皆様ご承知のとおり、現在全国的に新型コロナウイルス感染症拡大の第3波の中にあります。今回の感染拡大は、これまでとは違い、特定の場所や状況だけでなく、会食の場や家庭内を含めて日常生活の多くの場面において感染が広がっていることが特徴です。
先の専門家会議では、大阪府は感染が拡大している状況とし、警戒レベルをイエローステージ2に引き上げました。本市においても、日々、新たな感染者の報告があり、市では、新型コロナウイルス感染症対策本部を中心に、引き続き、全庁が一丸となって、市民の皆様の安全・安心な生活を守るため、感染症拡大防止に取り組んでまいります。また、市民の皆様に「新型コロナウイルス感染症をみんなで乗り越える富田林市人権尊重メッセージ」を発信させていただいておりますが、感染者やそのご家族の皆さまの人権を守り、誰一人取り残されることなく、みんなで支え合いながら、この難局を乗り越えていきたいと、強く願うところであります。
市民の皆様にはあらためて、
と呼びかけています。
ご承知のとおり、新型コロナウイルスは無症状の場合もあり、知らず知らずのうちに感染が広がっている場合があります。市民の皆様におかれましては、ぜひとも、互いに「感染しない、感染させない」という認識を持ち、行動してくださいますようお願いいたします。大阪での医療崩壊を決して起こさせることなく、みんなが安心して年末年始を迎えられるように、心をあわせて頑張ってまいりましょう。
11月22日、令和2年度市表彰受賞者の皆様に表彰状を授与させていただきました。地方自治の振興をはじめ、教育文化、公安防災、産業振興、福祉衛生の各分野において熱き想いを持ち、たゆまぬご努力を重ねてこられた受賞者の皆様に心より感謝申し上げます。また、「市制施行70周年記念式典」については新型コロナウイルス感染症の感染拡大により中止とし、「ウェブ式典」といたしました。あわせて市制施行70周年記念感謝状を、多年にわたり市政にご貢献いただいた22名の皆様と495団体の皆様に贈呈いたしました。
新型コロナウイルスにより私たちの生活様式は一変し、ウィズコロナ、アフターコロナといわれる時代をふまえた新たなまちづくりが求められています。まちは、市民と行政の協働による創造物です。10年後、20年後、50年後、100年後の富田林市が一層輝きを増すまちとなっているよう市政を推進してまいりますので、市民の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
11月30日(月曜日)より連続テレビ小説『おちょやん』が始まりました。このドラマのヒロインモデルは、本市出身の浪花千栄子さん(本名:南口(なんこう)キクノさん)です。明治40年11月に南河内郡大伴村大字板持(現在の本市東板持町)で出生され、8歳で大阪市内に女中奉公に出るまでを富田林市で過ごされました。
ドラマ「おちょやん」は明治の末、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロイン・竹井千代の物語です。演じるのは、女優の杉咲花さんです。道頓堀の芝居茶屋で華やかな芝居の世界を目の当たりにして、女優を志して芝居の世界へと飛び込む「おちょやん」の活躍、本当に楽しみです。
市のウェブサイトの「市制施行70周年記念特設ページ」内に、浪花千栄子さんをご紹介するページを開設いたしました。ぜひご覧ください。
(市役所1階に展示)