2025年度も『にしこおり日記』をよろしくお願いいたします。
『にしこおり日記』は、3ヶ月を過ぎると鮮度に課題が出てきます。でも捨てるのはもったいないので、私がおいしくいただきます。よって読者のみなさんは、お早いめにご賞味くださいね。3ヶ月前の『にしこおり日記』を食べる前に読み返します。こどもたちの成長していく姿がよくわかります。一度(何度でも)お試しください。毎日読んでも、週末にまとめて読んでも、不定期に読んでも、『にしこおり日記』を読んで『にしこおりファミリー』になりましょう!
☆「毎日読んでいるんだけど、もう少し字を大きくしてもらえたら嬉しいなあ」という声にお応えします。今日からしばらく、この大きさでやってみます。さまざまなご意見・ご感想をお寄せください。『にしこおりファミリー』みんなで創ろう、『にしこおり日記』☆
7月4日(金曜日)
今日は、私(園長)が一日お休みをいただきます。職員より聞いた話題を後日掲載いたしますのでよろしくお願いいたします。
7月3日(木曜日) 私たち職員も学んでいます
今朝のテレビで、『トマト』農家さんの畑のトマトが暑さのせいで全部枯れてしまったというニュース(映像込み)を見ました。幼稚園の畑やプランター、植木鉢にもたくさんのトマトの苗を植えています。いまのところ何とか枯れずに育っていますが、なんとなく花や実が少ないような気がします。同じことになるかもと、急いで支度をし、7時10分に登園しました。各部屋の扉と窓を開けて換気します。開けない方が涼しいかもと思うのですが、いつもコロナ禍の頃(小学校勤務)のことを思い出し、全開にしています。そのあと『水やり』に園庭に出ました。先の『トマト』ですが、水やりはしないほうがいいというのが定説なのですが、畑には少し、植木鉢とプランターにはやや多めに水をやってみました。そのあとは、今日は『いちご組』並行して『プール』『訪問指導』『ひろみ先生の英語あそび』と続き、少し早めに給食を食べてから、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)は、12時45分に降園とさせていただきました。13時からは『研究保育』として、そら組(5歳児)の活動を全職員で参観しました。これには錦郡小学校の教頭先生をはじめ、諸先生方も参加していただきました。小学校に繋がっていることや幼稚園のこどもたちや職員の動きについての感想など、さまざまな角度からご教示いただきました。そのあと、職員として今日の活動について研究討議をして、明日からの保育活動にどう活かしていくか話し合いをしました。そのためそら組(5歳児)は14時降園で、全園児預かり保育(あっぷるタイム、ゆったりクラブとも)はなしとさせていただきました。保護者のみなさんにはご理解ご協力をいただきありがとうございました。
7月2日(水曜日) 念には念を、十二分に注意して
今朝は、玄関を出た時は「今日も朝から暑いなあ」と思ったのですが、7時15分に登園し、扉や窓を開けに廻っているころから、「そんなに暑くないなあ」と思えるようになってきて、『水やり』のために外に出ても、日差しがない分だけ、体感も含め「やっぱりマシやなあ」と感じながら作業をしました。その間に、他の職員で『プール』の準備をしてくれました。昨日以上に早く水を張って少しでも水温を上げようとしてくれています。今日は水曜日で午前中保育(11時30分降園)なので、『プール』も時間を少し前にもっていく予定です。登園したこどもたちから、水着に着替えて、そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、水着スタイルで『水やり』を開始しました。この頃から、周りが明るくなってきて日差しが出てきました。「フーセンカズラ、風船つけたよ!」緑色の実がつき出しました。この実はやがて赤くなっていきますが、こうした変化も楽しんで欲しいものですね。ほし組(3歳児)は、朝の準備を済ませたこどもから水着に着替えていきました。「今日は『大きいプール』入るよ」と先生に声をかけてもらって大喜びでしたが、ひょっとすると不安を感じている子もいるかも知れません。もちろん、水深は10cm程度にして、まずは慣れることから始めていきます。「エッホッ、エッホッ、・・・」ほし組の子が何やら嬉しそうに片手を上げ下げしながら声をあげていました。『大きいプール』への期待でしょう。さて、そら・はな組の『プール』、今日は水深60cmから始めて、少しずつ減らしていきました。最初は水慣れ、リバープール、鬼ごっこ等で遊び、途中ではメリーゴーランド、顔つけ、ワニ歩き、最後に浮輪を使っての自由水泳をしました。今日は日差しがそれほどでもなく、プールサイドでも過ごしやすかったです。ほし組は、いつものように園庭で水遊びをしましたが、最後に『大きいプール』に入りました。水深は20cmから始めて減らしていきました。最初は水慣れ、普通に座る、足を前に出して座るなどをしたあと、途中から浮輪を使って遊びました。浮輪に座って、王様かのように優雅に漂っている?子もいましたし、紐を引っ張ってもらって船みたいになっている子もいました。最初緊張した様子を見せた子もいましたが、だんだん慣れてきて、もう少し続けたなあという雰囲気になりました。が、『大きいプール』初日ですので、15分間であがりました。おとなが考える以上にこどもたちの疲労度は高いと考えているためです。今日は午前中保育で11時30分に降園ということで、園庭開放をして欲しいという声がありました。連日の暑さのため普段の15時からの園庭開放はこの間中止しているのですが、今日は、保護者のみなさんには十分に注意してもらいながら、12時まで園庭開放をすることにしました。こどもたちが遊びたがっているのはよくわかるのですが、ここはこどもたちの健康状態を一番よく知っておられる保護者のみなさんの適切な判断をお願いします。
7月1日(火曜日) 冷たいものには気をつけて
7月スタートの今朝は、早めに『水やり』をと考え、7時20分に登園。全部屋の扉や窓を開け、少しでも新鮮な空気を取り入れるようにしていきました。こどもたちが登園してくるまで、この状態をキープします。それらを終えて、7時40分から『水やり』開始、植物の様子を見ながら8時15分までの間、順番に作業を行っていきました。出来る限り日が当たる前にやり終えるように努めています。当分はこのペースでやっていきます。登園してきた職員はすぐに『プール』の準備を始めてくれます。こちらも少しでも早く水を張って水温を上げ、こどもたちが冷たさだけを感じることのないよう、心地よく水に入れるようにするためです。8時30分、最初のこどもが登園します。「おはようございます」力強い挨拶です。朝ごはんもしっかり食べてきたとのこと。朝早くに登園して来る子ほど、朝ごはんはしっかり食べているようです。9時の時点で出欠確認をあらためてするのですが、「はい、元気です!」と答えてくれるこどもたちがいる一方で、体調を崩して欠席となった子もいます。「どうしたのかな?」心配の声があがります。そら組(5歳児)のこどもたちは、外に出て野菜や植物に『水やり』です。もうすっかり手慣れたもので、水の量もうまく調整できています。「トマトは水をあげなくていいんだよ!」ちゃんと理解できています。今日も『プール』に入りました。そら組・はな組(4歳児)は、一緒に遊びました。水深は今日も40cmとしました。リバープールをしたあとは、メリーゴーランドや輪くぐりなどもしましたよ。最後は、浮輪を使って自由水泳としました。ほし組(3歳児)も、昨日同様、園庭での水遊びをしましたが、途中、プールで遊んでいるそら・ほし組を見て、うらやましそうにしていました。「入りたい!」という思いは持っているようなのですが、言葉にするのはまだ少しむずかしい(勇気がいる)ようでした。明日は、水深を浅くして(プールに)入ろうかと職員間で検討に入りました。今日の給食は、エジプト料理でした。コリアンダー、クミン、カレー粉などの香りや味が微妙に効いていて、食欲が落ちる暑い時期ではありますが、逆に食欲をそそりました。「多くしてください」久しぶりに頼もしい言葉も聞こえてきましたよ。更に、食が進まないこどもたちに聞くと、家で冷たいものを多くとっている(氷やよく冷えたジュース類)ケースが比較的多いようでした。口当たりはいいのですが、胃腸を一気に冷やしてしまうので、消化器官の動きが鈍くなり、結果食事が進まないという悪循環になっているようですので、十分注意してくださいね。また、スポーツドリンクを飲んでいるから大丈夫と考えておられる方が結構おられるのですが、これも糖分の取りすぎ(500mlあたり、角砂糖にして4個分の糖質のあるものも!)になることをご存知でしょうか。午後は連日の暑さに警戒して、室内で過ごしました。今のこどもたちの身体を考えると、午前中しかも短時間の外での活動が限界です。なお、午前中と言っても油断はできないことは言うまでもありません。引き続き、暑さからこどもたちをいかに守るかを考えて行動していきます。
6月30日(月曜日) 水が恋しい暑さです
昨日は、午前中に登園したものの、「この暑さはやばいなあ」と16時に再登園しました。しばらくは事務仕事をして夕方(気温が少しでも下がり、日が西に傾きかけた頃)を待つことにしました。しばらくすると、職員の一人が登園、「印刷をしたい」ということでした。ちょうど切りがよかったので、入れ替わって外に出て『水やり』をしました。時間はあるので、ゆっくりたっぷり植物の様子を見ながら、時には対話をしながらの作業となりました。40分ほどで『水やり』は完了、ビオトープ池周辺で『ミヤマアカネ』の再来を待ったのですが、思い届かずで来ませんでした。スマホからは、『1年前の思い出』と題して、『ミヤマアカネ』の写真が画面に出てきました。技術の発展にただただ驚くばかりです。でも、やっぱり写真は写真で、実物(私が見たもの)とは、比べものにならないのです。もちろん実物の方が、ずっと綺麗で素晴らしいのです。さて、今日は張り切って7時15分に登園。早速ビオトープ池の周辺をそっと歩いて『ミヤマアカネ』を探しましたがいませんでした。『シオカラトンボ』『タイリクアカネ』『キイトトンボ』『クロイトトンボ』の各トンボはいたのですが・・・。そうそう、あれだけたくさんのヤゴが池から上がった『ギンヤンマ』は、どこに行ったのか全く姿が見えません。さて、こどもたちの登園が始まり、元気な声が聞こえてきました。土曜日、日曜日で少しパワーを蓄えたかな?それとも体力がついてきたかな?いずれであっても嬉しいのだけれど、それでも慎重に安全に一日を過ごしていきましょう。さて、今日は伏山台幼稚園の5歳児さんが来てくれて、本園そら組(5歳児)と一緒に『プール交流』をしました。始めにそら組の部屋で少し遊んで、それから着替えて体操をしました。今日の水深は、伏山台幼稚園の先生とも相談し40cmにしました。プールでは、水慣れ、水歩き、リバープール(流れるプール)、浮輪列車などで楽しみました。正直私達職員は炎天下でなかなか厳しい状況ではあるのですが、こどもたちのためにみんなで声を掛けながら職員一同踏ん張っています。以前からそうですが、プールが始まると必ずプールサイドに立って陸上から監視(必要に応じてプール内に入る)することにしています。以前、小学校に勤務していた時は、1〜6時間めまで、給食時を除き、連続でプールにいたことも何度もありました。児童の人数が多くて職員の人手が足りないからです。幼稚園では、幼児の数はそれほどでもありませんが、職員数はぐっと少なく、しかも年齢が低いので目が離せません。何人いても十分ということはありませんので、プールの時は総動員でやっています。ほし組(3歳児)は、先週に続き、水鉄砲、スーパーボールすくいで楽しみました。はな組(4歳児)は、ほし組と一緒に水遊びをしたあと、プールに入りました。少人数で広々とプールで泳いでいた姿を、ほし組のこどもたちが羨ましそうに見ていました。次回は、ほし組もプールに入る予定です。給食後、ほし組の子が職員室前の廊下で寝そべっています。「どうしたの?」と声をかける前に、じっと顔を見ていました。最初は難しい(困ったような)顔をしていたのですが、やがてにこやかな表情になりました。こちらもつられてニコニコに。最後はお互いに笑いました。満足したのか、そのまま部屋に帰っていきました。もちろん支援すべきところは支援しますが、時々こんな風にやっています。いつも手助け先回りでは、こどもたちは伸びないと考えるからです。午後は各部屋で過ごしました。途中で、そら組は遊戯室へ。竹馬をして遊びました。一気にたくさん練習するのも悪くはないのですが、少しずつでもできるだけ毎日やる方が、早く乗れるようになるようです。『急がば回れ』という言葉どおりですね。なお、午後はとても外に出て遊ぶような環境ではありません。当面、午後の外遊び、15時帰りの園庭開放はともに中止とさせていただきます。また、水筒のお茶では足りないので、園置きにペットボトルのお茶2本を用意して頂いておりますが、すぐになくなりますので、こまめに補充していただきますようよろしくお願いします。
6月29日(日曜日) 再会したいなあ
今日は9時30分に登園。『水やり』を速攻でしました。日が照りつけてきていますので、植木鉢やプランターはたっぷりとやりました。表面だけにやってしまうと中で水が高温となり、植物がその水を吸い上げて、結局煮えた状態になってしまうからです。下から水が流れ出る状態まであげました。露地については、それほど水は入れません。こちらは、自然に地下に染み込んでいくのと、水をもとめて根を張っていくのを促すためでもあります。もう一つ、朝から来た目的は、『ミヤマアカネ』に会うためです。昨年、ビオトープ池にこの『ミヤマアカネ』が現れたのが6月末だったので、この時期に合わせて目を凝らして再び会えないか観察しているというわけです。結論から言うと、本日は再会叶わずでした。ただ、夕方に再登園しようかと考えているところです。あの黄金色に輝く姿、一度観たらもうとりこになってしまいます。では、11時30分に降園します。
6月28日(土曜日) 「変わってないなあ」
今日は15時30分登園。朝からは定期的な通院でした。検査のため、処置室へ入ると、「先生!」と声がかかります。「ここは病院やし、お医者さんはいっぱいいるし」なのですが、つい顔を上げてしまうのですよね。「おはよう!」もう検査前のいやな気持ちは吹き飛んでしまいました。考えてみれば、もう30年になるんですよね。もともとしっかりした子でしたが、病院でもベテランの域に差し掛かっているようで、あちらこちらと動き、支援していました。中学校でも、行事にクラブに、もちろん授業でも全力でやっていて、「今も変わってないなあ」というと、「先生こそ変わらず若いです」と。お世辞でも嬉しかったです。さて、今からは、事務処理を少ししてから、『水やり』をして、17時の降園(予定)に向かいます。
6月27日(金曜日) 『体感』を体験する
昨日は豪雨予報も繰り返し出るほど、何度か激しい雨が降りました。近隣市では落雷があり、一時的に停電したところもあったようです。昨夜、自宅で幼稚園での点検箇所を書き出し、今朝は7時15分登園で、早速見て回りました。幸いいずれのところも異常はありませんでした。また、5時過ぎに家の外に出た時には、ひんやり涼しく感じました。こういう日って、日中の気温が高くなるんですよね。案の定、8時過ぎから蒸し暑くなってきました。地面に残った雨水が日に照らされて蒸発しているのでしょうね。今日も一日、念には念を入れて、健康面・安全面の管理を徹底していきます。今日は、9時15分から6月の『誕生会』がありました。今月は、いつものメニューに加え、教育実習生のリードで、みんなで遊びました。その間、私の方は、プールの管理をしていました。水を張ったあとのプールには、どうしても小さな虫が落ちてきます。屋外である以上なかなか防ぎようがなく、そのつど網ですくい取っていきます。トンボが一匹、プールの上を旋回してしていました。時々、プールサイドの上に出るのですが、水面上空が気持ち良いのか、すぐに戻ってきます。私もトンボのように、片手はプール、片手はプールサイド、それぞれ1mぐらい上で手を広げてみました。すると、温度の違いがはっきりとわかりました。きっとトンボにもわかるのでしょう。「ここが涼しいなあ」ってね。このトンボは30分以上、こうして旋回を繰り返しました。最後は、別のトンボが飛んできて、縄張り争い?をしたあと、二匹は、お隣りの屋根の上を越えて飛び去っていきました。こどもたちが着替えを済ませ、室内で体操をしてから、そら組(5歳児)はな組(4歳児)はプールサイドに、ほし組(3歳児)は園庭にそれぞれ集合しました。そら・はな組はプールに入り、水慣れをしたあと、お宝探しなどをして楽しみました。今日は水深を30cmにしました。ほし組は、昨日同様、水鉄砲とスーパーボールすくいで楽しみました。ビニールプールで遊ぶ姿も見られました。今日も給食後は部屋で活動しました。15時迎えの方の園庭開放、今日は久しぶりに行いましたが、プールで疲れていることや気温(この時点で30℃)のこともあって、ほとんどの方が帰られました。賢明な判断をしていただきました。
6月26日(木曜日) 『水』にまつわるエトセトラ
今朝もめまぐるしく変わる天気に右往左往しています。雨がぱらついてきたかと思えばすぐに止み、風が吹いたかと思えばすぐに蒸し暑くなり、なかなか気まぐれな天候です。8時30分の段階で、本日の『プール』は取りやめとし、『水遊び』については、もう少し様子を見てからということにしました。他に気になるのは、雷注意報が出ていることです。また、雨雲レーダーを見ると、線状降水帯らしきものが大阪湾に近づいていることもあり、推移を見守りながら活動を進めていきました。朝の準備が終わり、まずはほし組(3歳児)が園庭に出て自由遊びです。最近は三輪車が人気です。乗り方(ペダルの動かし方)のコツをつかみ、また脚力もついてきた結果、長い距離を乗れる子も出て来ました。ここで遠くから「ゴロゴロ」雷の音が聞こえてきました。すぐに保育室に入りました。先頭の子を誘導、途中の子を見守る、園庭に残っている子がいないか確認とすぐに職員が分かれて動きました。たまたま本日午後、毎月定例の避難訓練(地震)をする予定だったのですが、訓練ではなく実際の避難がスムーズにできていました。「なんか夜みたいや!」外を見て、そら組(5歳児)のこどもたちがつぶやいています。と同時に、強い雨が降り出しました。あっという間に、ビオトープ池は満水になり、補水タンクも5分もしないうちに雨水で満タンになりました。また園庭に降った雨は、当初地面に染み込んでいたのですが、やがて幾筋かの川となり、園庭まわりの排水溝へと入っていきました。「園庭がなくなってる!」こどもたちが驚いています。実際にはあるのですが、そう表現するのが適当なほど、水浸しになりました。10時30分過ぎには雨は小降りになりました。それぞれが保育室で楽しく過ごし、給食となりました。「何それ?」 今日のメニューの一つは『サンラータン(酸辣湯)』お酢が少し効いていて夏向きのスープでしたが、聞き慣れない名前に子どもたちは不思議そうにしていました。(詳しくは『給食の様子』よりどうぞ) 午後は、ほし組(3歳児)は、教育実習の学生さんによる設定保育、私も少し見せていただきました。『カエル』のおもちゃを制作するという保育でしたが、なかなか良く考えられていました。こどもたちの興味をうまくひきつけ、意欲を持たせてくれていました。出張が入っていて途中までしか見れず残念でした。
6月25日(水曜日) 『プールびらき』
「今朝は、涼しいなあ」そんな会話を家族とし、家を出ると「あれっ」。日が差してきて、空の一部には青空が見えます。車に乗り込みしばらく走ると「パタパタッ」。フロントガラスに大きめの雨粒が落ちてきました。何やらよくわからない天気の中、7時30分に登園しました。正門(南門)を開けに行くと、何か地面に線が入っています。近づくと『アリ』の行列でした。どこから来ているのかな?(どこへ行くのかな?)と先頭(後尾)を探すと、片方は溝の下へ、もう片方は地面に落ちていた『リュウキュウアサガオ』の花ガラへと続いていました。その花ガラを腐葉土箱に入れ、一旦職員室へ。各部屋を開けてから、再度『アリ』を見に行くと、線どころか点すらありません。『アリ』の嗅覚、そして移動の速さ恐るべしでした。さて、今日は、天候やこどもたちの状況を判断し、問題なければ『プールびらき』をすることになりました。早速天気予報により、雨は降らないことを確認、気温も問題なしと判断しました。登園後、全体でこどもたちの様子も確認、最後にプールに水を張って水温を測り、こちらも大丈夫と判断し、『プールひらき』を行うこととしました。こどもたちはもちろん大喜びです。最初に、園庭で水遊びをしました。水鉄砲(的当て)、スーパーボールすくい、しゃぼん玉飛ばしの3つのコーナーを設け、それぞれで遊びました。このあと、そら組(5歳児)はな組(4歳児)は『プール』に移動、念入りに体操を行ったあと、シャワーを浴びて、入水です。今年度初日ですので、水深は10cm、『ワニ歩き』程度までとしました。「もっとやりたい!」という声もあがりましたが、今日は15分間で終了としました。この間、ほし組は、広くなった園庭で水遊びの続きをしました。終わった後、「疲れてない!」とこどもたちは言いましたが、個人差はあるとはいえ、やはり体は疲れていると思います。先週は暑く、今週は雨のため園庭開放を中止していましたが、今日は11時30分降園(午前中保育)ということもあり、体調には十分注意してもらって、希望者には12時までの園庭開放を行うことにしました。
6月24日(火曜日) 直接会って会話をすればまた楽し
昨夕は、帰宅するや否や滝のような大雨でした。間一髪のところでセーフでした。また、大事にならずによかったです。今朝も、パラパラ雨が降っている中を7時35分に登園しました。天候のせいか車が混んでいて、少し遅くなってしまいました。やはり余裕を持って出ないといけないなあ・・・。幸い『水やり』はしなくてもいい状況なので、各部屋の解錠、窓開けをしてから、ビオトープ川と池の点検をしました。職員朝礼では、本日予定していた『プール開き』を延期することを確認しました。登園してきたこどもたちにこのことを職員が伝えると、「どうして(プールに入れないの)?」という反応、「・・・(無言)」黙って聞いている姿の他に、状況がよくわからないこども(ほし組(3歳児)に多かったかな)もいました。でもそこは『にしこおりっ子』たちです。さっと切り替えて、各部屋で朝の準備を行い、部屋遊び(ほし組・はな組(4歳児))や、絵画創作(そら組(5歳児))と、活動が始まりました。「さあ、お茶飲んで上に行こう!」職員の掛け声で用意をし、遊戯室へと階段を登るほし組のこどもたちの姿を見て、私も元気になりました。ちょうど雨が上がったので、昨日の続きで『草刈り』を始めます。時刻は9時40分です。小1時間、ビオトープ池周辺で『草刈り』をしました。その間に、砂場では、そら組のこどもたちが『どろんこ遊び』をしていました。体調のすぐれない子は、『いろみず』作りを楽しんでいました。砂場には随分深い穴ができたらしく、手を入れても「(底に)届かない!」と言うので、『草刈り』の手をとめて注目していました。すぐに周りの砂が崩れて穴がふさがったようで、「いけた!」と手を外に出していました。おそらく前回の『どろんこ遊び』から、砂場をそのままの状態にしていたのです、砂が固まっていたのでしょうね。これからは、整地する頻度をあげるようにしていきます。さらに、『プール』のことを忘れるくらい、遊び込んでいたのが印象的でした。今日の給食では、『おかわりはむずかしい』ということを実感しました。詳しくは『給食の様子』からご覧くださいね。午後はお客さんがあったので、職員室奥の応接セットにいました。約1時間、幼稚園教育について会話を交わしました。核心をついた、中身の濃い話ができました。人間ってやはり直接話をして理解し合えるものなのだということをあらためて確信できてよかったです。14時降園が終わったあたりから、再び強い雨が降り出しました。職員室裏の田んぼからカエルの鳴き声が聞こえてきます。カエルは何か合図を送っているのでしょうか?それとも直接会って会話したいのでしょうか? 戻り梅雨?の『にしこおり』もまた素敵ですね。
6月23日(月曜日) 自然とともに今日も生きる、環境の変化を楽しみながら
今朝は、日差しがなく曇り空です。天気は下り坂ということですが、そのせいか湿度が高いのか蒸し暑さを感じます。ただ、風が吹いている分さわやかさもありますね。今朝は7時20分に登園しました。正門(南門)の頭上にある『リュウキュウアサガオ』の花が咲き出しました。昨夕には全くきざしすらなかったのに不思議なものです。紺でも紫でもない、そう、藍(あい)色の花は、夏の暑さの中でも清涼感がありますね。これからどんどん咲いて、最後の花が終わる頃は、晩秋の時期になるでしょう。息の長い花ですね。プールサイドにも『アガパンサス』の長い茎が伸びて、かわいい花が見えてきています。『紫陽花(あじさい)』の花も今の時期に合わせて咲いています。漢字のように紫色の花が多いのですが、ピンクの花もあります。これは土の酸性度の違いからさまざまな色合いの花が出てくるのだそうです。また、『紫陽花』は挿し木でも比較的簡単に増えますので、一度試されてはどうでしょうか。もちろん、地植えでも植木鉢やプランターでも大丈夫ですよ。さて、こどもたちは『水やり』をしたあと、そら組(5歳児)は、『フウセンカズラ』の植木鉢にツルの手をつけて、保育室前まで運んできました。これからツルが伸び、花が咲き、実(これが紙風船のようにみえるのです)がなります。毎日少しずつ変化していくので、よく観察して前日との違いを見つけましょう。はな組(4歳児)ほし組(3歳児)は、大きく育った野菜の収穫をしました。「持って帰る!」嬉しそうに畑に急ぐ姿も見えました。まるで、リレーのバトンのように『キュウリ』を運んでいる様子は、微笑ましかったなあ。そのあとは、久しぶりに園庭での自由遊びです。ほし組のこどもたちは、三輪車が人気でした。3ヶ月足らずで、随分しっかり速く乗ることができてきました。また、交代して乗ることにも慣れてきました。当初は奪い合う姿も見られましたが、今ではうまく折り合いをつけて乗ったり、別の遊びと入れ替わったりしながらみんなで楽しんでいます。話は変わって、『ツバメ』ですが、ヒナが順調に育っています。遊戯室の階段上の巣付近は、筒状になっていて空気がたまりとても暑い状態でした。土曜日に登園した際、階段途中にある踊り場付近での換気ができるようにしておきました。日曜日、そして今日と温度が少し下がっていると感じました。また今日は風があってさらに体感温度は抑えられているようでした。これからも、巣立ちの日まで、少しでも快適に過ごすことができるように工夫していきたいと考えています。給食後、外遊びをすることになり「やったあ!」と一目散に園庭に出たほし組でしたが、雨が降り出しました。先生の提案で、好きな遊びを1度だけすることになりました。三輪車組は園庭を1周する、すべり台組は上にあがって1回すべるという感じです。「もっとやりたい!」と駄々をこねる子もなく、終わったらすっと部屋に戻っていました。随分成長したものですね! 帰り支度をしながら、明日の『プール開き』についての話を聞き、14時降園となりました。
6月22日(日曜日) ご苦労さまです
今日は、15時45分に登園。主に『水やり』目的なので、夕方できるだけ遅めに行う方がいいかとの考えです。池の水の『補水』は同時並行で、『にしこおり日記』を書きかけていると、職員がひとり登園してくれました。こどもたちの野菜や花の点検、『水やり』をするとのことでした。ご苦労さまです。点検の方はやってもらい、『水やり』は私がやることにします。今日は17時前には降園します。
6月21日(土曜日) 未来に大きな希望が持てました
今日は、8時過ぎに第二中学校へ登校しました。午前中開催される『第二中学校区すこやかネットまつり』に参加するためです。この取り組みは、第二中学校区地域教育協議会(すこやかネット)の主催で、各種ゲームをはじめ、千本引き、スーパーボールすくいの他、飲み物類の販売、そしてバザーと盛りだくさんのコーナーが設けられ、盛大に行われました。第二中学校、川西小学校、錦郡小学校、彼方小学校、川西幼稚園、錦郡幼稚園(本園)、彼方幼稚園の各学校園からも多数の職員が参加しました。参加者も各幼稚園児(『錦郡幼稚園』の園児も)、各小学校児童、第二中学校生徒、そして各学校園の卒園児(『錦郡幼稚園』の卒園児も)とたくさんのこどもたちを始め、保護者やご家族のみなさん、地域のみなさんと、幅広い世代の参加があり、中には久しぶりの再開を楽しんでおられる、微笑ましい光景も見られました。私は、各幼稚園の職員のみなさんと一緒にバザー会場を担当しました。「おじいちゃん、コーヒー飲むの好きやから」と、コーヒーカップの品定めをする小学生や、「6人家族やからなあ」と5客1組の湯飲み茶碗を見て悩んでいる中学生など、優しさにあふれるこどもたちに出会い、未来に大きな希望を持つことができました。暑い中でしたが、気持ちは涼しい半日を過ごすことができました。一度、家に戻り昼食・休憩し、15時30分に登園しました。ビオトープ池の補水をしながら、この『にしこおり日記』を書いています。このあと、畑や花壇、プランターの野菜や花に『水やり』をして、最後に園庭を1周してから、17時に降園する予定で動きます。
6月20日(金曜日) おそうじ おそうじ きれいにしましょ ♬
昨日、プール掃除(予行)をしました。プールの底のゴミを拾い、給水栓を開けて久しぶりに水を出しました。少し熱くなっていたプールは、気持ち良さそうにしていました。デッキブラシでひと通りこすりました。目に見える汚れはすべて落ちましたが、日にあたっていたところが乾燥してシミになっています。止水栓を閉め、2〜3cm水をためた状態にして給水栓を閉めました。この状態で一晩置いて、汚れをふやかす作戦でした。さて、今日はこどもたちと一緒に『プール掃除』です。こどもたちが着替えている間に、一足先にプールへ。「えっ!」プールには、トンボが1匹泳いで、いや溺れていました。虫採り網を持ってきて、すくいました。4枚のうち1枚の羽が2つに畳まれていて、水のせいでしょう、くっついていました。無理に剥がすと破れてしまう恐れがあるので、そのままの状態でビオトープ池の草につかまらせました。再びプールへ行き、止水栓を開け排水をしながら、昨日同様デッキブラシでこすってみました。するとどうでしょう、スイスイ汚れが落ちるではありませんか!我ながらしてやったりです。10分ほどやったところで一段落。先程のトンボの様子を見にいきます。「よかった!」くっついていた羽根もきれいに広がり、4枚ともまっすぐに伸びた状態になっていました。「今までに見たこと無いトンボだなあ」と思い、写メを撮ってレンズにて調べると『コシアキトンボ』という名前であることがわかりました。ビオトープ池の新しい仲間になってくれればいいなあと思っています。さて、こどもたちがプールに来ました。そら組(5歳児)はな組(4歳児)はプールの底を、ほし組(3歳児)はプールサイドを、それぞれタワシでこすっていきました。最初は、大きく腕を振るようにしていましたが、「小さく、力を上からいれて」とやってみせました。きれいになったのを見ると、こどもたちも同じようにやり出しました。「(汚れが)とれた!」自分のやったことがうまくいったのです。このような成功体験を積み重ねていくことで、こどもたちは自信を持って生活していきます。もちろん、失敗体験もまた大事で、「次はどうやったらできるかな?」と考えることも、また学びとなります。プール掃除は、寒冷紗の下の陰でおこなったとはいえ、やはり暑さもありますから、10分程度で終了としました。シャワーの虹をかけてもらって大喜び(大はしゃぎ)のこどもたちでした。給食は本日も快調でした(詳しくは『給食の様子』をご覧ください)。苦手だった牛乳を、保護者の方の協力(幼稚園と家庭で足並みを合わせる)により、50ml程度まで飲めるようになってきた子や、同じ体制で野菜嫌いを克服した子など、ひとりひとりの食に関する成長も残さいの減少につながっています。午後はすべて室内で過ごしました。ほし組では『新聞プール』をしました。ちぎった新聞をプールに満たし、その中に入って、またシャワーのように降らせて、その感触を楽しみました。
6月19日(木曜日) 『にしこおり』多彩な音色
昨夕のこと、『ツバメ』の巣の中の写真を撮ると、何と数羽の赤ちゃんが生まれているではありませんか!!「おめでとう!」思わず声をあげてしまいました。巣立ちの日まで、こどもたちと一緒に大事に見守っていきますね。で、今日になってのことです。カエルの歌が聞こえてくるよ、「クワックワックワックワッ ゲロゲロゲロゲロ グワッグワッグワッ」私はずっとこのカエルの鳴き声で、この歌を歌ってきました。今朝の『にしこおり』でも、ビオトープのカエルたちの鳴き声は、まさにこの3つだったのでした。ところが、調べてみると正式な歌詞の鳴き声は、「クワクワクワクワ ケケケケケケケケ クワクワクワ」なのだそうです。うーん、私には「クワッ」「ゲロ」「グワッ」と聞こえてきたのですが・・・。みなさんも一度本物のカエルの声を聴きに『にしこおり』に来てくださいね! もっとも、朝方か夕方に鳴いていることが多いのですが、気まぐれでたまに昼間に鳴く(ひと声のみ)こともあります。登園してきたこどもたち、そら組(5歳児)はな組(4歳児)の園児たちは、さっそくジョウロを持って園庭に出て、畑やプランターの野菜に『水やり』です。『キュウリ』はすでに収穫が始まり、『ナス』もなかなかいい感じで実をつけてきました。他に『ピーマン』『オクラ』ももうすぐ実がなるところまできましたよ。こうなってくるとがぜん元気になるこどもたち。『水やり』にも気合が入ってきて、「一番いっぱいつくる(収穫する)ねん!」と友だち同士で競い合っていました。ほし組(3歳児)は朝の準備をテキパキとできるようになってきました。入園して2ヶ月が過ぎ、『にしこおり』生活にも慣れと余裕もできてきた様子が随所に見られます。今日は、遊戯室にて『ひろみ先生の英語あそび』があるのですが、そら・はな組に続いて、ほし組も遅れることなく階段を上がっていきました。みんなが遊戯室に揃って、1分も経たないうちに開始となりました。すばらしい!この取り組み、本園ではPTA主催となっている関係もあって、保護者のみなさんが多数参観(見学)されていました。今日の給食は、ズバリ中華定食でした!(詳しくは『給食の様子』からどうぞ) また、今日も朝の『水やり』以外は、一日中室内で過ごしました。14時から15時の『あっぷるタイム』には、大阪大谷大学の先生による『読み聞かせ』がありました。14時降園のおともだちを見送った後、こどもたちは絵本の世界にどっぷりと浸っていました。心の中では、どんな歌が響いていたのでしょうか・・。
6月18日(水曜日) 『にしこおり』の環境・健康を守るのはあなた 🎶
今朝も、ゴミ出し(今日は粗大ゴミ)から一日をスタートしました。置き場まで約20m、3往復のかけっことなりました。家を出る時に「粗大ゴミ出してくれた?」と家族に聞かれ、「朝イチに出したよ!」と言うと「知らんかったわ」・・・。まあ、こんなもんですね。今日は家族を送らなければならなかったこともあって、7時50分に登園。各部屋の解錠をお願いして、さっそく『水やり』に取りかかります。こどもたちが種まきをして育てている『ホウセンカ』、これが一番?喜んでくれています。ぐったりしている茎葉が『水やり』して5分も経つと、シャキーンといつもの姿を取り戻してくれます。「よかった」ホッと胸をなでおろします。「ありがとう!」ホウセンカから、そんな声が聞こえて来そうでした。職員朝礼では、「連日の暑さに『がんばらない!』で」と話しました。暑さだけでなく、あらゆることに無理をして『がんばる!』のではなくて、気持ちを楽にゆったりとやりましょうという意味で『がんばらない!』(何もしないという意味ではありません)、そしてもう一つ「一生けん命(いっしょうけんめい)と一所けん命(いっしょけんめい)の違いについて」も話しました。一生けん命では、体も心も持ちません。一所けん命、ここ(一所)に力を入れるために、日頃は力を蓄えておくことが肝要ですねと続けました。園庭を通って、本日の登園トップバッターの園児が走ってきました。「おはようございます!」とっても大きく元気な挨拶をしてくれました。元気をもらった私も「おはようございます!」と大きく元気な挨拶を返しました。これで、今日も気持ちよく過ごせます。今日は、水曜日で午前中保育(保育と言うのが未だにしっくりこなくて、主体的対話的な授業(あそび=学び)なのですが・・)ですが、保育と並行して、保護者の方と職員とのクラス懇談会、園児歯磨き指導(歯科衛生士さんによる)があります。また、校務員チームさんが樹木(桜)の消毒に来てくださいます。午後にはセコム保守点検が入っています。さらに、夕方には、職員による『プール掃除』が予定されています。今日もさまざまな方の支えによって『にしこおり』の環境は保たれているのです。11時30分の降園時で、もう園庭は36℃でした。今日も園庭開放は中止としました。このような状況では、午後はもちろん、午前中ですら外にでるのは厳しく、また来週火曜日から予定しているプールについても危ぶまれてきました。各ご家庭でも外出を控え、エアコン等の使用(適切な温度管理)、冷たいものの取り過ぎ(胃腸の動きが悪くなり、食欲不振・消化不良を引き起こす恐れあり。できれば常温のものを)、早寝早起き(エアコンのタイマーをうまく使おう)など、十分に注意してくださいね。
6月17日(火曜日) 『ナナメの関係』を一緒に楽しむ
今日も30分早く起き、ゴミ出し(今日はプラスチック等)をするために外に出ると、地面が濡れていました。どうやら夜中もしくは明け方に少し雨が降ったようです。『にしこおり』も雨が降ったかな? わずか3kmの距離ですが、ガラッと天気が違う時があるので、なかなか予測が難しいのです。登園して、園庭を一周すると、やはり雨が降ったようで、土も適度に湿り、草も濡れていました。ビオトープ池の補水バルブの調整をしてから、各部屋を開けて回りました。昨朝はムッとしていた室内も、今朝は日が照っていないこともあって、室外と変わりませんでした。8時現在職員室前の気温計は、27℃を指しています。おそらく熱帯夜(最低気温が25℃以上)であったのでしょうね。職員朝礼が終わり、静かになった職員室前では、木の実をついばみに来た鳥と『ピコリン』が何やらお話をしています。「ピピッ、ピピピピー」「ピーピー」・・・。『ピコリン』は、さまざまな鳴き方をします。相手に合わせて鳴き声を変えているようです。こどもたちが登園してきて会話を始め出しました。これに合わせるように、鳥たちは静かになりました。「さあ、こどもたちに時間を譲るよ」と申し合わせでもしているのかな。暑さがましになっていることもあってか、こどもたちの元気な声があちらこちらから聞こえてきます。「体調を崩していてお休みします」園児のご家庭から電話が入りました。今日は、地域の『錦寿いきいきクラブ』さんとの交流会で、メンバーのみなさんと一緒に、マリオネット劇を観せてもらう予定です。お休みのこどもたちには残念ですが、参加したこどもたちにしっかりと観てきてもらって、様子を伝えてもらいますね。早く元気になるように無理せず静養してください。さて、錦寿荘に着いてまずはご挨拶、元気に「おはようございます」「よろしくお願いします」。たくさんの方が拍手で迎えてくださいました。まずは『グーチョキパー』で手遊びをしました。最初は先生がリーダー、次に園児の中から希望したこどもたちが順に前に出てみんなをリードしました。「どなたかどうですか?」との呼びかけに、『錦寿いきいきクラブ』のメンバーのひとりの方が前でやってくださいました。「右手はチョキで、左手もチョキで、ウサギさん、ウサギさん」大きな拍手が起こりました。簡単そうで、なかなか考えつかないのですよね。すばらしい!さて、気持ちがほぐれたところで、マリオネット劇のはじまりはじまり。人形がまるで生きているかのごとく動きます。見事な手さばきに見とれていました。こどもたちは、「静かにしなくてもいいよ、面白いところは笑ってね」と教えてもらっているので、安心して笑っていました。一緒に笑うところもあれば、ひとりひとり笑いのツボが違ったりして、これもまた楽しかったです。最後の3匹のヤギのお話は、楽しい中にも考えさせられるものがありました。終演後には、実際の人形に触れさせてもらったり、実際に動かしてみたりして、こどもたちは大喜びでした。最後帰りには、『ありがとうございました』と元気に挨拶をしました。みなさんからはお土産をたくさんいただきました。マリオネット劇を演じていただいた人形劇サークル『クリオネ』のみなさん、企画・準備そして一緒に参加していただいた『錦寿いきいきクラブ』のみなさん、楽しい交流会になりましたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。今後とも『にしこおり』地域における『ナナメの関係』(タテの関係(親子孫などの関係)、ヨコの関係(同級生や同世代の関係)、そしてナナメの関係(地域の中のおとなとこどもの関係))づくりを一緒に楽しみながら進めていきましょう。
6月16日(月曜日) 暑さ到来につき
いつもよりも30分早く起き、テレビにて今日の大阪の最高気温が34℃!となることを確認しました。いよいよ本格的な暑さへの対応をしていかなければなりません。まずは、私流『サマータイム』のスタートです。登園時刻を早め、比較的暑さがマシな時に園庭の『水やり』を行います。こどもたちには、朝の『水やり』をさせたいのですが、どうしても9時前後になってしまうので、一日の最初の『水やり』となってしまうと、土の温度がすでに上がっているので、結果として水も熱くなってしまって植物に影響してしまうのです。そこで、朝イチに私が『水やり』をしておき、そのあとにこどもたちが『水やり』をするという方法をとることにしています。もちろん、夕方にもう一度職員が交代で『水やり』をします。今日は、朝から遊戯室にて『市立認定こども園化計画説明会』が開催され、市及び市教育委員会の職員から資料に基づいて説明がありました。その後、参加された本園保護者のみなさんから質問や意見が出されました。園からも私(園長)と園長代理が参加しました。この間に、そら組(5歳児)はな組(4歳児)のこどもたちは、園庭での過ごし方や道具等の使い方についてもう一度確認し、汚れてしまっていたテーブルや椅子を洗いました。その後『水遊び』もしました。ほし組(3歳児)は、砂場にて『どろんこ遊び』をしました。どちらもこまめに水分補給をしました。朝から熱いので、外での活動は短時間なおかつ日陰とし、あとは各部屋にて過ごしました。午後にあっては、すべて部屋で活動をしました。急に熱くなったので体がついていけず、また寝苦しくなって睡眠不足となり体調を崩すことが予想されます。午後の園庭開放(15時〜16時)についても、時間短縮もしくは中止も考えていきます。14時30分、職員室前の廊下(もちろん日陰)にある気温計ですら32℃となっていますので、外(日なた)はもっと高温となっているでしょう。こどもたちを十分ケアするのはもとより、大人も日なただけでなく日陰にあっても熱中症等には気をつけていきましょう。
6月15日(日曜日) いい表情
13時に登園。ビオトープ池の水量は昨日の雨により増水していました。それでも一本橋すれすれ程度ですので、大きな影響はないようです。『ツバメ』は、引き続き温め体制をとっています。園庭の野菜や草花もよく雨を吸っていい表情をしています。さて明日からは一気に暑くなるようです。お互いに健康面も十分注意していきましょう。幼稚園でも、午後からの生活の仕方については、特に気をつけていきます。今日は、昨日同様、園内を廻ってから13時40分には降園します。
6月14日(土曜日) 静かにゆっくり『にしこおり』
今日は11時に登園。ビオトープ池の水量を確認し、補水を開始。雨が止んで蒸し暑くなってきています。『ツバメ』は、親ツバメが卵をしっかり抱いて温めています。静かにゆっくり時が流れています。このあと、もう一度園内を廻ってから降園します。
6月13日(金曜日) 感覚を育てよう!
「今日は暑くなるねんで」天気予報士ばりの解説をしてくれるほし組(3歳児)の園児の声に、「そうやねえ」と応じながら、「来週からは一気に気温が上がるんやで」と言いそうになるのをぐっと抑えた今朝でした。朝の自由遊びでは、「『クロイトトンボふたり捕まえた」と、そら組(5歳児)のこどもたちがやや興奮して話してくれました。「ビオトープ池でたまご生むから放してあげてね」というと「わかった!」と快諾で、すぐにリリースとなりました。『クロイトトンボ』2匹は、しばらく池のすぐ上を移動し、やがて別々に水草にしがみつきました。「助かったぁ〜」そんな声が聞こえてきたような気がしました。ひとしきり遊んだあと部屋に戻って、そら組とはな組(4歳児)は、朝のご挨拶を済ませ発育測定をしてから、お待ちかねの『どろんこ遊び』をしました。今日は、お風呂も作って十分に水を入れて入浴、温泉気分に浸りました。一方、ほし組は、休憩とお茶を飲んで、再び園庭遊びをしました。遊んだあとは、部屋に戻り発育測定をしました。「静かになったなあ」と、ほし組のお部屋をのぞきに行くと、あれっ、誰もいません。やがて外から声が聞こえてきます。そのまま砂場へ行くと、先程そら組はな組がやっていた『どろんこ遊び』の跡をうまく利用して、ほし組『どろんこ遊び』が始まっていました。最初少し戸惑っていたようですが、慣れてくると水や砂、そしてドロの感触をしっかりと楽しんでいました。軽快な音楽が流れる中、夏の砂浜のようでもありましたよ。最後にお宝さがしで遊びました。さて、今日の給食の時に、そら組はな組が合同で食事しているところに行って、少しお話をしました。最近、配膳時に「少なくしてください」「減らしてください」と言うこどもが増えてきています。嫌いなものがあるからかなと思って、この間様子を見ていたのですが、どうやら周りがそう伝えるのを聞いて、同じように「少なくして(減らして)」と言っているようです。これから暑くなってくるので、スタミナやビタミン不足では、体力的にも持ちません。それともうひとつ、「お家の人が給食のお金出してくれているんだよ、残したり減らしたりしたらもったいないね」と話すと、ほとんどのこどもが驚いていました。こどもたちには少し難しいことだと大人が考えていても、こどもたちはこどもたちなりに感覚的に物事の本質を掴んでいくものです。今日は、もともとボリュームがそれほどでもなかったこともあって、残さいはありませんでしたが、一人あたりの標準量が示されているので、まずはその量をもとに配膳していきます。もちろん無理に食べさすことはしませんし、体調によっては食べづらい時もあることでしょう。その場合は登園時にお申し出くださいね。午後は、それぞれのお部屋で『ごっこあそび』『看板製作』などをして過ごし、最後に『保健指導』として、和式トイレの使い方について、話だけでなく、絵などを使って、また三択クイズなどで、楽しみながらみんなで学びました。
6月12日(木曜日) 『にしこおり』の自然から学ぶ 〜生きた教材とは〜
今朝は、久しぶりに日が差して気持ちよく迎えられましたね。外気温は7時現在で20℃、窓を開けるとひんやりした風が車内に入ってくる中を登園しました。朝イチに園庭をじっくり見て回りました。雨続きで見れてなかったところも含めて、雨の影響を受けていないかの確認のためで、結果は特に問題はありませんでした。昨日に続き、今日も園庭(土の部分)では、『カタツムリ』が行進をしていました。こどもたちに様子を見せてやりたかったのですが、このままでは干上がってしまうかも知れないので、草むらにそっと避難?させてあげました。各部屋では『パンジー』の花についた『ツマグロヒョウモンチョウ』の幼虫がさなぎになっています。幼虫は毛虫状で「トゲトゲ(痛くはない)が生えているね」そしてさなぎは「これってどうなってるの?」中には、幼虫が固まって死んでしまったと考えている子もいるかも知れませんね。このまま、チョウになった時には驚き倍増でしょう。「固まり(さなぎ)が復活した!」なんて言う子も出てくるのではと今から楽しみです。こういった驚きや不思議さを味わう、それも自然現象として実物を観て感じることができるのもまた『にしこおり』の幼児教育であり、小学校の生活科や理科、そしてすべての学習活動につながっていくのです。何かを知ることの喜びは、人間の意欲や成長そのものに大きな影響を与えると言われていますが、実は幼児期の体験が、小学校以降の学ぶ意欲(狭い意味での『学力』ではなく、もっと大きな意味での『生きる力』を生む原動力にあたるもの)を湧き立たせるのです。さて、今日は朝から、こどもたちが『キイトトンボ』を網で捕まえ虫かごに入れて観察していました。私は、「『キイトトンボ』は貴重だから、観察が終わったらビオトープ池の草に掴まらせてあげてね」と話しました。こどもたちはしばらく観たあと、カゴから出してそっと草に乗せました。『キイトトンボ』はじっとしたまま動きません。「ケガしたんかなあ?」こどもたちは心配そうでしたが、時間になったので部屋に帰りました。私は、引き続き様子を観ていましたが、少しずつ動いているのを確認してひと安心。「今のうちだ!」スマホを取り出して写真を撮りました。その写真を拡大してみてビックリ!! こどもたちはどう思うだろうかとこの写真を見せたところ・・・「めっちゃ怒ってる!」そうなんです。この写真、歯をむき出しにして怒りまくっている鬼の顔そのものだったのです。こどもたちは、先程の虫採りを思い出して「かわいそうなことしたな」「痛かったんやろうな」と語り合っていました。最後に、「でも、元気を取り戻して飛んでいったよ」と私が伝えると「よかった、また来てね!」と、ビオトープ池に向かって手を振っていました。今日は『ジャガイモ』の収穫もしました。大中小に大きさ別にして、園庭に並べて数えました。全部で687個(大160個、中206個、小321個)ありました。また、種芋がそのまま出てきた(種芋から芽が出て、茎や葉となるとともに、地下にはたくさんの小芋がついている状態)のを見ました。植物の育ち方がよくわかる、生きた教材となりました。
6月11日(水曜日) 交流いっぱい『にしこおり』 〜PTAバザー開催される〜
今日は小雨の中、一日がスタートしました。定例の水曜日なので午前保育なのですが、眼科検診、英語あそび(ALT)、そしてPTAバザーということでたくさんの方に来園いただき、にぎやかな半日となりました。眼科検診では、そら組(5歳児)はな組(4歳児)はもう慣れたもので大丈夫でしょうが、ほし組(3歳児)は初めてなのでどうかなと少し心配をしておりました。昨日には、実際の検診を想定しての練習?(ほし組のみ)も行った甲斐があったようで、全員嫌がったり泣いたりせずに受診できました。英語あそび(ALT)では、そら・はな合同で、英語を使って、いろいろな『あいさつ』の仕方について遊びながら学びました。ほし組では、音楽(英語)を使って、リズム遊びをしました。そして、PTAバザーでは、登園後そのまま会場(遊戯室)へ向かわれる保護者のみなさんの他に、一般の方も朝イチからお越しいただきました。続いて『錦寿いきいきクラブ』のみなさんにお越しいただきました。17日に開催していただける『幼稚園児との交流会』の打ち合わせに先日寄せていただいた折に、バザーのチラシをお渡ししたのですが、お一人でも来ていただけたら嬉しいなあと思っておりました。今日は、雨で足元の悪い中にも関わらず、お誘い合わせていただき、多数来ていただいたのでした。バザーでは、たくさんお買い上げいただきました。ありがとうございました。「孫が結婚するので使えるかと(お皿や鍋を購入いただきました)」いい話を聞かせていただきました。更に、園庭のビオトープの生き物や、『にしこおり柿』などを見ていただきました。「以前は、小さな池だけだったのに大きくて広くなったなあ」「メダカやエビも根付いているのですね」「地域の『歴史』を感じさせる柿の木ですね」など、本園の自然環境で話に花が咲きました。「こんな素敵な環境の中で生活できて園児たち幸せですね。」私たち職員も褒めていただいているようで嬉しかったです。職員も交代でPTAバザーを覗かせていただき、それぞれおめあてのものを購入させていただきました。既成のものの他に、保護者のみなさんから寄せられた手作り品や野菜もありました。先程の英語あそびのALTさんは、『アンパンマン』を購入されて、「英語あそびの教材にピッタリ、いいものが買えた」と大喜びされていました。最後に、降園時にも購入された保護者のみなさんもおられました。PTA役員及びバザー担当の保護者のみなさんには、これまでの準備も含めたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
6月10日(火曜日) 『にしこおり』環境いろいろ
今日は一日中雨の予報です。園庭にできた『水たまり』の中を通って、楽しみながら登園してくるこどもたちの姿に、朝から癒やされています。『水たまり』それも雨という自然現象が成せるもので遊べる環境もまた、本園のすぐれた環境の一つです。コンクリートで固められた場所では、このような遊びはできません。今の時代だからこそ、こどもたちの健やかな育ちと密接に結びつく、自然環境を大事にしていかなければなりませんね。登園が終わり、こどもたちがお部屋で一日の予定を話し合っていた頃、いつもお世話になっている環境保護関係のNPO団体の代表の方と、大阪府環境農林水産部の職員さんが来園されました。大阪府主催の環境に関する研修会を実施するにあたり、本園のビオトープの取り組みに関する聞き取りと資料の収集を目的に来られたとのことでした。今回は、特にエネルギー循環や環境利用を研修テーマにされるとのことでした。これまでの本園の取り組み、こどもたちの気付きや学びなどを中心に、やり取りは盛り上がって、あっという間に1時間を超えていました。帰られる時には、各部屋の廊下にこどもたちが出て、お見送りです。そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、以前からの知り合いで、「〇〇さん、さようなら!」「また来てね!」との大きな声が響きました。このあとは、お隣りの大阪大谷大学に行かれるとのことでした。入れ替わって、大阪大谷大学の先生が、教育実習の学生の様子を見に来られました。学生さんたちは少し緊張しながらも、丁寧に受け答えしてくれていました。本来は私もお話をすべきところでしたが、このあとの給食運搬と検食の関係で席をはずしました。また、明日に迫ったPTAバザーの準備に、バザー担当の保護者のみなさんが来てくださり、遊戯室にて作業をしてくださいました。今日は同時に、こどもバザーを開いていただき、こどもたちが実際のお金(10円)をもって、おめあてのもの(おもちゃなど)を買っていました。カードなどの電子決済が増え、実際のお金を知らない子が増えている今の世の中にあって、こういった取り組みも大事であり、これもまた『にしこおり』のすばらしい環境の一つと言えるでしょう。
6月9日(月曜日) 日常以上、特別未満
今朝はたいへん気分よく目覚めました。マル虎の活躍に日々心が踊ります。そして、天候にも恵まれましたね。今日から雨が続くようですが、先週末保ったのはとてもよかったです。登園時にも、田植えが済んで、緑のラインが水面に映える光景をいくらか見ました。これから毎日見ていると変化はわからないですが、1週間単位ぐらいで考えるとやはり生長する様子がよくわかります。これもまた楽しみです。今朝も『ツバメ』の巣の確認から入りましたが、親ツバメがたまごを温めていて、こちらを睨んでいました。もうすぐ生まれるかな? これもまた楽しみです。さて、今日は雨が降り出す前にビオトープ池の掃除をしようと考えていたので、さっそく実行しました。まず、池の中の水草(キンギョモ)を除去し、続いて藻取りもしました。応援してくれたのは『クロイトトンボ』今日は、3匹が代わる代わる近くまでやってきましたよ。途中で、『タイリクトンボ』がやってきて、打水産卵(腹部の後部を水面に叩きつけて産卵する)のような行動を見せてくれました。『ツチガエル』が草むらから顔をのぞかせてもくれていましたよ。ほし組(3歳児)はひとしきり園庭で自由遊びをしたあと、園で収穫した『ジャガイモ』を洗ってくれました。今日の会食(カレーパーティ)の具材の一つとなります。はな組(4歳児)は、同じく園で採れた『タマネギ』と『ニンジン』を洗ってくれました。そら組(5歳児)は、先の具材を細かく切ってくれました。具材をもつ手は『猫の手』にして、手を切らないよう注意深く調理していきました。洗ってくれたこと、切ってくれたことに対して、お互いに「ありがとう」の言葉を交わしているのが素敵でした。カレーのルー(市販のもの)を「初めて見た」と言っている子がいました。家庭では、カレー粉等で本格的に作られるのか、(ルーを入れて)作られているところを見たことがないのか聞けなかったのですが、それぞれの家庭にそれぞれの作り方があるようですね。今日は、3種類の野菜を使いましたが、これも家庭によって違いがあるのでしょう。温野菜サラダとして、園で育てた『ブロッコリー』(以前に収穫したものをカットして冷凍保存していました)と『キャベツ』(こちらは市販のもの)を使いました。最後にデザートとして、園で採れた『イチゴ』のシャーベットに、カットフルーツを添えたものをいただきました。こどもたちは、自分たちが育てた野菜を自分たちで調理してできた会食に大満足の様子でした。野菜が苦手な子も、給食の時以上にしっかりと食べていましたよ。教育実習の学生さん3人も第2週に入り、動きがよりスムーズになって来ています。先生方に質問をしたりする姿も見られ、意欲的に取り組む姿に好感が持てます。午後は、雨が降り続いていますが、そら組では、先月に苗を植えた野菜のうち、早くも『キュウリ』の1番なりを収穫しました。これから順番に家庭に持って帰ってもらいますね。今日も、日常では味わえない、でも特別でもない『にしこおり』の一日でした。
6月8日(日曜日) 明日をめざして
今日は11時30分に登園。『ツバメ』の巣には、肉眼では見えないのですが、カメラで写すと、5個のたまごがあります。生まれた(生まれる)様子はまだみられませんが、楽しみです。先程、雨がぱらついていましたが、一瞬でやみました。『水やり』が欠かせないものについては、後ほどやろうと思います。今日は、昼食持参で13時30分までには降園する予定です。何せ、今日はデーゲーム(マル虎)ですので(笑)。
6月7日(土曜日) 『にしこおり』生活リズム
今日は14時30分の登園です。朝から約1時間、家の裏にある空き地の『雑草抜き』をして、スーパーに買い物に行き、昼食後、1時間ほどウトウトとしてから来ました。職員のみなさんに渡す資料の印刷、園庭の『水やり』、もちろん『ツバメ』の巣の確認などを行って、16時30分の降園予定です。いいリズムで『にしこおり』生活を送ります。
6月6日(金曜日) 支援に感謝
昨夜の『マル虎』に気分よくぐっすり眠れ、すっきりと目覚めた今朝は、朝の支度もてきぱきとできて、7時15分の登園となりました。今日も『ツバメ』から入り、そのあと各部屋を開けて、風を通しました。そして『水やり』は、ホースの届かないところを先にジョウロで、あとはホース(シャワー)で行いました。まだ誰も登園していなかったので、園庭をホースが横切っても大丈夫、この時間案外”いいね”でした。ひと通り『水やり』をして、ビオトープ池の観察です。今日は、岸辺にいた『ツチガエル』が池に飛び込みました。『古池や蛙飛び込む水の音』を詠んだ松尾芭蕉の心境ってどうだのでしょうかね。ある解説には「静と動の余韻を楽しんでいる」と書かれてあったことを思い出しましたが、私はこの時「今日も一日元気に遊ぶぞ!」という蛙の気持ちになれたのです。その気持ちが音(『ポチャン!』)に表れているように思えたのでした。今日は、午前中にお隣りの伏山台幼稚園の5歳児のみんなが来てくれて、本園のそら組(5歳児)・はな組(4歳児)と一緒に過ごしました。最初、お部屋で自己紹介をしました。お互いの緊張も解けたところで、外に出てまずは自由遊びです。本園の園児が優しく手を引いて、総合遊具やログハウスに連れていっていました。初めての場所でとまどっていた『伏山っ子』たちも、徐々に慣れてきて本来の持ち味を出してくれたようでした。砂場では、『どろんこあそび』も一緒にしましたよ。本園のこどもたちは、今年初めての『どろんこあそび』でした。『にしこおりっこ』も『伏山っ子』も大はしゃぎで、川や池をつくって水を入れ、どろの感触も楽しんでいました。ほし組(3歳児)は、これより先に『どろんこあそび』を楽しんでいました。そうそう、ビオトープ川では『メダカ』『ヌマエビ』『タニシ』を採ったり、水草やコケの掃除をしてくれたりしましたよ。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、11時過ぎに「さよなら、またね!」と帰園されました。次回は、6月30日(月曜日)に来てくれて、『プールあそび』で一緒に楽しむ予定です。よろしくお願いします。一方遊戯室では、エアコン設置工事(1台が故障、修理ができずでの新設)が行われています。こどもたちは、業者さんに「おはようございます」と朝のご挨拶をしたり、先生方に工事のことを教えてもらい「ありがとうございます」とお礼を言ったりしていました。とても大切で、すばらしい光景でした。また業者さんのご厚意で、今日一日で撤去・新設をすべて完了していただけるとのこと、暑い中しかも早々の工事に感謝です。給食は、元気モリモリ完食完売!(詳しくは、『給食の様子』のサイトをのぞいてください) でした。午後は、主にお部屋で過ごしました。日差しが強くなってきて、昨日までに設置してもらった寒冷紗やテントが大いに役に立つのですが、暑さそのものは防ぐことができないので大事をとりました。また、このあと、ほし組(3歳児)はいつもどおりの14時降園で『あっぷるタイム』『ゆったりクラブ』ともにあります。そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、錦郡小学校で行われる『5年生による音楽劇』にお招きを受けたので参加希望を募ったところ、全員から参加希望が出ましたので、鑑賞に行き、園に戻ってきたあと16時降園(16時〜17時の『ゆったりクラブ』はあり)となっています。今日も、こどもたちがいろいろな体験を、いろいろな方々の支援のもとさせていただけることに感謝です。
6月5日(木曜日) 「と、と、と・・・」
今朝は、いいお天気で青空が広がっています。少し早めに登園して、まずは『ツバメ』の巣の点検です。親ツバメが卵を抱いていました。じっと動かず、けれどもしっかり外を見て警戒していました。それから『水やり』から始めました。ホースの届かないところを、ジョウロにてたっぷり水をあげました。いつもなら、ホースの届くところは夕方に水をあげるのですが、気温がどんどん上昇していきそうなので、10時ごろから、ジョウロで『水やり』をしようと思います。園庭では、こどもたちが遊んでいますので、ホースは使えないという事情もあってのことです。実際には、10時過ぎに園庭に出たところ、そら組(5歳児)はな組(4歳児)のこどもたちが、小麦の収穫をしていました。日差しが強いのでテントを張り、その下での作業となっていました。今年は、虫と鳥の影響もあって、やや少なめの収穫量となりましたが、それでもこどもたちは楽しくしっかりと作業をおこなっていました。私はその間をぬってジョウロにて『水やり』を行いました。実は、健康のためにも『一日に6,000歩以上歩く』ことを目標にしているのですが、このジョウロでの『水やり』も、水道までの往復で結構歩数が稼げますので、言ってみれば健康と『水やり』との一石二鳥となっています。給食では、『手作りひじきふりかけ』が出ました。見慣れないメニューに、配膳時に「少なくしてください」と伝えるこどもたちが多かったのですが、ごはんにかけて食べてみると「おいしい!」と言い出し始め、結局おかわりする子も結構いましたよ。そして結果的には『ごはん』もいつも以上に食べていました。午後、ビオトープ池の周りの草を刈っていると『トンボ』が現れました。それも『キイトトンボ』『クロイトトンボ』『シオカラトンボ』そして『真っかっかトンボ?』とたくさんの種類がいました。『真っかっかトンボ?』これはもしかして伝説の『ミヤマアカネ』ではと思い、写真に撮って調べたところ『ショウジョウトンボ』であることがわかりました。これはこれできれいでしたが、今年も『ミヤマアカネ』を見たいなあと思いました。ほし組(3歳児)の子がたまたまその場にいて、一緒に観ていたのですが、あまりの種類の多さに目を丸くして驚いていました。「と、と、と・・・」と指を差しながら数えて?いる姿もかわいかったです。
6月4日(水曜日) 『雨上がりの日』
今日は『雨上がりの朝』からスタートでした。この『雨上がりの朝』は、とても楽しみなんですよね。園庭にさまざまな面白いことが起こるのですよね。まずは『カタツムリの行進』です。グランド(土の部分)を横切っています。草むらから別の草むらに移動しているようですが、何故移動するのかはよくわかりません。登園してすぐに3匹も発見!このままでは誤って踏んでしまうので、ビオトープ池の周りの草むらに救護しました。それから『オゴロの探検』です。南門を出たところに花壇(植え込み)があるのですが、土に穴があいていたり、盛り上がっていたりしていて、ぐるぐる回ったようになっていました。これは、ある動物が遊んだ跡形ですが、そう『オゴロ』の仕業です。『オゴロ』つまり『モグラ』のことです。お隣りの畑の方に聞いたところ、「オゴロは無数にいるよ!」とのことでした。またイモが大好きで、これからはジャガイモをむさぼるそうです。次に『キイトトンボの乾燥』です。ビオトープ池の周りの草むらで、昨日の雨をしのいだ『キイトトンボ』が、まっすぐに伸びた草のてっぺんにつかまって、羽を広げていました。きっと自分の体を乾かしているのでしょうね。最後に『ツチガエルの散歩』です。こちらはビオトープ滝にて、4匹が集団で会議?をしていたのですが、私(人間)の気配に、ゆっくりと移動していきました。逃げるというより、まさに散歩しているようでした。最後に『クローバーの逆襲』です。ビオトープ周辺では、外来種であり繁殖性が非常に高い『クローバー』を、こまめに除去しているのですが、『雨上がり』には、一気に葉を広げてきます。私はこの光景をいつも『クローバーの逆襲』だと思っていて、本当は作業が増えていやなのですが、ちょっとだけ楽しみにしているところもあります。さて、登園したこどもたちは、さっそく外遊びに園庭へ出ました。そら組(5歳児)では、廊下や遊戯室等で練習を重ねてきた『竹馬』に乗って、園庭での挑戦を始めました。また、本日より、校務員チームさんの尽力で完成した『ログハウス』が開場しました。入口や窓の大きさや位置、室内の棚など、こどもたちの希望もたくさん取り入れられています。また、すべて木を使って作られていて、見た目も感触もとても優しくなっています。さっそく「いらっしゃい!」と中と外に分かれてお店やさんごっこが始まりました。続いて、そら組では、『ツバメの巣』の様子を見ました。親ツバメが卵を抱えていたり、餌を頻繁に運んできたりする様子もわかりました。「ツバメきたぁ!」と叫んでいる子に、「静かにしよう」とやさしく声をかけたり、『シーッ』のポーズをとったりと、和やかな雰囲気も見られました。ここで、大阪大谷大学のある先生と先生のゼミの学生さんたちが来てくれました。こどもたちと一緒に遊んでくれるのですが、実は理科実験の要素もある科学遊びでもあるのです。そら組(5歳児)は3つのグループに分かれて、『やじろべえ遊び』(紙粘土とつまようじ、竹串を使って)『紙ヘリコプター遊び』(短冊状の紙に、色ペンで模様を描いて)『物の浮き沈み遊び』(水槽に張った水に、スプーン、消しゴム、めがね、木片(球、立方体)、発泡スチロール(球、輪)などを入れてみる)を楽しみました。はな組(4歳児)は、『日光写真遊び』(園庭に出て、特殊な紙に葉っぱ等をのせて)をしました。本格的?な実験のようでした。ほし組(3歳児)は、2グループで、『空気てっぽう遊び』(紙コップを空気てっぽうで倒してみよう)『ストローの中を回る糸遊び』(ストローに糸が通してあって、息を吹き込むで糸を回そう)をそれぞれ行いました。学生さんも驚くこどもたちの豊かな遊び方も登場し、学生さんもこどもたちも私たち職員も、みんなで『雨上がりの日』を楽しむことができました。
6月3日(火曜日) 『にしこおり』雨天時バージョン
今朝は雨のスタートとなりました。『水やり』は当然なしで、ビオトープ池も満水で補水の必要は全くありません。職員朝礼では、今日から3週間に渡って教育実習をおこなう3人の学生さんからの自己紹介、また我々職員もそれぞれ自己紹介をおこないました。ほし組(3歳児)には2人、そら組(4歳児)には1人が、それぞれ配置となりましたのでよろしくお願いいたします。さて、雨ということで車での登園が増えます。車を降りてから園まで100m程歩くのですが、ここは職員が手分けしてリレー方式で引き渡していきます。8時40分ごろから雨脚が強くなりました。9時には小降りになり、園に戻ったのですが、足元(ズボン)はぐっしょりでした。上は、運悪く薄手の長袖1枚だったので濡れなかったですが寒かったです。今日は一日雨だったので、保育室及び遊戯室での活動になりましたが、休み明けということもあり、からだ休めとなったのではないでしょうか。そら組(5歳児)では、『ツバメ』の巣に生まれた卵の写真を見て、自分たちにできることはないか考えました。図鑑やインターネットでも調べた結果、『カラス』や『ヘビ』に注意することがわかりました。また巣の下に落ちる糞(フン)もこまめに掃除して、匂いを出さないことも大切だということも知りました。そして、はな組(4歳児)ほし組(3歳児)に、調べてわかったことを伝えました。給食は、こどもたちの大好きなものが並び、おかわりもたくさんできて完食完売でした。(メニュー等も含め、詳しくは『給食の様子』のページをご覧ください) 降園時刻の14時になって、ようやく雨がやみました。『アップルタイム』(14時〜15時 無償預かり保育)に参加するこどもたちは、遊戯室にあがりました。一日外で遊べなくて体が動かせなかったため、軽く室内での運動も行っているようで、下の職員室にも元気な足音が響いていました。明日からは天気が回復するようですので、いっぱい外遊びをしていく予定です。また来週からはいよいよ梅雨入りのようで、15日間予報をみていてもほぼ全日雨となっていますので、その分も含めて今週は外に出たいと考えています。『晴耕雨読』という言葉どおりですが、これから暑くなってくるので、時には『晴読雨耕?』で、雨という自然現象を楽しんでもいいでしょうね。
6月2日(月曜日) 支えに感謝
今日は、土曜日に保育参観(春のつどい)を行いましたので、代休日となっています。私は、8時30分に登園し、PTAバザーの献品をいただきに、市内のある企業さんを訪ねました。前に勤めていた学校の時からの繋がりで、引き続き献品をお願いしたところ快く了解をいただき、今に至っています。本当にありがとうございます。園に持ち帰り、バザー会場(2階遊戯室)に運び入れてから、ゆっくりたっぷり『水やり』をしました。途中、ビオトープ池を眺めると、『シオカラトンボ』『ハラビロトンボ』そして今年初めての『キイトトンボ』と、『トンボ』の楽園になっておりました。一方、水中には、『メダカ』の赤ちゃんがまたまたたくさん生まれたようで、みんなで川のぼりの練習をしていました。上流へ向かおうとするのは川魚の習性だそうですが、なかなかきつそうでもありましたよ。『水やり』も終わり、日記を書いていると、校務員チームさんが来てくれました。今日は『寒冷紗』を張るために来園くださいました。脚立を立てての作業で、代休日を選んで来てくださったそうです。本当に頭が下がります。ありがとうございます。いろいろな方々の支えがあっての『にしこおり』幼稚園、本当にありがたいなあ。
6月1日(日曜日) 2つの『地域』にて
地域清掃活動(私の住む地域)のため、登園できないかも知れません。ご了解ください。としていたのですが、午前中に清掃も無事終わり、14時30分に登園しました。今日はビオトープ池の水の補充と『水やり』のみで15時30分には降園予定です。6月になりました。今月も『にしこおり』幼稚園並びに『にしこおり』日記をよろしくお願いいたします。
5月31日(土曜日) 保育参加(春のつどい) 〜体を動かすと楽しくなるね〜
雨は降らず、さりとて太陽が照りつけるのでもなく、程よい曇り空となった今日は、錦郡小学校の体育館をお借りして、保育参観(春のつどい)を開催しました。朝から気をもんでいたのは、欠席の電話が入らないようにということでした。次に、9時15分の開始時間に遅れないでねということでした。あとの事(忘れ物とか、動かないとか)は、どうにでもなるのですが、先の2つだけは、どうにもできないのです。8時20分、職員と一緒に小学校に入り、体育館の準備をはじめました。8時30分には、もう数人の園児がご家族と一緒に会場入りでした。そのあとも列は絶えず、9時までの登園時刻には、全員が揃いました。最初に心配していた2つのことは、一気に解消です。始まるまでの間も、こどもたちはお家の人とは別の、園児待機場所にいたのですが、いつもと違う雰囲気となるので、戸惑ったり泣いたりする子もいるだろうなと考えていました。しかし、ほし組(3歳児)も含め、みんなニコニコ『おやますわり』で、開会するのを待っていました。予定通りにスタート、開会式のあとは、体操(ミックスジュース)となかよし遊びで、体をほぐしました。続いて、ほし組(3歳児)の『かけっこ』です。先生に名前を呼ばれたら大きな声で「は〜い」と返事をします。そしてスタート!最後まで走り切りました。はな組(4歳児)の『かけっこ』では、自分でマイクを握り名前を言って、いざスタート! 速くなったなあと感心しました。そら組(5歳児)は、『リレー』です。2チームに分かれて、いざ勝負!『かけっこ』よりも更に遠くなったコーンを廻って往復します。大接戦の中、アンカーがゴールしました。「只今の勝負、引き分け!」と担当の先生が結果発表しましたが、こどもたちからも観覧席からも疑問の声がしました。『リプレイ検証』ではなく、『緊急職員会議?!』を行った結果、「赤組の勝ち!」となりました。前半最後は『未就園児かけっこ』でした。保護者の方と手をつないで、あるいは抱っこしてもらって走るのですが、ひとりで駆けていく『つわものさん』もいました。休憩後、後半最初は『小学生によるコーンリレー』でした。8人が2チームに分かれての競争です。園児たちからも観覧席からも、この日一番大きな声援がとびました。さすがというかやはりというか、小学生となると走り方(フォーム)もスピードも違いましたね。園児たちも驚いただろうし、自分たちも小学生になったらあんなふうにかっこよく走れるようになるんだというあこがれにもなったことでしょう。さて、お待ちかねの『親子競技』がやってきました。最初にルール説明です。スタート位置では、そら・はな組は、デカパンを、ほし組はデカスカートを、それぞれ親子ではきます。途中のポイントまで歩きます。ポイントに来たら、デカパン(デカスタート)を脱ぎ、動物サイコロを振ります。サイコロの目には『ペンギン』『コアラ』『サル』が描かれています。出た目の動物になって、コーンを廻ってポイントまで帰ってきます。『ペンギン』は保護者の足の上に、こどもの足を乗せてペンギン歩きで、『コアラ』は、親が子を抱きかかえて、『さる』は、親が子をおんぶして、それぞれ慌てずゆっくりと進みます。ポイントに戻ったら、デカパンを再びはいて(デカスカートははかずに手に持って)もとの位置(スタートライン)まで戻って終了です。見本を見せてもらっていざスタート。リレー形式ですが、競争ではないので、それぞれのペースで進みます。『ペンギン』になった親子がやや苦戦していたかな? 日頃の生活ではなかなかやらない姿勢ですから仕方ないですよ。親子のままで次へ向かいます。あっちこっちマーチが流れる中、舞台が見えるようにぶつからない程度に広がります。『ポンポコバス』が始まりました。舞台には、さまざまな動物たちが登場しました。『タヌキ』『ゴリラ』『フラミンゴ』『トラ』です。みんなで一緒に踊りました。次もそのままで『貨物列車』で楽しみました。最後はみんなで輪になって『だれにだってたんじょうび』です。園児だけではなく、保護者のみなさんも、生まれた月になると、「はーい!」と立ち上がってくれました。最後にそのままの位置で閉会式です。私から話をさせていただきました。最後に『おみやげ』をもらって解散となりました。とても楽しい時間を過ごすことができました。
5月30日(金曜日) 成長を観る
今朝は、風が強くて曇っています。家を出ると、北及び南の空にほんの少しですが青空が見えました。望みを託して車を『にしこおり』へと走らせます。登園後、今日は朝イチと考えていた『水やり』を行いました。昨日、園務員さんに夏の花をすべて植えていただいたので、初日の朝は、たっぷりと『水やり』をしてあげようと思ったのです。8時ごろから日がさしてきたので、ほっとしました。『水やり』をするわ、雨が降るわで、水分過剰になることを恐れていたからです。こどもたちは登園後、自分たちの花や野菜に『水やり』をしてから、好きな遊びを楽しんでいます。最近は、ボール遊び(ドッチボールやサッカー等)をするのもトレンド?になっているようです。10時からは、明日の保育参観(春のつどい)に向けて、集会活動をしました。最後の練習というよりも楽しくおさらいといったところです。かけっこ(3・4歳児)とリレー(5歳児)は、本番のような盛り上がりでした。「明日の保育参観に向けて、パワーアップだ!」今日の給食は、おかわりも進み完食完売!でした。(詳しくは、『給食の様子』を参照) 午後もゆったり過ごしていました。そら組(5歳児)では、15時からの園庭開放の時に、『竹馬』に乗っている姿をお家の人に観てもらいたいというこどもたちが、廊下で歩行していました。休日に家に『竹馬』を持って帰って練習したという子や、毎朝早めに幼稚園に来てコツコツと練習を重ねている子もいます。「やってみたい」から「やってみよう」に、「どうしたらできるようになるか」を体を動かしながら考えている姿を見ていると、成長を強く感じます。
5月29日(木曜日) 苦手を越えていくこどもたち
今朝は曇り空でスタートでしたが、我が家の周りには『ムクドリ』『スズメ』『ツバメ』『ハト』などの鳥がいて、まるで歌でも歌っているような、きれいでリズミカルな鳴き声で、「いってらっしゃい」と私を送り出してくれて、気分はもう澄みわたる青空のようでした。登園後、『水やり』をひと通り終わったところで、雨がポツポツと降り出しました。「あれ、今日は夕方から降るって言っていたのになあ?」と天気予報を恨んでみても、自然現象には勝てませんね。ただ、今の空の状況を見ているとそれほど大きく崩れることはないかなと感じています。「園長先生、ヤッホー!」職員室にいた私に声がかかります。廊下には、そら組(5歳児)の子が、竹馬に乗ったままこちらを向いています。「乗れるようになったんやなあ!」と私が微笑みながら言うと、「余裕やで。ほし組(3歳児)(の部屋の前に)行って、はな組(4歳児)(の部屋の前に)行って、それから(そら組の部屋に)帰りま〜す!」と言い残して、再び歩き出しました。そして、伝えてくれた通りのルートで、『竹馬の旅』は無事成功したのです。成功したことも嬉しかったのですが、自らの意思を伝えることにも喜びを感じている様子が観られて更に嬉しかったです。たぶん一生けん命、練習したことでしょう、そのことにも大きな拍手ですね。こどもたちは午前中、『水やり』や自由遊びのあと、保育参観(春のつどい)に向けた集会活動で過ごしました。私は、ビオトープ周りの『クローバー』除去を行いました。ほんの少しでしたが雨が降っている中の作業は、『クローバー』の葉が濡れて探しやすいという、これまでの体験(経験)が生きて、順調に進みました。川の右岸(川下に向かって右側、園庭側)がほぼ除去できました。しかし油断大敵です。この時期からの『クローバー』は、今全く無くなっても、1週間もするとあちらこちらに出てきます。イタチごっこなのですが、根っこまで除去していくことを繰り返すと、徐々に減っていきますので、定期的にやっていきます。給食の時間です。今日はみんなの大好物『鶏の唐揚げ』がありました。おかわり争奪戦が起こること必至です。どんな時でも、おかわりをするためには、まず最初に配膳された全メニューを食べ終えなければならないので、みんな『鶏の唐揚げ』めざして、日頃は苦手なものにもチャレンジしていました。「○○食べれた!」気がつけば何人かが苦手を克服していました。そしておめあての『鶏の唐揚げ』のおかわりをゲットできて、満面の笑み! がんばらなくても、押し付けられなくても、苦手なものを食べることができたのは素晴らしかったですし、『めからうろこ』って、こういうことを言うんだなとあらためて感じました。午後には、避難訓練(暴漢侵入対応)を行いました。こどもたちはとても落ち着いて訓練に臨んでいました。各部屋で内側から鍵をかけて待機したあと、今日はほし組(3歳児)の部屋に全員集まって、先生からの話を聞きました。
5月28日(水曜日) みんな動いています
今朝起きてすぐに新聞を取りに外へ出たら、久しぶりの青空が広がっていて嬉しかったです。水曜日ということで給食がない、ということは私たち職員も一日勤務者は当然食事持参です。私はおにぎりをつくってもらい、遠足の日のようにウキウキして登園しました。いつものローテ(各部屋を開けて風を通す)を終えたあとは、前日の雨で草花は濡れていたので『水やり』はなしで、ビオトープ川の掃除をしました。今朝は上流の底石を軽く棒たわしでなでて泥を下流へと流しました。日がさして、水面と底石がキラキラ光る、流れによっても様子が変化していく、とても面白かったです。やはり『にしこおり』ええ環境やなあ。こどもたちは登園後、てきぱきと『水やり』(カーポート下のみ)をして、出発に向けて準備します。今日は、錦郡小学校の体育館で、土曜参観の予行があり、みんな張り切っています。園庭に出る足取りが軽やかで、楽しみにしていることがよくわかります。さっと並んで、あっという間に出発していきました。私の方は並行して、園で『いちご組』(2歳児広場)が開催されますので、園に残ります。来年度入園を考えておられる方だけでなく、まずはいろいろな園の様子を知りたいという方もおられます。もちろんどのような方でも大歓迎です。また、今は保育園に通っているが、3歳(児)からは幼稚園で過ごすことで、小学校にスムーズにつなげたいと考えておられる保護者の方もいます。いずれにしてもまずはのぞきにきてください。損はさせませんよ! 「仕事があるから一緒におれないのだけれど」・・・大丈夫です。こどもさんのみでも遊べます。「泣くかも」・・・構いません。最初は泣いていることが多いものですよ。さて、私はフジ棚のツル切りに向かいました。先週にかなり切ったのですが、もう別のツルがたくさん伸びてきて、カメラの邪魔をし始めていたので、またカット作業です。ついでに『キウイ』のツルも切りました。その後は、『ツバキ』の剪定をして、その下草も掃除しました。さすがに暑くなってきたので、しばし休憩をと思っていると、「ただいま〜」小学校へ行っていたこどもたちが帰ってきました。とてもニコニコで、大満足であったことがよくわかります。ここではじめて2時間近く作業していたことに気がつきました。園務員さんは、市緑化協会からいただいた『夏の草花』の植え替え作業を、校務員チームさんたちは、遊具設置工事を、それぞれ行ってくださいました。とてもすてきな、木のぬくもりがいっぱい感じられる『ログハウス』がいよいよ完成します。これを使って、こどもたちがどんな遊びを生みだしていくのか考えると、とても楽しい気持ちになってきます。
5月27日(火曜日) 試してみよう!やってみよう!!
今日も涼しい朝を迎えました。先週と打って変わった気候となり、体調が不安定になったこどももいて、登園前に複数の欠席連絡が入りました。週末の保育参観に向けて最後の確認が続く中で、たいへん心配しています。早くよくなって全員で土曜日を迎えられたらいいなあと願っています。さて、今朝は10時から遊戯室にて、保育参観で行う競技についての確認をするため、それまで全力で『水やり』を行いました。というのも、今日は私に関連するところを中心に練習・確認となっています。ぶっつけ本番となって恥をかかさないようにと、職員のみんなが配慮してくれました。本当にありがたい! 準備関係は問題なくできたのですが、踊りには困りました。日頃、園庭整備や草刈り・水やりなどで、運動不足ではないと自負しておったのですが、たかが踊り、されど踊りですね。体が重い、息が上がる・・・。こどもたちも職員も、みんな涼しい顔で体を動かしているのを見るにつけ、「はあっ〜」とマスクの下でため息をつく私でした。さて、こどもたちは平均すると、やはりそら組(5歳児)がしっかり出来ていますが、個々でみるとはな組(4歳児)もリズムに乗って大きく踊っていますし、ほし組(3歳児)も、「本当に3歳児?」と声をあげそうになる子もいます。そら組のこどもだって、ほし組のときには「踊るのいやや!」と泣いていた子もいたんですよね。仲間に支えられ、一緒に練習してきたからこそ、今があるわけで、こどもたちの無限の可能性をこれからも大切に育みたいものです。さて、今日の給食のメニューには『アジの甘酢あんかけ』がありました。最近のこどもたちは、家庭で魚を食べない?(食べたことがない?)ようで、生魚(すし、刺し身など)は食べているようですが、焼魚・煮魚などは苦手なようです。今日のアジも「固い」という子が結構いたのと、最初から手をつけない子もいました。そしゃく力をつける意味からも、栄養バランス(特にカルシウム)を考えることからも、少しずつでいいので家庭でもチャレンジさせてください。保護者の方が「おいしい、おいしい」と言いながら食べることで、興味を持って口にすることもあるようですよ。一度試してみてください。園庭では、ようやく『パンジー』の花に、さまざまな種類の『チョウチョウ』が集まって来るようになりました。『モンシロチョウ』『モンキチョウ』『アゲハチョウ』そして『ツマグロヒョウモンチョウ』。最後の『ツマグロヒョウモンチョウ』は、幼虫もつきはじめています。また『トンボ』も『ギンヤンマ』がヤゴからたくさん成虫となったのに続き、これまで見られなかった『ハラビロトンボ』や『タイリクアカネ』の飛来が確認できました。こどもたちが発見したら、自分たちで調べてもらおうと考えています。もうすぐ14時です。お帰りの前にみんなで歌を歌っていて、元気で美しい歌声が園内に響いています。このあと、出張が入っていますので、今日はこれくらいで。明日は、保育参観本番と同じく錦郡小学校の体育館をお借りして、練習(予行を兼ねて)を行います。睡眠もしっかりとって登園してね。
5月26日(月曜日) 土台を創る環境に
今朝は、肌寒さすら感じる天気です。8時30分現在、職員室前の気温計は16℃となっています。こどもたちにとっても暑いのは困るのですが、寒いのもまた難儀なことですね。寒暖の差が激しいとなお一層体調管理も難しくなってきます。今週末の保育参観(春のつどい)に向けて、集会活動を中心に練り上げていくのですが、まずは体を慣らせていきたいと考えています。今日もこどもたちは、野菜や草花に『水やり』をしようとします。とてもよい習慣がついてきています。「雨がたくさん降ったから今日の『水やり』はしなくていいかな」先生が伝えると、途中で中止する子もいる反面、濡れていないところ(カーポートの下など)の植木鉢にのみ『水やり』をする子もいます。自分で判断できるようになってきているのです。これも体験を重ねることでできてくるのですね。先週の金曜日あたりから『ツバメ』の出入りが激しくなっていて、今日も頻繁に巣に出入りしています。ひょっとしたらまた『子ツバメ』が誕生するかも知れません。注意深く見守っていきたいと思います。巣は高いところにあって、内部を直接こどもたちが見ることができません。職員が巣の内部を動画や写真に納めたものを観ています。以前れんげ摘み等をさせていただいた、お隣りの田んぼのあぜに立派な『アザミ』が咲いていて、過日「園庭に移植させていただきたいのですが」とお願いしたところ、「なんぼでも採ってください。(トゲが)痛いので気をつけてね。」と了承いただいた上にお気遣いまでいただきました。本日午後イチでひと株掘らせていただき、以前園庭に咲いていた(今はもうなくなっている)場所に移植しました。うまく根付けばいいのになあ。この作業をしている時、ほし組(3歳児)のこどもたちが『ダンゴムシ』探しをしていました。プランターや植木鉢は、こどもたちの力では重くて動きません。ここは少し手助けして、『パンジー』の植木鉢2つを私が動かしました。予想通りものすごい数の『ダンゴムシ』を見つけることができました。すぐにさわる子、興味深そうに見ている子、関心なさそうな子、いろいろな対応を見せてくれました。今日は、興味深そうに見ている子のひとりの手のひらに乗せてみました。1秒程度(よくがんばった!)で「うわぁ〜」手を自らはらって地面に落としました。これでいいのです。立派に手のひらに乗せたのですからね。同じ時間帯に、そら組(5歳児)のこどもたちは、金曜日の『にしこおり祭り』で、一緒に廻ってくれた1年生にお礼の手紙を渡すため、今日も錦郡小学校に向かいました。1年生の教室に入れていただき、直接お礼を言うことができました。その後、運動場で遊ばせてもらいました。小学校が昼休みになって、たくさんの児童が園児のところへ来てくれて、一緒に遊んだり話をしたりしたそうです。きょうだいがいる子は自慢の妹や弟を、同級生に紹介するシーンもあったようです。『にしこおり幼・小一貫教育』が具体的に動き出しています。もちろん、小学校の先生方の協動にも感謝です。
5月25日(日曜日) 自然の中で生きる
今日は15時に登園。昨日は雨の予報が出ていたので、ビオトープ池の補水用タンクの栓を閉じて降園したのですが、見事的中でした。自然減水と雨による増水でプラスマイナスゼロでした。今日はこのあと雨は上がるようですが、栓を閉じたままで降園します。この感じなら日差しもなく夜を迎えそうなので、ほぼ減水はないでしょう。職員室裏の田んぼから『カエル』の合唱が聞こえてきています。田植えも間近でしょうね。
5月24日(土曜日) 休日の発見を楽しむ
今日はあいにくの雨模様です。せっかくのお休みなのにとがっかりされておられる方も多いのではないでしょうか。また田植えの時期を迎え準備されていた農家の方、特に兼業農家の方にとっては、恵みの雨それとも恨みの雨なのでしょうか。私は12時に登園。最近自分の予定もあるのですが、休みの日はいろいろな時間に登園し、『にしこおり』の違った一面に気づいたり、新たな発見をしたりすることを楽しみにしています。今日は、職員室前の水槽に入れている『ドジョウ』が水面と水底を縦に行ったり来たりしている、珍しい姿に出会いました。お腹が空いているのではないか? 粉末の餌を蒔いてあげると、まさに踊りくねって喜んでいました!ビオトープ池にも『ドジョウ』はいるのですが、滅多に姿を見せることはないので、こどもたちのためにも水槽に入れて『見える化』しています。
5月23日(金曜日) 今日は小学校にて『にしこおり幼・小一貫教育』
今朝は少し早めに身支度をして、爽やかに晴れた空のもと7時20分に登園しました。今日はこどもたちも私達職員も楽しみにしていた『にしこおりまつり・校庭遊び』当日で、午前中は錦郡小学校に出かけるため、水やり等を出発前に済ませておこうと考えたからです。「8時50分までに登園してください」保護者の方への前日の呼びかけに応えていただき、全員が時間に遅れず登園できました。トイレ、こどもたちの『水やり』、出かける用意等、ささっと準備することができて、予定通り9時10分に出発できました。そら組(5歳児)はな組(4歳児)には、行き慣れた道のり(200mほど)ですが、ほし組(3歳児)は、初めての大冒険、そら・はなのお兄ちゃんお姉ちゃんに手をつないでもらってニコニコで歩きました。小学校に到着して、そら・はな組は『にしこおりまつり』へ、ほし組は『校庭遊び』をするため運動場に行きました。私はほし組帯同で、校庭にいきました。校庭では、幼稚園よりも大きい、そして幼稚園にはない遊具を前に大喜びのこどもたち。担任の先生からのお約束を聞いて、「さあ、遊ぶぞ〜」「おっ!」で一斉に散らばると思いきや、お互いがどこで何をするか様子を伺っているのが、とても微笑ましかったです。遊具を登っていった仲間を見て、後に続く子。ついていったところ、途中で怖くなって止まってしまった子、次々に違う遊具を渡り歩く子、気に入った遊具に一点集中、何度もやる子・・・。事故のないように見守りながら観察すると、3歳児は3歳児なりに、さまざまなことを考えて動いているのがよくわかりました。そして指示(こっちだけ、それ以上ダメ、こうするよ)を極力減らし、自由にやらせることでこどもたちに自ら考える力がついてきて、楽しみを創り出す力も同時に生まれてくることもわかりました。また、3歳児にしてすでに小学校で過ごす、それも運動会にきょうだいが出るので保護者につれていってもらった等ではなく、日頃一緒に生活している同級生と一緒に同じ体験をすることができるなんて、公立幼・小しかできないことなんですよね。地域のこどもは地域の宝、地域のこどもは地域で育つ。ひとりでも多くのこどもたちが、仲間とともにさまざまな体験を通じて学びを深めていけるよう、保護者のみなさんの賢明な選択と地域の応援をよろしくお願いします。(なお、『にしこおりまつり』については、別の機会でふれたいと考えています)
5月22日(木曜日) こどもは自ら学ぶ力をもっている
今朝は雨が上がったものの曇り空の中を登園しました。各部屋を開けた後、園庭にて今日の段取りをしました。雨が降ったので、水やりはなし。池の裏側(砂場側)の雑草の刈り取りをする。ビオトープ川の底石をたわしで軽くこすってドロをとる。午前中はこんな感じでいこうと計画しました。朝、そら組(5歳児)のこどもたちが『竹馬』の練習をしています。毎日少しずつ練習してきた成果が出てきて、乗って少し歩ける子もでてきました。前に倒れるようになった子もいます。これは、倒れたらダメじゃなくて、後ろに倒れる(重心が後ろになっていて進めないから後ろに倒れる)からの進化形なのです。前に倒れるということは、重心が前方になったということなので、あとはバランスさえとれれば、歩けるようになります。でも、『にしこおりっ子』は慌てない! ここでじっくり『前に倒れる練習』を重ねます。「早く足場を高くしたい(カッコがいいから?)」という気持ちもわからないことはありませんが、ここで一気に足場を上にあげると、倒れた際にケガをする恐れが大きくなるのです。前に倒れてしっかりと足の裏側を地面につける、これを身につけ、低い位置で十分歩けるようになってから足場をあげたければ、あげればいいわけなのですね。最終目標は『そら組全員が竹馬に乗ることが好きになる』です。午後、朝の計画で残った『底石磨き』をしていると、ほし組(3歳児)のこどもたちが寄ってきて、「〇〇もやってみたい!」と言うのです。私は内心「やった、この気持ち(意欲)いいなあ!」と喜んだのですが、「待てよ、ここは学びを増やそう」と考え、「今度、そら組はな組のお姉ちゃんお兄ちゃんにやり方教えてもらおうね」と伝えて、その場は一旦納めました。何故石磨き(ドロ掃除)をするのかも含め、先輩から伝えていき、一緒に作業ができればいいなあ。
5月21日(水曜日) 市立学校園ならではの
今朝は日差しはないものの、蒸し暑さを感じました。今日も先に各部屋を開けて風を通そうとしましたが、昨日以上に風がなかったので、前後の変化を感じませんでした。職員朝礼が終わったあと、プランターや植木鉢の『花』のみ水やりをしました。『サツマイモ』は、もう雨のみで水やりをしないほうがよいと教えてもらったし、そもそも畑に植えている野菜は、すべてそうすべき(雨のみで水やりしない)ものらしいのです。今日は『にこにこ広場』(0〜2歳児広場)が開催されました。今年度の初回でした。人数こそ多くはありませんが、楽しく過ごしてくれたようです。昨年度もそうでしたが、回数が進むにつれて、どんどん仲間が増えてきて、更ににぎやかになってくることでしょう。知り合いやご近所に小さなこどもさんがおられたら、ぜひ保護者の方にお知らせくださいね。一緒に誘い合わせてきていただくのもいいですね。私の方は、午前中出張が入っていました。第二中・第三中学校区校園長会です。校区の市立幼・小・中の校園長が集まり、各校園の様子や課題などを出し合う中で、より連携を深めようと論議する場です。これもまた市立学校園ならではのもので、12カ年に渡りこどもたちを育んでいく体制づくりにも役立っています。今日は今年度初回の会合だったので、新年度が始まっての様子が話題の中心となりました。園に戻ってくると、ちょうど『降園時の集会』が行われていました。回を重ねるごとにしっかりと司会(そら組(5歳児)の当番の子)の話しを聴けるようになってきています。「じぶんの話を聞いて欲しかったら、仲間や先生の話も聞けるようになろう」実際に実践する中で、聞く力もつけていきます。
5月20日(火曜日) 『にしこおり』楽しみ続々
今朝は、さすがに暑さを感じ、車の窓を全開にして登園しました。ただ、毎朝聴いているFMのクラシック曲が『威風堂々』(卒業式の入退場によく使われる)で、有名な中間部にいくまでは、比較的静かな調べが続くため、この部分の時は窓を閉めて聴き取れるようにしていました。園につくと、今日は先に各部屋の窓を開けて、風を通します。弱い風が時折吹くだけでしたが、それでも全部開けて、最初に開けたところに戻ってくると、違いがわかりました。また、今日も朝早くから校務員チームさんが来てくれて『園庭遊具』設置工事を行ってくれています。こどもたちにも保護者のみなさんにも完成までは、できるだけ見せないようにして驚かせてやろうと考えていたのですが、それは難しい(見せないとなると、本格的な建設現場のように擁壁やシートで覆う必要がある)ので、逆に出来上がっていくところを毎日予想して楽しんでもらうことにしました。「ログハウスや!」こどもたちは、以前あったものと比べているようです。昨日までに棟上げができて、今日は屋根をつくってもらっています。園庭の自然にうまく溶け込むようにと、できるだけ木材を使ってもらっています。金属やプラスチックにはない、木のぬくもりや優しさを感じてくれたら嬉しいなあ。今日も10時から遊戯室にて『集会活動』を行いました。保育参観(春のつどい)を錦郡小学校の体育館で行うこともあり、なおかつこの日差しと暑さを考慮して、室内で行っています。もちろん外での『自由遊び』『栽培活動』も行っていますが、短い時間で集中して行うようにしています。水筒の他に、園置きにペットボトルのお茶や水を2本用意してもらっているのですが、今日は、「ペットボトル2本めや!」という子もいました。こまめに飲水するように『飲水タイム』を設けるとともに、寒冷紗やテントも設置して日陰も多くつくっています。私も、朝から水やりをしながら少し涼んでおりましたが、日中はさすがに暑く、職員室にて事務作業をしておりました。給食後には、さらに新しい遊具をつくる?ための参考にと、市内公共施設から『ある物』を借りてきました。お楽しみに。また、富田林市民の方よりお便りをいただきました。この手紙も本園と一緒に新しいことができそうな予感をさせるものです。『にしこおり』ますます楽しみが増えますね。
5月19日(月曜日) さすがは『にしこおりっ子』です
今朝は、少しだけ早く登園しました。昨日は水やりをしなかったので、『野菜』は大丈夫だけど、『花』の様子が気になっていたからです。さっそく『パンジー』の水やり開始。ここは、ホースによる水まきはご法度で、ジョウロで優しく水やりをします。プランター、植木鉢、地植えと園内いたるところにあるので、大きめのジョウロでも水道と4往復します。そうそう、南門(正門)の外の花壇も、いまは『パンジー』の花が咲き誇っているので、忘れずに水やりします。園児が登園し、そら組(5歳児)のこどもたちがさっそく自分の『花』『野菜苗』に水やりをしています。「花、咲いてる!」何の花かわかりませんが、その変化を見つけ喜んでいる姿、とてもいいですねえ!さすがは『にしこおりっ子』ですね。ほし組(3歳児)のある子が、金曜日に借りた園持ちの体操服を返しに職員室に来ました。「体操服返しに来ました!」しっかりと伝えてくれました。「わかりました。」私も思わず背筋を伸ばして返事しました。「こういう時は、〇〇くんも園長先生も・・・」と話している途中で、もう次のことをするために部屋に帰っていきました。「『ありがとう』って言えたらいいね」と言いたかったのですが・・・。しかし、自分できちんと持ってきて、何をしに来たのかちゃんと伝えられる3歳児、もう『生きる力』がついています。こうやって、どんどん自分でやっていけるように、保護者のみなさんとともに、こどもたちを育てていきますね。午後には、はな組(4歳児)のこどもたちは、『いちご狩り』をしました。裏まで真っ赤ないちごをそら組(5歳児)ほし組(3歳児)の分までたくさん収穫しました。今回分は冷凍して後日みんなでいただきます。 一生けん命とってくれてありがとう。午前中にも、そら組(5歳児)はな組(4歳児)で、『ソラマメ』を収穫しました。今年は大豊作でしかも粒も大きくきれいでした。こちらは、本日少しずつ分けて家に持って帰ってもらう分と、園で会食をするときの材料にする分とに分けました。スーパー等で購入すれば全部で3,000円以上すると思われます。すごいですね!
5月18日(日曜日) 穏やかに
今日は、早めに昼食をとって、12時50分に登園。園内穏やかな時が流れています。こどもたちが植えた『夏野菜』の苗も順調に大きくなっています。先日種まきをした『ポップコーン』もいくつか芽を出してきました。昨日の雨のおかげで、今日も水やりはしなくてよさそうです。後で、園内を一周して確認しておきます。さあ、少し事務仕事をしてから、降園します。明日も元気に登園してね!待ってま〜す!!
5月17日(土曜日) 新しい仲間が
今日は風雨もあって16時に登園。園内はいくつかの掲示物が風で外れていた(ここまでは予想できなかった!)ものの、それ以外は平穏でした。『サツマイモ』は、すべて新芽を出し、現時点では根つき率100%です。引き続き見守っていきましょう。ビオトープ池の水もあふれることなく、問題ありませんでした。また、池に『子メダカ』を確認することができました。新しい仲間が増えましたね。
5月16日(金曜日) 週末の出来事から教育について考える
今日は、朝から曇っています。天気も下り坂で、土日は風も強く、降水量も多いとの予報もでていることから、職員朝礼では、本日夕刻に園内(特に掲示板等)を周り、外せるものや部屋に入れておけるものがあれば、対応することを確認しました。今週は、月曜日の遠足(この日はちょうどいい気温)から始まり、火曜日からはたいへん暑くなったこともあり、個人差はあるものの、やや疲れているようです。そこで、今日は少しペースを落として生活しました。ほし組(3歳児)では、大きな模造紙にクレパスで『ぐるぐる描き』をしました。大小さまざまな形やたくさんの色の模様ができました。見ていると、自分の好きな色があったり、ものの捉え方がひとりひとり違ったり、なかなか面白いものでした。いつも言いますが、この時期(幼児期)のこどもたちを『型にはめる』ことは、全くナンセンスです。本人が好きなように(主体性を持って)描いたり、「これは○○やねん」と仲間や先生に伝えたりするという体験こそが大切で、こういうことの積み重ねが、小学校での生活や学習につながっていきます。今日は、2年生の生活科の授業(5時間め)を、本園の先生2名が参観させていただきましたが、授業内容と幼稚園での活動の繋がり具合、また本園卒園児の様子から見た幼稚園での生活が生かされているところなど、随分参考になることがあったと喜んで帰ってきました。5月の園だよりにも書きましたが、『にしこおり』幼小一貫教育を進めるにあたっては、保護者や地域の方々のこの辺りの理解が必要不可欠です。こどもたちの豊かな感性や生きる力をしっかり育てていくための筋道を創っていける唯一の教育機関が、公立幼稚園と公立小学校であるということを、もっともっと知っていただけるよう努力していきます。話をもとに戻して、今日も『集会活動』をみんなで行いました。そのあと、そら組(5歳児)はな組(4歳児)は園庭に出て、はな組は『かけっこ』そら組は『リレー』を、お互いが参観・応援する中で行いました。ここでも、「自分が応援して欲しかったら、仲間もしっかりと応援する」ということが実践されていました。給食前に、今日もまた裏の溝で『どじょう』を獲って、バケツに入れてそら組前に置いておきました。バケツを覗き込んだこどもから「また『ドジョウ』いてるで」と驚きの声があがります。「昨日ビオトープに放したのに、どうしてまたここにいるの?」と、不思議がる子もいました。「園長先生が昨日の『ドジョウ』をビオトープから獲ってきたの?」と私に聞いてくる子もいました。「給食のあとで考えようか」と伝えました。給食後に再びバケツを見たこどもたちが「あれっ、『ドジョウ』2人おるよ!」とつぶやき出しました。「わかった、赤ちゃん生まれたんや!」ほんわかした空気が流れました。「それは、ないわ」なかなか冷静な子もいましす。またまた不思議なことが増えました。「何でやろなあ?不思議やなあ?」こどもたちの輪に入っていって、私が悩みの相談をしました。「う〜ん」みんなで考え込みました。答えはあるのですが、あえて言わずに一緒に悩み考える、これもまた教育ですね。明日(来週)に繋がることでしょう。
5月15日(木曜日) 環境教育を生活の中へ
今日は、日差しこそ抑えられますが、蒸し暑くなるとの予報が出ていました。こういう時は、野菜よりも花、それも地植えのものよりプランターのものが危ないので、登園後、各部屋を開けた後、すぐに園庭へ出て、プランターの花(今は『パンジー』)の水やりから始めました。何度か水道と各プランターを往復して、ジョウロで水をあげました。面白いもので、水をあげて10分ほど過ぎると、茎や葉っぱがしゃきっとし、花はその色を増して鮮やかになってきました。たっぷりと水をあげるのがポイントですね。ビオトープ池の水は一晩かけて少しずつ補水しているおかげで、昨日の帰りと同じ水位を保っています。朝、タンク一杯に水を張ると、夕方まで空になり、また夕方に満タンにして降園するといったリズムです。さて今日は、一昨日、私が溝で捕獲した『ドジョウ』について、どうするのがいいのか、昨日出来なかった話し合いをそら組(5歳児)で行いました。話し合った結果を、代表の子が私に伝えに来てくれました。「大きな家にいれてあげるか、ビオトープに放すかに決まりました!」一緒にそら組の部屋に戻って確認すると、こどもたちが「違うよ!」と言います。ある子は「錦郡小学校の池に入れるんやで」といい、これがまた「違うよ!」となって、結局は、「ビオトープに放す」という結論となっていたようでした。給食(『給食の様子』をご覧ください)後、みんなで放すところを見ました。池に放すのもいいのですが、すぐに底に行ってしまって見えなくなることが予測されるので、ビオトープ川にかかるウッドデッキ前の橋から放すことにしました。橋の上、両岸と3方向にこどもたちがしゃがみ、ちょうど真ん中あたりに『子ドジョウ』を放しました。池ほどではないだろうけれども、すぐに泥の中に潜ってしまうと思っていたのですが、環境の変化に驚いたのか、しばらくは石の上や隙間に入って、少しずつ進んでいましたので、こどもたちはゆっくりと観察することができました。その後、こどもたちが「また会おうね!」とお別れの挨拶をして別の場所へ離れていき、私だけがそのまま残って観察を続けたところ、2〜3分で、意を決してウッドデッキ前の橋の下へ泳いでいき、姿が見えなくなりました。一匹の『子ドジョウ』が、こどもたちの学びを深めてくれる、またまた『にしこおり』ならではの環境教育ができました。なお、今日は10時から遊戯室にて『集会活動』を行いました。今週は月曜日から遠足だった影響か、少しバテ気味のこどもたちが見受けられます。こどもたちの中には「もっと遊びたい」という子もいますが、こどもたちの園での様子を職員からお聞きいただいた上で、保護者のみなさんの適切な判断をよろしくお願いいたします。
5月14日(水曜日) 次に向かって
昨日の夕方、幼稚園の敷地内南側を流れている溝(田畑の用水路)で『ドジョウ』を捕まえました。実は、ここに毎年『ドジョウ』が流れてきて一時期を過ごすのです。昨年は、現在小学校1年生(当時は、そら組(5歳児))のこどもたちと、ドジョウすくいをやったのですが、捕まえることができず、残念がっていた様子が脳裏に焼き付いています。で、今年も先週から”初物”をゲットしようと、虫採り網でチャレンジしていたのですが、近づいただけで、泥の中へ潜るのです。何せ逃げ足(逃げクネクネ)が速いのです。昨夕も駄目だろうと思って溝へいったところ、「もう私だけでもこどもたちに見せてあげよう」と思った?優しい『子ドジョウ』が、じっとしています。「明日の朝、こどもたちに見せてあげたいねん」という園長の気持ちを汲んで、差し出した網の中に自分から入ってきてくれたのです。さっそく、バケツを用意し、ビオトープ池の水を汲んで、ここに入れました。『ゆったりクラブ』(預かり保育)を終えた、お帰り最後の子のみが間に合って、その『子ドジョウ』を見てもらいました。一昨年前『ビオトープ大作戦』を行った際、川と池から17匹の『ドジョウ』が見つかりました。その『ドジョウ』たちは、更に以前に、先程と同じ溝から10匹捕まえて池に放したもので、7匹増えているということは、こどもが生まれたということなのでしょうね。いずれにしても、昨夕の『子ドジョウ』とは、同じ種類で同じ場所にいたということから、何らかの繋がりがあるようです。で、今朝、そら組(5歳児)では、昨夕一足先に見た子の解説で、みんなで観察しました。もとの溝に返すか、ビオトープ池に放すか、それとも別の方法を考えるか、本日話し合いが行われます。そうそう職員室前の水槽にいる『ドジョウ』も同じ仲間で、こちらは『池のドジョウ』は滅多に見れないため、観察用として置いています。さて、そのあとは、31日の土曜参観(春のつどい)に向けて、園庭で『たいそう』や『かけっこ』の練習をしました。昨日から練習を始め、外でやるのは今日が初めてでしたが、そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、昨年度までの経験をうまく生かしていました。驚いたのは、ほし組(3歳児)のこどもたちでした。しっかりと先生の説明を聴き、音楽に合わせて『たいそう』したり、全力で『かけっこ』したりしていました。思わず「やるなあ!」と声が出たくらいです。うまくできなくて当然ですが、「やってみよう!」という気持ちがひしひしと伝わってきました。空には、『ひこうき雲』が数本あって、こどもたちはこれにも喜んでいました。今日も、校務員チームさんが来てくれました。すてきな机をつくっていただいたお礼を、こどもたちと一緒にしました。今日は、園庭にて、新しい遊具をつくるための基礎工事を行っていただいています。こどもたちも大人も、次に向かって動いています。
5月13日(火曜日) 体も心も育ってきたね 〜遠足明けでも〜
遠足明けの今日、欠席等の電話が鳴らないか心配して7時20分登園。今日はとても暑くなるとの予報もあって、まずは朝から保育室及び遊戯室の窓を開けて、風を通すことから始めました。園舎の用意が出来たら園庭へ。まずは『サツマイモ』、今年はすべての苗から新芽が出て順調に育っています。満点!です。先日こどもたちが植えた野菜については、少しずつ根が張ってきたのでしょう。葉にも勢いが出てきています。しばらくは水やりをしっかりやって(といっても、こどもたちの『ぞうさんじょうろ』ですから、水量はそれほど多くない)いきます。ただし、トマトについては、伸びが確認してきたら水はやらなくてよいとのことなので、水やりは止めます。そして種まきをした花については、『百日草』『マリーゴールド』などは芽が出て、とりわけ『マリーゴールド』の一つには、つぼみもついています。こちらも順調です。ビオトープでは、『ヤゴ』の脱皮は終了しましたが、『ヤマトヌマエビ』は、ものすごく数が増え、(人間の)気配を感じると、さっと素早く石の下や隙間、泥の中へ潜っていきます。『メダカ』は、お腹が膨れている個体が増えてきました。おそらく卵を抱えているのでしょう。産卵期間は、春から秋にかけてと結構長いのですが、すでに『子メダカ』が、池の縁をよく見たら、一匹泳いでおりました。と、ここまで職員朝礼までに済ませ、朝礼後は、『フジ』棚のツルを脚立に登って刈りました。昨年度、『防犯カメラ』にツルが絡まり難儀したことが教訓となっています。さて、このころからこどもたちが元気に登園してきて、結局、昨日遠足に参加したこどもたち全員が揃いました。もちろん電話は鳴らずでした。「今日は、こどもたちの様子をいつも以上によく観察し、水分補給や休憩も十分にとっていこう」と職員間で確認して保育にあたりましたが、私達の心配以上に、こどもたちは元気でした。もちろん、水分補給や休憩も十分にとった一日となりました。さらに、そら組(5歳児)のこどもたちが成長を気にしていた『子ツバメ』ですが、昨夜か今朝、無事巣立ちをしたようで、巣の中はすっからかんとなっていました。こどもたちは、これまでビデオ撮影したもの、空っぽになった巣の写真などを鑑賞しました。もうどこかに行ってしまって『ツバメ』の姿はないのですが、「また来てね。」空に向かってこどもたちが呼びかけていました。給食は、ほし組(3歳児)がはじめてのパンでした。(日々の給食のメニューや食事の様子は、新着情報『令和7年度 給食の様子(毎日更新中)』のサイトからご覧ください) 午後からは内科検診がありました。全員てきぱきとやっていて、泣く子はいませんでしたよ。また、校務員チームさんが、夏の風物詩のひとつ『寒冷紗』を張ってくださいました。これから日差しがきつくなってくるので、園庭遊びでの休憩・待機場として、またプールの日除けとして活用します。今日は、いつもどおり14時降園が少なく、15時まで『あっぷるタイム』(無償預かり保育)を過ごしてから降園するこどもたちが多かったのですが、普段ならこのあと16時まで園庭開放で遊んでから帰る子たちも、さすがに大事をとられたようで、多くのこどもたちが少しだけ遊んで早々に降園されました。個人差があるので、一概には言えませんが、うまく休息をとりながら、今年度の夏を乗り越えていきましょう。
5月12日(月曜日) 『月曜日お出かけ大作戦』大成功!
天気予報は、金曜日の段階で、日曜日(昨日)の夜から月曜日(今日)の明け方まで雨となっていましたが、この時点で「月曜日(今日)の登園段階で、雨が降っていなければ決行」と決めていました。そして、今朝起きた段階で、外を見て「いける」天気予報を見て「絶対いける」と確信しました。こどもたちは、いつもより早めに登園。みんな楽しみにしていたのでニコニコです。富田林市立幼稚園マイクロバスのスマイル号ピンク、スマイル号ブルーとも9時前に幼稚園に到着、どちらも輝いて見えています。「ピンクがいい」「ブルーの方がいい」さすがはスマイル号どちらも人気者です。実は今年度、ある作戦を立てました。それは『月曜日お出かけ大作戦』です。どういうことかというと、遠足など園外保育(学校なら校外学習)は、通常週末(金曜日)が多いのです。これは、次の日からお休み(土日)となるので、疲れを取りやすいというメリットがあることに基づいています。しかしながら、どの学校園も同じように考えるので、バスを押さえるのに苦労したり、遠足先の公園や施設は、どこもこどもたちであふれかえり、遊具等は長い順番待ちとなったり、昼食スペースが取れなかったりでなかなかたいへんなのです。というわけで、今年度の『にしこおり』幼稚園園外保育は、主に月曜日にしたのです。今日は、石川河川公園(羽曳野市)に行ったのですが、遊具はすべて貸し切り状態、待ち時間なしで、こどもたちは思う存分楽しんでいました。昼食も広いウッドデッキでゆっくりいただきました。ほし組(3歳児)は、初めての遠足でしたが、予想を遥かに超えてよく動いて遊んでいました。これも日頃の遊びの中で、少しずつ体力をつけてきた結果でしょう。また、今年度のほし組は、徒歩で登降園している子が多いということもいい意味で影響しているのでしょう。お天気も曇り空だったのが、11時ごろから日が差してきて、昼食時には、ポカポカしてきました。でも暑くはなく、心地よい風も吹いて、最高のコンディション!でした。ちなみに明日からは、かなり気温があがるという予報で「今日でよかった!」と、帰ってきてからも職員同士で喜びあっていました。こどもたちも職員のみなさんも、明日も元気に登園してね!
5月11日(日曜日) いいお天気に心も喜ぶ
今日は9時30分に登園。とてもいいお天気、しかもいまのところ暑くもなくいい感じです。『ビオトープ』の水位も安定しています。覗き込むと「ポチャン!」これ何の音かわかりますか? そう、「ポチャン!」といえば『カエル』が池に跳び込んだ音ですね。”古池や 蛙飛び込む 水の音” と詠われたその音です。面白いなあ。そして、心が和みます。『子ツバメ』が元気に歌を歌っています。これを音であらわすと、「チチチチチ」かな。どんどん成長しているようで、『親ツバメ』が何度も巣と餌場を往復しています。のどかな風景です。こんな素晴らしい自然や生きものを、いつまでも残していく、これこそが人間が生き延びていく唯一の方策だと考えています。このあとは、ビオトープや野菜、花に水やりをして11時には降園する予定で動きます。なお、明日はこどもたちがとても楽しみにしている春の遠足です。おにぎり弁当等準備をよろしくお願いします。
5月10日(土曜日) お休みでも、ネタは盛りだくさん!
13時に登園。昨夜の雨の影響がないか、まずは畑や植木鉢、ビオトープと園内を一回りしました。結果は異常なし!それどころか、『サツマイモ』がぐんと芽を伸ばしたことを筆頭に、花も緑も一段と色味を増していました。ビオトープ池は、雨で溢れているのではと思っていましたが、朝から気温が上がったこともあってか、やや水位が低下していました。先程は『ツバメ』の巣を見上げましたが、こちらは『子ツバメ』が、巣の外にくちばしを出している姿を確認することができました。昨夕帰宅時には、恐ろしい数の『カラス』がいて、園庭を伺っていました。最近は、色づき始めた『イチゴ』を狙っているようで、昨日も2つかじられた跡がありました。今日は、どこに行ったのか全くその姿はありません。これも自然の不思議ですね。さて、昨日『錦寿荘』にて、『錦寿いきいきクラブ』(錦織地区老人クラブの名称)のみなさんと、今年度の世代間交流(本園こどもたちとの交流会)の日程打ち合わせをおこないました。今年度も、年間3回(6月、10月、1月)の交流会の実施が決定しました。クラブのみなさんからお誘いをいただいて始まった交流会で、内容もゲストもすべて用意していただいています。よくお話させていただく『ななめの関係』(地域の先輩方とこどもたちとの関係)を、築いていただいていて、本当にありがたいことですし、地域から声をあげていただいたことも嬉しく思っております。今後とも地域の幼稚園として盛り上げていただければ幸いです。打ち合わせを終えたあと、私から幼稚園にある『にしこおり柿』と、昨夏幼稚園に姿を見せた『ミヤマアカネ』について、説明をさせていただきました。たいへん興味関心をもって聞いてくださいました。「ぜひ、本園にも遊びにきていただき、『にしこおり柿』と、運が良ければ『ミヤマアカネ』を、そして、元気に過ごしている園児たちの様子を見てやってください」とお願いしました。本園もまた『錦寿荘』と同様に、地域のみなさんの憩いの場、集いの場になればいいなあと考えております。お茶ぐらいは出せるかな?(笑)。今後ともよろしくお願いいたします。14時、気温は26℃となっています。もう一回、園庭を一回りして降園いたします。
5月9日(金曜日) 雨が降る前に 〜今日も自然の中で生きています〜
今朝も、午後からの雨の対策準備をしなくてはと、昨日同様に7時15分登園。ところが、「雨だから外周り(水やり等)はしなくていい」と何故か思い込み、『サツマイモ』も見に行かずに、のんびり各部屋を開けに回っておりました。一段落ついた時、いやいやまだ雨降ってないから水やりは必要だし、昨日植えた野菜の苗(プランターや植木鉢)を雨の当たらないところに避難させなければならないしと気づき、大慌てで作業しました。まずは『サツマイモ』の苗ですが、今年は今のところすべての苗が生きています。植え付けを早くし、焼け枯れを防ごうと考えたのですが、まずは作戦成功という感じです。次に、野菜苗の移動は、大きなプランターのみ私が動かしました。小さなものは、そら組(5歳児)はな組(4歳児)のこどもたちが職員と一緒に、登園後に動かすこととなりました。こどもたちが揃ったので、さっそく作業開始です。カーポートの屋根の下に運ぶことと、補助棒を立てること、そして水やりを同時進行でいきました。なかなかの力仕事でしたが、一生けん命やってくれました。ほし組(3歳児)は、自分の植木鉢(花の種を蒔きました)に水やりをしました。私は、園務員さんと一緒に『小麦』畑のネットの補強をしました。最近、『スズメ』が麦の穂を狙って、ネットの微妙な隙間から中に侵入し、食べ散らかすという事件?が起こっていて、かなりの被害が出ているので、万全を期しての作業となりました。さて今日は、錦郡小学校が遠足(大阪関西万博)のため、給食がストップとなっていましたので、『にしこおり会食』となりました。園で育てた野菜もたくさん入った豪華メニュー(詳細は、新着情報『給食の様子』よりご覧ください)で、こどもたちも大喜び。ニコニコ、モグモグ、おかわりもたくさんしていましたよ。外では雨が降り出してきたので、残念ながら昼食後は園庭に出て遊ぶことができませんでした。私の午後は、砂場を耕すことからはじめました。一気にはできないので、こういった隙間の時間を使って少しずつやっています。小さなこどもたちでも、砂の上に乗って遊んでいると、重みで砂が沈んでいく(固まる)のですよね。耕すといっても、何かを植えるわけではないのですが、こどもたちの遊び(=学び)を作っているといったところでしょうか。作業中に、はな組のお部屋から先生とこどもたちのやりとりが聞こえてきました。「わははははっ」こどもたちが大笑い。この理由はわからなかったのですが、「月曜日は、遠足に行きます!」と先生が言うと、間髪入れずに「やったあ!!」、椅子に座っているものの全身で踊っていました。幼稚園も大好き、遠足も大好き、すてきなこどもたちです。お天気の神様、月曜日は雨だけはやめてね! 降園時には、校務員チームさんが来園。次の『こどもたちへのプレゼント』を創るための下見です。園庭のどこかがすてきなコーナーになります。これもお楽しみに!
5月8日(木曜日) 大阪大谷大学のみなさんと 〜『連携てんこ盛り』〜
今朝は、肌寒かったですがよく晴れて気持ちよかったですね。朝の情報番組によると、高野山の今朝の気温が0℃台とのこと。さすがにそこまでの冷え込みはなさそうですが、『にしこおり』でも、ひと桁台になった模様です。いつもより早く家を出ました。とは言っても15分早いだけでしたが・・・。それでも、車は全く混まずに7時15分に登園。職員室を開けてからは、いつものパターンではなく、真っ先に『サツマイモ』の苗の様子を見にいきました。「よっしゃ!」ほとんどの苗から新芽が出てきていました。『サツマイモ』は、この新芽が葉としてしっかりするまで、水やりを欠かさないことが大切だと、お隣りの畑を持たれている方から教えていただきました。『にしこおり』には、学ぶべきものがてんこ盛りあります。教えをしっかりと守っていきます。秋にこどもたちが笑顔で芋掘りする姿を想い浮かべながら。さて、今日は、大阪大谷大学の先生や学生さんたちが多数訪問してくださいました。まずは、9時30分から、A先生と学生さん3名が、こどもたちと一緒に、『エンドウマメ』の最後の収穫と後片付け、『キュウリ』『トマト』『ナス』などの野菜の苗の植え付けを行っていただきました。さすがは自然環境コースで学ばれている学生さん、『やる気』も動きもよかったですよ。13時からは、別の学生さん3名が、6月に行う教育実習の打ち合わせに来られました。本園が「大学に近い(徒歩1分!)」という立地条件の他に、「本園の教育内容が優れていてとても勉強になる」という理由で、毎年たくさんの希望者があり、できる限りたくさんの学生さんを受け入れていきたいのですが、きちんとした実習を保障するためには3名が限度ということでお願いしています。3名とも『やる気』十分でした。6月が楽しみです。14時からは、定期的に来ていただいているB先生の『読み聞かせ』です。こどもたちもおはなしに引き込まれていきます。私達職員も入れ替わりのぞかせてもらっていて、学びの場も提供していただいています。ありがとうございます。あと、『ツバメ』さんに少々困った問題が発生しています。自然界のことなので仕方がないことなのですが、『ツバメ』の巣もしくはヒナを狙って、『別のツバメ』がちょっかい?をかけだしたのです。今のところは、『親ツバメ』2羽が協力して、『別のツバメ』1羽をうまく追い払っているのですが、何度もアタックをかけて来ています。最悪の事態だけは避けてほしいのですが・・・。無事に巣立っていくのを祈るばかりです。
5月7日(水曜日) 連休があけて
「さあ、こどもたちに会えるぞ!」とても張り切って7時20分に登園。さっそく各部屋を開けて、風を通しました。園庭やビオトープにも変わった様子はありません。『ツバメ』も、こどもたちに一生けん命餌を運んでいます。それにしても、あの狭いところを危険を顧みず器用に往来する親ツバメの愛情に感動するばかりです。こどもたちが次々に登園してきます。『おはようございます!』園が一気に明るくなりました。『ピコリ〜ン!』楽しそうに声をかけている園児もいます。さて、本日は『耳鼻科検診』がありました。そら組(5歳児)はな組(4歳児)は何度も各種検診を経験しているので、すごくスムーズに行うことができ、お医者さんに「おはようございます」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と、みんなで声を揃えてご挨拶することも忘れずにすることができました。「みんな、いい子ですね」と褒めていただきました。最後に、ほし組(3歳児)です。いやがって時間がかかるかもしれないので、後にしていたのです。みんなで静かに階段をあがり、遊戯室へ。こちらの心配をよそに、誰も泣かずにあっという間に検診終了。もちろん泣いてもいいんだけれど・・・。「みんな、泣かなかったね。偉かったねえ。」と言うと、「〇〇、泣かなかったよ!」とアピールする子、黙って何度もうなずいている子、ニコニコしている子・・・。みんな、イキイキしているのがとてもいいなあ。このあと、そら組はな組は、園庭に出て、『大発見!』(5月5日分参照)の『にしこおり柿』の発芽の様子を観察しました。「芽の出ているもの、出ていないもの、どこが違うんだろうか?」と、発芽条件を考える中で、土のかぶり方や日のあたり方にも興味感心を寄せるこどもたちでした。また、園庭の植え込みの『いちご』が、赤い実をたくさんつけたので、みんなで収穫し、ひとつずつ食べました。まだ若い実や花がたくさんあるので、しばらくは楽しめるでしょう。水曜日なので午前中保育、お帰りは園庭に並びました。当番の子が、「今日は、『イチゴ』を収穫して、みんなで食べました。美味しかったです!」と元気に報告してくれました。心配していた連休疲れもなさそうで、「もうおかえり?まだまだ元気だよ!」と言う子もいました。
5月6日(火曜日・振替休日) 雨も友だち
13時に登園。朝から買い物に出て、家で昼食をとったあと来ました。今日はホームページ等は初めから開かず、雨が降っているので、ビオトープ池の補水栓を閉めました。池のどこかと、滝の中?から、『カエル』の鳴き声が聞こえてきました。よく探したのですが、その姿を見ることはできませんでした。『カエル』にとっては、雨も友だちなのでしょうね。15時に降園。(5月7日に記載しました)
5月5日(月曜日・祝日) 午前中でも・・・そして『大発見』
9時30分に登園、自分の都合もあったのですが、ひょっとして午前中なら繋がるかもと思い、パソコンに向かうもやはりホームページは開かず。今日は、風がやや強く吹いていました。そんな中、昨年度のそら組(5歳児)が『にしこおり柿』の種を黒ポットに入れて、柿の木の下に残しておいてくれたのですが、何と芽が出ているではありませんか!連休中の『大発見』になりました。12時に降園。(5月7日に記載しました)
5月4日(日曜日・祝日) 今日も同じルーティーンで
14時に登園、昨日と同じように行動しました。そして、やはりホームページは開かず。昨日の解釈が確信になりました。『ピコリン』の餌と水替え、受け皿の掃除もしました。『カメコ』に餌もあげました。16時に降園。(5月7日に記載しました)
5月3日(土曜日・祝日) 連休始まる
12時に登園、園庭とビオトープに水やり、畑(サツマイモ)のお世話、ツバメの巣確認、その後ホームページ更新しようと試みるがやはり開かずで、「連休中は市役所全体でシステムを落としているのかな?」と勝手に解釈、自己満足した。15時30分に降園。(5月7日に記載しました)
5月2日(金曜日) 先(さき)んずれば制(せい)す
朝からバタバタしていて、夕方にゆっくり『にしこおり日記』を書こうと考えて一日を過ごしました。「さて、やるか!」と作業に取り掛かろうとしたら、当ホームページを開くことができず、いろいろと考えたり、あちらこちらさわってはみたものの、やはり復旧できずでした。「申し訳ないけれど、明日(5月3日)にしよう」と降園しました。スポーツでも一緒ですが『先制』って大事だなあとあらためて思った次第です。まさか、ここから悪夢が始まるとは、この時全く考えてもいませんでした。(5月7日に記載しました)
5月1日(木曜日) 一所懸命は、嬉しさを引き寄せる
またまた昨日の続きから。実は昨日ついに『ヤゴ』から『トンボ』になる瞬間を生まれて初めて観察することができました。朝から『ヤゴ』が、ビオトープ池の真ん中の草を登っていく姿を見ていました。「この『ヤゴ』は、寝過ごしたのかな」と思って眺めておりました。10時頃、再びビオトープ池を見ると、先程の『ヤゴ』が完全に動きを止めていました。そして「パリッ!」乾いた音がすると同時に、『ヤゴ』の背中(が割れて)から緑色の『トンボ』の頭(眼?)が出てきました。そこからどんどん胴体が出て、逆立ち状態になりました。そこまではじっと観ていたのですが、このあと保育参観とPTA総会があり池から離れていました。再び池にいくと、いつの間にか、頭が上になり胴体、しっぽと下になっていました。けれども羽がありません。まわりにいたこどもたちに向けて「はねがないなあ」とつぶやくと、「まだ『ヤゴ』の(殻の)中に入っているんとちゃうかなあ」と反応がありました。「これから羽が外に出てくるんや」こう言うこどもたちと一緒に引き続き観ていると、何と頭の下(背面)から透明のものが出てきて、スッと伸びていきました。羽が出てきて、伸びが止まるまでわずかに3分間ほどでしたが、こどもたちと一緒に神秘のひとときを過ごすことができました。ここで、再び池から離れました。しばらくして戻ってくると「園長先生、もう空に飛んでいったよ!」との声が。最後まで観たかったけれど、無事飛び立ってよかったです。さて、ここからは今日のお話です。今日はたくさんの嬉しい事がありました。まずは、ほし組(3歳児)のこどもたちが、今日から給食・午後保育を開始したことです。給食は、初めてなので配膳量を通常の3分の1程度にしたのですが、ほとんどの子が完食で、おかわりする子も結構いました。午後からの保育は、やや抑えた活動をしましたが、ぐずる子もなく14時を迎えることができました。まだまだこれからなのですが、まずは初日を終えることができ、ホッとしています。次に、錦郡小学校の先生からお電話をいただきました。入学後1ヶ月経った1年生(本園卒園児たち)の様子と、そこから見える本園教育活動に対してのお気持ちを、直接伝えたいとのことでした。「小1生(本園卒園児)の様子を見ていると、錦郡(にしこおり)幼稚園の先生方が、いかに丁寧にこどもたちのための支援をされているのがよくわかります」その言葉を聞いて、私たち職員一同、本当の意味で『(にしこおり)幼・小一貫教育』が始まったなあ、よかったなあととても温かい気持ちになりました。さまざまな交流や教育活動、交互授業参観などなどをこれまでも行ってきて、今後もますます充実させていく予定ですが、幼小9カ年を見据えた教育活動ができる唯一の教育機関として、その関係をますます深め、地域に支持される市立錦郡幼稚園・錦郡小学校として存在続けていきます。最後に、錦織地区まちづくり協議会の方が、『にしこおり柿』の看板を立てに来園されました。以前より伺ってはいたのですが、先の協議会の方々のご尽力により、本園及び錦郡小学校、大阪大谷大学、錦織公園の4ヶ所に、『にしこおり柿』を寄贈されたもので、あらためてそのことを書かれた看板を立てに来られたのでした。合わせて、冊子『錦織の歴史と文化 つむぐ』第3号、第4号を寄贈いただきました。しっかりと読ませていただきます。ありがとうございました。
4月30日(水曜日) 『あい』さんさん『にしこおり』
昨日の続きから。昨日の降園時、最後にもう一度『ツバメ』の巣を見ると、親ツバメがいて、しっかり卵を抱いていました。よかったよかった! ということで、気持ちよく今朝を迎え、7時30分に登園しました。早速、ツバメの巣を見ましたが、親ツバメはお留守でした。このあたりのタイミングはよくわからないのですが、餌場と行き来しているのでしょうね。それから、園内の花及びビオトープ周りの水やりをしました。野菜については、あまり水をやらないほうがいいので、こどもたちの水やりのみにしていきますね。もちろん職員のバックアップ(管理等)は適宜やっていきます。8時30分、職員打ち合わせが終わると同時に、「おはようございます」こどもたちの元気な声が園庭に響きました。こちらも一気に元気が出てくる瞬間です。今日は保育参観とPTA総会があります。さわやかなお天気でよかったです。そら組(5歳児)では、竹馬をつくるのですが、最後のネジ締めに使う「工具をお持ちの方は持ってきてください」との呼びかけに、登園時に「いっぱい集めて持ってきました」と工具箱を抱えて来てくださった保護者の方がおられました。『にしこおり』は、このような支えあい、協力しあい、たくさんの『あい(=愛)』に包まれていることを強く感じました。今日の保育参観では、こどもたちの園での様子を観ていただくとともに、親子のふれあいの時間も設け、一緒に活動をしていただく予定です。なお、私は午後から出張が入っている関係で、この続きは明日の『にしこおり日記』でふれたいと思います。よろしくお願いします。
4月29日(火曜日) 大丈夫なことも、心配なことも
今日は祝日(昭和の日)のため、幼稚園はお休みです。ビオトープ池の水位、ツバメの巣、水道メーターなどを確認するため、9時30分に登園しました。昨日の雨のため、補水タンクは閉栓して降園しました。先程池の水位を見たところ、昨日の降園時と同じでした。ということは、自然に減った水量と降雨のために増えた水量が同程度だったということがわかります。この読みはなかなか難しいのですが、毎日変化する状況を観察することによって、精度を高めていっています。次に、ツバメの巣ですが、下から見ても親ツバメがいないことがわかりました。そこで、脚立の上に乗って、そっとスマホを差し入れ写真をとったところ、卵が5個ちゃんとありました。たぶん親は捕食にいったのかな?そのうち帰って来るでしょう。最後に水道メーターは、毎週1回、降園時に測り、翌日の登園時にも測り、その差を読み取るのですが、漏水がないかの確認もできますし、蛇口の閉め忘れなどが原因で差が生じることもあります。毎日、降園時には、すべての蛇口が閉まっているか確認していますが、これからも確実に点検して無駄がないようにしていきます。ここで、もう一度ツバメの巣を見に行きましたが、親ツバメはいませんでした。しばらく別のことをして、帰りに再度見ようと思います。
4月28日(月曜日) ナイス・タイミングあれこれ
今朝は、曇り空の中を7時35分に登園、早速両方の門を開け、ビオトープ滝の流れを確認し、川に沿って歩き、池に到着。「何だ?!」ここのところよく話題にする『ヤゴ』であることは、すぐに判ったのですが、めちゃくちゃ大きいのです。橋のたもとからよく観ると、「えっ!」まるで”親亀の上の子亀”のように、2匹の『ヤゴ』が上下に重なっていて、これが1匹のように見えていたのでした。続いて、左トイレの入口ドアに、これまた、なかなか大きな『ガ』がとまっていました。この『ガ』の模様がなんとも不思議なもので、思わず虫かごに入れてこどもたちの登園を待つことにしました。さらにすごいことは続きます。ビオトープ池の後側で、以前里山から頂いた『ノダケ』という名前の植物が、新芽を出して伸びて来ているのを見つけ、別の場所では『アザミ』が葉を広げているのを発見しました。もう朝から私は大興奮でした。そして、嬉しい話もありました。この前、大阪大谷大学の先生に『タケノコ』を頂き、こどもたちが立派な『タケノコ』の絵を描いたのですが、その時「食べたいなあ」という声も上がっていたのです。しかしながら、今回の『タケノコ』は、かなり育っていて食用には硬すぎるであろう事から、料理を断念したのでした。ところが、この話を聞かれた保護者の方が「親戚からもらったから」ということで、金曜日の夕方にわざわざ幼稚園まで『タケノコ』を親子で持ってきてくださったのです。更に、今朝『米ヌカ』も届けてくださいました。みなさんに助けてもらって、今年も『タケノコ』の絵を描くこともでき、『タケノコ』を料理して食べることもできるようになりました。ただただ感謝です。ありがとうございました。 で、今日の午前中は『サツマイモ』の苗をみんなで植えました。そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、昨年までの経験を生かして手際よく作業を進めていきました。ほし組(3歳児)は、はじめてのことなので職員やサポーターの学生さんに助けてもらいました。全部で60本の苗を畑に、そのうちの一部は園務員さんにお願いしてプランターに、それぞれ植えることができました。昨年は、一部焼けて枯れたり、消滅したりしたのですが、今年は十分注意しながらやっていきます。根が付き葉が茂りだしたらもう大丈夫なので、そこまでが勝負ですね。午後は雨が降ってきたので、午前中で作業を終えたことも良かったです。午後は、各部屋で過ごしました。そら・はな組前の水洗場が雨漏りしていることをこどもたちが知らせてくれたので、脚立を登り、とりあえずの応急措置をしました。「やったあ、止まってる。ありがとう!」こどもたちに喜んでもらうのが一番嬉しいですね。お天気になったら、大屋根の樋(とい)を点検してみます。そうそう『ツバメ』のこと、この日記にはわざと書いていなかったのですが、もともとあった巣に、入園式が終わったあたりから偵察に来ていました。やがて頻繁に来るようになって、1羽の『ツバメ』がじっとしていることが増えました。いつも階段下から見上げていたのですが、その1羽がいないときを見計らってカメラを入れると、何と卵が5つも産まれていました。先程の1羽は、親で卵を温めているのでしょう。と、ここまで安定したので、こどもたちに話をしたとのこと。それを聞いて、私もこの日記にあげることにしました。
4月27日(日曜日) 毎日楽しい『にしこおり』
今日も、昨日に引き続き13時登園。朝から職員が『サツマイモ』の苗を買って、園に届けてたと連絡があったので、これも見がてら来たような次第です。まずは、ビオトープ池は、ちょうどタンク一杯分がなくなったというところでした。少しずつ補水していたので、池の水位は増減なし。タンクに再び水を張る間に、職員室へ入り、先程の苗を見せてもらいました。今年も立派な苗が手に入ってよかったです。あとは、ビオトープ川両岸に散水して帰ります。今日も『マル虎』で楽しい一日が終わりますように!なお、明日は午前中に『サツマイモ』の苗を、みんなで植える予定です。午後からは雨の予報が出ていますので、できる限り給食(11時30分)前に作業を終えたいと考えています。明日も楽しみな『にしこおり』です。毎日ひとつチャレンジしよう!
4月26日(土曜日) お休みも『発見、発見、大発見!!』
土曜日で幼稚園はお休み。でも、気になる気になるで13時過ぎ登園。気になる1つめは、ビオトープの水量。やや減っていましたが、これは想定範囲内。で、補水を開始。もう1つの気になるは、この前2日に渡って次々に発見された『ヤゴ』(の抜け殻)。結局全部で9匹。いずれも池の水草に登りました。そのあと全く上がらなくなったので、何やらサインでも出して一斉に『トンボ』になったのかななんて思っておりました。更に2日間は全く上がらずで、「もう、今年は終了やな」と考えていたのですが・・・。「えっ」さっきほど池をぼやっと見ていたら、なにやらキラキラ光るものが目に入ってきました。「あっ」なんと『トンボ』が羽を広げ、ゆっくりと動いている状態でした。下には『ヤゴ』が。今朝、遅めに上がってきて、つい先程、羽化したのでしょう。慌ててスマホを取り出し、写真を、位置を変えて3枚撮ったところで、ふわっと風に乗り空中へ。しばらく漂い、プール前の大きなイチョウの木の上部に止まった(ように見えた)のでした。そこからは、もうわかりませんでした。職員室に入り、図鑑で調べたところ、私の見たものはおそらく『ギンヤンマ』のようです。自然の状態で羽化直後の『ギンヤンマ』が観れてラッキーでした。やはり、いろいろな時間に登園するのもいいものですね。
4月25日(金曜日) 『地域のこどもは地域の幼・小で育つ』
今日は、曇り空の中にも涼しい風が吹く、爽やかな朝でした。そのためか、登園時に園庭を元気に走ってやってくる子が多かったです。これからしばらくは、このように体を動かすのにもいい季節となります。自由遊びの中にも、どんどん運動的な要素を取り入れていきます。さて、自由遊びのあと、そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、園庭で種まきの準備をしました。大きな入れ物に、昨日運んでいただいた土と肥料(油かす)を入れて、スコップで混ぜる作業からスタート。何が始まるのか興味津々のこどもたちです。昨年度は、土をいじることが苦手だったこどもも、1年間ですっかり慣れて、逆に友だちに教えている子もいました。混ぜ終わった土は、植木鉢やプランターに入れました。今日は、ここで一旦終了です。使った道具を倉庫に直すのもテキパキとできました。来週に、花の種を巻きます。はな組は『ミニヒマワリ』、そら組は『フウセンカズラ』 の予定です。花が咲き実がなるまで、しっかりと水やりをしながら観察して、たくさんの大発見をしてもらいたいものです。今日の給食には『野菜スープ』が出ました。具だくさんで体にはとてもいいのですが、こどもたちにとっては中々の難題なのです。さすがに「野菜いやや!」と言うこどもはもういませんが、何人かが困った表情をしていました。もっとも野菜が大好きというこどももいて、そのこどもたちの食べっぷりをみて、自分も食べようと意欲を湧き立てる苦手組もいました。『無言の励まし』も大事ですね。昼食後、お掃除を終えて、いいお天気になったので、園庭にて自由遊びパート2が始まりました。サッカー、リレー、総合遊具、砂場遊びとメンバーも変わりつつ、多くの遊びをしました。途中で、はな組の子が、自分でビオトープ掃除を開始。「たいへんだあ、ドロだらけだあ!」川底の石をブラシでこすります。そら組からも応援に来てくれました。みるみる川底はきれいになっていきました。が、下流の池は、泥水で茶色に濁っていきました。「ちょっと来て!」私はこどもたちを池にあつめました。その次に私が言うまでもなく「うわあ、もうお掃除ストップ!」と、ひとりの子が言いました。こどもたちは、自分(たち)でちゃんと判断できるようにまで成長してきています。また、午後から錦郡小学校では授業参観が開催され、本園職員も一緒に参観させていただきました。途中で在園児の保護者の方(上のこどもさん(本園卒園ではない)が小学生)に会い「どうして先生が(来ているの)?」と尋ねられたとのことでした。幼稚園の先生が小学校に来ているのが不思議だったのでしょう。本園の卒園児の様子を観にいっただけでなく、小学校ではどのような授業や支援がなされているのかを研究し、幼稚園での教育に活かそうとする目的も兼ねての参加なのです。そして、これも『にしこおり幼・小一貫教育』だからこそできることなのです。『地域のこどもは、地域の幼・小で育つ』
4月24日(木曜日) 「くもりだったけど、いまは、はれ」
今日の新聞の星座占い、私は『平凡だけど、何をやってもいい日』。「どういうことや?」と思いながら登園しました。私にとっては、平凡という日は一日たりともないのですが・・・。朝の自由遊びが終わり、それぞれの部屋に。はな組(5歳児)では、さっそく『筍(たけのこ)』のスケッチです。昨日、大阪大谷大学の先生がお見えになり、本物の立派な『筍』を「教材に使ってください」と提供いただきました。実は昨年度、当時園児であった子のお宅の竹林に『筍』を掘りに行かせていただき、教材としてまた食材としてもたくさんの『筍』をいただいたのですが、その子もこの春卒園。今年度は『筍』を見るのは難しいなあと思っていたのです。何という幸運でしょう。おかげさまで今年度も、実物大の立派な『筍』がたくさん生えてきました。こどもたちが描いた『筍』を観てもらうことで、先生へのお礼としようと考えています。しばらくすると、校務員チームさんが、こどもたちが畑やプランターで使う「野菜・花の土」を運んできてくださいました。みんなでお出迎えして「土を運んでくれてありがとうございました」とお礼をいいました。更に先日、コップ入れの棚をきれいに塗り替えてくださったことにも触れ、「棚をきれいに塗り替えてくれてありがとうございました」と重ねてお礼を言いました。さっそく、この土の一部を使って、ほし組(3歳児)のこどもたちが『ホウセンカ』の種を蒔きました。今後も各学年で、あるいは合同で、さまざまな花や野菜の種や苗を植える予定です。花が咲き、実がつくまで日に日に成長していく様子を、こどもたちと一緒に観察し、ともに感動していきたいと考えています。保護者のみなさんもぜひ観てくださいね。日々変化していく様子を観て癒やしのひとときをどうぞ。嬉しい事は続きます。『錦寿いきいきクラブ』(地域の老人クラブの名称です)会長さんよりお電話をいただきました。昨年度同様、「こどもたちとの交流会(年間3回)をやりましょう」ということで、さっそく日程調整をさせていただきました。実は、昨年10月に行った交流会の様子が、富田林市シニアクラブ連合会発行の広報紙『SC富田林』に取り上げられ、縦でも横でもない、地域における『ななめの人間関係』を構築していることが高く評価されました。他地域にもこのような交流が広がっていくことを期待しています。午後からは、学校薬剤師の先生に水質検査をしていただきました。水道水も水道設備も良好ということで、これからプールも含め水を多く使う季節を控え、安心して生活できます。また、あっぷるタイム(14時〜15時の無償延長保育)には、大阪大谷大学の先生(『筍』の先生とはまた違う先生)による『絵本の読み聞かせ』があり、こどもたちだけでなく職員も一緒に、楽しい時間を過ごすことができました。さて、そら組の『今日の当番』のこどもが、私のところへやってきました。今日は、盛りだくさんの一日だったので、お帰り間際の報告となったのです。「きょうは、しがつにじゅうよっかです。」「おてんきは、くもりだったけど、いまは、はれです。」「 (今日はもう終わりなので)あしたがんばることは、きゅうしょくをささっとたべることです。」今日もすてきな一日を過ごすことができました。
4月23日(水曜日) 教え込まずに考えさせる 〜『公立幼・小一貫教育』から〜
今朝は、昨日夜から降った雨がまだ残り、登園時には長靴に傘というこどもたちの姿がみられました。また、同じく雨の影響もあってか、いつもより多少登園が遅くなっているようです。雨の日の風景もまたいいものです。自分の家から幼稚園までの景色も、雨ならではの美しさを感じながら来ているのでしょうね。「今日は歩いてきた、楽しかった!」そう話す、そら組(5歳児)の子もいました。親子でゆったりと朝のひとときを共有することで、親も子も心が潤います。これがお互いの気持ちの安定につながります。続きです。「何が楽しかった?」と尋ねると、「ママと一緒に歩いたから」そして「〇〇ちゃんの家からは、〇〇ちゃんと一緒に歩いて楽しかった」と教えてくれました。次は、ほし組(3歳児)のある男の子の話です。朝の準備を終えて「トイレに行ってきます」と私に教えてくれるので、「もうひとりでできるんだ!」と褒めました。にこっと微笑んでトイレに入っていきます。小便器を前に「ここには、バッタやカマキリはいないね」と言うので、「そうだね、園長先生もトイレでは見たこと無いねえ」と返しました。すると「ぼくの家のトイレにはバッタやカマキリいるよ!」と教えてくれました。「カマキリは、ギザギザがついていて、あれは痛いんだ!」「バッタは、(自分に向かって)跳ぶんだよ」と、ジェスチャーとともに話してくれました。「そうなんだ!いいなあ」お家のトイレには、本物がいるのか、ポスターか何かが貼ってあるのか、あえて尋ねませんでした。朝の自由遊びは、雨で園庭には出られないので、主に廊下で過ごしました。廊下には、トランポリン、輪っか、鉄棒、ハードル(高さ10cm程度)が並びます。自分の好きなものを繰り返しやる子、サーキットトレーニングよろしく順番にやっていく子、うまくいかなくて困っている子、「できた!」と喜んでいる子・・・。職員たちは、声をかけながら、ひとりひとりの様子を観察しています。そして、絶妙のタイミングでポイントのみ支援していきます。まずは、こどもたち自身が『考える』こと、これを大切にしています。決して『教え込まない』、これが鉄則です。教え込まれて育った子は、その時(幼児期)はうまくできても、小学校以降伸び悩む(自分自身で考えることができないため)。このことは、小学校の先生方から聞いているだけでなく、私達自身が小学校へ行き、授業参観や各種の交流に園児とともに参加し、小学生を観察する中で大いに実感しているのです。ここにも公立幼稚園と公立小学校ならではの『公立幼・小一貫教育』の意義と成果が表れています。
4月22日(火曜日) こどもの世界は大人を越えて
今朝は、そら組(5歳児)のこどもたちの登園が全体的に早かったです。特に行事やイベント事はないのですが、「早く幼稚園に行きたい」そういう気持ちが登園を早くさせているのでしょう。たいへん嬉しい事です。さて、早速ですが、昨日の『ヤゴ』の続きの話です。昨日の『ヤゴ』5匹は、すべて採って部屋等に持っていったのですが、今朝、ほぼ同じ場所に2匹の『ヤゴ』(抜け殻)があったのです。昨日の経緯を知っているそら組のこどもたちに「池にまたまた・・・」と伝えると、「『ヤゴ』かっ?!」と、一目散に池までダッシュしていきました。今日は、ほし組(3歳児)のこどもたちに紹介してくれました。また、昨日「『ヤゴ』見たことがない」と話されていたお母さんに、お迎えの時に見せてあげようと用意している子もいました。午前中、まずは自由遊び。先程紹介した登園の早かったそら組のこどもたちを先頭に、朝の用意をしてどんどん園庭に出てきます。ほし組(3歳児)のこどもたち、時計はまだ読めなくても、感覚的に早く用意をすればその分早くいっぱい遊べるということを掴みはじめているようです。ここは競争ではないのですが、まさに競うようにといった感じで走っていきます。一方、砂場でクッキングを楽しむこどもたちも今日はいつもより多かったです。「めっちゃおいしそうやろ!」得意げに仲間に見せているのは『オムライス』かな?と思っていると、「プリンの出来上がり!」ときた。言わなくてよかったと胸をなでおろすのでした。こどもたちにはこどもたちの世界があって、この世界に入り込んでいる時には特に、大人の感覚を遥かに越えています。だから、おとな(私達職員も)は、まずは、こどもたちが話したり、やったりすることをひたすら観察するべきなのですね。先におとながやったり(手伝うのではなく大人が自分自身でやってしまう)、断定したり(「こうやで」)、否定したり(「違うよ」「ダメ」)しては絶対にいけないのです。「まだ小さいから無理」なんて言って全部大人が先回りしてやっておきながら、ある日突然「何でできないの!」なんて言い出す。これでは、こどもはどうしていいのかわからなくなるんですよね。私達大人は、失敗体験を繰り返しながら、やがてくる成功体験に大きな喜びを感じるこどもと一緒に喜んでやればいいのです。『毎日ひとつチャレンジしよう!』という、本園の今年度のキャッチフレーズ、こどもだけなく我々大人にも当てはめてみましょうよ。毎日が面白くなりますよ。もうひとつ話題を。給食が終わり、食器類を小学校の給食室まで戻しにいく時です。はな組(4歳児)のこどもたちが、担当職員と一緒に私を見ています。「園長先生が、給食を運んでくれているね。何て言ったらいいかな?」担当職員がこどもたちに尋ねます。さあ、こどもたちはどう言ったでしょうか? 私は「ありがとう」だろうなあと思っていました。で、実際はというと「よろしくお願いします!」でした。どちらであっても嬉しさは変わらないのですが、やはり午後も、大人の想像を軽く越えられたのでした。
4月21日(月曜日) 『ヤゴ』に学ぶこどもたちに学ぶ
とてもさわやかで気持ちのいい朝を迎えました。朝のルーティーン(北門を開け、総合遊具の後ろのフェンス沿いを歩き、南門を開けて、ビオトープ滝から川に沿って歩いてビオトープ池に行き、水位を確かめる)を済ませます。今日も、水位はほぼ変わらずいい感じです。と、ここで「発見!、発見!、大発見!!」です。池の真ん中の草に、『ヤゴ』が5匹も上がってきていました。おそらく、深夜から早朝に上がって、背中を破って『トンボ』になって、飛び立ったのでしょう。5匹とも背中が破れているので、無事に生まれたという証拠ですね。さて、こどもたち、誰が一番に気づくかな。「おはようございます。まだ誰も来ていない。やったあ、いちばんだあ!!」はな組(4歳児)が、とても喜びながら登園してきました。今日も、どんなドラマが待っているかな? 楽しみな週明けです。朝の自由遊びが終わり、部屋に戻ろうとする時、はな組のこどもたちが池にやってきました。担当の先生がうまく誘導してくれたのですが、なかなか気が付かないようでした。私が「何か草についてるよ」と言ったのですが「メダカが泳いでいるなあ」という反応でした。確かに暖かくなって、前まではすぐに逃げていた『メダカ』が、人の気配を感じても、ゆったり優雅に泳いでいるのです。その様子も観て欲しいのですが、「そうやなあ、メダカたくさんいるねえ。」と言いながら、「他にも、草に何かくっついているんだけど見つけられるかなあ」と付け足しました。しばらく探していると、ひとりの子が「あった!何か茶色のヤツある!」と、喜んで叫びました。それを聞いた別の子が寄ってきて、最初の子が指差すところを見つめました。「えっ、めっちゃ大きい『アリ』だあ!」と、驚きながら言いました。びっくりしたのは、実は私です。確かに、大きめの『ヤゴ』は、めっちゃ大きな『アリ』に見えるのです。でも、これまで何度となく『ヤゴ』を観てきましたが、これが『アリ』に似ているという気付きには至りませんでした。午後には、そら組(5歳児)のこどもたちが、『ヤゴ』のうわさを聞きつけて池に集合。「おったあ、これは『ヤゴ』やな」「背中が割れてるから、もう飛んでいったな」「『ヤゴ』は『トンボ』の赤ちゃんやねん」と、もうさすがはそら組でした。中には「この大きさは『シオカラ(トンボ)やな』とみんなに教える子もいました。そのあと「採りたいなあ」と話をしている子に、「池にはまらないように採るにはどうしたらいいかな?」と尋ねると、しばらく考えた後に「そうや、網や!」と網置き場にダッシュ。取ってきた網を伸ばして、見事『ヤゴ』を採りました。そして、そのままの状態で、はな組のこどもたちに見せにいきました。もう、なんという優しさ、思いやりでしょうか。こどもたちのおかげで、また一つ、自然を楽しみ、こどもたちから学ぶことができました。本当にこどもたちの発想はすごいです。これも、日頃からさまざまな形で自然に親しむ、本園ならではの環境教育の賜物と言えるでしょう。降園時に、ある保護者の方にこの話をすると「『ヤゴ』って見たことがない」とのことでした。今からでも全然遅くありませんよ。こどもたちと一緒に、次の『ヤゴ』を大発見してくださいね。こどもたち、きっと喜びますよ。(まだこどもたちが見つけていない『ヤゴ』(の抜け殻)がありますよ)
4月20日(日曜日) さすがに池の水も
昨日の最高気温は28℃、さすがにビオトープの水位も心配になり、10時に登園しました。思っていたほど減っていなくて、ひと安心。今日は、曇りの一日となるようなので、また、昨日同様、少量の水を補水し続けるように栓を設定して、11時までには降園するようにします。
4月19日(土曜日) ビオトープの補水も順調です
10時15分に登園。もう夏?と思うような強い日差し。そして日陰(職員室前)の気温ですら25℃。今日の目的は、ビオトープの池の補水方法改良作戦(=常時、少量の水を補水し続ける)の具合を確認することです。結果は大成功!ほとんど昨日と変わらない水位を保っていました。これで、2週連続うまくいきましたので、しばらくはこの方法でやっていきます。また、園庭全体の緑も濃くなってきました。「こんなところに!」小さな花も咲いていますよ。一度ゆっくりご覧ください。明日も、時間は未定ですが登園予定です。
4月18日(金曜日) 自然とともに〜里山(奥の谷)への遠足〜
今日は、そら組(5歳児)はな組(4歳児)で、彼方地区にある里山(奥の谷)に行きます。朝8時の段階でもう19℃あり、最高気温は26℃となる予報です。昨年も行ってこどもたちもよく知っているところではありますが、体調等十分に注意しながら、春の自然を満喫したいと思います。また、山の上の展望広場で、おにぎり弁当をいただきます。保護者のみなさんに作っていただいた、愛情たっぷりのお弁当、こちらも楽しみにしているこどもたちです。ほし組(3歳児)は、次回から参加する予定します。今日は、幼稚園で過ごします。昨日の続きで、遊びながら『ならびっこ』練習もする予定です。また園内の畑の様子を観察します。「おはようございます!」元気な声が園庭から響いてきました。やっぱり楽しみにしていたようで、いつも以上にテンションが高いようです。9時前にバスが到着、早めにきて頂いているのですが、こどもたちは「もうバス来た!」と準備を急ぎ出しました。もちろん待ってくれているのですが、『5分前行動』をして万全を期していくことはとても大事。「いつも待ってもらえる」と勘違いしないようにしていきます。今日はお休みもなく、全員元気に出発。ほし組は、バスを見送ってくれました。中には、バスに乗って一緒にいきたいなあという様子の子もいました。まずは滝谷不動尊の駐車場で下車し、トイレをお借りしました。そこからは、奥の谷のベース基地まで歩きます。道中、散策や観察もして、約30分で到着しました。さっそくお世話になるお二人の方にご挨拶。行程を打ち合わせして、いよいよ見晴らし台に向かってレッツゴー! まずは、『ミツバチ小屋』をめざします。ここは5分もしないうちに到着。ミツバチがこの小屋に蜜を運んで、巣をつくることを教えていただき、横にある『標本小屋』から、里山で採集した昆虫類(トンボや蝶、カブトムシ等)の標本を出してくださり、こどもたちと一緒に観察しました。こどもたちは「これ、幼稚園でも見たなあ」「家の近くにいたよ」と、自分の経験を披露してくれました。数をかぞえたり、「これ、捕まえてみたいなあ」なんて語りあってもいました。私にも、特別の感動がありました。実は昨年6月、本園のビオトープに、黄金に輝く『ミヤマアカネ』という名前のトンボが飛んできました。2〜3日、池の周辺にいたのですが、まもなくいなくなりました。図鑑等で調べると、この『ミヤマアカネ』は、山の麓で生まれ、夏になると避暑?のため、山の中腹等涼しいところで過ごし、秋になると再び麓に降りてくるという行動をとるとのこと、そして、そのときには黄金色から赤茶色になっているとのこと、大阪府では準絶滅心配種で、南河内や泉南地区でわずかに見られることなどがわかってきました。で、ひょっとしたら奥の谷でも見られるのではないかと、管理されている方に写真を見せて聞いてみたのですが、「見たこと無いなあ」とのことでした。そして、先程の標本をくまなく探していると、何と10年前の8月に、一個体のみ採集されているのを発見しました。「10年前には、確実にここに涼みに来たのだ!」と、とても嬉しくなりました。昨年、私が幼稚園で見つけた個体も、この奥の谷にきっとやってきたはずだと、確証は無いものの強く思いました。ここからは、元気百倍で、見晴らし台までいきました。お弁当を食べる前に、腐葉土を採集させていただきました。栄養満点の山土をひとりひとり袋に入れて運びました。まとめて、大きな袋に入れて、幼稚園まで持ち帰りました。その後、お弁当とおやつを食べ、しばらくは、見える範疇で自由に遊びました。木にロープが釣り上げられていて、振り子のようにぶら下がって、上手に遊ぶ子もいました。下山は違うルートを通りました。途中できれいな竹林があり、たけのこも上がっていましたが、『イノシシ』が掘り返すらしく、あちこちにたけのこの皮や大きな穴ができていました。また、この里山には、『シカ』もいるそうです。『シカ』は早朝に鳴き声をあげるそうですが、その姿を観た人はいないとのことでした。で、もとのベース基地に戻り、もう一度ご挨拶をして、帰路に付きました。お世話頂いた方に「錦郡幼稚園のこどもたちは礼儀正しいなあ」 「ビオトープでしっかり学んでいるので、大人でも知らない植物の名前や生態もよく知っていて驚きました」とお褒めの言葉をいただき、とてもうれしそうなこどもたちでした。もちろん今日は、こどもたちが楽しみながら学んだのですが、私自身もとても楽しく学びの多い一日を過ごさせてもらいました。やっぱり自然は、人間の成長になくてはならないもので、これからも幼稚園の内外の自然とどんどん触れ合っていきます。時にはお洗濯もたいへんだと思いますが、こどもたちのために応援よろしくお願いします。
4月17日(木曜日) 少人数だからこその楽しい『れんげ摘み』
今日は、待ちに待った『れんげ摘み』に行きました。今日のために、幼稚園の隣りの田んぼを提供してくださったご近所の方、本当にお世話になりありがとうございました。田んぼの土の栄養価を高めるために、秋に種まきをして、春に花が咲いた後にすき込まれるとのことですが、せっかくなのでと、こどもたちのために『れんげ摘み』の場を貸してくださっているのです。こどもたちには「めっちゃ遠いで。しんどいでえ!」と、少し脅して?みました。ほし組(3歳児)のこどもたちの中には、「(遠くても)いけるで!」という子もいれば、口には出しませんが、いけるかなと少し不安げな表情を見せる子もいました。そら組(5歳児)はな組(4歳児)は、昨年までのことを思い出して、「めっちゃ近いでえ」「すぐやでえ」と、自分だけでなく、ほし組のこどもたちをも励ましていました。正門(南門)から出発。30秒後には「ここでーす」と到着。もちろん全員元気です。最初に私が周りを歩いて、ぬかるんでいないところを遊んでいい範囲と決めました。職員がこどもたちに説明をしてくれて、いざ『れんげ摘み』開始!毎年のことなのですが、『れんげ摘み』の他に、網を持ってちょうちょうを追いかける子、しゃがんでれんげの花を観察している子、更にはれんげの中を走って、迷路を作っている子(迷路を作ろうという意思はないが、結果としてれんげ畑の中に迷路ができたのです)、かごの中に入れられたちょうちょうを見つめている子・・・、みんなそれぞれのスタンスで楽しんでいます。ほし組のこどもたちは、最初こそ戸惑っていましたが、そら組はな組のこどもたちがやっていることを見て、すぐにまねっこを始めました。ここでも、そら組はな組のこどもたちは『小さな先生』です。優しく手を引いてれんげの多いところに連れていってあげたり、一緒にちょうちょうを追いかけていったりと大活躍です。人数は決して多いとはいえませんが、大人数では、こういうひとりひとりの姿をゆっくり観ることはできません。少人数だからこそ、こども同士の関わりもたくさんあるし、職員も多様な角度から、こどもたちの育ちを確かめることもでき、漏れ落ちることもないのです。今日も、公立幼稚園のこどもたちは、地域の自然の中で、人生の土台を創ることができました。
4月16日(水曜日) 教えてあげるね
少しひやっとしてはいますが、とてもいいお天気で朝から気持ちよく過ごしていました。朝の自由遊びの時、はな組(4歳児)のある子が、ほし組(3歳児)のある子を連れて、「園長先生〜っ」と連呼しながら私のところに向かって走ってきます。「ケガでもしたかな?」と考えながら待っていると、到着するやいなや「何してるの?」と聞かれました。ほっとするとともに、「そうや、秘密のものを見せてあげよう」と、腐葉土入れの奥へ誘導しました。そこには昨年度、里山から頂いて移植した植物があって、『フキ』と『ゼンマイ』は見事に定着して、しかも大きく育っていたのです。『フキ』の葉の大きさと『ゼンマイ』の渦巻の不思議さに、2人は驚いていました。就学前の施設で、『フキ』や『ゼンマイ』が自生してところなんてまず無いでしょう。コンクリートで固められ、植物どころか土の園庭すら無い(ラバー等が敷かれている園庭はある)施設が多く見受けられますが、これでは、豊かな感性や命を大切にする心は育たないのです。再び腐葉土入れのところに戻ってくると、「そうだ、教えてあげる!ここにはダンゴムシがたくさんいるんだよね。」と、はな組の子が言いました。「いやだ、ダンゴムシいや!」とほし組の子が叫びます。「大丈夫だよ!」と私。さて、腐葉土入れ(腐葉土を創るための箱)のサイドドアをそっと開けると、無数のダンゴムシがいました。はな組さんが自分の手のひらに乗せて歩かせているのを見て、自分もやりたいけれど少しこわいなあという複雑な表情を見せるほし組さん。手のひらを開けさせて、そっとダンゴムシを乗せてあげるはな組さん、乗せてもらった瞬間に、渾身の力で手を振り払うほし組さん。「あっ」ダンゴムシは地面に落ちてどこにいったかわからなくなってしまいました。さて、どうしたか?「探そう」2人は一生けん命辺りを見つめています。ダンゴムシはすぐに見つかりました。「マル、マル」ほし組さんが指をさしてつぶやきます。そうです、ダンゴムシは身を守るために丸まっていたのです。「大丈夫、指で取れるよ」はな組さんの応援に、今度は自分から手を出し、「マル」と言いながらつまみ上げるほし組さん。もとのところへ戻してあげました。「見ててね」私が2人に声をかけ、3人で見つめていると、ダンゴムシはもとの姿に戻って土の中に慌てて戻っていくのでした。「元気になってよかったね」はな組さんが笑顔で言うと、ほし組さんもニッコリとうなずくのでした。まさに幼稚園の自然がこどもたちの心をも育んでいるのですね。
4月15日(火曜日) かっこいいチャレンジャー
『毎日ひとつチャレンジしよう!』という、錦郡幼稚園今年度のキャッチフレーズ。今日の私は、『砂場耕し』にチャレンジです。放っておくと、だんだん固くなってしまい、しまいにはスコップすら入らなくなってしまうこともある砂場。シャベルを手に掘り返していきます。これまでは週イチペースで、一度に全面やっていましたが、次の日腰が痛くてたまりません。そこで、一回で半面を行い、次の日以降に残り半面をすることにしました。昨日その半面を行ったので、今日は残りの半面を耕しました。「腰が・・・」となる前に、半面終了となりました。我ながらうまく考えたと今日も自画自賛(笑)です。自分で自分を褒めるというのもいいものですよ。さて今日は、ほし組(3歳児)のある子のチャレンジを紹介します。三輪車を車庫から押してきて、いよいよ乗車。さあ、発車となったのですが、これが前に進まない!「あっち、あっち」友だちがいるところに行きたいのですが方向が違うので、一度降りて力ずくで三輪車の向きを変えようとしました。ものすごく手伝って欲しそうなのですが、あえて「もうちょっとやで、頑張れ!」と声の応援のみとしました。やがて苦労しながらも腕の力だけでみごと向きを変えました。「あっぱれ!」です。さて、もう一度乗車し、足を踏ん張るのですが、やはり進みません。だんだんイライラしてきているのが手にとるようにわかるのですが、まだ応援のみです。やがて、足を突っ張るようにしだしたので、これはもう進まないなあと判断し、そっと足に手を添えて前側に力がかかるようにアシストしました。するとどうでしょう、前に進み出しました。そして左右交互に足を出していくと進むということも自然とつかんだようです。彼は満面の笑みで「やったあ!できた!!」ということを表現していました。この子にとっては、「今日のチャレンジをするぞ」という意識はなかったと思われますが、こうした小さいけれどすごい体験を重ねていくことが、幼稚園の時期にはものすごく大事です。逆に成功体験、それもすべてをお膳立てしていたら、当然成功するような体験ばかり重ねていけば、それが当たり前になって、自分からチャレンジしなくなります。あと少しできっかけをつかめるような場面では、特に手出し無用です。手出し口出しするのではなく、応援しながら見守っていきましょう。こどもたちは、無限の力と可能性を持っている。
4月14日(月曜日) こどもってすごいなあ
雨が上がって気持ちよく7時30分に登園しました。真っ先にビオトープ池を見に行きました。「よっしゃ、バッチリや!」 水位は、標準時をキープしていました。タンク内には少しだけ水が残っていた状態でした。これからどんどん気温が上がってきて、水草も伸びてきますし、自然蒸発もします。水の減りが早まっていくので、この作戦が有効になることでしょう。自画自賛です(笑) 週明けの今日、こどもたちの様子が心配でしたが、ほし組(3歳児)はな組(4歳児)は全員元気に登園してくれました。そら組(5歳児)は体調のすぐれない子が複数いて欠席となってしまいました。こちらも早く良くなって登園してくれることを祈っています。今朝は、ほし組のこどもたちの朝の準備の様子を観察しておりました。最初に靴を脱いで、棚に直し、上履きを出して履くという作業ですが、大半のこどもが自分の力だけでやっていたことにびっくりしました。きっと家庭でも自分でさせておられるのでしょう。ずっと履かせていたのでは、いつまで経っても自分でできないし、こどもにとっては親がやるのが当然と思ってしまいますよね。時間がかかるかもしれませんが、ここは自分だけの力でできることを増やしていくためにも、極力手を貸さないようにしましょう。「幼稚園ではできるのに、家ではどうしてできないの?」こう思われることがあるでしょう。おそらく、幼稚園では先生たちにいいところをみせようとしていたり、手伝ってくれないなら自分でやるしかないかと考えたりしているのでしょう。こどもたちは、そうやって自分の持てる力を伸ばしていくことができます。手伝うことだけが支援ではなく、見守る、自分でチャレンジする機会を与えることも素晴らしい支援方法ですね。朝の自由遊びでは、ほし組は、『砂場遊び』『ビオトープ遊び』に大きく別れていました。私は、ビオトープ周りを掃除しながら、『ビオトープ遊び』を観ていたのですが、「何してるの?」と聞かれて、枯れ草処理と『カラスノエンドウ』を引き抜いていたのですが、説明するのが難しく、思わず「ゴミ拾いだよ」と答えました。すると、魚用の網で浮いている水草や枯れ葉をすくい、「はい、ゴミ」と持ってきて、ゴミ箱代わりのバケツに入れてくれるではありませんか。これこそが自然に対する愛情表現なのですよね。入園してまだわずかですが、もうこんなすてきな光景を観せてくれたのです。時間が来て、こどもたちが部屋に帰っていったあとも、私は、しばらく園庭に残って先程の余韻に浸っていたのでした。そら組・はな組は今日から午後保育開始で、給食も始まりました。給食の様子やメニュー等については、このHPの新着情報『令和7年度 給食の様子』をクリックして、ご覧ください。今日はさっそく「給食いややなあ」とつぶやいているこどもがいて、先生が「何か嫌いなものがあるの?」と尋ねてくれたのです。やがて判りました。給食そのものが嫌なのではなくて、『給食を食べる=午後保育がある=帰るのが遅くなる』これが嫌だったようです。約半月の春休みを経て、家での生活に慣れてしまい、幼稚園のリズムになかなか戻らない、無理からぬ状況だというわけでした。これも少しずつもとに戻るでしょう。それが証拠に、午後も園庭で友だちと一緒にしっかり遊んでいましたものね。こどもって柔軟だなあとあらためて感じたのでした。
4月13日(日曜日) 実験大成功!日曜日の『にしこおり』
今日は満を持して15時30分に登園しました。実は昨日の降園時、ある実験を試みたのです。それは、ビオトープの補水タンクの栓をほんの少しだけ開けておくことでした。平日は、降園時までに補水をして、タンクの栓を閉めています。翌朝の状況に応じて、更に補水の有無を決めます。土日は、来れるときは平日と同じようにしているのですが、急に来れなくなることもあり、翌々日には危機一髪てなこともありました。じゃあ、ずっと開栓していればいいのではとなるのですが、本日のように雨が降ると、タンクに流れ込んだ園舎の雨水がすべて池に入ってしまうので、池があふれかえるなんてことになってしまいます。そこで、タンクの栓をほんの少しだけ開けてみました。少しずつ補水され、雨が降っても、タンクの容量を超えると上から溢れ出るので、池には影響がありません。さて、雨が降る中、見に来たのですが、いつものベストな水位をキープしていて、実験は大成功!でした。明日の朝まで、この状態(ほんの少しだけ開栓)を続けてみます。うまくいくようなら、土日急に登園できなくなっても大丈夫でしょう。でも、来るかも? 大好きな『にしこおり』ですからね。なお、明日から4・5歳児は給食が始まります。給食のメニューや様子などは、新着情報『令和7年度 給食の様子』にて、ご覧ください。給食のある日は、毎日更新する予定です。
4月12日(土曜日) 天気も応援、土曜日の『にしこおり』
今日はとてもいい天気、そして土曜日のお休みとなっています。朝から用事を済ませ、昼食後の13時に登園しました。ビオトープ池の補水をしながら、職員室にて事務処理をしています。14時からマル虎の試合が始まったので、携帯ラジオで聴きながら作業を進めています。園庭の緑も、『にしこおり』の開幕に見事間に合わせてくれました。『縁の下の力持ち』といいますが、お二人の園務員さんが、寒い中整備をしてくださり、春休みは私も及ばずながらではありますが、枯れ草処理をやりました。里山と同じで、何もしないと荒れてしまう自然ですが、適度に手を入れることによって、春の美しい姿を見せてくれています。今年度の錦郡幼稚園キャッチフレーズ『毎日ひとつチャレンジしよう!』 さっそく保護者のみなさんが、依頼翌日の『諸経費一日で全員集める』をみごと達成していただきました。「やったあ、とてもありがたい!」職員一同大喜びです。あらためて感謝いたします。
4月11日(金曜日) 一緒に遊ぼうね
開幕第2日め、どうしても気にかかるのが、ほし組(3歳児)。今日も9人、元気に登園してくれてまずはひと安心。そして、今日からは本格的に幼稚園での生活が始まりました。とは言ってもいきなり何でもできちゃうわけではありませんよね。外遊びは、自分の好きな遊びをしていたのですが、仲間がやっている遊びを見て、そちらに行ってまねっこしたり、三輪車が進まず困っていたり、総合遊具に登ってはみたものの動けなくなってしまったり・・・。そうやって、困った経験を積むのがとても大切なんですよね。安全面に考慮しながらも、まずはどんな動きをするか見守っていきます。しばらくするとはな組(4歳児)ほし組(5歳児)のこどもたちも園庭へ。ほし組のこどもたちが困っている様子を見て、「こうやったらいいよ」と優しく教えてあげたり、助けてあげたりと、先輩としてかっこいい姿を見せてくれました。そのあと、ほし組は、園内めぐりをしました。担任の先生に、いろいろな場所に連れていってもらい、その場所の使い方や気をつけることを教えてもらいました。はな・そら組は、裏の畑に行って、野菜などの様子をみたあと、ブロッコリーの大きな株を抜いて、みんなで運びました。キャベツも収穫しましたよ。私は、園庭で草引きをしながら、先程書いた園庭でのこどもたちの様子を見ていました。こどもたちの元気な明るい声が園庭に響くと、心から幸せな気持ちになりますね。そして、今日の『大発見』は、腐葉土入れの『大発見』。箱の側面(スライドドア)をそっと上げると、前は枯れ草だったところに土が落ちて来ていて、そこに『ダンゴムシ』が大量発生していました。こうなってくると、虫が栄養満点のフンを出して、一気にいい土ができるのですね。秋にはフカフカの、植物にやさしい土ができます。楽しみにしておいてくださいね。今日もおかえりは、園庭で行いました。今日から、そら組のお当番にこどもが司会をやっていきます。さて、来週から、はな組・そら組のこどもたちは、午後保育が始まります。同時に給食も開始します。ほし組のこどもたちは、4月中は午前保育で11時30分降園です。それぞれよろしくお願いします。
4月10日(木曜日) 始業式〜チャレンジスタート〜
さあ、2025年度「にしこおり」幼稚園開幕です。8時30分には、最初のこどもが元気に登園。「おはようございます!」さすがは、そら組(5歳児)、自分から挨拶をしてくれました。春休み16日間とはいえ、一回り大きく立派になったような気がします。いや、大きくなったのですね。そのあとは続々と登園が続き、9時前には、体調を崩してお休みとなった子以外、全員揃いました。早く良くなって本当に全員揃うことを祈っています。ほし組(3歳児)のこどもたちは、保護者の方と泣いて離れられないのではと想像していましたが、誰一人泣かず、中には「バイバイ」とあっさり?部屋に入っていく子もいるなど、いい意味で驚かされ、とても頼もしく見えました。ここには、いちご組(2歳児広場)の時の経験が生かされています。親子分離(送り迎えのみしてもらって、自分たちだけで過ごす)で、たくましくなっているのです。ただし、始業式は全く初めての経験ですから、椅子(ほし組のみ)にじっと座っていることは難しかったです。それでも、一日めとしては素晴らしい姿を見せてくれました。はな組(4歳児)そら組(5歳児)のこどもたちが、はじめに園歌(幼稚園の歌)を歌ってくれたのですが、これがまた実に元気よく大きな声で歌ってくれました。これにも驚きました。同時に成長したなあと嬉しくなりました。今日は園庭でお帰りの挨拶をしたのですが、そのときも自分たちでさっと並べて、姿勢良くしっかりと話を聞いていました。ほし組(3歳児)の保護者のみなさん、お子さんは一年(二年)経つと、あのような姿に成長するのですよ。本当に楽しみですね。はな組そら組の保護者のみなさん、ほし組のこどもたちの姿を見て、ご自分のお子さんの一年(二年)前の姿を思い出されたのではないでしょうか、そしてあらためて今日のお子さんの姿に、大きな成長を感じられたのではないでしょうか。これからの一年間、いろいろなことが起きるでしょう。当然、いつもうまくいくとは限らないですが、だからこそ、一緒に考え、悩み、そして楽しみながら過ごしていきましょう。最後に、今年度の錦郡幼稚園のキャッチフレーズは、『毎日ひとつチャレンジしよう!』(Every Day One Challenge) です。こどももおとなも元気にチャレンジしていきましょう。あらためて一年間よろしくお願いいたします。
4月9日(水曜日) 幸せの星輝いて(春休み第16日/16日間)
毎朝、朝食をとりながら朝刊に目を通します。そして、必ず今日の占いの欄を見ます。今日の私は『幸せの星輝いて・・・』でした。いいことあるかもと思いながら登園しました。今日は入園式です。まずは全員元気に出席してくれることを祈って、式場の最終確認、園庭のブラシかけをしました。9時30分、最初の入園児が来てくれました。早速、園庭の総合遊具で遊び始めました。出だし好調です。その後も登園が続き、見事全員が揃いました。もうこの時点で、『幸せの星輝いて・・・』でした。10時入園式が始まりました。始まる前は自分の席に座っていてくれたこどもたちでしたが、始まるや否や、これから何があるのか読めない雰囲気に後ろの保護者の方のところへ数人がいきました。でも、私は驚きました。全員自席には座っていないだろう、ひょっとしたら泣き叫んで外へ出る子もいるのではと思っていたのですが、自席もしくは保護者席でじっとしているのです。素晴らしい! そして、もう一つ気づきました。『幸せの星(ほし)組輝いて・・・』そうです。新入園児のクラス名は、星(ほし)組なのです。もう完璧です! 式そのものは30分程度で終了し、こどもたちは、ほし組の部屋にいきました。保護者のみなさんには、式場にて園からの連絡を聞いていただきました。こどもたちの様子を見に、一足先に下に降りました。ここでも驚きが。なんと全員いすに座って担任の先生の話を聞いているのです。ある意味、場所は違うけれど保護者の方が幼稚園の中にいるという安心感があるのでしょうね。いちご組(2歳児広場)に来ていた経験も生かされていることでしょう。お天気にも恵まれて、まさに『幸せの星輝いて』の一日となりました。
4月8日(火曜日) やっぱりいいな(春休み第15日/16日間)
登園途中、車がすごく混んでいました。春の交通安全運動週間が始まったこともあって、みなさん運転も慎重です。そして、「そうか、学校は今日からスタートや!」たくさんの人が見守り活動をしてくださっていて、その中を笑顔のこどもたちが歩いていきます。こちらまで思わず微笑んでしまう光景でした。街にこどもの姿があるってやっぱりいいな。幼稚園は、入園式が9日で始業式が10日なので、今日8日はまだ春休み。そして、正式には明日までが春休み期間なのです。今日は朝から入園式リハーサル、式場点検をしました。昼食後、職員は、花かごづくり(水やりをしていきいきとした姿を保つため、わざと午後にまわしてくれました)や明日以降の配布物等の準備等、私はもう一度園庭の最終確認をおこなう予定です。明日の入園式、ほし組(3歳児)全員が元気に来てくれることが何よりも嬉しいことです。待ってるよ!
4月7日(月曜日) 集団を創る意義(春休み第14日/16日間)
爽やかな朝を迎えました。池のポンプも順調です。滝の周りには水しぶきが跳んでいます。滝そのものではなくて、鳥が水浴びをしているようです。朝早くにしていたり、夕方にしていたりしますが、鳥たちにとっても『にしこおり』は、私達人間同様に住みよいところなのでしょうね。朝イチに総合遊具の下の小石拾いの続きをしました。なかなか完璧とはいきませんが、毎日少しずつやっていこうと計画しています。その後、お隣りの方にお願いにあがりました。「畑の上の土手に生えている『つくし』を土ごといただけないでしょうか?」「なんぼでも採っていってや!」早速、シャベルとバケツを持って現場へ。3ヶ所から、群生していた『つくし』の株を頂戴し、園庭のビオトープ池裏側に移植しました。今年はもうすぐ枯れることでしょうが、来年度も同じように生えてくることを想像すると楽しい気持ちになりました。一本でも見つけると嬉しいものですが、たくさん固まっていると美しさや力強さといったものも兼ね備えた姿となりますね。こどもたちが集団で遊んでいる様子もこれと同じです。集団を創ることの大切さをひしひしと感じました。これからも、いろいろなところに目を向けていきます。
4月6日(日曜日) 勘違いしそうな(春休み第13日/16日間)
今日は、朝から花粉(症)がひどく、なんとか買い物には出たものの、くしゃみ・鼻水、そして涙が止まらず、昼食を挟んで『マル虎』が始まるとすぐに寝てしまったようで、起きるともう終盤でした。そのまま観たい気持ちと幼稚園へ登園せねばという気持ちが拮抗しましたが、やはりここは後者を優先し、15時45分登園しました。園庭はとても暖かく(もう暑さすら)感じました。もう夏が来たのかと勘違いしそうです。ビオトープのポンプも順調で、水の減り分の補水を始めました。岸辺にいた『メダカ』が、人間の気配を感じて池の中央へ、そして少し潜っていきました。どこにいけば安全か、生き物は人間よりよく知っていますね。こんなことも、こどもたちの発見につながっていけばいいなあと開幕を楽しみにしている、春休み最後の日曜日です。今日は、補水が終わったら降園します。
4月5日(土曜日) 温かな心重ねて(春休み第12日/16日間)
朝からラインが鳴りました。「今日の水やりやビオトープの事はお任せを」職員からでした。午後から行こうと考えていてありがたい連絡でした。「甘えます」と返信。しばらくするとまたラインが鳴りました。先程の続きかなと思っていると、別の職員からでした。「幼稚園に来たら、ビオトープのポンプのホースが抜けていて、川の上流は干上がっています」「とりあえず接続し、池を満水にしておきます」とのことでした。みなさんありがとう。こういう温かな心が錦郡幼稚園を創ってくれるのですよね。本当に嬉しかったです。で、私はというと、13時過ぎに登園しました。で、ちょうど降園しようとしていた職員とバトンタッチしました。水やりやビオトープのことはやってくれていたので、もう一つ気になっていたことに着手しました。それは先日の総合遊具の修繕跡に出てきた小石です。遊具の下や周りに浮いてきた小石を、そのままにしておくとケガのもとになりますので、なんとか入園式前日までにやっておかなければならなかったことなのです。先程の職員のアシストのおかげで、これに集中して作業すること約1時間、ほぼ除去を終えることができました。あとは、今夜雨が降ってもう少し浮いてくるであろう砂利を取り除けば大丈夫。私の勝手な予想では、今夜雨が降って、明日か明後日に作業できればベスト、雨がなければ水を撒いてからの作業となりますが、さてどうなるでしょうか。いずれにしてもこどもたちの安全が一番ですからね。このあと片付けをして降園する予定です。
4月4日(金曜日) 間に合いました(春休み第11日/16日間)
今日は、登園前から嫌な予感がありました。というのは、昨日夕方の降園前に、ビオトープ池のポンプがものすごい音を立てていたのです。ドロかなと思い、引き上げて裏蓋をはずして中を見たのですが、ほんの少ししかドロ等はなく、プロペラも普通に回っているのです。では、あの音はどこから? わかりました!モーターが焼けているようです。とりあえず元に戻して、明日もう一度見ようと帰ったのでした。で、今朝、登園してビオトープ川に突進すると・・・。何と、流れが枯れて、所々に水溜まりがある状態でした。「生き物、やばい!」迷いなく、先に購入していた新しいポンプに付け替え、約15分後に循環開始。一気に滝から水が流れました。メダカは下流に避難していて無事、タニシやエビもなんとかセーフ、いつものビオトープが帰ってきました。いつ止まったかは不明ですが、一晩しんどい思いをさせた生き物に謝りました。さて、今日は小学校の入学式で、式終了後、本園の卒園児と保護者のみなさんが園に集まることになっているようです。綺麗になった総合遊具にびっくりするかな? また、私も先程のポンプ入れ替えのあと、フルパワーで園庭整備をして、美しい園庭で過ごしてもらおうと心を込めて手入れしました。気づいてくれるかな? で、ビオトープ池のポンプが新しくなっていることまで発見してくれたらとてもうれしいな。なんとか間に合いました。と、ここまで書いていると、錦郡小学校組がやってきました。そのあとすぐに東条小学校組も来てくれました。少し離れた伏山台小学校組、寺池台小学校組もそのうち来てくれるでしょう。曇っていた空が明るくなって、こどもたちの小学校入学を祝ってくれています。ついこの前同様、園庭を元気に走り回っています。おっと、ツバメが飛んできました。みんなで楽しく『にしこおり』で生きています。
4月3日(木曜日) 気になる幼稚園(春休み第10日/16日間)
今日は、朝から総合遊具修繕の後始末、コピー機の修理と各業者のみなさんが来てくださいました。どちらも無事に元通りになりました。ありがとうございました。昼過ぎに出張から帰ってくると、新5歳児のこどもたちとそのきょうだい、また保護者のみなさんが来ていて、綺麗になった総合遊具に一番乗りで遊んでいました。新年度になり、そして春休みも終盤にさしかかり、天気のよさもあって集まったのだろうなあと考えていましたが、どうも先生方の動向が気になるようで、それが来園目的のメインテーマだったようでした。いずれにせよ『今日も行きたい幼稚園』いいじゃない!
4月2日(水曜日) ぼちぼちいこか(春休み第9日/16日間)
『こどもたちの安全と職員の健康を守る』これも私の大切な役割の一つです。こどもたちよりひと足先に職員が登園しているのですが、朝から職員会議、途中からは各保育室の開幕準備と大忙し。「ぼちぼちいこか」「作業、気をつけてな」と、可能な限る声をかけています。でも、一方で少しでも早く準備したい、これもやらなあれもやらな・・・と焦る気持ちもよくわかります。また、経験を積めば積むほど、年度当初の準備の大切さもわかってくるのですよね。ここでやって置かないと、年度途中ではなかなか変えることが出来ないということもよく知っているわけです。なので、ついつい気が入ってしまう。と解説者のように語っているのですが、自分自身がみごとにその渦の中にいるのです。なので、もう一度自分自身にも語りかけます。「ぼちぼちいこか」と・・・。
4月1日(火曜日) 一年度間の計は(春休み第8日/16日間)
新しい年度が始まりました。こどもたちの入園・登園を待ち兼ねるように、色とりどりの花が園庭狭しと咲き誇っています。また、ツバメが今年度の『にしこおり』の開幕を知らせるかのように、遊戯室へ上がる階段の天井にある巣を偵察?に往来する姿を観ることが出来ます。昨年度より続いた総合遊具も、綺麗にペイントが施され、輝きを増してきています。そして我々職員も新体制でスタートを切りました。職種によって、実際の出勤(=登園) 開始日が異なるので、全員揃うのはもう少し先になりますが、現状でできることから一年度間の計画を立て出しました。『じっくり考えすばやく動く』ことを大切にしていきます。
2025(令和7)年度 引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
2024(令和6)年度 ご愛読いただきありがとうございました。
3月31日(月曜日) 終わりよければ(春休み第7日/16日間)
今日は、2024(令和6)年度の最終日。そんな日にふさわしく、朝からいい天気です。8時現在外気温は6℃です。やや冷たさが残っていますが、それでもやっぱり気持ちのいい朝ですね。今日は、一年度間の最終日なのですが、私はやはり園庭整備から始めます。最終日もいつもどおり『晴耕雨読』といったところです。また『日々是好日』という言葉どおり、自分から素敵な一日となるように日々生活することを心がけています。で、たまたま今日が一年度間の最終日。でも、いい日で終わっていきたいですね。あらためて、今年度も『にしこおり日記』をお読みいただき、ありがとうございました。『にしこおりファミリー』のみなさんには、新年度も引き続きご愛読くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
園庭開放について
平日であれば、いつでも来ていただいて結構ですので、気軽に遊びに来てください。ときどき園外保育等で園を空けることがありますので、「今から行きます!」と一報くださればありがたいです。(せっかく来ていただいたのに、閉まっていたら申し訳ないので・・・)
電話0721(24)3306 錦郡幼稚園まで 短時間でももちろんOk!
バッタ・コウロギなど秋の虫が顔を出しはじめました。園庭ビオトープでは、四季おりおりさらによく見ると毎日多様な変化をみせてくれます。こんな様子もぜひ見に来てくださいね。