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錦織神社

印刷用ページを表示する掲載日:2020年6月10日更新
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所在地:宮甲田

錦織神社

錦織神社本殿は、正平18年(1363年)に創建されたと伝えられており、規模こそ広大ではありませんが、総檜皮葺(ひわだぶき)、漆塗りの華麗な建物です。

特に屋根が特徴的で、唐破風(からはふ)という丸みを帯びた軒の上に、千鳥破風(ちどりはふ)と呼ばれる三角形の屋根をのせた、変化に富んだものです。 

唐破風と千鳥破風を併用した屋根をもつ社殿は、安土桃山時代以降に各地で多く造られるようになりますが、錦織神社本殿はそのもっとも古い事例です。

南河内では長野神社本殿も同様の屋根を持ちます。

本殿の両脇には、東に摂社春日社、西に摂社天神社が並立し、本殿と一連の社殿を築いています。

天神社は、棟札から文明12年(1480年)に建築されたことが分かっています。春日社も同時期のものと考えられます。

錦織神社本殿は昭和25年に指定され、摂社春日社本殿・摂社天神社本殿は昭和44年に追加指定されています。

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