令和4年　新年のご挨拶

市民の皆さまへ

令和4年、2022年の新しい年がスタートしました。

本年4月には、私は市長として任期の最終年度を迎えます。
本年も私は、選挙時に市民の皆様にお約束した「市民とともにつくる。市民が幸せになる。市民本位の市政」の実現にむけて、全力で取り組んでまいります。皆様の変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

長引くコロナ禍の中において、「市民の皆様の命と健康を守ることを第一」に、また、抱えておられる様々な不安を受け止め、市民生活を支えるため、本年も全力をつくしたいと思います。

また現在、第3回目のワクチン接種の準備を鋭意進めておりますが、オミクロン株の市中感染が確認され、感染拡大が予想される中、引き続き、危機感を持って、感染症対策を徹底してまいります。
そして、ポストコロナを見据えた、新たな日常生活を送っていくため、いわば「復興支援」が続いていきます。すでに実施されている各種支援策に加えて、本年はコロナを乗り越え市民の皆様が再び笑顔を取り戻し、停滞している地域活動の活性化と落ち込んだ地域経済の回復に取り組んでいくため、新たに実施する事業を、市役所一丸となって進めてまいります。
また、当然ながら、「コロナ禍」のもとでも、各種行政サービスや施策をストップすることや市民サービスの低下をもたらすことはできません。市役所として、創意工夫とたゆまぬ改革を継続しながら、立ち止まることなく、本市の理想の未来予想図を描いていかなければなりません。

「まちは、市民と行政の協働による創造物」です。市民と行政が、ともに汗をかき、絆で繋がり合いながら、理想的なまちを新たに創造していくこと。それが、まちづくりであり、新たな『とんだばやしブランド』だと思います。
道は決して平坦ではなく、特に、コロナ禍の中で、厳しい状況も予想されますが、市民の皆様と一緒に歩むことができれば、とんだばやしは絶対に良いまちになると信じています。

市民の皆様を誰一人取り残さない、一人ひとりが幸せを感じ、笑顔があふれる、自然・歴史・文化に彩られた「麗しの富田林」を創っていくため、そして、「富田林に生まれて良かった、暮らして良かった、長生きして良かったと幸せを実感できる富田林」の実現に向けて、私も市長として、皆さんと一緒に、全身全霊を傾注して、走りぬく覚悟です。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。         

令和4年1月1日

富田林市長　𠮷村　善美