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金剛中学校_金剛中学校について

印刷用ページを表示する掲載日:2023年4月20日更新
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本校は1967年(昭和42)12月16日に設立されました。したがって、この日が創立記念日です。ただし開校は1968年(昭和43年)1月8日。一年生5人、二年生2人と職員7人(校長、教頭、教諭4、校務員)でスタートしたそうです。当時、本校の母胎ともいうべき金剛団地も180戸が入居し、かつての松林が続く小高い丘が新しい町へと変わりつつある時でした。翌1968年度の4月からは、新入生69名、転入生15名を迎えて、計91名の学校となり、一期生16名を送り出しました。

金剛西地区は、賃貸住宅4,480戸•分譲住宅2,720戸という当初の計画を越すマンモスニュータウンヘと発展し、本校も創立12年目には全校生徒1,486名の大規模校となり、13年目(1980年)には葛城中学校と分離しました。すでに、30周年も終え送り出した卒業生は一万人にもなり、現在は生徒数500前後の適正規模の学校です。著名な卒業生にはサッカー日本代表の宮本恒靖選手や歌手の大西ゆかりさんがいます。

本校の校区は、寺池台小学校区・伏山台小学校区の全員と久野喜台小学校区・錦織小学校区の一部が通学しています。

創立以来の校訓は「より強くより正しくよく考えてともに伸びゆく」であり、令和4年度より、教育目標を「つながり合う学校 ~知り合う・認め合う・高め合う」とし、全教職員が一致団結して教育実践に努めています。

学校教育目標 つながり合う学校 ~知り合う・認め合う・高め合う~

 人はひとりでは生きていけません。食べ物も、道具も、生活に必要なもの全て、世界の誰かが作ったもので成り立ち、互いに支え合って、助け合って生きています。学校も同じ。様々な家庭環境やそれぞれ違う環境で育った子どもたちが集まっています。また、障がいのある子どもや生活に何らかの困り感のある子どもなど、多様な子どもたちが一緒に生活をし、ともに学び合う中で成長していくところです。子どもたちが、傷つけ合い、お互いの存在を否定し合うのではなく、仲間を大切にし、違いを認め合い、高め合える関係を築ける学校をめざします。

 そのために、子どもと教員だけでなく、子どもと子どもがつながることに力を入れます。そして、誰一人取り残さず、すべての子どもたちの居場所のある学校をめざします。

学校スローガン 「わかり合えたらうれしい! 勉強も仲間のことも」

 仲間と一緒に生活(勉強)する中で、「わかった!」「うれしい!」を積み重ねていきます。『友だちの意見を聞き、自分との違いを認め、考えを深め、自分のことも友だちに知ってほしいと思う』、この循環が仲間と一緒に高め合うことになります。このスローガンは令和3年度から学習指導部のテーマでしたが、これを合い言葉にすれば、授業も学級づくりも、自然と「めざす学校像」に近づいていきます。令和4年度から学校スローガンにしています。

めざすこども像

1.仲間と学び合い、主体的に学び続ける生徒の育成

2.いのちを大切にし、ちがいを認め合い、協働する生徒の育成

3.地域や社会に貢献できる生徒の育成

(1)学習指導: 「生活に生きて働く学力」をめざした「学び合い」

学校の一番大きな役割は、すべての生徒に「確かな学力」=「生活に生きて働く学力」を身に付けさせることです。教員は教えるプロとして、生徒が着実に力を付けることができるよう、学習指導の工夫と充実に努めます。

【重点】★基礎基本の確実な定着への指導

・知りたい!わかった!できた!うれしい!感動のあるわかる授業づくり(授業改善)

・「わからない」と言え、教え合い、学び合える班づくり(学習集団づくり)

(2)支援教育: 「わかる授業」と「ともに学び、ともに育つ」支援教育を!

発達障がいなど様々な障がいの理解とその支援方法を学び、障がいのある生徒が通常の学級でクラスの仲間とともに学びともに育つための支援教育に努めていきます。

【重点】★ユニバーサルデザインの観点を取り入れたわかる授業づくり

・一人ひとりの障がい理解と個のニーズに応じた支援方法の共有

・通常の学級におけるUDを取り入れたわかりやすい授業

・ソーシャルスキルの向上をめざした学習・生徒指導

(3)人権教育・道徳教育: お互いを認め合える集団づくり

学校は多様な生徒が一緒に学ぶところ。一人ひとりの生活背景の違いや考え方の違いなど、多様性を互いに認め合い、ともに居心地よく生活をするために、思いを伝え合い、議論しながらそれぞれの人権(幸せ)が守られた学級や学校をつくっていきます。そのためにも、教員の人権感覚を磨いていきます。

【重点】★全員の居場所のある集団づくりのための授業と取組み

・意見や思いを伝え合い、考え、議論する道徳

・社会的弱者について学ぶ人権教育の充実

・いじめを許さない集団づくりのための授業

・自分をみつめ、仲間を信じて自分を語る取組みの実施

・互いの良いところ探し・独りぼっちをつくらない・多様性を認める取組み

(4)生徒指導: 寄り添い、向き合い、子ども同士をつなげる生徒指導   

子どもの心の成長には大人の愛情が不可欠です。教員は教えるプロとして、「規則を守れないから叱る」のではなく、「なぜ規則を守ることが必要なのか」を学べるように指導し、生徒自らの行動を考えさせていく、そんな寄り添い、向き合う生徒指導をしていきます。こころのエネルギーが満たされていない生徒のこころとつながりましょう。

【重点】★不登校生をふやさない!いじめの早期発見!あいさつ100いじめ0!

・不登校生への支援  ・生活背景と保護者の思いの共有  ・組織とチーム対応

・スクリーニングシート等を活用した生徒情報の共有、いじめの未然防止と早期発見

あいさつ100で誰からも応援される学校に

(5)特別活動指導: 生徒会活動の活性化とリーダー育成

ともに幸せに生きる社会をめざし、ミニ社会である学校生活を生徒自らが創っていく力をつけ、全員の居場所のある学校をめざすために、リーダーの育成は欠かせません。自分たちの学校生活の諸問題を自治の力で解決できるような学級会活動、生徒会活動を展開していきます。

【重点】★学校生活の問題解決に主体的に取り組める生徒会活動

・多様性を認め、ひとりで困っている仲間に声かけできるリーダーの育成

・仲間と心が通い、心がつながる感動をともにできる行事等の設定

(6)生き方・キャリア教育: 社会や人に貢献できる生徒の育成の取組み

人はひとりでは生きていけません。自尊感情、自己有用感が低いと、人を大切にすることも何かを頑張ることもできません。人を大切にし、社会に貢献できる生徒を育てるためにも、自己有用感を高めます。そして、まわりの人と一緒にどのように生きるか、卒業後の進路をみつめられる指導を展開しましょう。

【重点】★人の役に立つことに喜びを感じられる取組み(自己有用感を高める)

・進路をみつめ、進路を主体的に見つけられる指導   ・人生を豊かにする指導

・地域を愛し、地域社会に貢献できる取組み

(7)保護者・地域との連携: 保護者・地域とつながり、信頼関係の構築

これからの学校教育は、子どもたちが地域で生きていくためにも、地域社会に開かれたものにしていかなければなりません。そのためには、教員と保護者・地域の信頼関係が何よりも大切です。

【重点】★保護者・地域との課題の共有と学校教育活動の情報発信

・学校だより、学年だより、学級通信、ホームページ等の充実と発信、双方向の情報共有  

・教職員の服務規律の遵守

・地域団体・関係機関との連携や活動への協力 学校運営協議会設置 

 

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