ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

東奔西走(令和3年4月号)

印刷用ページを表示する掲載日:2021年4月2日更新
<外部リンク>

4月1日の辞令交付式において、令和3年度新規採用職員へ訓示を行いましたのでご紹介させていただきます。

新規採用職員への訓示

皆さん、ご就職おめでとうございます。市長の吉村です。

皆さんの元気な顔をこうして見られることを心待ちにしていました。このたび、新規採用職員19名のみなさんが富田林市の一員として新しい仲間となったことを心から歓迎いたします。

ご承知のとおり、今、私たちは新型コロナウイルスの感染拡大により、日々刻々と変わる状況下で、市民の安全を守ることを第一に様々な対策を講じているところです。今まさに私たち地方自治体の踏ん張りどころであり、富田林市一丸となって、この難局に立ち向かっています。

さて、私は現在56歳です。市長に就任する前は、26歳から本市の市議会議員を3期12年、そして、大阪府議会議員を4期16年させていただき、市長に就任して3年目に入ります。

私は、決して裕福とは言えない、どちらかと言えば貧しい八百屋の息子として、この富田林に生まれ、働きづめの両親の背中を見ながら、また今から思えば、近所の人たちには、本当に温かく見守られながら、この富田林で育ちました。

本日、ここにおられる皆さんは、「市民のお役に立ちたい」「地域をよくしたい」といった志とやる気を持って、富田林の職員になったはずです。皆さんは、全体の奉仕者である公務員です。皆さんが公務員として果たすべきことは、日本国憲法、地方自治法をはじめとする、法令の本旨である「市民の幸せの実現」「住民福祉の増進」「基本的人権と民主主義の擁護、公共の利益の実現」です。

またそのためには公務員として、そして人間として、私たちのひたむきな姿勢、努力、誠実さ、真剣さが必要です。なぜなら、それが無ければ、納税者、タックスペイヤーである市民の信頼を得ることは出来ず、市民との真の協働が成り立たないからです。

「親切ていねいな富田林市役所」、「市民を決して途方にくれさせない富田林市役所」、市民の駆け込み寺、市民を守る最後の砦として、頑張れる富田林市役所職員になってください。

私が今、座右の銘として、また自らの戒めとしている言葉は、他思力(たしりょく)、他喜力(たきりょく)です。私なりの解釈も入っているのですが、他思力とは、他者をしっかりと思う力。他喜力とは、他者の喜びを自らの喜びとする力、といえると思います。

皆さんには、どうか困って窓口に来られた市民や、担当課につながれてきた相談を、自分の家族や子ども、親のことと思って、対応してください。「お困りごとは何でしょうか。ご不便はございませんか。またいつでもお越しください。」など、笑顔で声かけをしてください。皆さんの業務が市民の皆様にどのようにつながり、役に立っているのかに、思いをはせてください。

この考え方、行動は、市民の皆様に対する私の公約であり、まちづくりのスローガンは、「市民とともにつくる、市民が幸せになる、市民本位の市政」です。その実現に向けて、熱意と誠意をもって市政運営に努めているところです。
今日から皆さんも「チーム富田林」の一員として、一生懸命努力していただきたいと思います。

皆さんの前に道はありません。皆さんの後ろに道はできるのです。そして、意志あるところに、道は開けるのです。皆さんは、住民の福祉の増進向上、市民の幸せを応援するという、大きな価値のある仕事を担うことになりました。

「まちは、市民と行政の協働による創造物です。」市民の皆様と一緒に新たな富田林を創造していきましょう。
新人職員の皆さんのご活躍を心より期待し、私の訓示といたします。

新規採用職員への訓示の様子

 

 

みなさんの声を聞かせてください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?

※個人に関する情報は記入しないでください。尚、お答えが必要な意見等はこちらではお受けできません。直接担当課へお願いします。
※いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとする為に参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。

おすすめコンテンツ