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一つ、ひとつ、未来へ。(令和5年10月号(2))

印刷用ページを表示する掲載日:2023年10月2日更新
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10月2日の辞令交付式において、令和5年10月新規採用職員へ訓示を行いましたのでご紹介させていただきます。

新規採用職員への訓示

みなさん、ご就職おめでとうございます。
みなさんの元気な顔をこうして見られることを心待ちにしていました。
このたび、新規採用職員8名のみなさんが富田林市の一員として新しい仲間となったことを心から歓迎いたします。

さて、私自身、本年5月より2期目の市政運営を担わせていただいてから5ケ月が経ちました。
市政を運営していくにあたっての基本的な考え方としましては、富田林市がもっている価値と可能性をまちづくりの中心におき、市民と行政の協働により、富田林市の豊かな未来を力強く創造していきたいと考えています。
このような中、国では、この4月に「子ども家庭庁」が新たに設置され、大人主流の社会から子ども中心の社会へ、つまり「こどもまんなか」をスローガンに施策が展開されようとしています。
本市では、その趣旨に賛同し、「こども政策推進プロジェクトチーム」を設置するとともに、「こどもまんなか応援サポーター」への就任を宣言いたしました。今後は、「すべてのこどもをみんなで応援するまちづくり」を目指し、富田林版「こどもまんなか」社会実現に向けた取組を職員一丸となって進めています。

本日、ここにおられる皆さんは、「市民のお役に立ちたい」「富田林市をよりよい地域にしていきたい」といった志とやる気を持って、富田林の職員になられたと思います。
皆さんは、今日から、全体の奉仕者である公務員です。皆さんが公務員として果たすべきことは、日本国憲法、地方自治法をはじめとする、法令の本旨である「市民の幸せの実現」「住民福祉の増進」「基本的人権と民主主義の擁護、公共の利益の実現」です。
またそのためには公務員としての、そして人間としての、私たちのひたむきな姿勢、努力、誠実さ、真剣さが必要です。なぜなら、それが無ければ、納税者、タックスペイヤーである市民の信頼を得ることは出来ず、市民との真の協働が成り立たないからです。
「親切ていねいな富田林市役所」、「市民を決して途方にくれさせない富田林市役所」、「市民の駆け込み寺、市民を守る最後の砦」としての市役所を実現できる富田林市役所職員になってください。

私がこれまで、座右の銘として、また自らの戒めとしている言葉は、他思力(たしりょく)、他喜力(たきりょく)です。
他思力とは、他者をしっかりと思う力。他喜力とは、他者の喜びを自らの喜びとする力、といえると思います。
皆さんには、どうか困って窓口に来られた市民や、担当課につながれてきた相談を、自分の家族や子ども、親のことと思って、対応してください。「お困りごとは何でしょうか。ご不便はございませんか。またいつでもお越しください。」など、笑顔で声かけをしてください。皆さんの業務が市民の皆様にどのようにつながり、役に立っているのかに、思いをはせてください。以上は、市民の皆様に対する私の公約です。
今後さらに、人と人との絆を深め合い、誰もが「富田林に生まれて良かった。暮らして良かった。長生きして良かった。」と思えるまち・富田林の実現に向け、今日から皆さんも私たちとともに、「チーム富田林」の一員として、一生懸命努力していただきたいと思います。
皆さんの前に道はありません。皆さんの後ろに道はできるのです。そして、意志あるところに、道は開けるのです。
皆さんは、住民の福祉の増進向上、市民の幸せを、我が事として業務にあたるという、大きな価値のある仕事を担うことになりました。
「まちは、市民と行政の協働による創造物です。」市民の皆様と一緒に新たな富田林を創造していきましょう。
新人職員の皆さんのご活躍を心より期待し、私の訓示といたします。

富田林市長 吉村善美

みなさんの声を聞かせてください

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