所在地:五軒家
明治初期より昭和初期まで酒造業で栄えた旧家で、主屋は江戸後期のものと伝えられています。
大正初期に奥座敷が建てられるなど増改築はされていますが、主要な部分は建設当時の様子を良く留めています。
また、明治20年代に建てられた酒蔵は、切妻土蔵造りの建物で、麹室より赤煉瓦の煙突が立ち上がっています。
その麹室や事務室も一部が煉瓦造で、そこに暖炉が設置されるという特色ある設備となっています。
岩根家住宅は平成20年に主屋・奥座敷・酒蔵が国の登録有形文化財に登録され、平成27年には茶室・門屋・南蔵・西蔵・籠塀が追加登録されました。
※一般公開はされていません