方向を向いているこどもも見受けられました。その後は、そら組(5歳児)の部屋に全員が集まって、園長代理から当時の写真をもとに話をし、最後に私から、私自身の当時の体験と命の大切さについて話をしました。このときは、全員すごく集中して写真を見つめ、話もしっかりと聞けていました。14時からの『あっぷるタイム』、金曜日は私の担当ですが、ここでも前半30分は、命の尊さや大切さを考えてもらおうと、今話題の絵本『もうすぐたべられるぼく』の読み聞かせをしました。人間だけでなく動物、植物にも命がある(生きている)ということ、そしてその命をいただいていることをこどもたちと確かめあった後先の絵本を読むと、こどもたちの食いつきがいつもと明らかに違っていました深く理解できたかどうかより(もっとも理解できていなくても全然いいのですが)、命って大切やねんなあという感覚を持ってくれればいいなあと思いました。次の機会には、食事の時に「いただきます」と言うのは、動植物の命をいただくことからきているということを伝えようと考えています。各ご家庭でも、地震のことや命の大切さについて保護者の方なりに話してあげてくださいね。どの子にもきっと何かが伝わりますよ! 後になりましたが今日は、『誕生会』(1月は、はな組(4歳児)のおともだち2人のお誕生日です)と『会食』(詳しい内容は、新着情報の『給食の様子』からご覧ください)もありました。 

1月16日(木曜日) 冷たい朝の日は暖かくなる

 とても冷たい朝を迎えました。家から幼稚園まで車で10分ほどなのですが、その間に東の空から朝日が輝き出し、頭の上の青空はその濃さを増してきました。いつも思うのですが自然って本当に不思議ですね。登園していつものように朝の準備を済ませ、職員室に戻ったところに、次の職員が登園しました。「今日冷たいよね?」「めっちゃ冷たいです!」ホッとしました自分だけが冷たいのではないかという一抹の不安があったのですが解消しました。こどもたちだけでなく大人の間でも、インフルエンザやコロナウイルス等の感染症が猛威をふるっている状況ですので、誰がいつ罹患するかわかりません。ひとりひとりの日頃からの予防(基本は手洗い、うがい)が大事ですね。さて今日は、『元気っ子』タイムで過ごしたあと、錦織老人会『いきいきクラブ』のみなさんとの交流会で会場の錦寿荘へ向かいました。今年度は昨年度より回数も増え、学期ごとに1回で全3回のお招きを受けました。園だより1月号に私が書いた「地域に根ざしながら、世界を見に行く」「地域の自然や人とのかかわりを更に深めることでこそ望ましい世界が見えてくる」ことの実践のひとつでもあります。今回は、人形劇を一緒に楽しませてもらいました。「おむすびころりん」「赤ずきん」という、こどもたちにも『いきいきクラブ』のみなさんにも馴染みのあるお話だったので、余計に盛り上がったとのことでした。帰りには、おみやげに果物をたくさんいただきました。一人ずつお家に持って帰ってもらいますね。さらに、園でのデザートとしても使わせていただきます。また、「来年(度)も来てや」と声をかけていただきました。こちらから来年度もお願いしようと考えていた矢先のことで、本当に嬉しいです。こうやって今後も地域とともに歩み、地域をともに盛り上げていくことで、新しい世界が見えてくることも楽しみです。園に帰って来て小休止、そして給食です。今日は『カレーライス』で、いつもより白ごはんが多くなっていたのですが、たくさん食べてくれていました。そうそう、12月の残さい率調査の集計結果が送られてきて、12月も市立幼稚園10園中トップ(1番残さいが少ない=しっかりと食べている)となりました。12月も、と書いたのは、何と5ヶ月(7月、9月、10月、11月、12月)連続でトップだったからです。『食べることは生きること』心にも体にも効く給食を、これからもしっかり食べましょうね。午後はとてもいい天気となりました。金剛山の山頂付近はガスがかかっていたのですが、15時現在ガスが消え、とてもはっきりきれいに見えています。雪というよりも樹氷のようです。真っ白もきれいですが、水墨画のように白黒濃淡の世界もまたいいですね。園庭では、『あっぷるタイム』(14時から15時の無償預かり)を終えたこどもたちが、保護者のみなさんと園庭で遊んでいます。保護者の方と一緒に来てくれた未就園の弟妹さんや、小学生になったお姉ちゃんお兄ちゃんも学校帰りに寄ってくれているようで、たくさんの元気な声が響いています。ゆったりとした暖かい時間が流れています。

 

今日も「早寝、早起き、朝ごはん!」こどももおとなも元気にいきましょう。「さあ、みんなでやってみよう!」

園児が、保護者が、職員が、一緒になっていろいろと考え、楽しみながら動いています。

園庭開放について

平日であれば、いつでも来ていただいて結構ですので、気軽に遊びに来てください。ときどき園外保育等で園を空けることがありますので、「今から行きます!」と一報くださればありがたいです。(せっかく来ていただいたのに、閉まっていたら申し訳ないので・・・)

電話0721(24)3306 錦郡幼稚園まで  短時間でももちろんOk!                                         

バッタ・コウロギなど秋の虫が顔を出しはじめました。園庭ビオトープでは、四季おりおりさらによく見ると毎日多様な変化をみせてくれます。こんな様子もぜひ見に来てくださいね。

みなさんの声を聞かせてください

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