プレコンセプションケア
プレコンセプションケア
プレコンセプションケア(プレコン)
「プレコンセプションケア(プレコン)」という言葉をご存知ですか?「性別を問わず、適切な時期に、性や健康に関する正しい知識を持ち、妊娠・出産を含めたライフデザイン(将来設計)や将来の健康を考えて健康管理を行う取り組み」のことです。
プレコンセプションケアを実践することで、今、そして未来の自分の健康を守りましょう。

(画像は国立成育医療研究センター プレコンノート<外部リンク>から引用)
プレコンセプションケアの目的
1.若い世代の男女の健康を増進し、より質の高い生活を実現すること。
2.若い世代の男女が将来、より健康になること。
3.より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代のこどもたちをより健康にすること。
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適正体重 〜太り過ぎ、やせ過ぎに注意!〜
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間(=健康寿命)の延伸に向けた対策として、体重を定期的に測定し、適正体重を維持に向けて日頃から取り組むことが重要といわれています。
「太り過ぎ」によって、高血圧、糖尿病、脂質異常症など、いわゆるメタボリックシンドロームと言われる状態になり、その状態を放置するとやがて心筋梗塞や脳梗塞といった生命に関わる危険な病気を発症することが危惧されます。
また、「太り過ぎ」だけではなく、「やせ過ぎ」にも注意が必要です。
「やせ過ぎ」は栄養不足の結果とも言えます。体に必要な栄養が不足すると、「筋肉量の低下」、「骨量が低下して骨粗鬆症になる」、「卵巣の機能低下による不妊」等、カラダの様々なところで悪い影響が生じます。 また、「やせ過ぎ」の状態の女性が妊娠すると、産まれてくる赤ちゃんが2500g未満の低出生体重児になるリスクも高まります。
自分自身の未来の健康、家族の健康のために、栄養不足にならない食生活とともに、適正体重の維持を心がけましょう。

食事
主食、主菜、副菜を取り入れて、バランスの良い食事を心がけ、1日3食べるように心がけましょう。特に若い女性に多い、食事の量を極端に減らしたり、かたよった食事をすることで「低栄養」の状態にある人が多くいます。貧血、肌荒れ、骨密度や筋力の低下などを引き起こす原因になり、将来の妊娠、出産にも影響を与えかねません。特に不足しがちな葉酸、鉄、カルシウム、タンパク質、ビタミンDなどがあります。日頃の食事から意識的に摂取しましょう。

健康相談や体重チェック記録表を体重管理や健康維持にお役立てください。
・管理栄養士・保健師による健康相談(要予約制 保健センター〔電話(28)5520〕)
適正体重の維持に積極的な運動は欠かせません。
運動することで血流がよくなり、筋肉量が増えることで代謝も高まります。運動はこころの状態にも良い影響を与えます。 まずは、1回4分でできる「まるっと!体操」から始めてみましょう。肩がスッキリして、姿勢も良くなります。慣れてきたら早歩きやヨガ、テレビ体操にもチャレンジしてみましょう。
プレコンセプションケアでは、1週間に150分程度の運動をめやすとしています(早歩き、お家ヨガ、テレビ体操、筋トレなど)。
こちら(おとなの健康に関する教室・相談)のページもご参照ください。
健康チェックも忘れずに!!
無料!20・30歳代の検診
富田林市では職場等で健診を受ける機会のない20・30歳代の人にも健康づくりの一環として健診を実施しています。
若い時期から健診を受けることで、より早い段階から生活習慣の偏りに気づき、生活習慣を見直すことができます。
対象者:満20、25、30、35~39歳の人(各年齢で1回)※同年度内で1回
※この年度において満40歳に到達する人は対象外です。内容等:問診、身体計測、血圧測定、血液検査、尿検査、診察、骨密度検査(満20、25、30、35歳の女性)
申し込み:以下の申し込みフォームもしくは保健センターへ電話にて申し込みください。確認後、受診券を送付します。
20・30歳代の健診の受診票発行申込みフォーム<外部リンク>
詳細は、富田林市おとなの健(検)診(がん以外)をご参照ください。
40歳以上の方も、1年に1回健康診断を受けましょう。詳しくはご加入の保険組合にお問い合わせください。
がん検診を受けましょう 半日であなたを守ります!!
富田林市のがん検診
電話申し込み 保健センター〔電話(28)5520〕へ
オンラインでもお申し込みが可能です。
・胃がん・肺がん・大腸がん検診 予約サイト<外部リンク>
・乳がん・子宮がん検診 予約サイト<外部リンク>
※上記以外に、受診方法が複数あります。
※がん検診の種類によっては対象者に制限があります。
詳細は、富田林市おとなの検診(がん)を参照ください。
喫煙
タバコはがん・心臓病をはじめたくさんの病気を引き起こします。また男女ともに不妊症のリスクが増加し、特に妊娠中の喫煙や受動喫煙は流産、早産、周産期死亡、常位胎盤早期剥離、低体重を引き起こす可能性があります。赤ちゃんが生まれた後も乳幼児突然死症候群のリスク因子となるなど、その影響はきわめて広範囲です。WHOは妊娠中の電子タバコの使用はリスクがあるとしています。
他にも、喫煙は骨粗しょう症、しわ、たるみ、くすみ、黒ずみ、歯の黄ばみ・黒ずみ、閉経年齢の早期化などのリスクになると言われています。
こちら(☆5月31日は世界禁煙デーです☆)のページもご参照ください。
飲酒
妊娠中は禁酒をしましょう
妊娠中にお酒を飲むと、アルコールは胎盤を通って赤ちゃんにも影響し、胎児性アルコール症候群の原因になります。「この量なら大丈夫」というものは確立していませんので、妊娠を考えたときからアルコールは控えるようにしましょう。妊娠中は禁酒が原則です。妊娠中の飲酒は流産、死産、先天異常、発達障がい、器官形成不全に繋がります。
胎児性アルコール症候群とは、妊娠中の飲酒が原因で赤ちゃんにさまざまな症状が現れる病気です。妊娠初期に発症すると目や鼻などの奇形、妊娠中期では胎児の発育不全や中枢神経障害がみられると言われています。このほか、発育の遅れ、精神遅滞、多動症などが現れることもあります。
こころの健康
私たちは、ライフステージによって、進路のこと、仕事のこと、夫婦関係、妊娠、育児、介護問題など、様々なストレスと共に生活しています。これらのストレスは過剰に積み重なると、心身の不調の原因となることも心配されます。
特に女性は思春期、妊娠、出産、閉経、更年期といった節目に、女性ホルモンの影響を受けやすく、気分の浮き沈みや不安を感じたり、うつの症状が出る人もいます。女性は男性よりうつ病の患者数が多いという統計もあり、うつ病は珍しい病気ではなく、誰でもなり得る病と言えます。
普段からストレスケアを意識した生活を送ること、困ったときには周囲に相談するなど、自身のこころの健康も大切にしましょう。
こちら(富田林市自殺対策総合計画を策定しました)のページもご参照ください。
睡眠
短い睡眠時間や不眠は肥満、高血圧、糖尿病、循環器疾患のリスクを高めることが報告されています。よい睡眠をとるよう心がけましょう。
感染症予防
性感染症について
性感染症とは、性的接触を介して感染する可能性がある感染症のことです。
梅毒、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマなど
性感染症は近年、特に若い人の間で急増しています。感染しても無症状であることが多く、治療に結びつかないケースが多く見られます。性感染症は知らない間に他の人にうつす可能性があります。
性感染症の種類によっては、もし治療をしなかった場合、不妊の原因となったり、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染しやすくなるなど他の感染症にかかりやすくなることもあります。妊娠中に性感染症にかかると、赤ちゃんの健康に影響を与えるものもあります。
特に生殖年齢にある女性が性感染症に罹患した場合には、母子感染(母親から赤ちゃんへの感染)により、先天性の体の障害の原因となり、放置すると障害が残る可能性もあります。
保健所や医療機関で検査を受けることができるので、不安に感じたらすぐに検査を受けましょう。
性感染症の多くは治療ができます。ただし早期の段階で治療しなければ、合併症や後遺障害の残る可能性があるものもあり、早期発見、早期治療がとても重要です。
HIVなど性感染症の検査・相談について(富田林保健所)<外部リンク>
子宮頸がん等の予防のためのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種について
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。定期接種として公費で接種できるは、9価HPVワクチン(シルガード9)です。これは、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
定期予防接種対象者 平成22年4月2日~平成27年4月1日生まれの女子(小学6年生~高校1年生相当)
費用 公費負担(無料) ※規定回数を超えた接種が確認された場合、任意接種(全額自己負担)になります。接種回数がわからない場合は保健センターまでお問い合わせください。
接種回数・接種間隔 3回(15歳の誕生日の前日(15歳未満)までに、1回目の接種を行えば、2回での接種完了が可能です。)
一定の間隔をあけて、シルガード9を合計2回または3回接種します。1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
実施医療機関 接種を希望される人は、下記実施医療機関で予約をしたうえで接種を受けてください。 富田林医師会所属(富田林市・河南町・太子町・千早赤阪村)実施医療機関 [PDFファイル/158KB] 河内長野市医師会実施医療機関一覧 [PDFファイル/90KB] 大阪狭山市医師会実施医療機関 [PDFファイル/143KB]
詳細は、子宮頸がん等の予防のためのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種についてをご確認ください。
妊娠を希望される方へ風しん抗体検査及び予防接種について
妊婦、特に妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がい(先天性風しん症候群)をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。 大阪府では、無料の風しん抗体検査を実施しています。風しん抗体検査は、大阪府の指定医療機関にて受けることができます。詳しくは【大人の風しん対策】先天性風しん症候群対策事業について<外部リンク>をご参照ください。 富田林市では、先天性風しん症候群を予防するための対策として、自費で行った風しん抗体検査費用及び風しん等ワクチンの接種費用を一部助成します。
風しん抗体検査 費用助成 申請時点で本市に住民登録があり、大阪府の風しん抗体検査指定医療機関外の医療機関において自費で抗体検査を実施した次の1〜5に該当する人(助成対象は令和8年4月1日〜令和9年3月31日までの抗体検査に限ります)。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者
- 妊婦の配偶者
- 妊娠を希望する女性の同居者
- 妊婦の同居者
風しん等予防接種 費用助成 申請時点で本市に住民登録があり、風しん抗体検査の結果、免疫が不十分(風しん抗体価がHI法:16倍以下、またはEIA法:8.0未満)で、かつ次の1~5のいずれかに該当する人。記載の検査法以外の検査結果をお持ちの方は保健センターにお問い合わせください。(助成対象は令和8年4月1日〜令和9年3月31日までの予防接種に限ります)。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者
- 妊婦の配偶者
- 妊娠を希望する女性の同居者
- 妊婦の同居者
※ただし平成26年4月以降にこの助成事業を利用し、風しん等ワクチンの接種を行った人は除きます。 ※妊娠中および妊娠の可能性がある人は、風しんワクチン接種を受けられません。 また、接種後は少なくとも2か月間の避妊が必要です。
助成対象期間 令和8年4月1日~令和9年3月31日
申請受付期間 令和8年4月1日〜令和9年4月10日
助成方法 風しん抗体検査及び予防接種費用を医療機関窓口で一旦全額お支払いいただき、保健センターにて申請後、後日振込にて助成いたします。
詳細は、妊娠を希望される方へ風しん抗体検査及び予防接種費用を一部助成しますをご確認ください。
いのちの教育
富田林市立保健センターでは毎年、富田林市内の市立中学校から依頼を受けて「いのちの教育」を実施しています。
予想外の妊娠をしないために、また困ったときに相談できる場所があることを知ってもらうために、中学生を対象としてデートDVや妊娠・出産についての講義をしています。
関連リンク
・ おおさか性と健康の相談センター caran-coronカランコロン ホームページ
「たいせつなこころとからだのために 〜知っておいてほしいプレコンセプションケアのこと〜<外部リンク>
・大阪府 ホームページ
プレコンセプションについて<外部リンク>
・女性の健康を包括的に支援するため、厚生労働科学研究費補助金により研究班が作成し、情報発信を行っています。
女性の健康推進室ヘルスケアラボ<外部リンク>
・こども家庭庁 ホームページ
はじめよう プレコンセプションケア<外部リンク>
・国立成育医療研究センター ホームページ
プレコンセプションケアセンター<外部リンク>
・厚生労働省 ホームページ
HPVワクチン<外部リンク>







