東奔西走（令和元年12月号）

5月1日、富田林市長に就任させていただいてから、早8か月が経過し、師走を迎えました。
「市民の皆さまとともに、市民が幸せになる、市民本位の市政！」をスローガンに、この間、市民の皆さまのご活動から学び、ご意見をお聞きする広聴活動に重点を置きながら、市政運営に努めてきました。

「地域に飛び出す公務員を応援する首長連合」サミットにも参加し、同じ志を持つ首長の皆さんと、連携していくことを約束してきました。加えて、地元選出の国会議員や大阪府議会議員、更には大阪府職員など、ご縁をいただいた皆さんに、富田林市をご支援くださるよう、取り組んできました。
また、富田林の秋の風物詩であります「子ども議会」、「公民館祭り」、「商工祭」、「農業祭」、「金剛きらめきイルミネーション点灯式」等が、次々に開催され、これらにご参加、ご協力くださった皆さまの「富田林愛」に触れるにつれ、市民の皆さまの幸せのために、粉骨砕身、がんばろうと、改めて自分に言い聞かせています。

それでは、現在進めております主な取り組みを紹介します。

富田林市公民連携デスクを設置しました

現在、公民連携の推進にも力を入れています。市民サービスの向上、地域の活性化、行政コストの低減、地域課題や社会課題の解決を目的に、公民連携デスクを設置し、公と民のそれぞれの強みを活かした仕組みにより、市民、企業・団体、富田林市が三者よしで、幸せになる取り組みを推進しています。また、本市と一緒に地域課題の解決に取り組んでいただける企業・団体からの相談や提案を随時お受けしています。

市立幼稚園・保育所のあり方を考えるタウンミーティングを開催しました

昨年お示しした「市立幼稚園・保育所のあり方基本方針」の素案をゼロベースで見直しています。この間、市立幼稚園10園と市役所でタウンミーティングを開催し、市民の皆さまにご意見を直接お聞きしてきました。今後、頂戴しましたご意見も参考にして、早急に新たな方向性をお示し、改めて皆さまのご意見をお伺いしたいと思っています。
また、「子ども・子育て支援計画」、「教育大綱」の策定にも力を注ぎ、現在作業を進めています。子どもは富田林の宝です。その一心で、「子育てするなら富田林を一層推進」したいと考えています

若者の声を市政に！若者が活躍するまちづくりを目指して

若者の声を踏まえた市政運営の必要性から、「若者条例」の制定を目指して、10月にプロジェクトチームを設置しました。この間、「未来の富田林をあなたと描く市民会議“Ｍｉｒａ－ｔｏｎ”」の開催やトピックに集う青少年委員会との意見交換、更には、来年1月には「市立小学生・中学生アンケート調査」を予定しており、順次取り組みを進めています。

市制施行70周年記念を祝して、「富田林ふるさと応援団」を結成し、富田林の魅力を発信します

来年、市制施行70周年を迎えます。この記念すべき年を「富田林のすばらしさを実感し、再発見できる年にしたい」との思いから、本市ゆかりの著名な方々に、「富田林ふるさと応援団」になっていただこうとご依頼しています。この取り組みで、皆さま方のご活躍をぜひ市民の皆さまに知っていただき、特に、子どもたちの夢を応援したいと思っています。大変うれしいことに、ご協力の輪が広がっており、今後ホームページ等でご紹介していきます。

終わりに、ラグビーワールドカップ日本大会での日本選手の頑張りが、国民に「夢と希望」を与えてくれました。「ＯＮＥ　ＴＥＡＭ（ワンチーム）」、「トライ」、「スクラム」、「つなぐ、つながる」、「パスパスパス」、「ノーサイド」、「仲間をサポート」など、日本チームのプレーや選手の言葉が心に残っています。　
私たちのまちづくりもまた同じように、「ＯＮＥ　ＴＥＡＭ（ワンチーム）」となって、「市民の夢と希望が叶えられる」、「子や孫に誇れる」富田林の創造に、全力で取り組んでまいりますので、引き続き、皆さま方のご支援、ご協力の程、よろしくお願いします。

皆さま方には、今年1年、市政推進にお力添えを賜わり、ありがとうございました。年の瀬を迎え、寒い日が続きますが、何卒ご自愛いただき、良いお年をお迎え下さいますよう、お祈りいたします。