皆様、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
令和5年、2023年の新しい年がスタートしました。
本年も、「市民とともにつくる。市民が幸せになる。市民本位の市政」の実現に、全力を尽くしてまいります。
私は令和元年、市長に就任させていただき、この4年間、長引くコロナ禍で、どうすれば富田林がいいまちになるのか。どうすれば市民みんなが幸せに暮らせるのか。常にそのことを考え走り続けてきました。
そして、様々な取組みを進める中で、花開き実をつけた施策もありますが、まだまだ芽を出したばかりのもの、道半ばのものもあります。
ここで立ち止まることなく、更に前に進めていかなければなりません。
私は、常々「まちは市民と行政の協働による創造物である」と考えています。
私たちのまち・富田林には、
古の時代から続く「農のこころ」を継承する方々。
まちの賑わいと活気を生む地域商工業・サービス業、私たちの生活を支えるエッセンシャルワーカーの方々。
さらに大都市・大阪の発展を支える勤労者の方々。
高度経済成長の時代を支えてこられた高齢者の方々。
地域住民の安全と生活を守る町会・自治会、住民、ボランティアの方々。
女性や若者、そして私たちの未来である子ども達。
多様性に満ちた未来を創造する文化芸術教育団体や外国人市民の方々。
人生におけるさまざまな障壁や困難を乗り越えてこられた障がい者をはじめ多くの市民の方々。
そして、市政をともに支えていただいている議員や職員の皆さん。
これらのすべてが、私たちのまち・富田林の価値であり可能性であると思います。
私は、これらの価値と可能性をとんだばやしのまちづくりの「ど真ん中」に置いて、富田林だから実現できる豊かな未来を創造していきたいと思います。
今後さらに、人と人との絆を深め合い、誰もが「富田林に生まれて良かった。暮らして良かった。長生きして良かった」と思えるまち・富田林の実現に向け、引き続き、先頭に立って、一層力強く市政を推進してまいりますので、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和5年1月1日
富田林市長 𠮷村善美