市民の皆さま、事業者の皆さまには、これまで新型コロナウイルス感染症拡大の防止に向けた取り組みにご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
昨日、大阪府は、新型コロナウイルス新規感染者数拡大とともに、重症者向け病床使用率が70%に近づいている状況にあり、医療体制が逼迫していることから「医療非常事態宣言」を発出し、府独自基準「大阪モデル」の非常事態を示す「赤信号」を初めて点灯させました。
富田林市におきましても、新型コロナウイルス感染者数が急増し、11月の1か月間に62人の方が感染し、累計129人となっています。
そのような中、本日第25回新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、市民の皆さまには、『できる限り、不要不急の外出を自粛すること』をお願いするとともに、合わせて高齢者の利用の多い施設の利用を一部制限することとしました。
このまま、感染者が増え続けると、医療体制が崩壊する恐れがあります。救える命も救えない状況になります。今がまさに瀬戸際です。市民の皆さまには、改めて「マスクの着用」「3密(密閉・密集・密接)の回避」「手洗い・消毒」などの感染症対策の徹底をお願いいたします。
このほか、感染リスクが高まる「5つの場面」として、
には、特にご注意していただきますよう、よろしくお願いいたします。
市民の皆さまには、新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染しうることや、誰もが気づかないうちに感染させてしまう場合があることをご理解いただくとともに、SNSなどでの誹謗・中傷などをしないよう、正しい情報に基づき、冷静な行動をお願いいたします。
師走にはいり、寒さが増す中、新型コロナウイルス感染症とは症状が区別しにくいインフルエンザの流行にも注意が必要となってきています。少しでも体調に不安や異変を感じたら、まずはかかりつけ医にご相談ください。
すべての市民の皆さまの命と健康を守るために、ご協力をお願いいたします
心をひとつにして、一緒にコロナを乗り越えましょう!
令和2年12月4日
富田林市長 𠮷村善美