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町並み保存てなに?

印刷用ページを表示する掲載日:2018年3月5日更新
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富田林市では、富田林寺内町地区の江戸時代を中心とした伝統的な町家で構成されている街区を画として保存するため、町並み保存事業を実施しています。
全国で、歴史的町並みの保存の運動が起こったのは、昭和40年代以降のことです。高度経済成長のもとで、日本の伝統的な建物が次々に姿を消していきましたが生活環境の急激な変化に人々は、長い間にわたって培われてきたものの大切さを改めて痛感し、文化の蓄積された郷土の町並みを保存すべきものと考えました。
有名な岐阜県高山市や岡山県倉敷市のように観光的なイメージで保存が行われたり、徳島県脇町のように特色ある町並みを生かし、住環境の整備事業として成功した例も多数見ることができます。
いずれの地区にしても、文化財としての町並みを凍結保存するのではなく、地域の生活文化の特性を大切にしながら、人々が住みよい、特色のある生きた町づくりを目指しています。

(平成3年7月号)

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