所在地:廿山
この二つの古墳はともに、廿山集落の南にある標高130メートルほどの丘陵上にあります。
廿山古墳は前方部を東に向けてつくられた全長48メートルの前方後円墳で、古墳時代前期(4世紀)に造られたと考えられています。
内部施設ははっきりわかっていませんが、粘土槨であったと考えられています。
明治16年に副葬品が出土したとの記録があり、現在は銅鏃9本が東京国立博物館に収蔵されています。
廿山古墳の北西には円墳の二本松古墳があり、市道川西半田線の開設にあたっては、トンネルを通すことで古墳の保存を図りました。
両古墳は、平成11年に大阪府指定文化財に指定されています。
※現在古墳内に立ち入ることはできません。