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市指定文化財第2・3号を指定しました

印刷用ページを表示する掲載日:2020年4月10日更新
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市指定文化財第2号、第3号を指定しました

市指定文化財第2号として「廿山南古墳出土遺物 一括(つづやまみなみこふんしゅつどいぶつ いっかつ)」を、同第3号として「仲村家文書 附 書籍、板木、印鑑、氏子札、酒造関係等証札類(なかむらけもんじょ つけたり しょせき、はんぎ、いんかん、うじこふだ、しゅぞうかんけいとうしょうさつるい)」を3月30日付にて指定しました。

指定第2号の廿山南古墳出土遺物が出土した廿山南古墳は、古墳時代後期(6世紀前半)に造られた直径約22mの円墳です。平成13年の発掘調査により様ざまな副葬品が本来の配置を保ったままの状態で見つかり、当時の葬送儀礼のあり方を知るうえで貴重です。今回、一括して指定した副葬品には、鉄製の刀や矢じり、金製の耳飾り、玉類、土器などがあります。特筆されるのは西方アジア産と考えられる重層ガラス玉で、直径約3mmの小さな玉が連珠状になっています。国内では類例が少なく、当時の対外交流を物語る大変重要な資料といえます。

指定第3号の仲村家文書は、江戸時代、河内国を代表する酒造家であった仲村家に継承されてきた文書です。本文書の最も大きな特徴である大量の私文書群は、町の生活や家族に関する詳細な記録を含み、在郷町富田林地域の町家における生活・文化・経済・社会等の各面への理解を深めるものです。また、酒造関係資料は富田林酒造業の河内国における位置づけとその特質を理解するうえで欠かせないものになっています。

今回の2件の市指定文化財は、次世代へと継承するため大切に保存していくとともに、市ウェブサイトや展示会などを通して、順次みなさんに紹介していきたいと考えています。

 

 廿山南古墳出土遺物 重曹ガラス玉(廿山南古墳出土遺物)

 

 年中録 年中録(仲村家文書)

 

 酒造 河州酒造御用記(仲村家文書)

 

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